おちこぼれエルフは、名探偵をさがしてる〜人魚の都殺人事件

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投稿者:  [2014年 06月 30日 23時 08分] ---- ----
良い点
最後まで読ませていただきました。

キャラクターが非常に魅力的な作品で、物語の終盤になるにつれてどんどんおもしろくなっていくタイプの話だなあと思います。
推理ものというよりファンタジーの要素が強いので、普段読まない方にも楽しめる内容だと思います。
各キャラが個性的で、何よりトトが可愛いですね。好みですw
安定した文章力をお持ちの方なので、安心して読み進めることが出来ました。架空の世界の描写なのに、すごく分かりやすかったです。
キリヤのアルマへの微妙な心情などうまく描かれており、敵役ではありますが、アルマが非常に魅力的に感じました。
1話1話読み応えがあり、よくこんなにかけるなと関心しました。
読後感もよく、最後の風景は目に浮かぶようでした。
気になる点
やはり、若干読者に対してアンフェアな点だと思います。
いくら何でもありの世界でも2人づついるというのは、推理ものというよりかなりファンタジーかなあと。
人が増えていくという着眼点は非常におもしろいと思うのですが、活かしきれていない点が勿体ないと思いました。
一言
このミス応募ありがとうございました。
楽しく拝読させていただきました。
普段、ファンタジーはそんなに読まないのでとても新鮮でした。

水の都の描写など非常にうまく、私も見習わなくてはいけない点が多々ありました。

これからも執筆活動頑張ってください。
稲葉孝太郎    [2014年 07月 02日 00時 38分]
ご感想、ありがとうございます^^

>キャラクターが非常に魅力的な作品で、物語の終盤になるにつれてどんどんおもしろくなっていくタイプの話だなあと思います。

そう言っていただけると、大変光栄です。
後半が面白くなるのは、やはり私が欧米の文学好きだからだと思います。
序盤はゆったりとしたものが好きなので。

>キリヤのアルマへの微妙な心情などうまく描かれており、敵役ではありますが、アルマが非常に魅力的に感じました。

犯人が魅力的なところは、力を入れて書いてみました。
伝わったようで幸いです。

>やはり、若干読者に対してアンフェアな点だと思います。

仰る通りで、筆者もフェア・アンフェアの境界線だと考えています^^;
通常の推理小説における「一人二役や替え玉は実際には無理だ」というアンフェアさと、
似たようなところがあると思います。
個人的な主眼は、作中で明示した「異世界ならば、現実世界では起こらないことも起こる」、
というトリックが使えるという点ですね。
各所の記述から、オオカモメの正体が割れれば、そこからどう推理するか、
という突破口を狙っています。
全体的に言えばファンタジーなのは、仰る通りです。

>これからも執筆活動頑張ってください。

こちらこそ、長沢直樹さんの今後のご活躍、期待しております。
ありがとうございました。
投稿者:  [2014年 06月 27日 07時 15分] ---- ----
良い点
第9話まで読ませていただきました。
ファンタジーを読んでいるような気分で読み進めることが出来ました。新しいミステリーといった感じでしょうか。ブレイブストーリーを読んでいるような気分で読み進めることができました。
気になる点
何故、イザムが主人公ということが分かったのかが(小説の世界に入った後で)分かりませんでした。
強いて言うなら、個性的なようでありきたりというかどこかで見たことある話のつぎはぎのような印象があります。
一言
いろいろ書きましたが面白かったです。
このミスに関してはかなり厳しく採点しているので辛口になってしまったことをお許しください。
このミスに応募してくださりありがとうございました。
稲葉孝太郎    [2014年 06月 27日 19時 34分]
長沢直樹さん、ご感想ありがとうございます^^

楽しんでいただけているようで、大変光栄です。


>新しいミステリーといった感じでしょうか。

個人的に、新しいミステリ、というわけではないと思います。
ファンタジー+推理は、そこそこ商業作品がありますし、
私自身、これが斬新という考えは、もっておりません。
「異世界で推理」自体は中原涼『アリスシリーズ』からヒントを得ているところがあります。
あるいはNHKアニメの『十二戦支 爆烈エトレンジャー』ですね。
どちらも「異世界に飛ばされる(広義の)ミステリ」だと考えています。


>何故、イザムが主人公ということが分かったのかが(小説の世界に入った後で)分かりませんでした。

これはハンナがイザムのことを知っていたからです。
そこからの推論になっています。
もちろん、根拠自体は弱いのですが、トトに説明させるのもどうかな、と思いましたので。
分かり難いかったらすみません。


>強いて言うなら、個性的なようでありきたりというかどこかで見たことある話のつぎはぎのような印象があります。

これは仰る通りで、そもそもこの作品は、パッチワークだったりします。
そういう方針で書く、というのが、個人的な創作論のモットーとしてあります。
各話タイトルもすべて既存小説のパロディなのは、このためです。
現代美術や現代文学の流れとは、逆行しているのですが、私は古典趣味なので^^;


>このミスに関してはかなり厳しく採点しているので辛口になってしまったことをお許しください。

いえいえ、全く構いません^^
こちらこそ、発表の機会を用意してくださって、感謝しております。
投稿者: 伊勢めじろ  [2013年 03月 28日 16時 53分] ---- 男性
一言
 こんにちは、伊勢めじろです。今日は時間があったので稲葉さんの『水の女』を5話目あたりまで読んでいたのを一気に最後まで読んでしまいました。

 水の都をイメージした物語の舞台が、水に入れないというコンセプトを活かし、いい感じで世界に没入させてくれました。変わった世界に行く、というのは、私が『千と千尋』が好きなのもあってやっぱり好きですね。

 ただ、美少女ゲームの世界に入り込んだというのをもう少し活かせられればな、とか、シリーズものとはいえ最後が少し尻切れトンボになって終わってしまったかな、とか思える部分もありました。登場人物が後でどうなったか、フォローが欲しかったです(特に私のお気に入りになったトトとか)。
 初めの辺りも主人公が『ベネディクス』が出てくるゲームをやっていた、という描写が1話辺りにあれば主人公がとまどわないのもすんなり分かったように思います。
 ちはるがやってきた理由も詳しく書かれていなかったような。
 他に、アルマのことを無関心だ、と見損なった主人公がアルマを見直し、同情して、必死に人魚の化石を探そうとする心情の転換ももう少し詳しく書いてくれると良かったかな、と思います。
 的外れな指摘だったら本当にすみません(>_<)

 しかし、トリックやオオカモメの正体、人魚の化石の正体を知った時は本当に驚きましたし、何よりそもそも『誰も死んでいないのに、何故?』という謎がぐいぐい私を引き込みました。
 トトも可愛かったですし、他のキャラクターたちもしっかりいい味出していたと思います。アクションの部分もワクワクしましたし、ちはるたちを救いだす所とかは冒険してる、という感があって良かったですっ。
 次の作品『懸賞シール』はより洗練された稲葉さんを見られたので、『キーテジ号』を読むのが楽しみです。

 色々失礼しました。次は『キーテジ号』を読んでみますっ。それでは(T_T)/~~~
 
稲葉孝太郎    [2013年 03月 28日 19時 28分]
伊勢めじろさん、こんにちは^^
まさかこの作品に感想がいただけるとは、ということで嬉しいながらも恐縮しております^^;

>水の都をイメージした物語の舞台が、水に入れないというコンセプトを活かし、いい感じで世界に没入させてくれました。変わった世界に行く、というのは、私が『千と千尋』が好きなのもあってやっぱり好きですね。

コンセプトとして〈異世界ミステリー〉というものを導入してみました。異世界で超常現象を使った犯罪やトリックができないかなあ、と思って書いた作品です。小説家になろうでも、〈異世界ミステリー〉という言葉こそ使ってませんが、同じようなコンセプトで書いてらっしゃる作家の方はちらほらお見受けしますね。

>ただ、美少女ゲームの世界に入り込んだというのをもう少し活かせられればな、とか、シリーズものとはいえ最後が少し尻切れトンボになって終わってしまったかな、とか思える部分もありました。

おっしゃる通りです^^; 実は、美少女ゲームという前提でやるか、もっと別の作品(例えば純文学とかあるいは普通の恋愛小説とか)にするかは、かなり迷いました。最終的に美少女ゲームという舞台を選択した理由は、大まかに言いますと、

1、無個性な主人公がほぼ必ず1人決まっている。→アドバイザー=主人公という設定にしやすい。
2、周囲の人間の好感度が主人公に対して高い状態から始まる。→捜査へ入り易い。
3、ストーリーの多くが分岐になっている。→フラグという概念の操作がやり易い。

と、だいたいこんな感じになってます。例えば『ハリー・ポッター』の世界に霧矢が飛び込んでも、その世界の個性的な主人公は別にいますし、周りからは「あんた誰?」状態で取り合ってもらえなくなると思います。
ただ、確かに、もうちょっと美少女ゲームらしさを出した方が良かったかもしれないですね。
今後の参考にさせていただきます。

>初めの辺りも主人公が『ベネディクス』が出てくるゲームをやっていた、という描写が1話辺りにあれば主人公がとまどわないのもすんなり分かったように思います。

確かに。これは改稿の機会があれば、参考にさせていただくかもしれません^^

>ちはるがやってきた理由も詳しく書かれていなかったような。

これはちょっと伏線で、第3作くらいに事情が判明するのですが、引っ張り過ぎですね^^; ただ、この伏線を回収すべきかどうか、個人的に悩んでるのですが……。内容がちょっとアレなので……。

>他に、アルマのことを無関心だ、と見損なった主人公がアルマを見直し、同情して、必死に人魚の化石を探そうとする心情の転換ももう少し詳しく書いてくれると良かったかな、と思います。

そうなんです>< これは私も明らかに失敗したと思いました。アルマさんについては、もうちょっと迫害されてたりするシーンを入れて、なんで街の人間に無関心なのか、を描写すべきでしたね。個人的なイメージでは、迫害されているのに誰も救いの手を差し伸べてくれないという街の冷淡さに嫌気がさした、というような心理状態なのですが。この点については反省してます。全体的に、ハンナの方へ重点を置き過ぎました。

>しかし、トリックやオオカモメの正体、人魚の化石の正体を知った時は本当に驚きましたし、何よりそもそも『誰も死んでいないのに、何故?』という謎がぐいぐい私を引き込みました。トトも可愛かったですし、他のキャラクターたちもしっかりいい味出していたと思います。アクションの部分もワクワクしましたし、ちはるたちを救いだす所とかは冒険してる、という感があって良かったですっ。

どうもありがとうございます^^ 励みになります。

>次の作品『懸賞シール』はより洗練された稲葉さんを見られたので、『キーテジ号』を読むのが楽しみです。

キーテジ号は劣化してるかもしれません^^;;; プロットなしでほぼ毎日更新してる分、全体の話が荒くなってる可能性があります。それと、警史庁恋愛課乙女組シリーズは、社会派っぽい雰囲気も出そうかなと考えてますので、「ミステリー」らしからぬ印象をお受けになるやもしれません(このあたりについては、完結後にあとがきか活動報告で若干言い訳する予定です)。
いずれにせよ、いろいろとご叱責いただければ幸いです。

長くなりましたが、最後に、感想ありがとうございました^^
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