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世界観の再現と主人公の存在が素晴らしい
投稿者: 嶺上    [2011年 01月 02日 (日) 22時 11分 49秒]
複雑かつ重厚な設定を持つTYPE-MOON作品は、その世界観に魅せられるファンも多い事だろう。冬霞先生の執筆される本作は、その世界観を見事に表現されている。
オリジナル主人公は、「月姫」「空の境界」「Fate/stay night」の三作品を繋げる橋渡し役として、また『UBW〜倫敦魔術綺譚』の主人公としての存在感を存分に発揮し、原作キャラクターとの愉快な、時にシリアスな掛け合いを見せてくれる。

オリジナル主人公という設定の扱いも素晴らしく、思わず唸ってしまう程だ。どのように表現されているかは、是非作品を読んで確かめて頂きたい。

ストーリーのテンポ、キャラクターの掛け合い、作中の描写と何をとっても魅力的な作品なのは間違いがない。
読み出せばあっという間に時間を奪い去られてしまうだろう、是非腰を据えてじっくりと読んでいただきたい。
寄ってらっしゃい見てらっしゃいそして驚愕、魅了され、心酔していくだろう……
投稿者: セオンドラ    [2010年 06月 28日 (月) 23時 19分 11秒]
 分かりやすい一人称。一話ごとにまとまる展開。原作に調和するオリ主。
 べ、別にべた褒めしてる訳じゃないんだからね!
 ……と、よくある前置きは置いといて。
 読もうか迷ってるそこのあんた。原作破壊やらチートで俺TUEEEE!!なんて言ってる場合じゃあない。何せ主人公は「強過ぎる。さては偽物だな」とか何とか言われて下方修正されてしまったくらい。別に弱くはないんだよ?色んな神秘も保有してるし。……強くも無いんだけど。
 だがそんな半端な位置付けなのに魅力を感じる所に、筆者の実力が見えるね。嘘だと思った奴。見てから言うこと。決して的外れとは言えまい。
 しかもこのレビューに反発して見る気になったならその時こそ、冬霞の魔術の真髄(固有決壊?)を見ることになるだろう。 そう、彼(叉は彼女)は魔法使いなんだ。
※Wikipedia抜粋……してる遠い夢をみた
玉石混淆のなか、間違いなく輝く作品
投稿者: 真澄 十    [2010年 06月 25日 (金) 11時 45分 55秒]
 二次創作において、オリジナルキャラクターとは毒物になりかねない。原作を破戒しかねないし、何より本来の人物を差し置いて活躍するのは違和感を感じるものだ。

 だけどこの作品は違う。TYPE-MOON作品内でのクロスを実現するために、それぞれを繋げる楔とも言える役割で登場するオリ主。見事なポジションかつ魅力的な設定のおかげで違和感なく読み進めることができる。

 私はほのぼのを基調としたギャグ作品は読まないし、読んでもすぐに飽きる。しかしこの作品は違った。ほのぼのとシリアスを織り交ぜたメリハリのある展開は読者は飽きさせないし、伏線の張り方と落としどころは見事で毎回続きを渇望してしまう。
 私は二次創作を殆ど読まないのだが、この作品は私が読んでいる数少ない作品の一つだ。

 長々と書いたが、冬霞先生のファンとして私が言いたいのはこの一言だ。

 読め。面白いから。
400字ではレビューしきれない
投稿者: わかな    [2010年 06月 25日 (金) 10時 56分 16秒]
 「空の境界」「Fate/stay night」「月姫」の物語は同一の世界観と設定で展開される。
 となれば、誰もがこれらをクロスさせたらどうなるかを考える。
 実際、このクロス物は多々ある。だがその多くは、世界観や設定を生かしきれず物語を破綻させたり、結末にまで至らないものが多い。
 その原因の一つは、異なる物語を繋ぐ『何か』が欠けているからにある。

 この『何か』の部分にオリキャラを配置し見事に物語を融合させたのが、この小説である。
 二次創作におけるオリキャラは異物だ。だが、この小説では『異物』であることを利用し、異なる物語の接点を作り上げた。
 しかも蒼崎紫遙というオリキャラの主人公は、物語中で役割を持ち、原作のキャラクターたちを引きたてることに成功している。
 そこにはそれぞれの作品に対する愛情が感じられる。
 ぜひ、物語への作者の愛情と技巧の妙を堪能してほしい。
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