辺境の老騎士

レビュー一覧 ▽レビューを書く

老騎士は、老騎士のまま生きる

投稿者: 一二三 [2017年 10月 31日 22時 11分]
おじいさんが主人公ものって、なんだかんだで若返りませんか?これは最後までおじいさん。
酸いも甘いも噛み分けた、老騎士の物語。
死に場所を求めた旅ですが、その旅のなかで主人公である老騎士が成長する。誰かを教え導くこともする。
出会いがあれば、別れあり。さっぱりとした話があれば、後味の悪い話もある。
それでも、旅を続ける。
飯テロ注意

現在、コミカライズもされています。こちらもおすすめです。

往年のファンタジー

投稿者: kohei [2017年 08月 31日 19時 07分 ()]
なろうにありがちなチートもハーレムも無い正統派ファンタジー。

ロードス島戦記を始めとする往年のファンタジーライトノベルを髣髴とさせる重厚な文章でありながら、読み易くアレンジされた文体が美しく大変素晴らしい。
また、老騎士+グルメの組み合わせから剣客商売にも通じるものがある。

非常に重厚なストーリーに加えて、魅力的な登場人物達。
外伝にもなっているジョグ・ウォードが良い味を出しています。

なろうでの流行りの本流からはいささか外れてるせいか、ランキングはそれほど上位ではありませんが、文章力は間違いなくトップクラスですし、ファンタジー好きであれば必ず満足出来る作品です。

最近はほとんど更新されていないようですが、そろそろ新作が読みたいところです。

追記
活動報告の食エッセイも面白いです。
「食卓の情景」を連想しました。
作者は池波正太郎先生のような方なのかな?

老騎士のグルメ旅行です

投稿者: 退会しています [2016年 11月 12日 16時 37分]
これも読んでからだいぶ経ちますが、ブクマの限界が近くなってきたので手放す事にしました。
当時はランキング上位の完結済みの作品を読み漁っていました。

歴戦の勇者として辺境り領地を守ってきた主人公が、家財を返上して、馬一頭だけ連れてグルメ旅行に出かけます。

ネタバレ


その勇名が元で、将軍を押し付けられたりします。

格調高く、力強く

投稿者: J-icco [2016年 10月 08日 18時 36分]
amazonで単行本を見つけて、興味を持って、
試し読みしたら、一気に読んでしまいました。
おかげで仕事が溜まってしまいました。

重厚な素晴らしい物語でした。
ネット小説をナメてました。すみません。

最後のSF展開は、面白かったけれど、その前のジュルチャガの死あたりで一度終えて、外伝や続編にしたら良かったかも知れません。

ドリアテッサの心の機微の描き方が秀逸です。
支援BISさんは男の方のように思っていますが、
ドリアテッサ、すばらしいです。
どうして、あんなにまっすぐで複雑で、強くて柔らかい女性が描けるのでしょう。
なんとか仕事を片付けて、単行本を読みたいと思っています。

真のハイファンタジー

投稿者: 芳野 みかん [2016年 06月 12日 21時 44分]
老いも若きも魅力的な登場人物。

手に汗握るストーリー。

ここにはチートも萌えキャラもいません。

欠点や短所もある、完璧ではない人々が懸命に生き、成長していく善良な小説です。

それでいてユーモアも忘れていません。

食べ物の描写も秀逸です。生唾飲みたくなります。

目下、子供に読ませたいファンタジーNo.1です。
学校の図書館に置いてほしいです。

僕はこんな物語を探していたのかもしれない

投稿者: 退会しています [2016年 04月 14日 00時 52分]
モダンな要素を取り入れたオールドスタイルの文章、なんと美しいものなのか。
躍動する登場人物は何故こんなにも、生き生きと躍動して見る読者を楽しませてくれるのか。
作品を構成するストーリーは重厚で、そして軽やかだ。
相反する魅力が何故この作品の中では調和をするのか。

一言で言うなら面白い作品で、見なければきっと後悔する。
書き手ならばなおさらだ!

まだ見てないなら今すぐ読むべき!
オールドスタイルの要素が濃い作風が好きなら、きっと私のように叫ぶことでしょう。これは間違いなく傑作だ!!と、ね。

読みやすいコメディパート、重厚な物語設定、熱い戦い、優しくも気高い人間賛歌、そして込み上げてくる感情の高まり。
魅力をどれだけの言葉で語ろうか、とにかく見て欲しい。
コレは僕の理想の作品です。願わくば作者のような才能が欲しかった……

骨太で硬派なファンダジー

投稿者: 砂袋 [2015年 12月 30日 03時 43分]
一度完結まで読んだ後、時間をおいて頭から読み直しました。
流行りの作品がキャラクター属性に重きをおいて一個の人間として書ききれてないものが多い中、
この物語は、生きている人間が描かれている素晴らしい作品だと思います。
気高さも優しさも、嫉妬も老醜も全部心の中に納めたバルド・ローエンの大ファンになりました。

紙媒体で読んで欲しい一作

投稿者: 西田啓佑 [2015年 11月 23日 12時 38分]
この作品は紙媒体で知りました。
なので、このサイトの文章は一切読んでいません。
僕の中で傑作のファンタジー小説は何か?と言われると、最初にTHウェイトの永遠の王。ついで、マイケル・ムアコックのエルリック・サーガと来るんですが、それらに並べて遜色のない作品だと思います
プラトニックな愛と、勇気となにより友情。それらがグルメと冒険を通じて見事に結びついています。
完全に空想上のファンタジーなんだけど、とてもリアルな騎士を見ているように感じます。
この作品を読んでいると、TRPGのペンドラゴンを遊びたくなりますね。

これはライトノベルの形を借りた剣豪小説だ。

投稿者: 尾野 灯 (ぬこげんさん) [2015年 05月 23日 19時 00分]
読んでいるうちに、なぜだかどんどん懐かしい気持ちになってゆく。
なんだろう?なんだろうと思いながら、読み進めているうちに、ピンときた。

ああ、これは高校生の頃大好きで、読みまくっていた池波正太郎の剣豪小説だと。
飄々と、それでいて優しい主人公。
時々ピンチになったりしながら、安心してみていられるそのストーリー展開。
あの名作「剣客商売」を思わせる筆運びと、出てくる料理によるメシテロ。

これは、ライトノベル界の池波正太郎なのだと、一人納得しながら読み続けた。

まだ読んでない人には、ぜひ読んでほしいと思う。これは名作だ。間違いない。

心を持つものを深く掘り下げた話

投稿者: まりそ [2015年 01月 14日 00時 20分]
本来、人とはこういう姿なのではないか?

心のままに生きるとは何なのか?

力を手に入れるだけ手に入れ、それを用い、善であることだけが良いのか?

最近のありふれた小説を読むことでは感じることも、考えることもできない作品だと、少なくとも私は読後に実感しました。


物語の主人公は勇者だとか、転生者だとかそんなに強い人ではなく、ある意味頑固で、しかし本当の意味で優しく強い、決断力があれば迷いもある、弱さもあればそれを圧倒的に補う心の強さがある。

そんな、ただの老騎士の話です。

しかし、この作品には様々な人の生き様が記されている。
様々なしきたりの中で暮らす者の心が見れる。


こんなにいい作品はそうは見つからないでしょう。

この物語の老騎士を通して見る全てをぜひ感じてみて欲しい。
― お薦めレビューを書く ―
レビューを書く場合はログインしてください。

↑ページトップへ