嘯く羊〜ウソブクヒツジ〜

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投稿者: 桐谷瑞香  [2015年 05月 06日 20時 56分] ---- ----
一言
こんばんは。
ちまちま読んでいたのですが、後半に入って怒涛の展開に入ってからは一気に読み切ってしまいました。
率直でありきたりな言葉ですが、面白かったです。
書き切った!という想いが切に伝わってくる小説でした。最後まで書いて頂き、ありがとうございます。この小説は本当に最後まで読まないと、救いというものがなかったので……。

序盤から疾走感溢れる展開で、常にドキドキしながら読み進めていました。
戦闘シーンが全般的に多いですが、どれも読みごたえがある内容で、どうしてこのような描写を書けるの……、かっこよすぎるのですが!?と、つい書き手目線から読みそうになっていましたが、そこは自嘲して、読者に戻りました。鮮やかな体術シーンや華麗なる銃撃シーン、そしてそれぞれの能力を生かしている戦いの展開の進め方がすごいなと思いました。
なかなか活躍できなかったユーリたちが終盤でいい味を出しているのは、好感を受けました。お話が進んでいくごとに心身ともに成長していくのも、とても良かったです。

全体的にダークな雰囲気で、残酷描写も凄まじいものが多々続いており、戦々恐々としながら読んでいました。
一方、あの人の最期のシーンとかは胸に詰まる想いがありました。どうしても幸せになって欲しい人だっただけに、とても切なくなりました。それでも前に進んで行く主人公たち。苦しいだろうけれども、強い人たちだな……というのが、読み切った印象でした。

無口な哭士と話せない色把、じれじれした関係でありながら、お互いに認め合っている関係が、個人的には好きでした。色把が本当に強くなったなーと思いながら、第五部は読んでいました。どうしても物理的な面が弱い女性ですが、それ以上に精神的な面は成長していて。
登場人物の中では、一番菊塵が好きです。冷静に主人公を突っ込む青年。実はとても一途で、深く考えている。そして強くて優しいお兄さん。
哭士と色把だけでなく、哭士と菊塵も対になっていて、静と動という、うまい関係でした。
小説自体もそのようなメリハリが効いており、息を切らすことなく読み切れました。

男女の成長物語であり、多数の戦闘が繰り広げられるかっこいいお話を、ありがとうございました。
今後ともリネさんのご活躍をお祈りしています。
リネ    [2015年 05月 10日 22時 18分]
こんばんは! いつもお世話になっています!


まずは、拙作を最後までお読みくださり、ありがとうございます!
しかも、書ききったという思いを感じて下さった事、面白かった、という一番うれしい言葉を頂けて、この数日間とても幸せでした!!
大事に返信しようと思っているうちに、日数が過ぎてしまい、お返事が遅くなってしまいました。申し訳ありません。

戦闘シーンへのお褒めの言葉が、嬉しくて嬉しくて……!
この能力になら、こういう相手を……だったり、この危機にはこうやって切り抜けよう、と試行錯誤したこともあり、にやにやしてしまいました。
戦闘シーンって、難しいですよねぇ……。
実は、ユーリは最後の方に活躍させたくてかなり初期の段階で能力が決まっていた人物だったりします。後半の活躍、楽しんで頂けて本当にありがたいです(でもあそこまで軽い人物になったのは自分でも予想外でした(笑)。自分自身、書いていてとても楽しかった所の一つだったりします。
そして、あの人について。自分でも、最後の戦いへ向かう一つの大きな切欠として決めていたものの、書き終えた時は少し寂しかったです。別枠で番外編を完全不定期で連載中なのですが、少しだけあの人が救われているかな、というものもありますのでよろしければ……w

菊塵にも嬉しいお言葉ありがとうございます! かなり思い入れのある人物なので、本当に嬉しいです。
なんだかんだで世話焼きの兄貴分、話を進めるうえでの解説役以上に、話の中で生かせる事が出来たのだなと安心しています。

哭士と色把の関係性も、自分自身あまりくっつきすぎる恋愛を書くのが苦手(というより恥ずかしさが勝って進まない)なので、これ以上となると完結できなかったと思います……(笑) 微糖な恋愛で良かったのかな……と少し心配だった所もあったのですが、救われた気持ちです。

書きたいものをすべて詰め込み、好きなように書いた拙作ですが、色把を始め、登場人物たちの強さ、成長を見届けて下さった事、こんなにもありがたい感想を頂けたことが本当に嬉しいです。

改めて、最後までお読みくださり、そして心から嬉しくなるご丁寧な感想をありがとうございました!
投稿者: 竹尾 練治  [2014年 09月 20日 02時 43分] ---- ----
良い点
初めまして、御作拝読させて頂きました!
完結された作品とのことので、無理に追いつこうとせずに自分のペースで読み進めて行こうと思っていましたが、話数を重ねる毎に高まり続ける面白さに耐えられず、予定に反して一気に読破してしまいました。
御作『嘯く羊』には、今まで読んだなろうの現代伝奇の中で一番魅力的な作品でした!

非常に力が入ったバトルシーンがこの作品の目玉だと思っていますが、私が心底から感服させられた点は、息付く間も無く続くバトルシーンの連続が、単なる敵がやってきた→やっつけた、もっと強い敵がやってきた→やっつけた(以下略)の安易な繰り返しではなく、その一戦一戦の中に登場人物達の成長や葛藤があって、ただ格好良く魅せるためだけのイベントバトルではなく、物語の中の必然としてのバトルシーンであるように感じられることです。
同じ展開の繰り返しにならず、それぞれコンセプトの輝くハイクオリティのバトルを描かれたリネさんの筆力には賛美を惜しみません。

私はベタベタした恋愛物が苦手で、ビターテイストな作品を愛読しているので、この『嘯く羊』は私の好みのド真ん中でした。互いを慮りながらも、相手に寄りかかり過ぎない哭士と色把の関係がとても素敵でした。



気になる点
強大な敵キャラとの決着が、敵の株を落とす形で終わってしまう戦いが多かったのが、残念と言えば残念でしょうか?
少し少年誌的な読み方になってしまいますが、久弥、鬼頭、レキなど、「こんな相手を一体どうするんだろう!?」と思わせるような貫禄のある敵キャラが、斃れる時には手札を失い地金を晒して負けていく、という展開が多かったようにも見受けられるので、負けるにしても最期まで大物感を保つ相手がもっと欲しかった、という気がします。
一言
一番好きなキャラは菊塵さんです。序盤は便利屋的な立ち回りかな、と思っていたので、キャラの掘り下げがあって凄く嬉しかったです。
それから、地味なキャラですけど蓼原刑事も好きです。
友禅はこの物語の影の主人公とも言える役所だと思っていますが、エグめの話も好きなので、過去話を読んで、ここまで思い切って書いて下さるのか! と歓喜しながら拝読させて頂きました!

素晴らしい物語をありがとうございました。
今後もリネさんのご活躍を応援しております!
リネ    [2014年 09月 21日 00時 06分]
竹尾練治さま、はじめまして。
拙作をなんと一気に……! 
あまりに嬉しい言葉の数々に感想を拝見した今日一日、浮かれあがってしまいました!

>今まで読んだなろうの現代伝奇の中で一番魅力的な作品でした
も、もう身にあまり過ぎる最高のお言葉です……!!
「嘯く羊」を書き上げられて良かったと心から思えます。


バトルシーンは、執筆中も色々と悩みながら書き進めたこともあり、こうして注目頂けたこと、そして、ただの戦闘の繰り返しではない、葛藤や成長も交えた必然のシーンであるとのお言葉!
も、もうむせび泣きしそうです……!
漫画での、敵を倒した→更に強い敵が→真の力覚醒!→更に強い敵が! というような展開。自分が読んでいる分には気にならないのですが、自分で書くとなると限界があるな、と早い段階で気づき、それよりも戦いで何かを得ていく展開(自分の好み)を自分なりに書いてみようという気持ちがだいぶ初期の頃からあったように思います。
お褒めの言葉を頂き、そういったバトルと展開といった部分がうまく絡まり作用させることが出来たのだなと安心を覚えています。


私も、どっぷりと甘ーい恋愛ものはあまり見ることがなく……w
ほとんど恋愛ものに触れることが無いため、菊塵とフユのデートのシーンを書く時にもウンウン唸りながら、かなりの時間をかけて書いた覚えがあります(笑)
哭士と色把の関係も最後までどうするか悩んでいたのですが、本編内ではあの位でとどめておくのが良いのかなと思い、最終的にあのような形になりました。急に距離が近くなるより、見えない位少しずつ、が好みなもので……w 二人の関係についても、素敵だとおっしゃって頂けて嬉しいです!


そして、ご指摘ありがとうございます!
確かに、敵の最期というのが、仰るとおり、最期に醜態を晒しながら、でしたり手の内を暴かれてといったようなものばかりですね……!
>負けるにしても最期まで大物感を保つ相手
こ、これを加えると絶対面白みが増しますね……!(確信)好きな展開なのになんで思い浮かばなかったんでしょう……!
どこかで入れられないだろうか……と本気で今、模索中です!

そして、菊塵を気に入ってくださりありがとうございます!!
今の性格になるまでかなり紆余曲折したキャラクターでして、最終的に非常によく動いてくれる人物になり、大変重宝しています。今まで書いた小説で居ないタイプだったので新鮮な気持ちで書くことができた人物でもあります。
おぉ!蓼原刑事にもご注目下さりありがとうございます! 出番は少ないのですが、自分では吸わないタバコの描写が楽しく愛着がある人物だったので嬉しいです!
まさに、表の主人公が哭士で、物語の裏側の主となる人物が友禅でした。色々と友禅の過去のシーンでR15が本領発揮してだいぶ好みが分かれる部分だと思っていたのですが、歓喜までして下さって……! もうもう、本当にありがとうございます……!


本編の完結後、番外編を現在少しずつ執筆中なのですが、一層、良いものを書こうと気持ちが引き締まりました!
頂いたご指摘も、大変有難く、是非、参考にさせていただきます!
数年前から自分の好きなものをかき集めて執筆した拙作にここまでの有難い言葉を頂けるとは思ってもいませんでした……!
何度も何度も読み返しています。
これからも、まずは自分が楽しみながら、創作を続けていきたいと思います。
このたびは、本当に嬉しい感想をありがとうございました!
投稿者: AQ  [2014年 09月 07日 15時 54分] ---- ----
良い点
一気読みしました!
いやー、素晴らしい大作でした。
キャラは良いし、ハラハラドキドキの展開も良いし、ラストの爽やかさにほっこり☆
人が死ぬ話はあまり得意ではないのですが、一生懸命生きた証として平和な世界を残してくれたんだなぁと思うと、じーんと来ますな……。
気になる点
ラブ要素がたりねー!
いろはたんに言い寄られてあたふたする主人公が見たーい☆←わがまま
一言
ひかわさん、ふくやまさんの読了いつもツイッターで見てました。
連載追いかけてたら、ちょージレジレさせられたはず……。
リネ    [2014年 09月 08日 08時 52分]
AQさま
お読み頂きありがとうございます!!
しかも一気読み…!! もう、言葉になりません…!!

キャラクター、ストーリーが固まるにも大分変更があったりもしたので、頂けた言葉が本当にありがたいです…!!
ある人の最後も、かなり初期の頃から決めていたのですが、意味のある、生きた証というように受け取ってもらえたなら、彼の最後をあのようにして、間違いではなかったのだと思えます。

そそそ、そして、ラブ要素足りませんでしたよね!!す、すいません!!
当初はもう少し、くっついたりする予定でしたが作者の恥ずかしさがMAXになりあのようになりました…っ!
番外編などなども予定しておりますが、まだまだ未定ゆえ、それまでは脳内補完でなんとかお願いいたします…!

ひかわさん、福山さんの読了ツイからいらしてくださったとのこと。改めてツイッターの力に驚きとそして嬉しいつながりに感激を覚えています…!
しかも、ツイッターにて素晴らしい「いろはパン」まで…!! 日本語って凄い…!!
嬉しい感想、そしてパングラムをありがとうございました!! 大切にさせて頂きますね。
投稿者: 六花  [2014年 08月 27日 12時 00分] ---- ----
良い点
完結おめでとうございます。
一言
怒涛の更新でしたね、改めまして完結おめでとうございます。そして楽しいひと時をありがとうございました。

ご縁があって様々な方に感想を書かせていただきましたが、こうして区切りを迎えられた方は初めてでして、個人的な事で申し訳ないのですが、とても感慨深いものです。
五年以上の歳月をかけて、温め育ててこられただけのことはある、とても爽やかで納得のいく締めであったと思いました。様々な人間模様、狗鬼と籠女たちの謎を共に楽しめ、とても濃厚な物語を堪能させていただきました。

欲を言えば、もう少し哭士が色把へ抱える想いを、彼の言葉で語って(心理描写でもいいので)もらえたら、もっと萌えられたのにと我儘を言ってみたり…。
ですが、彼なりの行動で示したわけですので、そこについては大満足です。

いくつか悲しい別れもありましたが、彼らの未来に憂いはなく、大団円と言えるのではないでしょうか。
とても晴れ晴れとした最後を迎えられて、いち読者として喜ばしいかぎりです。

楽しい物語を、ありがとうございました。
リネ    [2014年 08月 30日 00時 51分]
六花さま

まさか、感想依頼の他にさらに完結のお祝いの言葉を頂けるとは思ってもいませんでした!!
依頼後もこうして気にかけて下さり、完結にお祝いの言葉をくださったことがとってもありがたく、心から嬉しく思います……!

以前頂いた感想も、当時の最新話まで読んでいただいた上での的確なご指摘と、嬉しいお言葉に完結まで走りぬこう、と強く思うことが出来たんです。

数年間、共に歩んできた当作品、完結の折にはやはり寂しさがありましたが、こうしてエンドマークを打つことができ本当に良かったです。


哭士も、最後まで色把への気持ちを語らぬままだったこと、だいぶ悩んだのですが、きっと哭士は思いを外に出すことは無いだろうと、あのような形となりました。最後くらい少しだけ素直にさせればよかったかもしれません…!


9月開催の大賞参加を目標にした為に、頂いたご指摘をまだ活かせていないのがお恥ずかしいところです。
ですが、頂いた言葉を力にして、ゆっくりじっくりとよりよい作品になるように手直しをしていこうと思っています。完結はしましたが、完成ではないとそう思っています。


「嘯く羊~ウソブクヒツジ~」を最後まで見届けて下さり、楽しんでもらえた事、とっても嬉しかったです。
本当に、ありがとうございました!
投稿者:  [2014年 08月 27日 05時 19分] ---- 女性
良い点
まずは、完結おめでとうございます!

長い間本当にお疲れ様でした。

細部まで設定を練って大事に育ててこられたキャラクター達みんなにわくわくさせられました。


哭士。もう、作者からのイジメに次ぐイジメ…!(笑)
バトルのたび、主人公なんだしここで死ぬ訳ないだろうと思いつつも今度こそ死ぬんじゃないのコレ、とハラハラ。
狗鬼、なかでもとりわけ力の強い血筋に生まれた者という設定を持ちつつも、戦闘においては単純な力だけではなく、機転をきかせて窮地を切り抜けるところに圧倒させられました。

個人的にお気に入りのバトルは、二部のクライマックス、廃工場での戦いです。あのすさまじい絶望感の中、色把を守り切った哭士がものすごくかっこよかったです。

「真実の痛み」の回のラストは心が震えました。多くを語らない文章でしたが、哭士と色把、それぞれが守り守られるものであること、それを二人がはっきりと形に示して心に刻んだ、印象的な回でした。
リアルの世界でも、人間、なんでもやってもらえることより、何かの役割を求められて、それを果たしたいと心から願えた時が、いちばん自分という存在を愛することができる時ですよね。


迫りくる寿命、恐れや渇望を封じ込めるために心を閉ざした彼が、大切なものを見つけ、そしていままでそばにあった大切なものたちにも気づいていく過程が素敵でした。最後、自分を育んだ者達がどんな人達だったのかを彼が知ることができて本当によかったと思いました。お母さんすげえ予想外で良いキャラでしたよね。



色把。健気で、清楚で、不器用で(←物理的な意味でもw)、愛らしいヒロインでした。
もともと彼女のような子がメインヒロインと知ったのが、「嘯く羊」を読み始めた最大のきっかけだったと思います。
気がつけば横にいてふんわりと微笑んでくれるのが目に浮かぶような子でした。「やさしい命令」のエピソードが大好きです!ゆっくりと哭士との距離が縮まっていくのを見守るのがとても楽しかったです。いや、何度も「君達はもう一線を越えてしまうがいい」と内心呪いましたが(呪いなの)

そして個人的に最愛の桐生先生におかれましては、語り出すと止まらなくなりそうなので割愛します(笑)
また別の場で少しずついつまでも…!(自重)


それにしても圧巻だったのはやはり5部です。次々と襲いくる敵、積み重なる絶望、それを幾度も切り抜けつつ、それぞれの心の中の闇とも戦い、大事なものを得ては失い……そして激しい嵐のあとの静寂のような第六部。
穏やかな、包み込むようなラストは、苦しみや痛みを抱えながらも恐れずに人を信じて前へ進む者は、必ず報われなければならないという、作者様の強く温かいメッセージを感じます。またこのようなラストを迎えられたことで、今までハラハラしっぱなしだったところを安心して読み返せます(笑)


その他、率直な意見になります、ご参考までに!
描写は、全体的に、何が起きているか、誰が何を考えているかの説明だけにとどまっている印象です。
それだけに複雑な話でも追っていきやすく、どんどん読み進めていけるのですが、あと一歩踏み込んだ表現を入れることができれば、スリルと心安らぐ場面を緩急巧みに配したストーリーに、さらに深みが加わると思いました。
おおむね各話ごとに中心人物を置いた書き方になっていますので、その時に中心となっている人物がそれを見たらどう感じるか、何に譬えるか……というようなことをひとつの添加物にして、小説ならではの味付けをしてみるのはいかがでしょうか。


菊塵さんの回想の場面ではやや脇道に逸らされてしまう印象がありました。非常に非常に面白く大ッ好物なところなんですけども、主人公の哭士の過去以上にウェイトが置かれてしまっている気がするので、これは本編では端的に絞って、これは番外編の形でじっくりとっくり楽しみたいなぁなどと思いました(笑)


対照的に、第6部での抑えた筆致は、締めの文章として個人的に理想の語り口でした! いままでやこれからの想像を掻き立てられます。好みの問題になるかもですが、メインカップルの互いへの思いを書ききってしまわないあたりも、ここから派生する物語を是非読みたいと思わせてくれますね。


とはいえ、やはり小手先の文章の巧拙関係なく、展開の面白さ、登場人物たちの魅力にどんどん引っ張られる物語です。完結後も、この人のアイディアで書かれる次の物語、次の主人公たちは一体どんなものだろう、と期待がふくらんでしまいます。

長くなってしまいましたが、最後に。
幸運にも活動報告やツイッター等で交流させていただく機会を持てたことで、作者さまとより近い距離で作品を共有させていただけたようで、本当に楽しかったです。
あぁ、終わってしまったんだな、という寂しさも大きいけれど、ひとつの物語を完結させる喜びを、身近で見ることができたのが嬉しいです。自分も頑張ろう……! と思っちゃいますね。
重ねてになりますが、長い間、本当にお疲れ様でした。
長い間、楽しませて下さって本当にありがとうございました。
でも、まだまだこれからも、ぜひぜひ語り合いましょう!
リネ    [2014年 08月 30日 00時 15分]
完結しての初感想に、嬉しくて嬉しくて何度も何度も読み返ししました。
最後まで書ききることが出来て、心から良かったと思います。

設定を考え、それを何度も何度も練っていた時期がとても懐かしいです。
すでにその時から哭士はひどい仕打ちをされ続けることが決まっていたのですが……(笑)
ピンチの時に気合で何とかなる、という展開も嫌いではないのですが、自分で書くとなるとそれは最後のここぞという時に取っておきたかった。というのもあったりします。
でも、この能力だったらもしかしてアレが出来るんじゃ……?じゃあ、敵はこういう能力にしよう。と想像するのも楽しい時間でした。

お気に入りに廃工場のシーンを挙げて下さり嬉しいです!
苦戦はするものの敗北をしていない狗鬼たちにどこまで圧倒的な差を見せ付けられるか、そこを重点的に考えていました。
それにしても体貫かれて心臓かすったり、大腿骨折られたりと、今、思えば本当にひどいことしちゃいましたね。(今更だな!)

そして、「真実の痛み」のシーンと、先に挙げて頂いた廃工場のほぼラスト、色把を守りきる哭士は、自分でも気に入っているシナリオでした。
以前、頂いたバトンでこの小説のキャッチコピーが「命の代わりに守るもの」と回答したことがあるんですけれど、この二つの部分もまた、命をかけて守った人に、命に等しい狗石を渡し、最後はそれを……という感じで、絡ませて伝えることが出来たのではないかなと手前味噌ながら思っております……(照)



六部の中でのあちこちを巡る旅、過去を見つめてはいるんですけれどでも未来に繋がっていければな、とだいぶ初期に考えていたものでした。
親の愛を知らずに育ったけれど、きっとあの母親と父親との一瞬は将来に欠かせない大きな出来事になるだろう、と。お母さん、生きてたらきっと凄いアクの強い存在だったと思うんですww


そして、色把。彼女の性格は哭士と合わせたら自然と出来上がっていた存在でした。出来るべくして生まれた人物だったんだろうと思います。
そんな色把へも、温かい気持ちで見守ってくださったことが本当に嬉しくて。本編では一線を越えることなく、お手手つなぐのがようやくだったじれじれにも程があるカップルですが、いつかまたどこかで、もう少しちゃんといちゃついている所をお見せできたらと……!


桐生先生をこんなに愛でてくださったのは、絶対ひかわさんがファーストでそしてオンリーですよ!!
是非、またお医者コラボ等等で楽しく語り合えたらと……!!



5部に至っては「もう最後なんだから!」と思いつく限りいじめまくりました!(←)最初から決めていたあの人の最期も、6部で救われ、穏やかに皆の中でいきていければと、あのような終幕となりました。


そして、ご意見ありがとうございます!
今まで、おっしゃるとおりにまずは伝えること、その状況がどうであるのかを書き表す事に従事していました。
しかしそうなると、どのシーンを拾っても、全てが「説明」でとどまってしまうんですよね……!
各話の中心人物の言葉を使うことで、またそれぞれのエピソード毎にその人物の色を添えつつ深みがだせるのか!とすごく納得しました。
すごく挑戦しがいのある事です。大きな改稿は考えていないのですが、駆け足更新で描写がおろそかな部分もあるので、全体を見て、この手法を意識して直してみたいと思います……!
他の方からも指摘を頂いたのですが、全体を通して見てみると、全てが主食でおかずがほとんど無いような、そんな重さがある感じが否めないんですよね。特にそうなんです。菊塵の過去のあたり。
ややお口直し、位にとどめてもよさそうですね。各話のバランスと重さ、書ききった後だからこそ見えてくるものがあるので、頂いたご意見を参考にさせて頂きます!


そして、最後に。
なろうの活動報告からの交流に始まり、ツイッターでの創作話。
本当に活力を頂いていました。ひかわさんとの素敵な出会いが無ければ、今もまだ見えぬ完結目指し書き続けていたと思います。
ありがとうございます、としか感謝の言葉を伝えられないのが非常にもどかしいです!
終わってしまった、という思いもありますが、それよりもこうして長年書きたかった物語をひとつの形に出来たことが何よりの喜びです。
これからも是非! 拙作に限らず楽しい創作話をしていきましょう!!
投稿者: 蒼山  [2014年 08月 18日 21時 53分] ---- ----
一言
こんばんは、第一部を読ませて頂いたのでお邪魔します~

第一部時点でのストーリーはまだまだこれから!って感じがあるにもかかわらず
なのにどうしてこんなにテンポがいいのか、と。
作品に感情移入させるための、キャラの感情の発展?スピードが多分絶妙なんですかね。
このさじ加減は真似したくても出来ないなぁと思ってしまいます。

哭士君の祖父への感情ですが、読みながら頭に引っ掻かって残るものだったので
理由が分かった瞬間の「繋がる」感がしっかり感じられて
伏線としてとても爽快でした。
露骨じゃないのにちゃんと記憶に残る文章って、いいなあ(*´ω`*)

下がっていた気分を作品上げて頂いたような気分です。
また近いうちに読ませて頂きますね、完結まで頑張ってください!
ではではっ
リネ    [2014年 08月 19日 23時 32分]
蒼山さま、いつもお世話になっています!
って、早速お読みいただけて、更には感想まで……!おおお……本当にありがとうございます!! 感想の赤文字を見つけ、感想を読み終えて大興奮してしまいました……w

テンポの良さをお褒め頂けるとは……!
各エピソード、イベントの描写が冗長ではないのか、と不安になった時もあったのですが、そう言ってくださると救われた気持ちになります。
感情の発展、スピード感など、そういった所に着目してくださって、身に余る嬉しい言葉の数々に、本当どうしていいものか……!

哭士と祖父の関係も、うまく話の中に練りこめているようでほっとしています。
この嘯く羊を考案当初からあった案だったので、「繋がる」という言葉は、本当に最高のほめ言葉です……!

>露骨じゃないのにちゃんと記憶に残る文章って、いいなあ(*´ω`*)
ほほほ本当ですか……! あぁ、目から汁が……!
あまりに嬉しすぎてこれは本当に嘯く羊あての感想なの……!と打ち震えた位です……!


おかげさまで、執筆にも熱が入り、八月中の完結が夢じゃなくなってきました……!
最後まで、がっかりさせぬよう頑張って完結させる所存です。是非、これからもお時間のあるときにお付き合いいただければ幸いです。
このたびは、嬉しい感想を本当にありがとうございました!
投稿者: 六花  [2014年 06月 05日 01時 29分] ---- ----
良い点
最新話までとても楽しませていただきました。
主人公たちの複雑な背景を、緻密で丁寧な文章で描かれており、ドラマチックです。
不思議な血の秘密と主人公のタイムリミット、そしてそこにどうヒロインが役割を果たすのかとても気になる展開にと、読み手を惹きつける魅力満載でした。
気になる点
その緻密さゆえに、描くべきドラマの比重がどれも重く感じられました。主人公たちとサブキャラとの背景の暴露手順も似通っているのもあり、緩急がつかず、お腹いっぱい感がたまにありました。
一言
ご依頼を承った者です。

冒頭から最新話まで、ほぼノンストップで楽しく拝読させていただきました。
とても大切に物語を綴られていることが、ひしひしと感じられる作品ですので、いつも以上に緊張しながら書かせていただきます。
とはいえ、あくまでも読者としての率直な意見ですので、受け流していただけるとありがたいです。

まず、良い点でも述べました通り、緻密な人間関係と複雑な秘密を背景に、バトルを経てなお人間的なドラマをきっちり描いておられ、魅力的です。
特に主人公に与えられた有限と、押された烙印。それに上手く絡む形で現れたヒロイン。その二人の関係がどうなっていくのか、冒頭から最新話まで変わることなく引っ張っていく魅力には、感服させられます。

ですが一方では、複雑な背景に読み手を疲れさせる印象も否めないかなと。
悪い言い方をすると、実は彼には秘密があって…、実はあの人には辛い過去があり…実は彼は生きていて…実はあれは……
とまあ、三章半ばまでには「実は」的な話には飽きてしまいました。
いえ、決して悪くはないのです。この物語のキャラクターにはきちんとした経緯があり、しっかりと各々が関係を持ち(持ちすぎる感がありますが)、意味を持っています。だからこそ、魅力的な深みを物語に与えているのだと思います。

だけどそれらは読み手にとって、細部まできっちり事実を語られれば気持ちよく物語に入っていけるかと言えば、そうとも限らないのです。
主人公たちの秘密の暴露や心情の吐露は、出来る限り文字を裂いてもいいでしょう。ですが、それ以外の人たち。菊塵まではある程度いいですが、その彼女との馴れ初めや刑事さん、それからアキなどはもう少し軽く「匂わす」方が、効果的のような気がしました。この「匂わす」は、文章を軽くしたにもかかわらず、読者に想像をかきたたせる機会を与えて、より物語を楽しまてくれるものです。
何も積み上げた設定全てを正確に読者に伝えねば、魅力が無くなるわけではないはずです。
もちろん、群像劇というスタイルもありますが、それはこのお話には向かないような気もします。
そういった意味からも、私には苑司は清涼剤のごとき存在です、今の所。まさか彼までも実は…なんてことありませんよね?
とまあ冗談はさておき。
口数が少ない主人公哭士を補う形で存在する、とても理知的なパートナー菊塵ですが。彼も結局暗く囚われる過去が幾重にもあり、誰もかれもが揃って翻弄されている印象です。いっそ彼の文章重量を軽くして、その辺の苦悩はある程度年の功でクリアしてもらい、諭す役目くらいに抑えた方がすっきりするのではとまで考えてしまいました。
これは少々、感想からは逸脱ですね、すみません。


僭越ながら、なぜそうも設定の出し方などというミクロ視点に気を取られるのかと、私なりに考えながら読んでいましたところ、五章冒頭のあたりで改めて気づいたことがあります。
それは物語がどこからきて、どこを目的に向かって流れてゆくのか、マクロの視線が少し分かりにくいという事です。
細部ではしっかりエピソードの因果関係が分かる構成になっています。ですが、例えば革新派の(建前でもいいから)はっきりとした目的とその手段をどう行っているのかとか、本家の目的は主人公サイド(冒頭時点で言うなら祖父)がどう捉えていてどんなスタンスを取っているのかなど。秘密以前に表面的な動きがまず匂ってこないのです。だから主人公たちが血を流し命を懸けてまであがいているのにもかかわらず、相当後になるまで、物語がどこに向かって流れているのか読み取れず、ただ実は的秘密の暴露に翻弄されていただけのように感じてしまうのかなと。
木に例えるなら大筋が幹、個々の過去やエピソードが枝葉。葉が茂りすぎて肝心の太い幹が隠れている印象です。その奥に確かに存在するのでしょうが、分かりにくい。
決して物語の核心を知りたいわけではないのです、ただ彼らが危険を顧みず突き進む動機を、少なからず意識させて欲しいのです。
命をかける動機があるからこそ、その五章冒頭の革新派のリーダーの言葉が衝撃となって、より読者の心を打つのではないでしょうか。

と、上から目線ならびに、重箱の隅をつつくような感想となってしまい、申し訳ありませんでした。
ですがとても楽しめたのは事実でありまして、より多くの方にこの物語を読んでいただく機会が増えることを願っております。
せっかくですので、完読できる日を楽しみに、今後の執筆を期待しております。
リネ    [2014年 06月 05日 23時 41分]
六花さま、このたびは感想の依頼を受けていただきありがとうございました。
最新話までお読みいただいたとの事!(しかもほぼノンストップと……!)なんと申していいのやら……! 本当にありがたいです!!

全体を通してのバランスや「読ませ方」、そういったなかなか自分では気づき辛い点を教えて下さった事、本当に幸いに思います。

とても楽しめた、と言って下さった事が心から嬉しく、この気持ちを忘れず、最終話まで引っ張っていきたいという思いが強くなりました!


そして、頂いたご指摘について。
大変、参考になる事、気づかされる事が多かったです!

>描くべきドラマの比重
「さらっと書くつもりがついつい……」という部分がおそらく他のサブキャラクターの過去のほとんどの話に言えます。
書いている本人は練った設定を(楽しんで)これでもか!これでもか!と詰め込み書いていれば読者さんは疲れてしまいますね。自分自身、「実は」が好きなもので、やりすぎてしまったことが否めません。

確かに筋を通す、キャラクターに厚みを持たせようという気持ちだけが先に立ち、読者に「読み取って貰う」という事を殆ど意図せず書いている為に、ここまでの量、ボリュームになってしまったんですね。
ちなみに苑司はあの通りなのでご安心くだされば……w

想像の余地や濃度を変えて緩急を作るというのが物語に深みを生む事が出来るのだなと気づかされました。
自分にどこまでこの作品の全体を見、メリハリをつけられるかまだ分かりませんが、もう一度、読者の気持ちになって読みかえしてみようと思います。


そして、全体的な物語の流れ、行き先について、
冒頭シーンから、少しずつ悩みながら執筆したことで先に何があっても修正できるような余裕のある書き方になっていたからだとハッと気づき、そして反省です。
それこそ一本の軸を入れることでより話にメリハリが生まれるのですね。

>命をかける動機があるからこそ、その五章冒頭の革新派のリーダーの言葉が衝撃となって、より読者の心を打つのではないでしょうか。

おっしゃる通りです! 最終の5部に行き着くまでにやはりそれぞれの立場からの目的、意志を示す事で読者にはっきり流れを意識させることが出来ますね。
先の読み返しと合わせて、少しずつ挿入していきたいと思います。


エピソードの濃淡、見せるべきところと想像してもらうところ、取捨選択にまだまだ改良の余地がありますね!
枝葉の剪定をして美しく、見やすく全体を表す事が、より良い作品になると確信しました。

最後に、貴重なお時間を拙作にあてて頂き、このような更に改良出来るご指摘まで下さった事、本当に感謝いたします。
楽しんでいただけたというその言葉が本当にうれしいです。最後にがっかりさせぬよう、精いっぱい執筆いたしますので、完結まで今しばしおつきあいいただければ幸いです。では、このたびは本当にありがとうございました!
投稿者: 木戸哀楽  [2014年 05月 24日 21時 19分] ---- 男性
良い点
※第1部まで読了時点での感想を書かせていただきます。

主人公はヒロインを守らなければいけない、ヒロインは複数の連中から狙われている、主人公はこのままでは死んでしまう運命、と複数の設定が絶妙に絡み合っていてとてもおもしろかったです! この設定がバトルの必然性や緊迫感を効果的に演出してるなぁ、と感じました。特に十八歳の誕生日までに籠女と契約をしなければ死んでしまう、と開始時点でリスクを背負っている状態が、個人的にすごく好みでした。

文章は描写が緻密で丁寧だなぁと感じました。僕は文章を書く際に好んでメタファーを使う傾向にあるんですが、そんなものなくてもこれだけのスピード感や臨場感を出した描写ができるんだなぁ、と勉強になりました。

キャラクターも脇役含めて全員個性が演出されていましたが、特に前半1-8ぐらいまでに出てきたキャラは際立っている気がしました!
気になる点
あくまで第1部を読み終わった時点での感想なので、今後違う部分が見えてくるのかもしれませんが、せっかくの現代ファンタジーなのに「現代日本」の要素が生きていないなぁと感じました。1-1のビル以降、文明の象徴らしい風景が出てきませんし、哭士や菊塵などのメインキャラクターたちの日常生活といった背景も見えません。なので、例えばこの物語の舞台が「明治」や「江戸」、あるいは架空の世界だったとしても成立してしまうように感じてしまいました。

それと、「良い点」に「1-8ぐらいまでに~」みたいなことを書かせていただきましたが、逆に言うとそれ以降は徐々に粗くなっていく印象を受けてしまいました。作者にとって都合のいい展開に読み取れる箇所が増えていきました。セリフも、作者が説明してほしいシーンで登場人物がめちゃくちゃわかりやすい説明をしてくれる、みたいな箇所が多く、せっかく成立されていたキャラが殺されてしまっているように感じました。

特にひっかかったのは第1部の後半で、盗まれた哭士の狗石を友禅が持ってきてくれちゃうシーンでした。ピクサーの絵コンテ師をしていたエマ・コーツという人の言葉で、「キャラクターが偶然トラブルに陥るのは素晴らしいことである。しかし、キャラクターが偶然トラブルから抜け出すことは、ごまかしである」というものがあります。何の苦労もなく敵地に乗り込んだ目的のひとつを達成してしまうことは、読者としては少し拍子抜けしてしまいました。
一言
リネ様、はじめまして。
秘密基地にてご依頼いただいた木戸哀楽です。

今までに読んだことのないタイプの個性ある文体を見せていただき、非常に楽しかったです。今後の展開が気になるところで第1部が終わってしまったので、また折を見て続きを読みにきます! その際は、よかったらまた感想書かせて下さい。

最後に、これは感想ではないのですが…。実は僕は仕事柄、聴覚障害についてちょっとばかり知識がありまして、多分ほかの方々は何も気にしてないとは思うんですが、なので修正する必要はないとわかっているんですが、要らなすぎるおせっかいだということも重々承知の上なのですが、ツッコまずにはいられないのでツッコませてください…。

哭士が耳に水を掛けられてそれが三半規管に溜まって酷い眩暈が生じた、という場面です。
半規管は内側を内リンパ液、外側を外リンパ液という液体で満たされており、つまりもともと水分でいっぱいな状態です。加えて、耳の穴から半規管に至るまでの通路は途中で鼓膜が塞いでいるので、外から掛けられた水が半規管に届くこともまずありないのです。さらに言うなら、目眩は半規管より前庭や内耳といった箇所で優位に起こり…。
という糞真面目なツッコミでした!

世の中には脳にあるはずの視神経が首から出てくるようなバトル漫画もあることですし、気にしなくて大丈夫だと思います(笑)
リネ    [2014年 05月 25日 12時 24分]
木戸哀楽様、このたびは感想依頼をお受けして頂きありがとうございます!
1部を深く読み込んで下さり、また、文章、登場人物についてもお褒めの言葉を頂いて大変嬉しく思います!
特に、それぞれの設定については色々と考え込んだ事もあり、そちらに注目して頂いたことが本当に嬉しいです。

そして、ご指摘頂いた部分について。
「現代日本」の要素。
第一部は殆ど「古い日本家屋」ばかりの描写で確かに現代っぽくないですね。二部以降からは少しずつ現代っぽさが出てくるはず……。なのですが、一部のみお読みくださった読者様がそう感じられることが少なからずあるという事、もう少し「らしさ」を押し出す描写を増やしても良さそうですね!
今まで頂いた感想でこちらの点は初めておっしゃって頂いたので、もう一度当作品を読み返して、改善させていただこうと思っています!

「都合の良い展開」について。
>>キャラクターが偶然トラブルに陥るのは素晴らしいことである。しかし、キャラクターが偶然トラブルから抜け出すことは、ごまかしである
なるほどなぁと思いました。例に挙げていただいた友禅のシーンは特に自身で都合の良いように動かしていた意識が無かったので、目から鱗状態です。なるほど……。
都合の良いところでの「説明・解説」は色々と他の方のご感想を参考にしたり、自分でも練り直したりと試行錯誤をしていますが、やはり自分の悪い癖のようなものになっている気がします。
個性を活かして、かつ不自然ではなく読者に状況を伝えるというのが今後の課題のようです。


そして最後に、「水とめまい」の描写。
いや、なんとも恥ずかしい……!
ネットで軽く調べて「水がたまる云々」は自分で解釈して入れてしまった為ですね。こういった知識のある方には勉強不足がまるわかり!(たぶん二部以降もそういった部分が多々……(汗))
いやしかし、せっかくご指摘いただいたものですので、もう少し掘り下げて木戸様が読んでも「まあ大丈夫」位にはしてみたいものです!
それまではここの部分には目を瞑っていただくという事で……w しかしここで専門的なお話を伺えて幸運でした。


嬉しいお言葉の数々と、大変参考になるご指摘、本当にありがとうございました。一部だけでも八万字と少々、お時間がかかったものと思われます。
貴重なお時間を割いて、このような素敵な感想を書いていただき本当にありがたいです。
なんと、感想百人切りを目指されているとのこと! 二人目になれて大変光栄です! 沢山の方が今もご依頼されているようですので、ご無理なさらず頑張ってください!
陰ながら応援しております。
投稿者:  [2014年 03月 21日 15時 05分] ---- ----
一言
諸事情で遅くなってしまって申し訳ありませんでした。

第一部まで読みましたので感想を書かせていただきます。

文章・展開ともに私は特に詰まることなく読めました。

戦闘シーンは技巧を凝らした戦闘が多かったので読み応えがありました。

特に哭士・菊塵とユーリとの戦闘が良かったです。
また、初登場時のユーリと、戦いが終わった後のユーリのキャラの雰囲気の変わり具合も面白かったです。

互いに惹かれていく哭士と色把の関係にも好感が持てました。

最終章に突入したということなので、これからも執筆活動を頑張ってください。
リネ    [2014年 03月 21日 21時 28分]
いえいえ!
お忙しいところ、感想をいただきましてありがとうございます!

文章・展開について、問題なく読んで頂けたようでホッとしております。
また、戦闘シーン、キャラクター、展開についても面白かった、読み応えがあったとのお言葉、大変嬉しいです!
哭士・菊塵・ユーリの戦闘シーンについても一番始めの狗鬼同士の戦いの為気合いを入れて書いていた事もあり、救われました。

当作品は今まで独りよがりで書いていたものを初めてネット上で公開したもので、色々と迷い沢山の方からの意見を聞きながらようやく最終部まで進めることができました。
渡来様からの感想も非常に嬉しく、励みになりました。
完結まであと少し、頑張りたいと思います。
このたびは、当作品に時間を割いて下さり、本当にありがとうございました!
投稿者: 愛田美月  [2014年 02月 10日 03時 14分] ---- 女性
一言


掲示板よりご依頼を受けてやって参りました、愛田です。

作品1- 6まで、拝読いたしました。


まず、最初に思ったことは、物凄く上手い! と、いうことです。これは、辛口です。と、書いたのにどうしようと思いました(笑)

特に雰囲気作りの巧さには感嘆いたしました。作品の雰囲気にあわせて書かれた地の文と、巧みな情景描写が素晴らしいです。

菊塵の、哭士との会話で。「……流石」と台詞で、場面転換するときの余韻が良く、とてもセンスを感じました。カッコいいです。

あ、辛口でした。と、いうことで。
敢えて突っ込まなくても、普通に読めるけれど気になった点をあげていきます。

〉不機嫌そうな目つきは鋭く長く切れ、~

言いたいことは、分かる……分かっているつもりになっているのかもですが。
目つきが、鋭く長く切れている。と、いうのは、違和感があります。目つきは、モノを見るときの目の様子を現しているので、鋭く長く切れている目の様子と、言う表現は、ちょっと、違和感がありますね。

たぶん、哭士は、鋭い切れ長の目をしている。と、いうことがいいたいのだろうとは思うのですが、ちょっと、不器用な感じの文章になっているように感じました。

似たような感じで、こちらの文。

〉スーツに眼鏡を身につけ~

ここも、普通にスルー出来てしまうのですが、敢えてつっこむなら、スーツが、眼鏡を着ているようにとらえることが出来ます。違和感があったので、あげてみました。

〉今このビル丸ごとが~

これは、好みの問題ですが、ずっと、堅めの表現でこられていたので、ここで『丸ごと』と、どことなく可愛らしい表現が、出てきたことによって、違和感が出ているように感じました。
堅い文章の中に柔らかい表現が入って浮いて見えます。

〉壁の蹴った音で~

壁を蹴った音ではないでしょうか。

〉跳ね上がった哭士は回転をかけたまま~

いつ回転をかけていたのでしょう。
違和感を感じました。

〉着地し、しゃがんだ状態で目の前にはもう一人の護衛。まさに異変に気づき、腰に装着している無線機と武器~

この部分。伝えたいことは、分かるけど、ちょっと、文が、翻訳しました。的な感じがします。

しゃがんだ……状態? と、思って。ん? と首を捻りました。

しゃがんだ状態の哭士の目の前で、ということがいいたいのでしょう。ではここは、哭士を削るのではなく、状態を削った方が日本語として、スムーズに読めるのではないでしょうか。

〉着地し、しゃがんだ哭士の目の前にはもう一人の護衛。

と、いう感じで、どうでしょう。ちょっとしたことですが、どこを残してどこを削るかは、結構大事だと私は思います。

〉立ち上がりと~

立ち上がるとではないかと。

〉立ち上がりと同時にまだ哭士を定める事ができずに~

いいたいことは分かります。が、ここも不器用な感じが出ていました。

〉哭士を定める事ができず~

ここです。ここが違和感のもとです。
哭士に狙いを定めることができなかったんですよね。

ここは『狙い』を抜いていいところではないと思います。

〉突き当たり、直角の廊下の先に目的の扉が眼前に構えている。入り口の脇にも護衛。


最初、ん? となりました。

一番の理由は、突き当たりと、最初にきたときに、ウッカリ行き止まりを想像したからなんですが。

そして、次に、この部分。

〉廊下の先に目的の扉が眼前に構えている。

先に、ということは、そこそこ距離がありそうですが、すぐ後に、眼前にとなっています。かなり距離が縮まりました。そもそも、誰の眼前なのでしょう。

この、突き当たり~から始まる文。一つの文に、伝えたいことを詰め込み過ぎて捻れているように感じます。

1哭士が走っていた廊下の先は、壁に突き当たる。
2突き当たりの右か、左に曲がって、廊下は続いている。
3その角は直角である。
4角を曲がると、目的の扉がある。
5扉は誰かの眼前である。
6廊下は、その扉で終わっている?

と、こんな感じのものが読み取れるでしょうか。

これらが短い文の中に、ぎゅっと詰まっています。そして、主語もいっぱい入っています。

一つの文ではなく、シンプルに分けてみられるのも、一つの手だと思います。

例えば、

 右に折れるしかない、と、いうところで足を止めた。
 壁に背をつけ、角の向こうの様子を伺う。予想通り、数メートル先に、目的の扉が見えた。

あ~。めっちゃ上手い方に、こんな例文とかかなりおこがましいですが。
分けたことで、文章の捻れは、解消出来たかと思います。

〉目標を見いだししたとき~

しが一つ多いようです。

〉「お前の力をだすまででも~」

出すまでもで、良いと思います。

〉突然の事態に立ち尽くしている。部屋の隅に背中を押し付けて立ち尽くしていた。

二回立ち尽くしています。

1-4より。

〉不機嫌な表情で居る、見覚えのある男性がすわっている。

ここも、なんか、外国語を翻訳したようになっています。

ここは、シンプルに。

〉見覚えのある男性が、不機嫌な表情で座っている。

の方が、違和感はなくなるかと思います。いるが、一回ですみますし。

〉まっすぐこちらを見つめる目が合って~

ここも、必要な単語を抜いておられるようにお見受けしました。

『見つめる』と『目が合って』の間に『瞳と』とか『目と』とか、ないとおかしいと思いますよ。

1-6より

〉色把が、口を開く

改行がぬけているのではないでしょうか。

あとは、全体的に、句点と読点が、逆なのでは? と、思う箇所や、読点を入れた方がよいのではという箇所が散見されました。

以上です。

長々失礼いたしました。

これは、本当にあえて言うのであればということばかりです。

本当に高い筆力をお持ちで、かなり勉強させていただきました。

しっかりと描きたいことが、リネさまの中にあって、それが確かな骨格となって、お話に深みをもたらしているのだろうと思いました。

少しの会話や描写で、キャラクターの個性を描く筆力は素晴らしいです。ちなみに、私は、クールな哭士が好みです。

今は最終章を執筆中とのこと。
やっと、描きたかったことの全てを終えることができるのですね。

執筆、楽しんで下さい! 応援しておりますo(^▽^)o
リネ    [2014年 02月 10日 10時 44分]

依頼を引き受けて下さりありがとうございました。
非常に細やかな部分まで読み込んでいただき、大変お時間がかかったものと思います。本当にありがたいです。

早速、誤字、そして不自然な言い回しの部分もご指摘をヒントに自分なりに修正させて頂きました。
読み返す良いきっかけになり、自分なりに気になった他の箇所の修正もできました。
入れたい部分を詰め込みすぎて、どうすればいいか分からないままになっていた部分もすっきりと解消され本当に助かりました。ありがとうございます。

高い筆力なんてとんでもないです! いまだに類語辞典と国語辞典が手放せないのです(笑)
辛口という事で実は感想を頂くまでドキドキしていたのですが、お褒め頂いて本当に嬉しいです!
特に冒頭は気合を入れて書いていた事もあり、頂いた言葉が本当に心にしみます。


ご指摘頂いた箇所で、1話目の廊下の突き当たりの描写について。
こちらが先に挙げていた詰め込みすぎてどうすればいいか分からない箇所だったのですが分けてみた所、断然に良くなった!伝わりやすくなった!とにんまりです。

1話はスピード感を意識して書いた部分でして、読み進める際に気になる箇所があると失速してしまうので「ここが詰まってしまう、ここに違和感がある」といった具体的なアドバイスを頂けて本当に良かったです。
これでまた疾走感が増したと確信しています。
1から10まで書きすぎる癖は他の方からのご指摘で把握していたのですが、詰め込みすぎるというのも思い当たる節がぞろぞろと……。
わかりづらくなったら、一度落ち着いて文章を分ける、という事も意識しながら書き進めていきたいと思います。


哭士を気に入っていただけて嬉しいです!なかなか喋らない男ですが、描写は結構楽しい奴です。


今回お読み頂いた冒頭は、一番楽しんで書いていた部分だなぁと修正しながら思い出しました。
細かい辻褄合わせや、描写の表現にばかり気を取られて楽しく書く事を忘れていたような気がします。
執筆も楽しんで、最後まで完結出来るよう頑張りたいと思います!
本当にこのたびはありがとうございました!
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