イチオシレビュー一覧
▽レビューを書く「TS小説」の枠を超えた小説
- 投稿者: 退会済み [2016年 05月 06日 19時 40分]
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この作品の面白さは、性転換そのものでは無いと思います。
主人公の野球にかける情熱、そして圧巻の野球のプレー描写は、野球をやったことがある人も無い人も、きっとひきこまれることでしょう。
また、個性溢れる親友たちの魅力も、作品の面白さを一際輝かせています。
現在、TSモノの作品が氾濫していますが、この作品は良い意味でTSモノの括りにされることが勿体無い小説です。
本編も長く、さらに続編もあるため、読破は並大抵のことでないのは事実です。
しかし、全て読み終えると感動があります。それは決して安っぽいものではありません。本当の感動だと思います。
是非、読んでみてください。
主人公の野球にかける情熱、そして圧巻の野球のプレー描写は、野球をやったことがある人も無い人も、きっとひきこまれることでしょう。
また、個性溢れる親友たちの魅力も、作品の面白さを一際輝かせています。
現在、TSモノの作品が氾濫していますが、この作品は良い意味でTSモノの括りにされることが勿体無い小説です。
本編も長く、さらに続編もあるため、読破は並大抵のことでないのは事実です。
しかし、全て読み終えると感動があります。それは決して安っぽいものではありません。本当の感動だと思います。
是非、読んでみてください。
高校球児が性転換
- 投稿者: 退会済み [2012年 03月 29日 23時 02分]
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高校球児だった和宏がある日、目覚めると猛烈な違和感を感じる。違和感の正体はなんと女子高生、りんの身体になっていたのだ!
というのが俺、りんの超簡単なあらすじです。
ですが、ただの性転換小説ではありません。
野球をあきらめなかったりん(和宏)はひょんなことから男子に混じって野球をするようになり……望まぬ形で女子になってしまったことで甲子園をあきらめていた和宏なのだが……。
なんと、性転換ものにも関わらず野球小説としても十分読み応えのある作品になっています。とにかくおすすめです。
というのが俺、りんの超簡単なあらすじです。
ですが、ただの性転換小説ではありません。
野球をあきらめなかったりん(和宏)はひょんなことから男子に混じって野球をするようになり……望まぬ形で女子になってしまったことで甲子園をあきらめていた和宏なのだが……。
なんと、性転換ものにも関わらず野球小説としても十分読み応えのある作品になっています。とにかくおすすめです。
甲子園を目指していた少年が、ある時突然、どこかの美少女になってしまう。その戸惑いの中、どたばたとした友情の芽生えがあって、そして再び野球を取り戻す話。この物語を簡単に説明するとこんな感じだと思います。
野球ものとして見てしまうと、たぶん、ご都合的な部分が目に付くかもしれない。で、その部分を「いわゆるファンタジーであって、リアリズムの追求とは別なのだ」と割り切ると浮かび上がるものがある。
それは、、
弾む会話の中に、
無邪気なふれあいの中に、
初心に人を思う気持ち中に、あるもの。
……青春という日々、学生という日常なのだと思う。
そこには日常というエピソードの積み重ねが自然に行われる事でしっかりとしたドラマ、人間模様が存在していた。
そういうものは児童文学やラノベにおける根源的なものだと思うし、それは読んでいて楽しいし、気持ちがいいのです。
気が付くとのめり込む様に読んでいました。
野球ものとして見てしまうと、たぶん、ご都合的な部分が目に付くかもしれない。で、その部分を「いわゆるファンタジーであって、リアリズムの追求とは別なのだ」と割り切ると浮かび上がるものがある。
それは、、
弾む会話の中に、
無邪気なふれあいの中に、
初心に人を思う気持ち中に、あるもの。
……青春という日々、学生という日常なのだと思う。
そこには日常というエピソードの積み重ねが自然に行われる事でしっかりとしたドラマ、人間模様が存在していた。
そういうものは児童文学やラノベにおける根源的なものだと思うし、それは読んでいて楽しいし、気持ちがいいのです。
気が付くとのめり込む様に読んでいました。
野球が好きで、主人公の少年である瀬乃江和宏は、ある日、萱坂りんという少女になっていることに驚いた。
この冒頭の部分でじゅうぶんに興味を持つことができた私は、ためしにこの作品を読んでみた。すると、和宏は’りん’という少女になっても、彼は野球が好きで好きでたまらなく、甲子園の夢をあきらめることができずに毎日、野球を続けていく。
彼の野球に対する熱い情熱は、読んでいるこっちまで熱くなってしまう。それだけではなく、試合のときもハラハラドキドキしてしまう躍動感がある。
彼の学校での日常はほのぼのとしており、少女としての視点で見る世界はまた格別である。
野球をあきらめることができない少年の話は、ここにあります。どのようなことがあっても、けっしてあきらめようとしない姿は勇気を与えてくれます。
ぜひ、野球少年の日常を読んでください。
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