レグルノーラの悪魔〜滅びゆく世界と不遇の救世主〜

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ツンデレ学園ものと「マトリックス」との融合

投稿者: りきてっくす [2013年 05月 26日 21時 19分]
「えっ、前頭葉の約90%がSF脳という天崎さんがファンタジーですか?」とファンを驚かせた今回の新連載。もちろん、よくありがちな異世界トリップものではない。
 主人公である凌と美桜が干渉できる裏の世界”レグルノーラ”は、荒廃した未来都市像を彷彿とさせながらも、空には翼竜が飛び交い、砂漠のなかを帆船が滑るという凄い世界。基本、胸キュンでツンデレの学園ものでありながら、一方で映画「マトリックス」のような硬質でいてスタイリッシュなストーリー展開は、読者をけっして退屈させません。その根底にあるのは、洗練されたSFワールドと、ポストモダニズム的なファンタジー世界との融合。そしてひたすらエンターテイメントを追いもとめる作者の、あくなきモノ書き魂。その創作手腕はじつにお見事で、読むものをぐいぐいとアナザーワールドへ引き込みます。
 冒険はまだ始まったばかりですが、絶対に読んで損はなし。ぜひ、ご一読あれ!
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