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『帰宅不可症候群』の感想
投稿者:
ナガス
[2008年 01月 17日 (木) 21時 06分] 18歳~22歳 男性
▼一言
どうもこんばんわ。深夜じゃないですまだ夜中です。ナガスです。
この小説、ビックリしました。マジビックリしました。
これぞ!これぞ剣介先生の底力!という印象を受けます。
他作者様の他作品は小説〜のサイトで多数読んでいるのですが、自分が感想を書くとしたらどうにも評価を下げてしまうようなものばかりで今まであまり評価していませんでした。が、この作品は違いますね。ものすごく惹きつけるものがあります。
文章に関して言うと、前回感想を書かせていただいた「〜二人の翔太」よりも読みやすく、まったく突っかかる事も無くスラスラと読み進められました。情景描写もしっかりと頭の中で表現でき、冬なのにこちらまで暑くなってくる印象です。
離婚届の内容とか事細かに書かれていましたが、もしや区役所に行ってまで見てきたのですかね?だとしたら、作者の鏡です。尊敬します。
しかしこの作品のすばらしい所は設定とストーリー。日常を題材に取り上げている事でグッとお話の中に引き込まれていきます。
登場人物も現存しているような、ごくごく一般的な人間。これが良くあるようで、あまり無い設定なのですよね。そしてこういった設定が自分のようなリアル思考の小説を好む人間にはとてもたまらない設定です。
ストーリーなのですが、水樹様がおっしゃっているように、まるで世にも奇妙な〜…のお話のような印象です。
自分は個人的にですが、あのドラマが大好きです。いつもああいった作品を探しています。
日常から少しだけ常軌を逸したお話と申しましょうか。。そういったものが大好きです。何故かというとやはり「リアリティがあるから」と「感情移入しやすいから」ですね。
このお話は、本当にそういった事が自分に起きても不思議じゃないんじゃないか…?という気にさせられます。(というか、自分と木下ってかなり似ています。自分の頭も昭和で時代が止まっています。ストレスでおかしくなったりしないかたまに心配になります)
圧倒的文才と構成力。少し分けてください。
ですがそう言った意味だけでの★5つでは無く、この作品は、なんて言いましょうか、インスピレーションを感じます。
考えに考えた作品というものはそれはそれで面白いのですが、この作品には「ピンときた」という直感めいたものを感じます。そして自分はそういった作品のほうが好きだったりします。
閃きで書きました?違いますかね?違ったらなんだか恥ずかしいな…
全てにおいて完璧だと思うのですが、ただひとつ。
やっぱり、もうちょっと読んでみたいなぁ…と「〜二人の翔太」に続いて思ってしまいました。すみません。
長文、失礼しました。また次作読みにきます。
文章評価: ★★★★★
作品評価: ★★★★★
信頼度:S5
出版:買う
天崎 剣
[2008年 01月 17日 (木) 23時 11分 44秒]
ナガスさん、こんばんは!
なんだかびっくりさせてしまったようで恐縮ですw
この小説は、ホラーだけど、ホラーじゃない、ちょっと難しい書き方になってます。
本当の題材は、絶対にわからないように、ホラーに見せてるんですよ。(難しいですね;)
文章は、翔太の小説より時間をかけて練ったので、大分読みやすかったのではないでしょうか。木下の心境になるために、夏場、汗をだらだらと流しながら、エアコンのない場所で書き綴った甲斐がありました。
離婚届は……ですね、ネットで検索いたしました。婚姻届は見たことがあるので、その逆ですからね。判子の欄とか、立会人とか、普通は書かないだろうという細かいところを書くことで、リアリティを出したところです。
(自分では、絶対に手に持ちたくない品ですけどね)
私の小説の主人公は、(現代ものに限りますが)なるべく、普通の人を起用しています。
突拍子もないような才能や、キャラの立っている人が出てくる話は、SFやファンタジーにお任せして(笑)、隣に住んでいそうな人を描くことにこだわっています。
どこの会社にでもいる、仕事一筋で家庭を顧みない役職者。そういう人が、いきなり自分だけ、変な空間に閉じ込められたかのように錯覚する。でも、周りの人からは、何も起こっていないように見える。
会社人間を皮肉っているようで、実はもっと奥に色々テーマが眠っていたりします。まあ、社会人なら大体、チクリときそうな……。
この話は、ある読者の方から、「設定として少しおかしなところがある」と、否定的意見を賜ったことのあるものです。その方は、中小企業でのサービス残業の現状を知らない(体験し得ない)方だったので、きっと、この話が奇妙に思えたのでしょう。しかし、毎日遅くまで必死に働いているサラリーマンがものすごく多いんですよね。
自分の上司、同僚や家族などから、少しずつネタを拝借し、練り上げ、作り上げました。
ですから、人物像もかなり鮮明になりましたし、臨場感もあったのではないかな、と思います。
>閃きで書きました?
ええと、半分閃きです。
ネタが漠然とあって、そこに、色々調べたことをプラスして、一番自分が書きたい形を探して、書き上げました。(まわりくどいですがそんな感じです)
だけれども、閃きだけでは、面白いものはかけませんので。どうすれば一番面白いのか、探りながら毎回書いています。
「世にも奇妙な〜」は、いつも意識してますね。
私も、あのドラマがとても好きなので、ホラーやSFは、あのノリで書いています。
読了までの約30分、あの雰囲気に浸っていただけだでしょうか。
もうちょっと読みたいとおっしゃっていただけて嬉しいですが、その後のオチを書いてしまうと、白けてしまうので、あそこでおしまいです^^
投稿者:
水樹ゆう
[2007年 09月 13日 (木) 15時 56分] ---- ----
▼一言
こんにちは。^^
遅ればせながら、作品を読ませて頂きました。
(あれ? 天本さんだ。笑)
世にも奇妙な〜辺りでドラマ化して欲しいような、とても不思議な物語でした。
ドッペルゲンガーか、はたまた異次元トリップか、メビウスリングかと、色々想像を膨らませながら楽しませて頂きました。(笑)
ラストの主人公氏、ちょっと可哀相でしたね。(涙)
不思議なSF系ホラー、面白かったです。
執筆、お疲れさまでした。
天崎 剣
[2007年 09月 13日 (木) 19時 44分 11秒]
お久しぶりです!
最近こっち(なろう)にお邪魔してます(^-^)/
いつもドラマの一場面を意識して書いてますので、そう感じていただき、感激です!
木下可哀想なんですが、救われるとホラーにならないのですW
本当なら、奥さん子供と幸せになって欲しいところですけどね。
ご感想ありがとうございました!
投稿者:
町長
[2007年 08月 24日 (金) 14時 20分] ---- ----
▼一言
どうも〜、依頼されましたヒュンケルです〜
うんうん、ホラーが好きなのでこの作品に選びました〜
ってリアルに怖い話でマジ感動しました!!(何で?
いや〜まさに本当にあった怖い話ならぬ、世にも奇妙な物語ですな! 何かあの番組でやってもまったく違和感ないくらいの完成度。
では評価に入ります、まずは文章の書き方。
ヤベーよヤベーよ!(何が?w
めっちゃリアルに鮮明に木下の恐怖心が伝わってくるほどの巧さ、もう言う事なしです。
次にストーリーです。
こいつは我輩のまさに好きなタイプですね。
明確な答えのない終わり方、物語が終わるまでに読者に与えられたヒント、
何で木下は会社から出れないのか? 周りがおかしいのか?
それとも木下がおかしいのか? はたまた全てがおかしいのか?
木下は精神がおかしいのか? または本当にもう一人の木下がいるのか?
などなど、そんな推理てきな錯覚に襲われると同時に異様なリアルな怖さを感じられます。
うむうむ、やはりホラーといってもお化けとかでなく、
こういった不思議な現象系も怖いですな。
それでは、長々と語りましたが、これからも小説執筆頑張ってください。
文章評価: ★★★★★
作品評価: ★★★★☆
信頼度:S5
出版:買わない
天崎 剣
[2007年 08月 24日 (金) 14時 40分 18秒]
早!
依頼してから感想までスピーディーでびっくりしました。
普通にありえるような話のほうが、怖いかな、と思って、書いてみて正解でした。
お化けや幽霊が怖いので、どうせなら人間臭いホラーにしてみようと……。
心理面はかなり推敲入れてたので、怖いとおっしゃっていただいて感激です!
勿体無いような高評価まで……!
感謝感激雨あられ、です。
投稿者:
森カラ
[2007年 08月 22日 (水) 20時 02分] ---- ----
▼一言
作品中に夏特有の湿気の入り混じった熱気のようなものが溢れていて、読み進めていくうちに肌がじっとりと汗ばんでいく気さえしました。
ですが、それは現実を生きていくうえでいくつもの顔を持っている自分の中のもう1人の自分のようなものが緊張して汗を掻いたのかも知れない、と思うと、ゾクゾクとした悪寒に包まれました。
純粋に考えれば、主人公はただ「理想」を求めただけのことだったのに、完璧に求めすぎたせいで全てを失ったのか、と思うとやるせない気持ちになります。
もしかしたら自分も主人公に似通っている部分があるのではないか、と思うと明日からエレベーターに乗るのが怖くなります。
奇妙なお話をありがとうございました。とっても楽しませて貰いました!
天崎 剣
[2007年 08月 22日 (水) 21時 23分 58秒]
暑苦しい中、エアコンも扇風機もない場所で汗だくになりながら執筆した甲斐があります!
人間の心の内側に潜む、もうひとりの自分は、誰にでもあると思うのです。それがどういう形で現れるのかは十人十色。きっかけは些細でも、当人にとってどれほどの衝撃だったかで、差が出てくるんじゃないかなぁ……。
社会人にとって、有り得ない話にしましたので、その点感じとって頂いただけでも幸いです。
投稿者: ぐろわ妹 [2007年 08月 21日 (火) 15時 26分] ---- ----
▼一言
初めまして、拝読させて頂きました。
仕事と家庭を完全に剥離して生きる事に対して、一石を投じる素晴らしい作品でした。
家に帰れないという事が、主人公を追い詰めてゆく技法は実に新鮮で、仕事側の意識で展開されてゆく感覚が実に日本人らしいと思いました。
理想の夫像というのが、戦後著しく変化した事を実感させられます。
大人の夏ホラーへの参加、お疲れ様でした。
天崎 剣
[2007年 08月 21日 (火) 16時 21分 26秒]
ご感想ありがとうございます!
仕事場に必ずと言っていいほどいる、昔かたぎの仕事人間をその目線から描いてみました。ホラーと言うジャンルにはそぐわない展開だったかも知れませんが、色々感じていただいただけでも大変嬉しく思います。
投稿者: W7988A [2007年 08月 19日 (日) 07時 46分] ---- ----
▼一言
世にも奇妙な話という感想を持ちました。
真面目すぎるがゆえにエレベーターに乗ると、翌朝になってしまう。一生、会社から逃れられない無間地獄かと。
自殺する段になって、やっと家に帰れたのですね。
救いのない話で少し悲しくなりました。
主人公のものの考え方にもう少し柔軟性があったならこの最悪の結末は逃れられたのかなと考えました。
天崎 剣
[2007年 08月 19日 (日) 08時 40分 48秒]
堅苦しい性格が招いた悲劇、ですね。
柔軟性のない人間の思考を描きたかったので、このような結末になりました。
ご感想ありがとうございました!
投稿者: ゆう [2007年 08月 18日 (土) 17時 45分] ---- ----
▼一言
とてもハラハラして面白かったです!ちょっと悲しい話ですね・゜・(Pд`q)・゜゜
文章評価: ★★★★★
作品評価: ★★★★☆
信頼度:S5
出版:買う
天崎 剣
[2007年 08月 18日 (土) 19時 02分 07秒]
かなり悲しいお話になってしまいましたね……。
ご感想、高評価いただきありがとうございます!
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この小説、ビックリしました。マジビックリしました。
これぞ!これぞ剣介先生の底力!という印象を受けます。
他作者様の他作品は小説〜のサイトで多数読んでいるのですが、自分が感想を書くとしたらどうにも評価を下げてしまうようなものばかりで今まであまり評価していませんでした。が、この作品は違いますね。ものすごく惹きつけるものがあります。
文章に関して言うと、前回感想を書かせていただいた「〜二人の翔太」よりも読みやすく、まったく突っかかる事も無くスラスラと読み進められました。情景描写もしっかりと頭の中で表現でき、冬なのにこちらまで暑くなってくる印象です。
離婚届の内容とか事細かに書かれていましたが、もしや区役所に行ってまで見てきたのですかね?だとしたら、作者の鏡です。尊敬します。
しかしこの作品のすばらしい所は設定とストーリー。日常を題材に取り上げている事でグッとお話の中に引き込まれていきます。
登場人物も現存しているような、ごくごく一般的な人間。これが良くあるようで、あまり無い設定なのですよね。そしてこういった設定が自分のようなリアル思考の小説を好む人間にはとてもたまらない設定です。
ストーリーなのですが、水樹様がおっしゃっているように、まるで世にも奇妙な〜…のお話のような印象です。
自分は個人的にですが、あのドラマが大好きです。いつもああいった作品を探しています。
日常から少しだけ常軌を逸したお話と申しましょうか。。そういったものが大好きです。何故かというとやはり「リアリティがあるから」と「感情移入しやすいから」ですね。
このお話は、本当にそういった事が自分に起きても不思議じゃないんじゃないか…?という気にさせられます。(というか、自分と木下ってかなり似ています。自分の頭も昭和で時代が止まっています。ストレスでおかしくなったりしないかたまに心配になります)
圧倒的文才と構成力。少し分けてください。
ですがそう言った意味だけでの★5つでは無く、この作品は、なんて言いましょうか、インスピレーションを感じます。
考えに考えた作品というものはそれはそれで面白いのですが、この作品には「ピンときた」という直感めいたものを感じます。そして自分はそういった作品のほうが好きだったりします。
閃きで書きました?違いますかね?違ったらなんだか恥ずかしいな…
全てにおいて完璧だと思うのですが、ただひとつ。
やっぱり、もうちょっと読んでみたいなぁ…と「〜二人の翔太」に続いて思ってしまいました。すみません。
長文、失礼しました。また次作読みにきます。