魔王の器

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脇役が光る群像劇

投稿者: hanataray [2016年 05月 23日 09時 18分]
このサイトで初めて見たかもな王道ビルドゥングスロマン。二転三転しながら、関係性に変動する人の有り様とそれでも変わらぬもの・・・人外含めて様々な勢力がせめぎあう中でそれらをまとめる器量とは何か。この先が楽しみで仕方がない。
 筋立てと設定の妙もさることながら、一筋縄でいかない脇役の厚さに惹かれる。特に吃音の皇子はビジョルドのマイルズさんを思い起こさせてたまらんわ。アニメ化希望(´・ω・`)

まさに魔王の器の物語

投稿者: sayso [2016年 05月 20日 09時 46分]
 幼少期、孤児となった主人公は「法は守らないが約束は守る」
「敵には容赦しないが仲間は大切にする」という信念に目覚める。
そして孤児院で「親衛隊」を得る。

 少年期、貴族の養子となった主人公は王都の学校に通い
次世代を担う「同士」を得る。

 青年期、追われる立場となった主人公は雌伏する。
諜報 謀略 暗殺を駆使し、力を蓄え暗躍する。

 そしてついに「共和国」を建国。選挙を経ずして「共和国の王」
となる。国家の上に「親衛隊」が君臨し、親衛隊の上に「王」が
君臨する国家体制を築き上げる。

 「同士」が領主を務める辺境領をまとめ
「カムイ連邦」とも呼べる「国際的」な組織を築き上げる。

 まさに一党独裁、「ファシスト」の物語。
暗躍により敵同士を噛み合わせ、弱ったところに打って出る
「砕氷船のテーゼ」は必見。

読者がヒロインへ恋をしてしまうのは良い小説です

投稿者: 北海ひぐま [2016年 05月 17日 13時 32分]
何度も書き直して書き直して中々レビューが書けなかったのは久しぶりです。

タイトル「魔王の器」とは、男の器量とでも言うべきなのかも?
第一話が面白い作品にハズレは無いと思っていますが、やっぱり面白いです。
好みはそれぞれあるでしょうが、主人公の目標の為に苛烈な指針と、年齢相応の恋愛の機微が、許されない恋と運命に翻弄され、それでも健気なヒロインと主人公の距離感は読むたびに私の胸が張り裂くのです。

さて、タイトル「魔王の器」と目される主人公は他人へ語りかける「自分らしく生きる事」を自ら実践できるのか、ハラハラしながら見守りましょう!


作者の想いが伝わりますよ。

投稿者: ひぅ [2016年 05月 17日 02時 54分]
久しぶりに破壊力のある作品に出会えました。

作者さんの全力を注ぎ込んで書き上げている想いが
読んでいると伝わってきます。

ストーリー展開の流れがしっかりしている事、
流行りの書き方にとらわれず、
読みやすく感情移入しやすい書き方に
満足しながら小説を読み進められます。

たくさんの出会いと大切な仲間たち。

いくつもの道が交差し、すれ違い、別れては
また寄り添っていく。。。

かつて一つの道だったものが忘れさられ、
破壊された時に世界はいったいどうなるのか?

そして主人公達が目指す先にあるもの。。。

楽しく読める小説は素敵な事だと感じる事が
できた作品ですよ。

皆さん、読んでみて下さいねー。
つたないレビューでしたm(_ _)m
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