感想一覧

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[良い点]
読み終えて思わず「ほぅ…」と息を漏らしました。静謐で温柔な一作でした。春雨と春霞の美しさが目に浮かぶようです。
終盤の彼の登場は緊張感があり、怜と鎮矢の心と言葉の繊細なやり取りから一変したピリッときくアクセントとなっていたように感じました。しかし怖すぎますね、彼は^^;
そして、最後に放つ鎮矢の一言。積極的でドキッとしました(*´艸`*)
霜月さん

美吉野の情景が少しでもお伝えできていれば幸いです。

軽くミステリー要素を入れつつ、全体は西行にまつわる人生悲喜こもごもの和歌でまとめてみました。

中國さんは…。出来ればお逢いしたくないタイプの方ですね。

最後の鎮矢の言葉。あれで彼女、精一杯だったんです(笑)


嬉しいご感想に感謝します。
[良い点]
 桜は染井吉野ばかりではなく、山桜、樺桜といろいろあるそうですが、なかなかお目に掛かれません。
 きっと吉野は昔からの名所ですから、桜の種類も一通りではないのでしょう。
 以前とは変わった印象のお二人。桜色に包まれて、新たな季節へ踏み出していくのでしょう。
 馬に蹴られて逃げ去った男性が二度と不快なことをしないようにと、退場を喜びます。
 一見、恵まれ、運がいいように見える人だってちゃんと努力し、機会を逃さないようにしているのだと主張できる鎮矢さんは強い大人の女性です。
 怜を取り巻く人々に混じっても負けないでしょう。
  • 投稿者: 惠美子
  • 40歳~49歳 女性
  • 2017年 04月09日 10時48分
惠美子さん

そこらで見かける桜と山桜では花言葉が違うそうです。雅ですね。

以前はまだ初顔合わせであることもあり、ぎこちなさのある二人でしたが、今回は前回よりスムーズに会話できていたと思います。

中國氏には気の毒ですが、してはならないことというものはあります。

幸運に見える人にも悩みや痛みはあり、それらを越えて進もうとしているのだと、鎮矢さんは言いたかったのです。

確かに彼女なら、『竜は蝶を追う』の面々に交じっても遜色ないでしょう。

ご丁寧で温もりあるご感想に感謝します。
[良い点]
暖かなお互いの心に雪解けを与える桜。再会の春、二人が西行を通じて、分かり合おうとしている姿が、非常にけなげで切ない感じがしました。鎮矢さんは、怜くんに勇気付けられながらも自分の問題を自分で解決する意思を持った。怜くんも鎮矢さんを迎え入れる心の準備が整った。出家に発心の志を要するのと同じく、お互いの立場から一歩踏み込めずにいた二人の気持ちがほどけていくさまが、目眩くようでとても美しいお話だったと思います。
[一言]
朋さんの奈良行の取材の成果がところどころに…( ^ω^ )太閤殿下のお弁当、食べてみたい☆
ちかげさん

解り合おうとしなければ、努力しなければ人は所詮、無理解に終わると思います。鎮矢と怜は知り合って間もないですし、猶更です。
鎮矢はトラブルを抱えがちですが、怜が傍にいれば何とか対処できていくでしょう。

太閤殿下のお弁当、九藤は食べてないのですよ(泣)
今回、吉野には行きませんでしたからね。

丁寧で温かなご感想に感謝します。
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