死神を食べた少女

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いま、幼女が活躍してますがこの作品の少女もすごい

投稿者: たつき [2017年 03月 05日 14時 36分]
少女ツエエェーをみたかったらこの作品。
なろう作品では短めで、気軽に見始めることができる。剣と弓とそしてちょっと魔法っぽいのありの物語。主人公一人で何万の兵と戦って勝てるような感じじゃなく、普通の剣や矢で致命傷に近い状態になったり食料が無く飢えたりして無敵ではない。
 しかし、そこはやっぱり主人公”!”天下無双の戦闘力、配下から絶対的忠誠を得るカリスマ!
 主人公の暴れっぷりに心を奮わせ配下たちの命を顧みない戦闘に興奮するできる作品です。
 小説で最近熱くなれない人にお勧めです!!

人を食して新たな生を得る死神、その契約は絶対

投稿者: 瑞松 [2017年 02月 13日 13時 34分]
一度目は村の娘
二度目は兵士
三度目は星教徒革命の一員

最低でも三つの人生をシェラは歩んでいます。
そして人生が変わる節目に、必然なのか偶然なのか、人の命を刈り取って食しています。
それはまるで生贄のよう。
生物的には人間でも、シェラは本当に人の命を糧として生き延びる死神なのかもしれませんね。

そして一度目、二度目にかけて結んだ約束を三度目の生で果たす。
自分が覚えている限りでは、シェラが結んだ『約束』でシェラが果たさなかったものはないですね。
約束というものを私たちは軽い気持ちで結んでいたりしますが、改めてその重さを考えさせられました。
死神の約束は絶対である。
その代償は、何よりも思い。

人の命と食、そして約束の重さを考えさせられる物語でした。
読んで良かったと心底思いました。

あなたもきっと叫びたくなる

投稿者: 斉藤 [2016年 10月 13日 03時 33分]
 シェラ様万歳!と。
 シェラのカリスマにやられた騎兵隊の面々は死んでも幸せそうです。
 無能なトップの下で戦う名将といえばヤン・ウェンリーですが、彼ら一党と違ってシェラたちは悩みもなく、敵や裏切り者を殺すだけなので爽快です。シェラに振り回される将軍たちのリアクション芸も魅力的。
 彼らの変遷を楽しみ、そして後日談となる「ロゼッタは引き篭もりたい」を読んで、シェラ騎兵隊が永遠であることを確かめてください。
 みんなで食べるごはんはおいしい!

その器、世界を食らえど満たされるのか

投稿者: Huyumi [2016年 07月 09日 12時 01分]
戦記物で、一人の少女が負け戦で暴れ回る話……以上。

……だけでは色々な方に怒られそうなので詳しく。
死の瀬戸際、一人の変哲も無い村娘が食欲に屈し、おそらく自分を迎えに来た死神を食べてしまったことで死を克服したのだろう。
満たされぬ飢えの代わりに尋常ならざる力を手に入れ、それにより一人で戦況が変えられるかといえばそうでもなく。負け戦の中、死を知らない少女は報酬で飢えを満たすため戦果を上げ続ける。
得物は鎌、戦闘力は未知数。何とも厨n……思春期の欲求を満たしてくれそうな少女が終末感溢れる世界で、それでも砂の器に血で塗れた食物を入れ続け、元気に暴れる物語は楽しいとお勧めしたい。

英雄の物語か。
否だ。英雄ならば食欲のために躊躇うはずの殺人を行えるわけがなく。
悪鬼の物語か。
否だ。真心を少女は失っていないし、人を殺める事を目的に戦っているわけでもない。

これは、死神を食べた少女の物語だ。

シンプル・イズ・ベスト

投稿者: りばー [2015年 09月 22日 21時 21分]
末期戦大好き人間としてはたまらない小説

本来優勢の筈の王国軍が無能と馬鹿と裏切り者のせいでじわじわ崩壊していく中、主人公だけは常に無双状態という、ストレスと快感が混ざりあっている。

どんどん主人公が追い詰められていく中、それでもシンプルな行動原理と圧倒的な武力で敵兵を蹴散らしていくのが快感。

一旦鬱エンドと見せかけてのハッピーエンドといい、どこまでも作者は読者を振り回していく。

ちょっと短い気もするけど、これ以上長いと蛇足になるかもしれない、なんとも難しい気がするところ。

珠玉のダークファンタジー

投稿者: 退会しています [2015年 06月 04日 13時 52分]
戦禍の中に多くの残酷な悲劇が展開される中、本来踏みつけられる側であったはずの少女に暗い欲望と共に異常な力が芽生える…

死神の鎌を持つ怪力の少女が敵国の兵士をズバズバと刈り取って行く英雄物語ですが、華々しいヒーロー小説とは対極の位置にある作品です
主人公は国を救う無敵のヒロインではなく、主人公サイドは戦局単位では敗北を何度も繰り返していく

暗い戦争、負け戦。しかしそんな中でそれぞれの意志と生き方を命懸けで示す登場人物達の輝きが眩しい作品です

戦場の描写のみならず、国と国との駆け引き、政争などの描写もリアルで濃厚な戦記として楽しめる一品です

痩せこけた村娘が死神となった話。

投稿者: gildrum [2013年 04月 19日 21時 54分]
腐敗しきった王国とその腐敗した王国を倒すべく立ち上がった解放軍と
来れば、主人公は解放軍に所属する若き戦士・・・とはこの話は行かない。
主人公は腐敗した王国の腐敗した軍隊に志願した痩せこけた村娘。

腐敗してはいても絶対的に優勢なはずの勢力に身を置きながら腐敗
した軍組織の愚かな戦略により大局的にはほとんど全ての戦いに敗北
しながら局地戦においてはその悪魔的な武力を持って、その悉くに
勝利を重ね続ける。

腐敗した王国軍の中にも若干の煌きがあるならば、輝かしき光に包まれ
ているかに見える解放軍の中にも闇はある。

どこにも光があり闇があるならば、果たして正義とは何なのか。
滅び行く王国、取って代わる勢力、その流れに行き着く先は無い。
御伽噺はめでたしめでたしで終焉を迎えても、歴史とは流れて行くもの
だから。あるのは生と死の繰り返し。

負け戦だらけの戦場

投稿者: 退会しています [2012年 07月 19日 10時 05分]
(´・ω・`)復讐のために立ち上がった化物少女が、常に死兵状態のバーサーカー達を率いて、どんどん絶望的な状況に置かれて大変な事になっている王国で成り上がり、味方に思いっきり足を引っ張られながら、負け戦で激戦を繰り広げるところが爽快な小説だよ。

主人公はどんな状況でも食に拘り、イライラしている相手に食べ物をプレゼントしてあげるユーモアな所がくすりと笑える感じだった。

こうして歴史は作られる

投稿者: 黒毬藻 [2012年 07月 02日 23時 15分]
死神を食べた少女を読んでいると、今自分達が習ってきた歴史がどれほどの事が隠されねじ曲げられ教えられてきたのか考えさせられる。革命戦争の中で語られる事の無い歴史の闇に意図的と言っても過言ではないほど埋められた少女、その存在は王国軍、革命軍関係無く己の所業を思い知らされる。己の薄汚れた部分をさらけ出させるかのような存在、腐敗した王国、それを倒し理想の国を建てようとする革命軍。民の為に立ち上がった正義の革命軍が業を悪魔の所業を重ね、死神と恐れられた少女が己の想いを貫く。端から見れば善悪が逆転したかのような王国と革命軍、今一度私たちに歴史について何なのか考えさせれくれるそんな作品です。

今一番最終回が気になる物語

投稿者: 紫アルパカ [2012年 07月 01日 22時 21分]
この物語は、革命が起きた国で、劣勢の王国軍に、シェラという少女が志願するところから始まる。彼女は次々と武功をあげていき、昇進していくのだが・・・

まず、作者様の文才が神懸かっている。
登場人物にとても感情移入がしやすく、悪役のはずなのに勝利を願わずにはいられない。
戦場の描写もとても丁寧で、その情景が目に浮かぶようである。
次に、キャラクターが魅力的すぎる。
主人公にぶれない芯というものがあって、冷酷非道な死神のはずなのに、時々とても人間らしいのがたまらない。

最後がわかっている話ほど辛いものはないが、この話はそれでも読者を最後まで引っ張っていく不思議な魅力がある。

「歴史とは勝者がつくるものだ」という言葉がこれほど似合い、そして無常感を感じさせる作品はないだろう。

最終話を全力で待機したい。

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