イチオシレビュー一覧

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カッコイい男装女子が、強く気高く、時にうちひしがれながら、戦っていく。全ては、『許されたい』ためだけに。

 このお話は凄い!!! 本当にやばい!!!

 物語冒頭の衝撃的展開や爽快なストーリーもさることながら、世界観や、主人公の成長が細かく丁寧に描写されている。

 多少くどいところもあるが、貴族の階級やシステム、世界観がここまで現実に忠実に描写されている物語は他には無いと思う。そして、その上にしっかりとファンタジー要素もあり、ちょっとした日常や仲間たちの和やかなシーンがシリアスな展開の良い対比になっているのはまさに感服! 

 勿論残酷な描写がある為、人を選ぶ作品だとは思うが、カッコイい主人公が活躍する青年漫画やダークファンタジーが好きな人は読んで損はないと思う。

 そして、これが気に入れば、なんと発売中の小説は内容が少し違う為、そちらでも楽しめてしまう!!!(カミル好きは絶対買いたい!!)さらにさらに、旧作があるのでそちらも楽しめると言う訳なのだ!!! 泥沼!!

とにかく面白くて震える

  • 投稿者:   [2018年 08月 06日 10時 02分 ()]
ふと見つけて一気読みしました。

前提として乙女ゲームの世界だと恋愛要素があるはずなのにやることは領地のことだったり戦争だったり。
そのどれにしろチートなどもなくひたすら重厚な世界観に圧倒されます。描写もすごく丁寧で引きこまれます。

転生してチートはないけど訓練したから最強ということもなく、主人公はひたすら努力する日々。けど決して強くはありません。だけど決して冗長に感じられるわけでもなくただただ読み進めてしまいます。転生したからこその弊害?もあります。

伝えたいことはあるのに伝えられない自分の語彙力がうらめしいくらいです。初レビューを書いてしまうくらいにこの作品が好きです!

乙女ゲームの世界なのに、恋愛要素がメインじゃない展開にしびれた!

  • 投稿者: かささぎ   [2018年 06月 22日 18時 00分]
めちゃくちゃ面白かったです!貪るように読みました……!!

恋愛要素が超低濃度(ほぼゼロ)なのに、舞台となるのが「乙女ゲームの世界」だっていう皮肉の利いてるところも素敵です。もっぱら領地経営と戦争と貴族社会の嫌がらせを返り討ちにしてます。かっこいい。

主人公の生真面目さ、悪役の家に生まれたことの業をどこまでも背負っていく覚悟の深さが並大抵ではないのがスゴイ。それが「健気」に振れるのではなく「男前」に振れるところがしびれます。ほんと誇り高い。これはヒロインではなくヒーローだ、と心から納得しました。

かっこいい女主人公を読みたい人に超おすすめです!
単なる「男装の麗人」ではなく、恋愛フラグを折っていくどころか発生する隙すら与えない男前主人公が最高なんです!
これから学園編に突入してゲームのヒロインが登場したので、恋愛要素含め一体どうなっていくのかとても楽しみです。



ライトノベル? いや全然軽くないヘビーノベルです。

ほのぼの系でクスっと笑う作品は心癒されます。
しかし、それは不幸を知っているから何気ない平和の尊さが身にしみるからだと思いませんか?

〜突然、薪ストーブのスチール煙突が外れて煤だらけ、鼻毛も真っ黒な北海○ぐ○です…〜

他の多くの素晴らしいレビュアーの紹介のまんまです。

女性主人公の置かれた立場はとても能天気な領地改革や発明品で領民の生活向上に繋がるような未来への展望は夢のまた夢です。

悪役令嬢の出てくる乙女ゲームは世界の一旦であり、登場人物達の痛み、悲しみ、ほんの少しの喜びと希望、それを打ち砕く陰謀…

良質な作品とは、私達庶民の知る世界とは違う価値観を圧倒的なスケールと説得力で叩きのめす事だったのです。

※特に可愛いとか美人だねって主人公は誰からも褒められません。畏怖や恐怖、嫌悪から始まり、投石まで…女主人公の泥水を飲むような作品ですが、皆さんへ紹介せずにはいられませんでした。

今後の展開が楽しみです

面白かった。一気読みしました。
タイトルのノリとは違って、作品は一貫して非常に重苦しいです。
主人公を取り巻く、因縁、暴力、命の軽さ、理不尽さや遣る瀬無さ。そんな重苦しさなのに読み始めてしまえば、読み手は主人公と共に翻弄され、喘ぎながらも先へ進んでいくしかなくなるのがまた理不尽です(笑)
旧作とは異なるようで、現在は戦記ものの様相が強いけれども、それが非常に面白い!
戦場の描写は勿論、戦場に立つ者と戦場を知らずに繁栄を享受する者の差異の描き方が秀逸です。
まだまだ残る出生の因縁や様々な政治的思惑、国家間のパワーバランスゲームに揉まれつつも、優秀な領主として、また冷徹な悪役指揮官として成長する主人公の成り上がりを見続けたいと願っています。
もはや乙女ゲームはサイドストーリー程度で良いのでは?ダメですかね?

悪役令嬢転生ではなく、悪役転生。

  • 投稿者: とおこ   [2016年 02月 22日 01時 39分]
乙女ゲームという世界のイメージに反して、非常に重苦しくリアルな世界観にまず驚かされます。
主人公は文字通り血反吐を吐きながら、ゆっくりと、しかし確実に成長します。その成長が認められたり認められなかったりするのも、またリアルな感じですね。

全て主人公の一人称視点で書かれていますが、字の文が正に主人公の頭の中の声といったふうで、彼女の本当の気持ちが明言されないのが寧ろ作品への更なる感情移入を誘います。

強いのに脆くて、慈悲深いのに残酷で、善と悪の両面を兼ね備えた女の子が、粗筋にもある通り華やかな世界の裏側で苦しみながらも生き抜いていく、そんなドラマティックな話です。

悪役転生?ファンタジー?

  • 投稿者: でし   [2015年 03月 03日 09時 13分]
どうしてこうなった。
悪役転生ものだったのか?
もはや原型すら見えてこない。だがそれがいい。

ギュンターさんに萌えてきた私は末期なのかもしれない。
ギュンターさんまじツンデレすぎる可愛い。

攻略者?ヒロイン?なにそれ美味しいの?
そんなことより領地がやばい。

取り敢えず領主になって初陣です!
それゆけ!カルディア子爵軍!

大作の予感 今後に期待の作品

  • 投稿者: ぽんた   [2015年 02月 22日 10時 57分]
悪役転生と言いつつ他の悪役転生作品とは一味違うストーリーとなっています。
どちらかというと戦記もの?w

キーワードの「学園編まで残り約百頁」に思わず吹き出しました。

既にレビューされている方が説明不足と書いてますが、狼竜については見た目の描写がしっかり書かれているし見落としているのかもしれませんね。
旧作品より丁重に書かれているので私はこちらのが好きです。

クラウディアかわいい!!

旧作品の方が良かった

  • 投稿者: mattsu   [2015年 02月 09日 00時 18分]
何で旧作品の方を打ち切ってしまったのかw
面白かったのに。
新作品の方は文章が変な所でくどいと言うかなんというか、微妙に読みにくいし、どうしても旧作品と比べてしまうので面白みに欠ける。
あと、文章がくどいと書いたけど、肝心な所で説明が不足していてるのが、面白みに欠ける原因になっている。
例えば、狼竜の見た目の描写が殆ど無く、狼なの?竜なの?とイメージ出来なくてモヤモヤして楽しめない。
主人公が新兵訓練してる事なども、その発端や理由の描写が殆ど無く話が飛んでい様にしか見えない。
そんなこんなで、え?なんで?と引っ掛かる部分が幾つもあって物語に没頭できない。
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