江戸時代の遊郭の楼主に生まれ変わったので遊女の待遇改善に努めつつ吉原遊廓の未来も変えようと思う

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そうだったのか、遊郭

投稿者: 川邦 [2017年 04月 28日 20時 58分]
 この作品では、当時の『吉原』の現状が分かりやすく描写されています。
 当時の時代背景を絡ませて解説することで、無知な私でもより奥深く『吉原』というのはどのような物かを知る事が出来ました。
 さらに、遊女一人一人に視点を置いた話もあり、主人公とは別の視点から『吉原』を見ることができます。
 意外にも、当時の『吉原』の待遇は読んでいるだけでも酷い、と言う事がとても勉強になりました。
 主人公はそんな問題を順々に解決していき、遊女たちの生活が徐々に改善されていく……。そんなお話です。

 江戸時代のみならず、歴史が好きな読者なら是非とも一読しておきたい作品です。

 

遊郭が舞台だけどハーレムじゃない

投稿者: あやゆめ [2017年 04月 28日 09時 15分]
実は、遊郭が舞台ということなので、ハーレム物だと思って読んでいませんでした。

でも読んでみて、良い意味で裏切られました。
どちらかというと内政チートで、人情物語です。
ハーレムはちょっと、という人でも安心して読めると思います。

実際に吉原で生きる人たちには、辛いことや悲しいことも多かったのだと思いますが、そこは作者さまの力量でさらっと読めるように書かれています。

江戸時代の風俗の勉強にもなって、とても楽しく読める作品です。

そうだったのか……と思いながら読むと、一層感情移入できます。

投稿者: 媛華 [2017年 04月 27日 21時 36分]
『借金のカタに娘が女郎に』
時代劇で、見かける話ですが、実際に売られたりしたらどうなるのか?どんな生活が待っているのか…
この小説では、きちんとその辺りも触れています。

その様な生活を送っていくしかない彼女達を救い、和ませ、少しでも彼女達を明るく前向きに生きる事ができるように主人公は、『楼主』として奮闘していきます。

あくまでも、主人公が持っている知識は、彼女達の為、吉原の為、江戸の為…誰かの、何かの為に生かされていきます。
それが、結局、最後には自分に『利益』として還元されてきます。

読んでいくと、『吉原』という苦界に生きる人々に『頑張れ』とエールを送りたくなります。

『歴史物』というだけでなく、『ヒューマンドラマ』的な側面もある作品で、一読の価値は充分にあります。

江戸時代の風俗事情に、なろう風内政チートで味付けを

投稿者: Taranome [2017年 04月 25日 19時 19分]
歴史モノで、転生からの内政チートをするけど、戦闘に一切関わらないという、
なろう歴史ジャンルには珍しい作品。

本作の主人公は江戸時代の遊郭の経営者へと転生しますので、
なろうの歴史モノには珍しく、戦争参加やチャンバラ、火薬や鉄砲等兵器の作成なんかは一切ありません。

また本作では、江戸時代の衣食住と吉原文化を少しずつ紹介しながら、
そこに現代知識や風俗文化を取り入れる形での内政チートを行うので、文章的にも読みやすいですし、
遊郭の経営改善と、遊女の労働環境改善が目的の内政チートが主なので、
主人公が極端に権力や財力を手にしたり、ハーレムを形成したりしないところも目新しいです。

まあ、舞台が遊郭なんで、権力のあるお客さんはやたら来ますし、
遊郭自体も変な見方をすればある意味ハーレムなのかもですが……。

歴史ジャンル好きの一読者として、今後の更新を楽しみにしている一作です。
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