或る魔王軍の遍歴

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史上最悪の勇者だと思います

投稿者: アワユキ [2017年 02月 14日 00時 46分]
正直ここまで邪悪な勇者は見たことがないです。
もしかしたら邪悪ですらない、哲学的ゾンビのような操り人形なのかもしれませんが。

魔王側も人間側も登場人物たちそれぞれが必死に生きているのにの彼らの人生も生命も尊厳も何もかも踏みにじり、あまつさえその悪行を正義として歪めてしまう。

あまりにも醜悪で邪悪な勇者です。

世界を敵に回すということ

投稿者: ベギンレイム [2012年 09月 05日 23時 20分]
世界を敵に回すというのは、どういうことだろうか?

・全ての国の首都に核ミサイルを落とすぜ!
・人類は虐殺だぁーー!ヒャッハーー!!
・世界中の女の子はオレの嫁だ!オレ以外の男は死ね!

なるほど、どれも確かに世界を敵に回すようなことをしているし言っている。
しかし、この小説での「世界を敵に回す」とは少々意味合いが異なる。

例えるならRPGゲームやマンガの「ラスボス」だ。
彼らは、目的にあと一歩のところまで行きながら…敗れる。彼らは「主人公」に敗れるために存在するからだ。それが存在意義だと言ってもいい。
彼らの、何をやっても覆らない、最終的に敗れるその理不尽な展開は、ある意味、『世界を』『運命を』『敵に回している』といえないだろうか?

作中の誰が『主人公』で、誰が『ラスボス』なのかは、是非あなたの目で確かめて欲しい。
そして、敗れたものの悲哀と怒りを理解してほしい。
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