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『千年の約束を君に』の感想
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投稿者:
coach
[2010年 03月 28日 (日) 19時 17分 04秒] ---- ----
▼一言
連載お疲れ様でした。
今回のお話も、毎話楽しませていただきました。何だか毎回おんなじ感想で恐縮なのですけれど、雪宮さんの物語でわたしがもっとも魅かれるのは、やはりその文体と完結性です。あ、「もっとも」って言ったのに、二つになった(笑)。
えーと、文体についてですが、文章として美しいことの他、読み手に負担をかけないように配慮されたその書き方には脱帽です。書き手は読み手を想定してものを書くべきだと思いますが、それがなかなか難しいんですよねー。少なくともわたしにはできません。いつも勉強させてもらっています。
そして物語としての完結性。細部に至るまで完全に作り込まれていて、流れに矛盾がなく、安心して読み進めることができます。
もちろん、ストーリー自体も楽しませていただきました。心を動かされました。確かに雰囲気としてはやや暗色でしたが、人が精一杯生きた結果であれば、それが悲劇であれ喜劇であれ、同様に美しく胸を打つものになるのではないかと思います。
とはいえ、どちらかと言えばわたしは喜劇好きの方でして、新連載が「明るい恋愛もの」ということですので、これまでお書きになった連載より更に心待ちにしています。ではでは
雪宮鉄馬
[2010年 03月 29日 (月) 00時 43分 18秒]
coach先生、感想&最後まで付き合っていただき、本当にありがとうございました。
いつも先生にほめていただき、面映くもあり、嬉しくもあり、そして同時にもっと頑張ろうって気持ちを新たにしています。
文章を書くっていうのは、楽しいことなのですが、時として苦しいこともあり、詰まったり進んだりの繰り返しで、自分がはたして読み手にとって優しい文章を書けているのか、本当は自信がありません。今回も試行錯誤を繰り返し(特に文章表現の点で)、ほとんど執筆中のキーワードは「こんなんじゃだめだ!」でした。
物語に関しては、一応一つの本としての体裁を組み、きちんと始まり、きちんと終わるように、物語の骨子を組んでいます。特にラストシーンをイメージし、そこへ向かって物語を書いていくというのが、わたしの執筆スタイルです。これが、先生の仰る「物語の完結性」に繋がっているのだとすれば、ちょっと自信がつきました(笑)
次回作についてなのですが……当初、「あとがき」に書いたとおり、明るい路線のものを書いていたのですが、どうもわたしはシリアス路線の方が得意なようで、どうしても多少シリアスになりそうです。それでも、なんとか「千年の~」に比べて明るく爽やかな小説として、現在執筆中です。
ぜひ、次回作の方もお付き合いいただけたら幸いかと存じます。
最後に、本当にありがとうございました!!
投稿者:
早川 清
[2010年 03月 23日 (火) 21時 16分 00秒] 40歳~49歳 男性
▼良い点
まずは、完結おめでとうございます。
平安の時代より現世に紡ぐ、在りし日の二人の恋愛成就。
これ程、涙し心打たれた作品には、巡り会えませんでした。
感動を有り難う御座いました。
▼悪い点
でも、一つだけ納得出来なかった事があります。
それは、桜が亡くなってしまった事…。
椿に、私は死なないと言ったのに、戦を止め皆の下に戻ると言ったのに…(涙)
桜には、春が成し得る事が出来なかった、都の再生を見届けて欲しかった。
都の再生を信じ、志し半ばで散った同士の為にも。
▼一言
狂気の沙汰の右大臣により、火の海とかした内裏。
その中で、愛しい桜により、終りを迎える春から、真実を打ち明けられ、哀しみに暮れる桜…。
春の口から、告げられた好きだとの告白に、桜の返す言葉は燃え盛る炎に春には届かず…。
百年後、いや千年の時を刻もうとも、貴女を探し出すとの言葉通り、桜と春はあの桜の木の下で、巡り会えましたね(嬉)
まだ、花咲くこと無い老木に、花を咲かせたのは、時を越え二人を祝福する、朝唯の桜の奇術だったのでは…。
もしかしたら、お節介な梓は、椿の生まれ変わりだったのかも知れませんね。
拝読途中で、涙に暮れもう読む事を止めようかと、思う時期も有りましたが、今は最後まで読めた事に感謝しています。
雪宮鉄馬
[2010年 03月 23日 (火) 23時 47分 58秒]
最後までお付き合いいただき、また、感想をいただき、まことにありがとうございました。苦心の果てに、完結できたのも、いつも感想を書いていただいた、早川さんのおかげと思い、胸を熱くしています。
本当は、軽い気持ちでスタートさせた物語だったのですが、書けば書くほど、ダークになるし、残酷なシーンも増えて、自分でも投げ出したい気持ちになったのは、ここだけの内緒です。
また、わたしの苦手とする三人称文体にあいまって、登場人物が悲惨な死に方をするシーンも多くなってしまい、非常に読みづらかったと思います。その点に関しましては、平にご容赦ねがいます。ほんとうに、ごめんなさい。
ご指摘の、問題シーン、桜と春が炎に飲み込まれるシーンですが、いろいろと悩みました。当初の予定では、春を残し内裏を脱出させるつもりだったのですが、演出面から考えて、桜が春とともにいること、即ち死んでしまうことを選ぶと言う方向に変更しました。二十六話で、読者をどん底まで落としておいて、最終話の現代編で生まれ変わった春と桜が再会するシーンを際立たせようと言う、わたしの浅はかな目論見です。あと、愛する人を炎の中に置き去りに出来るかと考えると、わたしなら多分出来ないな、と思った作者自身の心境もあります。
どんなにどん底に暗い物語でも、ラストシーンはハッピーエンドにする、というのがわたしの心情で、無事ラストはなんとかさわやかに終わらせることが出来ました。梓のキャラはお気づきの通り、椿とダブらせました。梓が椿の生まれ変わり、サクラが咲いたのが朝惟の奇術というのも、アリかもしれません。
さて「あとがき」でも書いたとおり、次は明るい小説にします。じつはもう書き始めています。投稿を開始しましたら、また読んでいただけると、とても嬉しく思います。
最後にもう一度、本当に、本当にありがとうございました!!
投稿者:
早川 清
[2010年 03月 21日 (日) 12時 28分 52秒] 40歳~49歳 男性
▼一言
右大臣の狂気の沙汰に、親書を読みし桜と左近衛の衆は、憎悪の形相で右大臣を睨めつける…。
文官の報告に、奇声を上げ…獣?妖怪と化した右大臣に、民を蔑ろにし私腹に走る者に、王の資格無しと、放たれた矢に我に返り、逃げ出す右大臣は終わったと思いました。
左近達が去りし後、笛の音に導かれたどり着いた先には、春…東宮殿下の姿が。
桜が、真実を問う前に、東宮殿下は全てを語り、それが善であり都を統する者の意思だと。
そして、哀れみもなく?、譲葉をも殺害した事も…。
全てを胸に刻んだ、桜の一射入恨の矢は、東宮殿下の胸を貫抜く。
でも、桜の内に秘めた思いは、違っていたと思いたいです。
もしかしたら、春は桜によって、この矛盾に満ちた東宮としての過ちを、絶ち斬って欲しかったのでは…。
雪宮鉄馬
[2010年 03月 22日 (月) 00時 55分 09秒]
感想ありがとうございます。
右大臣の末路についてはいろいろと悩みました。いろんな人を苦しめておいて、簡単に死んで終わり、と言うわけにもいきませんし、かといって改心すると言うのもありえない。ということで、彼にふさわしく「狂う」という末路を用意しました。まだ、先があるのですが。
ところで、春のしゃべり方に、「俺」と「ぼく」の二種類があるのに、お気づきになられたでしょうか? けっこう、彼の心理を端的に表すミソだったりします。
第二十六話では、ようやく春の本心を書きました。彼が何を思って、過ちを犯したのかと言うことが、少なからず分かると思います。
投稿者:
早川 清
[2010年 03月 20日 (土) 11時 21分 57秒] 40歳~49歳 男性
▼一言
内裏にて起きた、新たな謀反…。
何故、無常に時はすれ違うのか、また惨劇を繰り返すのに。
右近は、桜の帰りを待たずに、恒長と共に謀反を起こしてしまったのか…(怒)
春…東宮は、何故右大臣を守護?し、恒長を斬り、身を挺し兄を庇った譲葉を殺害しも、冷淡で居られたのかは、私には解らない。
石丸に守られし、内裏に戻りし桜は、左近率いる近衛に告げられた事態に絶句し、左近達を尻目に内裏に戻りし、桜の瞳に映ったものは、無惨にも横たわる譲葉と恒長、そして右近の亡骸…。
右大臣の地塗られた刃を目にしも、朝唯からの親書を渡した桜の気持ち、痛いほど伝わってきました。
右大臣の、怒りに満ちた姿に、桜や左近達は何を思い、何を起こすのか…。
私は、春…東宮に問いたい、貴方は何を考え、何処へ向かおうとしているのかと。
雪宮鉄馬
[2010年 03月 21日 (日) 00時 17分 06秒]
感想ありがとうございます。
右近が桜の帰りを待たずに、恒長とともに右大臣を暗殺しようとしたのは、急いたわけでも、戦を止めさせると言った桜を信用していなかったわけでもなく、自分の手で何とかしたかったからです。その辺りの複線は、出陣の下りにあります。また、春が何を思っているのか、と言うのは、次の次の回まで、伏せておきます。
長々と書き綴ってきたこの物語も、あと、残り三話となります。
投稿者:
早川 清
[2010年 03月 19日 (金) 20時 10分 41秒] 40歳~49歳 男性
▼一言
絶句してしまいました…。
今は、感想を書く思考が止まってしまいました。
暫し、時間が欲しいですm(_ _)m
雪宮鉄馬
[2010年 03月 20日 (土) 00時 27分 44秒]
もしも、わたしの小説で、辛い思いをさせてしまったのであれば、本当にごめんなさい。
あんまりにもひどい展開もすべて、物語の終わりへと結びついていきます。ちゃんと、物語は終わります。絶望ばかりではなく、きちんと希望も書きますので、なにとぞ、ご容赦下さい。
投稿者:
早川 清
[2010年 03月 18日 (木) 20時 44分 38秒] 40歳~49歳 男性
▼一言
西寺で、九年の月日を経て、再会した桜と朝唯。
桜は、朝唯の謀反の経緯を知るも、全てが真なのか半信半疑ですね。
しかし、諸国の悲惨さに、目を背けていた己と対峙し、桜は朝唯の問いに、刃を掴み朝唯の首を…。
しかし、桜は解っていましたね、真に戦を終らせる事の重みを。
朝唯から託された親書、右近衛五巫司の名に逆らってでも、この惨劇を終結すべく立ち上がった桜に、願いを託したく想いました。
しかし、桜は無事内裏に戻り、右大臣に親書を手渡し、春…東宮殿下の起こした、羅城門での粛清と言う名の、惨殺劇の真相を桜は聞き出せることが出来るのか…。
そして、葵も無事一夜の峠を越え、笑顔を取り戻す事を願います。
雪宮鉄馬
[2010年 03月 19日 (金) 00時 19分 05秒]
感想ありがとうございます。
第二十一話、二十二話と、朝惟はぐだぐだと堅苦しいことを言っています。桜はそれが総て真実だとは思っていませんが、あの部分の会話というのは、朝惟のセリフ、桜のセリフともに、わたしが言いたいことみたいなものを散りばめています。実際のところ、この物語のもう一つのテーマ(裏テーマとも)的な部分だったりします。
朝惟の親書を手に、桜は再び内裏へと戻ります。行ったり来たりするのも、もうこれで最後です。
本当に今回は落ち込むくらい、がっつり暗い話でごめんなさい。あと数話、ラストの瞬間までお付き合いいただけたら、幸いのことと存じます。
投稿者:
早川 清
[2010年 03月 12日 (金) 13時 02分 38秒] 40歳~49歳 男性
▼一言
桜達の誠意に打たれ、分の悪い賭けと知りつつも、死に花を咲かせようぞと、敵陣目掛け繰り出す、名も無き武官達に、感服し涙しましたよ。
怪我はともかく、五体満足の姿で、四人揃って清惟の元に、たどり着けると願っていたのに、茜の死と引き換えとは…(哀)
石丸の目には、桜の椿の葵の想いが真で有ると、察してくれたのでしょうか。
後どのくらい、亡骸の山を築けば、この惨事は治められるのですか…。
桜の懇願を共にと、願っていた茜の無念の死に、お役半ばで旅立った桔梗に、名も知らぬ亡くなった五巫司の小女達に、ただただ手を合わせるしか有りません…合掌。
雪宮鉄馬
[2010年 03月 13日 (土) 01時 39分 01秒]
感想ありがとうございます。
どんどん物語が暗い方へ暗い方へ進み、書いてる本人もなんだか日陰に居るような気分になってまいりました、今日この頃です。
後どのくらい亡骸の山を築くのか……。戦が終わるまでは、名もなき武官や五巫司の少女たちのように、桜たちの知らないところで、刻々と命が奪われていっています。そして、戦の終わりが物語りのラストへとつながっていくようになります。まだ、もう少し先のはなしですが。
今日も次の話をアップしました。わたしの小説にしては、会話文の多い回です。
投稿者:
早川 清
[2010年 03月 11日 (木) 10時 42分 33秒] 40歳~49歳 男性
▼一言
世の常なら、殿方と恋を育み、幸せな時を過ごす筈の少女達は、血にまみれ泥を被り、幾人もの武者を殺し、また多くの仲間を失い、戦禍に恐れ苦しむなんて…。
いつの時代も、犠牲となるのは弱い者達であり、渦中に投じられた若い命で有る事を、何故気付かないのだろうか(哀)
右近殿の、心中察します。
桜達四人は、無事揃って西寺に辿り着けるのか、これ以上の血も涙も、流せたくはありません(願)
前回、書き切れなかったのですが、右大臣のもとで、差し出した春の手には、他人には見えない、どす黒い血が取れず、幾度も掻き取ろうとしたのだと思うと、心苦しく思えました…。
この戦の元は、陛下の政治に無知なのではなく、此良がしに私腹を肥やす、右大臣だと憎みます。
春の、右大臣に向けた笑みも、そう物語っていると思います。
最後に、譲葉の兄は大納言代理として、何を模索しているのかが、気掛かりです。
雪宮鉄馬
[2010年 03月 12日 (金) 00時 50分 13秒]
感想ありがとうございます。いつもながらに、登場人物の心理まで読み解きながら読んでいただき、作者冥利につきます。
いよいよ、桜たちは西寺を目指します。その桜たちを待ち受ける試練に、早川さんが怒りを露にされないことを願いつつ、続きを執筆しております。
調べてみたところ、現在の京都府には西寺は残ってないそうですね……。知らなかったです。
以前にもお話したとおり、わたしは物語の骨子を予め考えてから、執筆開始するタイプで(それでも展開に苦慮することがあるあたりが、まだまだ精進の足りないトコなのですが……)、物語がいずれ戦になることは、決まっていました。しかし、ここまで長くなるとは、まったくの想定外です。恋愛ものなのに……ごめんない。
右大臣に手の傷を見せる春の思い、そして妹に意味深なことを告げる譲葉の思い、さらに、若い娘たちを戦火に巻き込ませたことを歯噛みする右近さまの思い、三者三様のセリフが重要な意味をもって、ラストへと向かっていきます。
投稿者:
早川 清
[2010年 03月 10日 (水) 23時 13分 47秒] 40歳~49歳 男性
▼一言
桜達は、むやみな殺生を避け(かなり危険か賭けではあるが)、徒手空拳にて、敵を撃退したのですね。
この無益な戦に、全ての人の人生の歯車が、ズレてしまったのですね(哀)春も桜も、そして譲葉も…。
火の手の回った宮中に、惨たらしくも転がる、幾人もの亡骸を目の当たりにし、新たな刺客の到来に、桜達は戸惑うも、桔梗の一矢に覚悟を決め、敵に立ち向かいましたね。
桜達の攻防に武士達は倒れ、気を許した直後に、桔梗を襲っった悲劇。
桜の、無情とも言える言葉の裏には、長としての、残された仲間の安全を考慮したものだと感じられました。
最後の手向けに、葵のした桔梗への死に化粧には、涙が零れました…。
この戦は、何を生み出し何を亡くすのか、歯噛みをする思いですよ(怒)
雪宮鉄馬
[2010年 03月 11日 (木) 00時 44分 53秒]
いつも感想いただき、感謝しております!
以前感想をいただいた折に、「葵と桔梗の活躍に期待します」と早川さんが仰られ、少し胸が痛みました。実のところ、もうあの時点で、桔梗の最期のシーンを書いている途中だったので……。
桔梗を失っても尚、戦は続きます。そんな戦が、桜や春、譲葉たちの運命を変えていく。でも、朝惟が戦を起こした理由は、春が羅城門で行ったことが直接起因しているわけで、この辺の諸行無常(? 多分この言葉の用法ちがいますね)な感じを、感じ取っていただけたら、幸いです。
今はまだ、戦が桜と春の関係に直接的な影響はありません。果たして、朝惟の謀反がいったい何を生み出し、そして何を失わせるのか、それが分かるのはまだ先のこととなります。今しばらく怒りを鎮め、お付き合いくださいませ。
投稿者:
早川 清
[2010年 03月 03日 (水) 21時 00分 56秒] 40歳~49歳 男性
▼一言
朝惟様も、無闇に火を放った訳では無かったのですね。
桜率いる五巫司は、椿の分班により散開し、避難誘導に務め走り出しましたね。ここでも、桜は皆に無理だけはせぬようにと、皆を気遣っていましたね。桔梗の問いに、皆の家族をも心配し、克つ宮中の民の事を護りたいと言う意志の強さは、改めて、香子の育てかたが良かったのだと思います。
はぐれた子供を見付けるも、火の手から現れた武士と遭遇、正太郎に母親の無事を伝え、争いに巻きこまれぬ様大内裏に走らせ、猛者相手に怯まぬ態度には感服しました。
でも、何故桜達は敵前で武器を放棄したのか…。
新たに加わった、葵と桔梗の活躍に期待します。
雪宮鉄馬
[2010年 03月 04日 (木) 00時 23分 41秒]
感想ありがとうございます。
謀反を起こしたとは言え、一角の武将である朝惟は意外と冷静なんです。
さて、ずーっと前、架空の役職である五巫司の説明をした時(四話あたりだったと思います)に「有事の際五人一組になる」とあったのを覚えていらっしゃいますでしょうか? やっと、その設定が生かされることになりました。桔梗と葵には、物語上わりと重要な役割を担ってもらうこととなります。
桜たちが、敵前で武器を放棄した理由は、そのヒントが第五話あたりにちょっとだけあります。現在、続きを鋭意執筆中ですが、まあ、いつも通り遅筆なので、もう少し時間がかかりそうです。なので、その辺り想像したり、設定を確かめたりしながら、待っていていただけると、とても嬉しく思います。
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今回のお話も、毎話楽しませていただきました。何だか毎回おんなじ感想で恐縮なのですけれど、雪宮さんの物語でわたしがもっとも魅かれるのは、やはりその文体と完結性です。あ、「もっとも」って言ったのに、二つになった(笑)。
えーと、文体についてですが、文章として美しいことの他、読み手に負担をかけないように配慮されたその書き方には脱帽です。書き手は読み手を想定してものを書くべきだと思いますが、それがなかなか難しいんですよねー。少なくともわたしにはできません。いつも勉強させてもらっています。
そして物語としての完結性。細部に至るまで完全に作り込まれていて、流れに矛盾がなく、安心して読み進めることができます。
もちろん、ストーリー自体も楽しませていただきました。心を動かされました。確かに雰囲気としてはやや暗色でしたが、人が精一杯生きた結果であれば、それが悲劇であれ喜劇であれ、同様に美しく胸を打つものになるのではないかと思います。
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