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[一言]
物理学やSFが好きなものです。
高校では地学を選択授業で学んでました。
大変面白く拝見しました。自分は最新科学はオカルトに通じると思っているので、最後あたりの仏教や魂にからめてらっしゃるところに感銘を受けました。
「不可思議情報の私的考察」も何話か読まさせていただきました。ひも理論などの考察が興味深かったです。
  • 投稿者: 津月あおい
  • 30歳~39歳 女性
  • 2016年 08月18日 19時39分
[良い点]
なかなか読み応えがありました。最近はハードSFを読む機会があまりないので、楽しめました。

[気になる点]
「序」から引用します。

>そしてその空気の中には酸素分子や水素分子の粒々が無数に浮かんでいる。

地球の大気には水素分子は存在しません。水素は最も軽い元素なので、地球の重力では引き止められず、ヘリウムの様にとっくに宇宙に逃げています。地球にある水素のほとんどは、酸素と化合して水になっています。正しくは水蒸気というべきですね。あと一番多い窒素が無いのがちょっと不自然だと思いました。
ずいぶん細かいところを指摘するな、と思われるかもしれません。自分でもそう思います。でも百戦錬磨のハードSFファンは見逃さないんですよね。
[一言]
設定がホーガンの「未来からのホットライン」にちょっと似ているかなと思いましたが、明らかに別の作品でした。読ませていただいてありがとうございました。
ご感想ありがとうございます。
こういうのを書きたいなと思ったきっかっけは、リサ・ランドール博士の「ワープする宇宙」を読んでからでした。特に粒子隔離の話(小説の意味とは違いますが)、妙に説得性があってとても面白かったです。
水素分子が地球大気に含まれていないというのは知りませんでした。もともと文系人間ですので、細かいところはお許しください。
ところで、後半部分で主人公が仏教について語る場面がありますが、このあたりは真剣にそうなのではないかと思っています。拙著「不可思議情報の私的考察」の「File99 仏教と物理学の奇妙な関係」もお読み頂ければ幸いです。
[良い点]
宇宙てまだまだ夢が有るね(o^∀^o)

子供の頃思い描いた宇宙より
実際の宇宙が余りにせまく落胆もしたけど

ヤッパリまだまだ面白い

[気になる点]
悪い点では無いですが
あえて…もっと長編で読みたかったです
[一言]
その他

最後は、ブラックホールの蒸発

いわゆる吸い込んだエネルギーを一気に放出する
大爆発に巻き込まれてくと考えてたけど

まさかまさかの
全部吸い込みましたには、参りました(^O^)

  • 投稿者: 森乃 泉
  • 2012年 12月21日 21時19分
ご感想ありがとうございます。
いわゆるホーキング放射ですね。ブラックホールに吸い込まれた物質がエネルギーに変換されて徐々に放出され、最後はブラックホールも消えてなくなるということですが…。

筆者は物理学の専門家ではないので理論的なことはよくわかりませんが、無限にモノを吸い込めるというのがどうも納得できていません。何かまだわれわれも知らない物理法則があるような気がしています。「無」から「有」が生まれたというのがホントなら、その逆の「有」から「無」が生まれるというのもアリだと思います。

あるいは、今の宇宙が「無」から生まれたというのが間違いであるならば話は別ですが。それで私がいま一番気に入っているのがエキピロティック宇宙論です。2つの異なる宇宙があって、それが衝突するときに起きるのがビッグバンであり、いまは2つの宇宙がたまたま離れ離れになってるので「有」の状態で存在しえているというものです。ここまでくると、もうSFも超えて、壮大なる絵空事のような気もしますが、私が始めてこの理論を知ったとき、一番しっくりと腹に落ちた気がしました。

いずれにしても、少なくとも自身が生きている間に最終の答えが知りたいというのが本音です。そうでないと安心して臨終の日を迎えられない…??
[良い点]
私が興味を持っている、物理と小説(ストーリー)の両者で素晴らしかったです。
分かりやすかったです。
[一言]
楽しませていただきました。
  • 投稿者: 薬指の社
  • 15歳~17歳 男性
  • 2011年 12月05日 19時53分
ご感想ありがとうございました。ホントのことを言いますと、小生は文系で高校時代は物理がもっとも苦手な科目でした。ですから細かいところはウソが多かったと思います。
それより、最近は実際のCERNの方が大騒ぎです。光速を超えるニュートリノにヒッグズ粒子と次々に楽しみな展開になってきました。来年当たりは本当にブラックホールかも?
[良い点]
文章がしっかりしてて、縦書きで読んでも違和感が無いくらいクオリティーが高いと思いました。
専門用語とかもバンバン出てきますし、かなりハードコアなSFになってると思います。
もうすぐ2012年になっちゃいますけど、どうなんでしょうね? この実験、今どうなってるのかな~、とかちょっと気になりました。
[気になる点]
すみません……。
悪い点ってワケでもないんですけど、ちょっと難しくて、中性子コアの辺りからついていけなくなっちゃいました……。
こっちの宇宙がプラスの電気だけで、あっちの宇宙にはマイナスだけだから、足して0になるときには電気を持ってない中性子だけが残るってお話……だと思ったんですけど、確かこっちの電子とかってマイナスの電気を持っちゃってた気がしますし……。
あっちの宇宙が反物質だけってコトは、反中性子とかって置いてなかったんでしょうか――?
すみません!! ゴメンナサイ!! やっぱりよくわからないです!!
[一言]
>「ブラックホールは周囲の物質を飲み込んで成長してゆきます。ですから、ブラックホール全体を鉛製のカプセルで覆い、中を真空にすれば、物質の供給が止まり、成長が止まる可能性があると思われます。」
「なるほど。だが、そんなカプセルがすぐに用意できるのか。」

えーっ!? 物質を飲み込んで成長するブラックホールを真空中に隔離するために、もともと真空を作ってる加速器を開けちゃうんですか~!? お偉いさん達!! ストップです!! ソレはどう考えてもマズイですよ~!!

こういう人たちだから、地球とか滅ぼしちゃうんでしょうね……。
  • 投稿者: Dr.Cut
  • 2011年 11月30日 07時44分
Dr.cut様
ご感想ありがとうございました。ナルホドです。実はこのくだりは、行き詰まってこじつけの理屈で書き進めたあたりです。何か専門用語を難しそうに並べておくとそれらしく見えるかなという、ある意味ごまかしも入っています。失礼いたしました。最近テレビで医者ものドラマが流行っていますが、かなり医療監修は現実に近いらしいのですが、やはりドラマ仕立てにして緊迫感を持たせるため、手術シーンとか専門家から見ると結構アリエナイも多いらしいです。言い訳でした^o^。
ところで実際のCERNの方ですが、最近光速を超えるニュートリノが発見されたとかで大騒ぎになっています。SFファンとしては楽しみな展開になってきました。もしこれが事実ならアインシュタインの相対性理論も書き換える必要が出てきそうです。
ブラックホールの方は、実際に小説とは違う理論で危険視する科学者もいます。福島の原発も「想定外」で大惨事となりました。CERNの実験が本当に安全なのか正直私にもわかりません。ただ、これからも新聞騒ぎになるような新発見が続くことは間違いないと思います。目が離せません。
ツジセイゴウ
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