幻想再帰のアリュージョニスト

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投稿者: いがた  [2018年 01月 17日 00時 16分] ---- ----
良い点
この劇中劇のコンパクトさと壮大さのミスマッチが愉快みですし、振り回される速度感が気持ちいい。圧縮っぷりがほとんど冗談ながら、だからか、ときおり交わされる象徴的なやりとりがスーッと効きますね。
宣名が熱い!ここで来たかと!
そのあとすぐ茶化しにいくのマジでトリシューラですね。
投稿者: 白灰  [2018年 01月 13日 07時 14分] ---- ----
一言

前回感想も、あまり失敗をフィードバック出来てませんでしたが、メゲずに今日も感想いきます!

終節:破『The Winddown Girls』

今回は、比較的まったり展開ですね。
ふだんの展開が、激流かつ内容盛り沢山過ぎるとも言いますが。
しかし、それでも人間関係が深まっていたり変化の兆しが現れたりと、静かに事態が進行している感がありました。
最近毎回言っている気がしますが、何度でも言います。
こういうの、大好きです!

>アイドルは心を撃ち抜く。
>だから生徒たちは皆、この学院で射撃の訓練を受ける。
今回は、冒頭から飛ばしますねー!

>命のきらめき、死のはじまり。
このフレーズ、美しくて好きです。

>やがて星の種子は芽吹き、大樹となって世界の体系を形作る。
創世の訓練なのでしょうか?
美しくて、好きな場面です。

>「鉄の世界槍、天に至る塔は古びてしまった。世界は新たな瞳を求めている。はじまり以前の言理、世界樹を育むテテリビナの森を見つけろ」
『はてしない物語』で言うところの「幼ごころの君」の名付けのようなものでしょうか?
空想の根、ラグナロクの後に残る新世界。
はてさて、そこはどこにあるのでしょうね?

>瓦楽天コズエ
>白亡森ヒメ
ああ「本人が最も嫌うモノ」を名字にすることで、相手を支配していく戦法ですね。
前回の感想で、書き忘れていた『千と千尋』の湯婆婆と同様の呪いというわけですか。
暗喩的に含まれている意味は「雅楽多」(がらくた)と結婚+死の森(冬の森)の魔女でしょうか?
それはそれとして、なかなか洒落ていて良い名字ですね。
センスを感じます。

>「あなたも授業で習ったはずです。模倣は演技の基礎。対象を理解するための最初のプロセスだと。あなたは私がわからないのですね。私を理解したいのですか? それなら指摘しておきますが、相手を自分の解釈にあてはめてほしいままにしたいという暴力的欲望だけが先行しているため、あなたの恋情は同一化の自己愛に等しい幼児――」
ぐ、ぐふ。
しかし私が倒れても、『アリュージョニスト』が引喩と引用で成り立つ魅力的な作品であるかぎり、いずれ第二、第三の白灰(ヤンデレ)が――え?そういうのは良い?

>反対側にある男子部校舎の屋上から見張る姿があった。長い髪をなびかせた長身の少女、陽下のキモノを纏い、流動する水の義手を有するその姿
え?男子扱いなのですか!?
それはそれで面白そうですね!
再登場が楽しみです!

>クルミとコズエの喧嘩
争いの先に、共有可能な前提、共感出来る部分を見出すくだりが、とても素晴らしく思えました。
平行線が重なる場所。
そういえば『スーパービックリマン』のアニメでは、最後に対立していた陣営のトップが「仲間を守りたい気持ち」を互いに認めあって共闘していましたっけ。

>ところでお前の可愛がっている犬はどちらの冷たさも夢想しているようだけど。
初めてアキラくんが、ミヒ・・・クルミに意識されてますね。
トリ・・・コズエも「ヒメの瞳」の大切さを覚えているようですが、ラクルラール陣営である彼女の場合は、より鮮明に記憶が残っているのでしょうか。

>「ようこそ、『サイバーカラテ道場』へ。俺はナビゲーター師範代のちびアキラだ、よろしくな!」
おや、こんなところに(前)主人公が。
良い機会なので、カスタムして犬耳でもつけてみましょうか?
それにしても、第二章から彼もえらく変わったものです。
アイドル学園女子部という完全なアウェーに、堂々と侵入して居場所を作るとは、あの時期からは考えられませんね。

さて、感想はひとまずこれにて。
この先、アキラくんと「コズエ」が、どんな大暴れをするのか楽しみです!
次回も、首を長くして待ってますね!

それでは、また
投稿者: 白灰  [2018年 01月 09日 05時 50分] ---- ----
一言
終節・序『The Orb Is a Harsh Mistress』
バルさんの格好良い戦い、そしてラクルラールの恐ろしき襲来、そしてゼドの敵対宣言にアイドル学園。
今回も、盛りだくさんで、とっても面白かったです!

>訪問目的を問われた女は紫に染められた口の端を吊り上げて威圧的に言い放つ。それが最初のレッスンだった。
>「観光、慈善――それから啓蒙活動だよ、君」
こういう侵入パターン、格好良くて大好きです!

>二人の限界過ぎる言動は動画編集呪術によって『第五階層の悲惨を訴える子供の声』に改変されていた。
湾岸戦争の水鳥とかのアレですね。
CM戦略が、えげつないです
【猫の国】の場面との繋がりも気になるところです

それはそれとして、本当に限界過ぎません?
修正するくらいなら、一から作り直した方が早いのでは?

> 完全なる支配と掌握は、融解という形で現れる。
なるほど、マラコーダさんのラクルラール疑惑がうまく実感出来ませんでしたが、これは確かにサソリというか毒っぽいですね。

>現れた男の名は『鬼火』のバル・ア・ムント。
燐血の民と吸血鬼のダブル能力を十全に活用しているのが、いぶし銀な活躍でとても格好良いです!

>彼は第五階層での瘴気拡散を口実にした病院修道会による『人道支援』を阻む壁となっていた。
>「やったか?!」
とかのパターン利用戦法も、堅実でありながら面白いです!

>そして白衣の内側には子供たちの笑顔が隙間無くプリントされたシャツ。
う、うわー!
なんというセンス、これはひどい。
まさにトリシューラの天敵、不倶戴天といった感じですね!
そして「善意」や「善なる価値」を私用に使うあたり、実に嫌らしいです。

> 恐怖にひきつっていたバルの表情は、その姿をはっきりと捉えた瞬間、朗らかな笑顔に変わっていく。
邪視的な効果をもたらす杖の装備なのでしょうね

>「シナモリアキラの一員であるカルカブリーナと疑似的な親子関係ないしそれに近い結びつきを有しているな。つまりお前はあの転生者の父親役ができる
やったねアキラくん!パパができたよ!
これで、サリアパパと合わせて二人目ですね!

>「鳩に三枝の礼あり。
こんな成句があるのですか。
『アリュージョニスト』では、様々な知識や概念に触れることが出来て、勉強になります。

>「お前たちがこのまま結果を出せず、叛意を胸に秘めたままだと言うのなら、私も考えなくてはならない」
ああ、アマランサスとの対談のあたりでは確信が持てませんでしたが、彼女は本当に叛逆を心がけていたんですね

> 女による講義はその場に歴史家や今を生きるドラトリア人がいれば反論されそうなほどに恣意的な色づけをされていた
>この世界の長い歴史を網羅的に把握していない者にとっては『知恵者によるそれらしい知識開示』はそのまま事実となる。第五階層シナモリアキラにとっては新しい情報はそのまま呪いとなって作用する。

>我らの髪が彼方の『心臓』に至り、接続は果たされる。その時こそ、我々ラクルラールがトリアイナとなるのだよ」
目的はまあ予測の範囲内ですが、『心臓』が彼方にあるというのは、やはりオルヴァの回想に出てくる召喚失敗のくだりなのでしょうか?

>対鋼糸用戦闘プログラムが走り、発勁用意の声が響いた。対する糸使いもまた俺の応手を予測して糸に呪力を乗せていく。予測と対応、学習の攻防。飛び交うのは情報という名の拳だ。眼鏡の女は連打するようにまくしたてる。
【杖】同士の決戦らしくて、すごく楽しいです!

>敵はこちらの動きをトレースしてくる。恐ろしい精度の模倣能力、寒気がするほどの悪意。
わ、私は精度が無いから、大丈夫です!(まず悪意を否定しろ)

>「ユニット加入条件を満たしていなかったのですか?! ネームドの敵キャラは仲間になるかどうか確認するべきっていつも言ってるじゃないですかー」
ネドラドも仲間になったんですかー。
彼も一種の「人形」ではありますし、その可能性は分からなくもないですが。
セリアのような「剣」としての立場に成り得たのでしょうか?

>蠢く笑顔がびっしりと張り付いた球体は四つの月のようにぐるぐると虚空の周囲を巡る。
第五階層の月とか、エスフェイルさん以来です。
実に懐かしいですねー。

>想定していたのは迂遠な絡め手や洗脳や間諜による工作であり、まさかここまで直接的な暴力に長けているとは思いもしなかったのだ。
本当に予想外でした。
まあ、ガチンコ戦闘は大好きなので、これはこれで良いとは思いますが。

> これは本当に今までと同じラクルラールなのか?
それは確かに。
これは良い着眼点です。
ひそかにクレバーなアキラくん、大好きですよ!

> 悲惨を抱えた地域と悲惨を救済したいと望む外部の願いが一致した時、双方の邪視が協力して作り上げる『使い魔』幻想。
今までの復習といった感じですね。
これまでの積み重ねがあれば、そうした幻想にも立ち向かえる、殴ることが出来るはず!

>「あれこそが『三番目』そのもの――星辰学園都市ラクルラール。学校を破壊しなければ、私たちに未来は無い!」
正体が学園都市そのもの!?
『バトルアスリーテス大運動会』の「大学衛星」みたいですね。

>女は生み育てるもの。家庭を担う人材育成こそ私の機能だ」
久々にきましたね、女性差別。
ああそうか、彼女にとってこれは「子どもを産むため」の戦いなのですね。

> コルセスカが訳の分からないことを叫び、サリアは当意即妙の受け答えを返した。冬の魔女と抜群に息の合ったあの女性こそ『邪視の座』最大の切り札。
>行方不明だったサリアはコルセスカの指示を受けて不在を装い、ラクルラール戦に備えてずっと身を隠していたのだ。
こういうの大好きです!
ついに【痕跡神話】の総力戦ですね!

>だが、この異世界で得た俺の足場は確かにこの舞台だ。
>だから彼女の諦観は許容できない。
>俺は彼女ではない。
>俺たちは分かたれ、本当の戦いが幕を開ける。
そして、こちらの対決もついに来ましたね!
彼女を土俵に上げるまで、いや同じ土俵に上がるまで、ずいぶんと長くかかったものです。
まあ、そのプロセスもすごく楽しかったから別に構いませんが!

>定められたサイクルから外れることは人生の落伍者への道に足を踏み出すのと同じだ。誰も自分から破滅に向かおうとする者はいない。
うっ・・・そ、ソウデスネー、そんな自滅傾向のある暴走する人とかイルワケナイジャナイデスカー。

>ヒメと名乗った明るい氷の少女と、コズエと名乗った暗い人形の少女。二人の異質な存在は日常に一石を投じた。
ほほう。コルセスカが「ヒメ」なのですか。
そして「コズエ」は末子、末妹のアナグラムでしょうか?
相互補完で本質を隠し持っているのか、それとも『千と千尋の神隠し』のように

>少年少女たちが集い、きらめく『星エトワール』を目指して競い合うアイドル養成学校。世界にたったひとつ、広大な宇宙空間を旅する人工惑星型の学園異界都市ラクルラール。
ついに訪れた学園編、トリシューラをいじめていたラクルラールとアレッテとの決着の時ですね!
学校に関連するネタは凄まじく多いので、何が出てくるか予想できなくてワクワクします!
なにせ巨大ロボや異能力、変身ヒーローなんかも普通に学園モノでありますからね。

個人的には、ラ=リスキャニア、アキ とキラなどSNAの掘り下げがあると嬉しいです!
まあ、無いならないで構いませんが。
そういえば、元クレイやプーハニアさんはどうなるのでしょう?
カーインなどは、保健医とかやってそうな気がしますが。

さて、今回はここまで。
残りは、次回の感想に続きます。
それでは、また。
次回も楽しみにしてますね!
投稿者: 言理の妖精  [2018年 01月 08日 11時 40分] ---- ----
一言
登場時からただごとではなかったミヒトネッセの感情の一端がクルミとして語られたようでうわーーーっってなりました。面白いです。展開が全然読めません……!
去年も更新の度とても楽しませていただきました。
今年もますます楽しみにしております。
投稿者: 白灰  [2018年 01月 08日 09時 18分] ---- ----
一言
申し訳ありません、前回はちょっと興奮し過ぎて文章とか色々乱れてしまいました。
これからは、きちんとその失敗をフィードバックしていきます。

●誤字など
・終節・序『The Orb Is a Harsh Mistress』
>だからこそ幾多の戦い、幾多の虐殺は必要を経る必要が奴にはあった。
[幾多の虐殺を経る必要が、奴にはあった。]ではないかと思います。

●感想
そして更新乙です!
まずは、前回感想の書き損じと続きからいきますね!

・4-65 第五階層のシナモリアキラ
>「バージョンアップした『E-E』は呪力を捉える際、『尋』という情報処理を行って表層の『シナモリアキラ』に認識を届けるの」 
前々から気になっていたメカニズムが明かされて、かゆいところに手が届いた感じです!
こういう細かい設定こそが、物語世界をしっかりと支えている気がしますよ!

・4-66 夜空裂くキャスケット
リールエルバ=カーティスとの決戦終結!
おとぎ話のような終幕が、本当に素晴らしかったです!
本当に久しぶりの三人での戦い、『アイストライナの地縫合機』のはちゃめちゃな性能、そして夢と現実が混然一体となる第五階層!
自分自身も、過去の遺物として収まることを受け入れるルバーブも、地味に格好良かったです!
なにより、ニアとナーグストールの触れ合いと、彼女たちにしか出来ないリールエルバとの決着がリリカルかつエモーショナルで・・・ええい!上手く表現できませんが、納得の結末でした!
めでたし、めでたし!


>サイバーカラテ発祥の地ネオアメリカの青肌人(ブルージーンズ)
鰭耳の民っぽいですねー。
二つの世界が相互に干渉し、影響を与えあっているという話が深刻にストーリーに関わっていきそうです。
実に興味深くて、面白いです!

> 脳から流出する『我思うゆえに我在り』という論理の世界よりも、世界があるが故に我が在るとする反射とフィードバックの知能構築。
>人も機械も身体性と空間性に縛られている。枠の中で規格化されている。
 ではその規格を変えた時、何が起きるのか?
 サイボーグ化とは、その思考実験である。
>新たに解放されたウィッチオーダー第四の義肢『イストリン』。
 またの名を『アイストライナの地縫合機ランドソーイングマシン』。
>時空間そのものを縫い合わせて、世界を衣服にすることができるというのが売り文句だ。
今回の義肢は、これまた規格外のシロモノですねー。
でも、なぜかこれをずっと待っていた気もします。

>俺には天賦の才能があるようだ。
>俺は無能だ。砂場遊びすら満足にできない。
わずかな時間で、この真逆の反応をするあたり、アキラくんが本当に帰って来たなー、という実感がありますね。
なんだか、心が温まります。

>俺が裏切った事実は変わらない。だからこそ区切りとして言わなければならないことがあった。
>「二人とも、俺は」
そうして、謝罪するのもまたアキラくんらしいです。
この面倒くささも、また懐かしい。

>夢も現実も既に境界など無い。全てはライブ、世界はステージ、人類はみな役者で歌手でアイドルでファンだ。
>『アイストライナの地縫合機』は世界と世界すら縫い合わせる。意識と無意識、夢と現実だってパッチワークの空想世界に落とし込んでしまえるのだ。
アイドル編の総決算という感じで、とてもすきなくだりです

> 素っ気なく断ると、「そうか」と心なしか悄然として戦場に戻っていくグレンデルヒ。
最近、すっかりこうした役回りが板についてきましたね。
ちょっとラズリさんの気持ちが分かる気がします。

>機械に、データベースにできることは保管と参照可能性を保証することだけ。杖の座にはその確かさだけを揺るぎなく保ち続ける義務があった。
>第五階層において、『病気持ち』アイデンティティを持つ種族たちは過去に住むことになる。彼らは『かつてそのような病が存在した』という歴史を背負い、移動する再演舞台の空間を引き連れて街を歩く役者だ。凄惨な歴史を記述する移動型博物館であり、彼らが立つ場所が舞台となり、過去と現在の結節点となる
まるで「活人画」のようですね。
建築物だけでなく、文化を体現する人間自体がエレメントとして街の一部になるわけですか。
実にゼオーティアらしいです。

>私の方がずっと致命的にアキラくんを拡張できる! さあ見せてあげようアキラくん。あの程度の不可逆変化じゃ、もう満足できない体なんだってことを!
ここも大好きなくだりです。
そう、トリシューラはこうでないと!

>禁忌皇帝ブイオ・ガルッピ。かつてとある帝国で『隔離奴隷』たちを率いて反乱を起こした忌むべき皇族の名である。
>愚者の末裔、反逆の皇統に連なる最後の戦士。
>真っ白な仮面。細身。たなびく真紅の鉢巻き、白い道着、不似合いな黒いマント。その名はサイバーカラテマン。
サイバーカラテマン、格好良かったです!
トリシューラにその意向は無視されてしまいましたが「差別と隔離の記憶を後世に残す」という意味では、彼の想いも少しは第五階層に反映された気がします。

>「貴方たちの状況を把握はするし、配慮も示す。けれど私にとってあらゆる価値は交換可能だ。聖も俗も、穢れも禊ぎも、個人も共同体も、私が示す道の前には等しく脇役だ。そんなことより私の世界を見て! 私の作った新しい服を、この世界に好きなだけ着せてあげるから!」
>大きなマイナスを取り返そうとするよりも、更にたくさんのプラスを積み重ねればそれで良い。
>何の解決にもなっていないようで、『解決できないものは解決しない』という当然の結論でもあった。
とてもトリシューラらしくて、素晴らしいです!
なにより、可愛くて魅力的なのが良いですね!

>「貰っていくぞ。トバルカインはお前には不要なものだ。俺に盗まれる程度のちゃちな罪貨、惜しく無いだろう?」
>そう言い残し、骨犬を連れて影の中に消えていくミヒトネッセ
不穏です。
あと、「罪宝」とか「罪貨」という造語が、私の中二センサーにビンビンきます。
なにこれ、新手のプレイ?

>その正体こそ古代から歌声を響かせ続ける永劫不朽の黄金アイドルが一人
> 厳かな宣言(MC)が終わり、歌が影として実体化する。
アイドル概念が、全てを零落させつつ価値基準を統合している感じがありますね。

>同じ青銅でも、どこかの黒ウサギなら
え?ハルベルトさんは、あれほどの実力で、かつ名実ともに地上一番のアイドルに見えるのに、未だに青銅なんですか!?
やはり、白鳥ポジションなのでしょうか・・・・・・・・?

>『青い血』は一滴も残さず人類ロマンカインドから絞り尽くす
なるほど、そんな「裏」があったのですね。

>まさか過去の遺物にすら勝てないというのに、この『電子狂乱の絶望歌姫』こと『狂イ姫-†囚焉舞イ血ル妬環ノ華†』に勝てるとでも思ったのか?」
地味に「時間と共に呪術も進歩する」という概念が取り込まれていて、興味深いです!
オルヴァは、ゼオーティアの進歩を疑問視していましたが、トリシューラ抜きでも結構進歩に積極的ですね、ゼオーティア!

>そしてユディが、
>ナーグストールはお腹を見せつつ両手を丸くしてごろんと寝っ転がった
おお、レオ関連で知ってましたか。
そういえばオルヴァ王と十二人~の回想で、召喚に失敗したとかそんなくだりもありましたね。

>キュトスの姉妹が二十七女、宝石のクリーアム
ナーグストール、姉妹だったのですか!
さらっと明かされる衝撃の事実!
そうなると、みんなニアを「お姉さま」と呼ぶために競争していたのですか!?

>本当などというものは、本当はどこにもないのだと。
残酷かつ過酷な真実であり、同時に希望でもありますね。

>エル・ニア・ナーグストール!
>呪文の妖精エル・ア・フィリスの姉妹機、というよりは万能性や可塑性を低めに抑えた量産機だ。
「命名」と再定義、それによるリスタート。
なんていうか、希望を感じます。
同質ではないが代替可能であり、それでありながらもそれぞれの差異を失わない、そんな「活きた構造」とでもいうべき何かを。

> その数、にあ、にあ、にあ、にあ、たくさん!
めっちゃ可愛いです!

>「にあ! 集会を始めます!」
>この集会で世界の行く末さえ決定しているという。
断章編の竜帝が開いた「集い」のようですね。
・・・・・・・・もしや!?(アイディアロール成功 SAN値ゼロのため判定不要)

>人類普遍の罪は絶えず人の心と共に在る。ならば魔竜もまた移ろいやすい虚構に翻弄される、人と同じ弱きものだ。
>虚構の竜、芝居のネズミ。夢物語の怪物は、虚構であるからこそ絶対的で、嘘であるからこそ敗れ去る。
それこそ宝石のファセット、あるいは呪文のようです。

>「これは解決ではない!」
>「それは問題ではないからです、姉様。
>吸血鬼伝承のひとつに『招待されなければ家に入れない』という呪いがある。ならば、その逆が成立しないわけがない。
こういう言葉遊びは大好きです!

>「願いは一つではないし、本当の意思も最初のものだけじゃない。姉様はセリアと一緒に外に出て輝きを探したいと思っています。セリアもそう思います!」
都合の良い願いは本来ならば罪深い独善だ。
そして身勝手な邪視は相手の協力と同意さえあれば真実に変わる。変えられる。
コルセスカの対決から、ここへ繋げるのが分かりやすかったです

>「悪い子。私に似たのかしら。ドラトリアの姫、失格ね」
>「――セリアも、そう思います」
控え目に言って最高です!

>「あとは任せて休んでいてくれ。青い糸は俺が倒す」
ここも好きです。
そういえば、アキラくんが、マレブランケのような同僚やゼドやカーインといったライバル以外と共闘したのは、今回が初めてでしたっけ。

> はつかねずみは逃げ出した。
>はなしは、おしまい。
おとぎ話感満載で、素晴らしい締め方でした!

ここから先は、次の感想へ続きます!
それでは、また。
投稿者: いがた  [2018年 01月 08日 09時 09分] ---- ----
良い点
冒頭からとても強いパワー。
さらけだし遠慮無くぶつかりあう二人の関係性がとても良い、効きます。怒りと憎しみこそ互いに理解可能で前提としてってのがなんとも静かに色鮮やかで素敵です。
投稿者: セイリン  [2018年 01月 04日 13時 13分] 30歳~39歳 男性
一言
この作者は天才だ。簡単に言うと頭がおかしい。
そして、俺もおかしくなってしまった。

こんな小説、読まなきゃ損!
みんなも読んで、悟りを開こう!
投稿者:  [2018年 01月 03日 00時 12分] ---- ----
一言
アイカツだかプリパラだかよくわからないですけど作者さん好きなんですか?
正直このアイドルものの文脈あんまりノリきれないというか興味がないので長々と続くとつらあじです。
投稿者: いがた  [2017年 12月 31日 20時 19分] ---- ----
良い点
圧倒的スケールでラクルラールが力と招待と目的を明かし、敗れ去ってるー!?しかもラクルラール学園編まで始まったー!???
投稿者: 白灰  [2017年 12月 31日 05時 43分] ---- ----
一言
連続更新乙です!
私は、ブレインのメモリが少ない人間なので、ちょっとずつ感想書かせていただきますね!

あれ、そういえばここに、葡萄酸っぱい系のコメントが・・・あったような気はしましたが気のせいでしょう、きっと。
とりあえず、杖の純・論理的思考だけではなく、呪術的思考(ブリコラージュ)とか大脳辺縁系に基づく感情で考えるのは、人間のデフォルトですし、複数の視座を意識してみるのは楽しいですよ!
とだけフォローしておきますね!

●誤字など
それぞれ

2-3魔女と狂犬
> 身を起こそうと体に力を込めようとして、[静止]される。
[制止]

4-66 夜空裂くキャスケット
>アイドルブームとも相まって、闇ダークと異邦エキゾチックは今[巡説]の流行キーワードとなることだろう。
[巡節]
>鉄仮面は機械女王の都合の[言い]言葉を受け入れたりはしなかった。
[良い]

ではないかと思います

●感想
4-65 第五階層のシナモリアキラ
とにかく、文章が美しくて、段階的な盛り上がりが素晴らしかったです!
そして何より、とても面白かったです!

>圧縮言語は猫語とも呼ばれ、『星見の塔』で思念通信を行う際に多用される異界の動物会話技術である
か、かわいい!
とにかくかわいいです!
なんだこの萌え力の圧殺雪崩は!
あのトリシューラやミルーニャが、このシリアスなシチュエーションで猫語とかギャップが激しすぎます!
殺す気しかない!
というか、萌え死にます!

>「家族の絆を嘲弄する彼は、この章を終わらせかねない。祭壇の準備が整うまで、もう少し待ってもらわないと」
やはり、まだ終わらないのですね。
知ってました。
・・・・・・・・もしや、構造的に「これまでの全ての章」を再構築しないと終わらないとか?
伊達巻とか、ロールケーキみたいに、螺旋を描きながら上昇していく構造なのですか!?
ヤッター!
じゃなかった、ヒャッハー!カオスでリリカル、「そしてパワフルな新世紀の到来ですね!


>本語に記号を加えた簡単な解説図で、『目耳鼻舌身意』という文字からそれぞれ矢印が伸びて『色声香味触法』という文字に接続されていた。
「六根清浄」の六根ですね。

>「バージョンアップした『E-E』は呪力を捉える際、『尋じん』という情報処理を行って表層の『シナモリアキラ』に認識を届けるの」 
ここのメカニズムが
>罪を前にして、人は祈らずにはいられなかったのだ。
>だからこそリールエルバはカーティスとして君臨できる。人が人である、ただそれだけの業が彼女の王権を裏付けるのだ。
なんという強大な王権。
ここは、流石リールエルバと言うべきでしょう。

>「――セリアも、そう思います」
ここへ来て、この台詞はズルい!

>「これは姉様による公開自殺の舞台なのだと、セリアはそう考えます。姉様はセリアに殺される為にこんな無謀な戦いを始めたんです」
セリアが自分の考えを!?

>「姉様の今の心情を率直に述べるなら、それは『甘え』です。このシスコン。セリアがいないと本当にダメです。えっとあとは、そう、姉様のばーか」
> 涙目でぷるぷると震える二人。罵倒した方もされた方も苦痛のあまり心身がフリーズしていた。
な、なんですかこれは!萌えの質量兵器か何かですか!?
コロニー?アク●ズ?ア●シズなんですか!?
>『私の妹は世界一可愛い』という真理に否応もなく直面させられたカーティス=リールエルバはその認識を自分の王としての権能、魔竜が持つ絶対の権威よりも妹の可愛さを上位に位置づけた。
な、なんですかこの状況?シスコン力がシリアスを圧殺していきます!!

>タイムマシンの大きなスリッパに乗って
タイムスリッパ!
ギャグとシリアスが渾然一体としていて、判定不能ですよ!
まあ、そもそも悲壮な決意や生贄、自殺行為自体も、現代ではナンセンスでもありますし、喜劇と悲劇は表裏一体ということでしょうか!?

>猫の国ではジャガード織機と呼ばれる機械は
>カードの入れ替えで模様のパターンを複雑化できる画期的発想。事前の命令に従って上下する針とシャフトはさながらバベッジのプログラム計算機、いやノイマンが切り開いた現代的コンピュータの地平にすら肉薄している!
いやー、以前【杖】と【邪視】の表裏一体性に気付いた時も鳥肌が立ちましたが、人工知能(トリシューラ)とファッション(きぐるみ)に、こうして深い関係があることに気付いた時には、本当に驚かされました。
アリュージョニストの設定は、本当に深いところまでしっかりと考えられていて、素晴らしいです!

>「おかえりなさい、アキラ」
>「さあ、新しいアキラくんを始めよう」 

やったー! 聖婚によるアキラくんと世界観の拡張だー!!
ようやく、ようやくアリュージョニストの理解と展開のために、ひたすらインプットとアウトプットを繰り返して補助線を引き続ける作業の必要が無くなったんだー!
これで、答えと過程と材料が大体分かっているのに、なかなかゴールへ辿りつけないという亜空間迷宮のような日々から脱出できます!!
『禁署目録』で、伏せ字無しで発言するまで20巻以上かかった、天使エイワスの気持ちが分かる1年でした。
この場合、世界というより私自身の「ヘッダ」が足りてなかったのでしょうけど。
あとは、暇な時にグレンデルヒとイアテムへの対抗呪文を練るだけという、まったりした時間の始まりなのですよー!

>人とモノは、異物と異物は、互いに侵襲しながら協調できる。その信頼こそがサイバネティクスが寄って立つ精神だからだ。
素晴らしい答えです!この三人の共闘を、ずっと待ち続けた甲斐がありました!
しかし、このえらい射程が長くて補助線を引くのに苦労しました。

そういえば、立場的に複雑なバル・ア・ムントさんの姿が見当たりませんね。
彼は、どうなったのでしたっけ・・・・イヤな予感がするので、もう一回読み直して来ます!

それでは、また!
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