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投稿者: 有坂りさこ    [2008年 11月 11日 (火) 04時 01分 59秒] ---- ----
▼一言
こんばんは☆
今しがた読み終えました<(_ _)>
丁寧に書き込まれた作品にも関わらず、とても読みやすく感じました。文章全体がとても自然に書かれていて……。なお、話の盛り上がったところで微妙な誤変換があったので、どなたかが指摘する前に書いておきますね。
「不詳の弟子」→「不肖の弟子」
ただの誤変換だと思いますが、なんだか微妙に意味が通じかねないので、気になる人は気にするかもしれないですね<(_ _)>
なお、感嘆符と疑問符の後にはスペースを一字分入れるのが出版上の慣例となっているようですが、私はあまり気にしないので、お話までに☆
実在の地名、実在の情景が織り込まれ、どこか現実の息吹を感じるような作品でした。サスペンス(心理小説)の語り口が巧みに生かされていたように思います。伏線やメタファーも面白く、雰囲気の演出もすばらしかったと思います。
冒頭、絵の中のリサにほれ込む書き出しにはとても惹きつけられました。惜しむらくは、リサが美裕だという暗黙の了解が読者の中に早くからできてしまう点かもしれません。その証拠が示されるのは物語の中盤過ぎなのですが、序盤で「あ、リサだ」と納得してしまった部分がありました。でも、ラストで気づいても遅すぎるし……。そこがトリックと構成を両立させることのむずかしさなのでしょうね。
美裕がリサであることは読者の前提であり、それをどう説明するかに関心が向かない部分があるのかも知れないですね。一部のサスペンス読者にそうした傾向があるようです。トリックより展開を重視する心性があるらしいんです。
でも、この作品の面白いところは、ベタに親友役を演じていた胡太郎の意外な黒さでした!(^^)! ほとんどストーカーかと思うくらいに。もし、これがドロドロのサスペンスだったら、最高のどんでん返しだったと思います。でも、胡太郎はいい人だった……。それでよかったと思う反面、この設定を最大限に生かして、序盤から「あれ?」と思わせるちょっとした演出をこらしておくと、「あ、なんかおかしいと思ったらこういうことだったのか」と落ちるところに落ちた上で、次の展開に進む余地があったかと思います。別に推理物じゃないのに、つべこべ贅沢を言ってごめんなさい<(_ _)> ぜんぶ私個人の好みなので、スルーしちゃってかまいませんから(-_-;)
終盤「霧沢美裕」というタイトルのついた回がありました。とても気になって気になって、早く読みたかったのですけれど、読んでみたら、タイトルと内容に微妙な温度差が……。もちろん、内容には満足したのですけれど、今度はタイトルに違和感が。私はいったい何を期待していたのか……?
後はラストです。ラスト、いい話なんだけれども、何かがひっかかって。もちろん、希望のある終わり方で全くOKなのですけれど、なぜかひっかかって。たぶん、胡太郎の「方法をあみ出せた」という文面に違和感があったのだと思います。「あみ出す」という言葉かな。ゲームの攻略法や裏技を「あみ出した」語感かしら? 少し医学としては安易に聞こえたのかもしれません。治療の糸口をつかんだ程度のところで止めておき、「将来的に治せるかも」という部分と調和させる言い回しを期待したのかも知れません。これからもみんなでがんばってゆく、という大きな感情のくくりで締めるのが私の好みなのかもです。胡太郎の偏差値の高さが浮き上がらないくらいな雰囲気で。
なお、美裕の緑の「虹彩」と、大樹の「失明」という照応関係はすばらしいと思います。このメタファーが全体の中でさらに象徴的に強調されていれば、完璧だったと思います☆
いろいろ好みばっか書いてしまいましたけれど、本当に読み応えのある作品だったと思います。もっと多くの人の評価がつくといいですね☆ これで「見えない」を読む楽しみができました^^ そういう続編の持っていき方も楽しみの一つですね。
素敵な作品をありがとうございました<(_ _)>
文章評価: ★★★★★ 作品評価: ★★★★☆ 信頼度:S5 出版:わからない
星桜なつき。    [2008年 11月 11日 (火) 21時 05分 17秒]
こんばんは。星桜です。
この作品に初めて感想をして頂いて、本当にありがとうございます!
りさこさんの評価、感想読んで、私、少し泣いてしまいました。
実は、この話、4年くらい前に、私が初めて気合を入れて書いた創作小説でした。
(歳がばれそうですが!)
この話を書いてから、書くのをやめちゃいまして……。
そのときは評価感想など、誰からも頂けなくて、ですね。何が悪かったか、何が良かったか、そんなことを聞かれなくて。すごく寂しい思いをして……。
でも、がんばって書いたのだから、どこかで見てもらおうと、最近になってこのサイトを知り、小心者ながら、出してみることにしました。
それが、こんな丁寧で優しい感想を頂けるなんて。嬉しくて嬉しくて言葉が出てきません……。
本当にありがとうございます!早速色々直してみたいと思います。
りささんのコメントを糧にまた書いていけそうです。

ちなみに。
そんな昔のお話でしたので、サブタイトルとかは適当につけちゃってます。ごめんなさい。
あと、胡太郎君ですが、本当は大樹君のことが好きだったんじゃないの? みたいなBLちっくなことを考えていたのは内緒です。

また良かったら、次の作品も読んでやってくださいまし。
某企画の方でも、よろしくお願いします!
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