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[一言]
まだまだ全然読めていませんが、気になった事があったので。

他の人が言っていましたが、なんとなく淡々と進んでいる感があり、キャラは濃くても感情の動きがあまりないように思えました。
描写はともかく、台詞はまるで決められたことを喋っているだけのように感じました。

単なる個人的な意見ですし、まだまだ全然読み進めてない人の感想なので、あまり気に止めないでください。
これからゆっくり読んで、最後まで読んだらまた感想を書こうかなー、と思います。
感想ありがとうございます。
感情の動きがあまりないですかー。確かに序盤は感情的なキャラは少なかったかもしれません。もしくは、作風的な問題でしょうか。
最後まで読み進めてくれるのを楽しみにしています。
[一言]
まだ、途中までしか読めてませんが最初に抱いたイメージは、物凄く淡々と進んでいるな。と思いました。
主人公が何を考えているのかよくわからなかったです。でも、世界観はある程度わかりました。
淡々と進んでいながら、なにか心に来るものがありました。
完結お疲れ様でした。
感想ありがとうございます。
主人公はいろいろと欠落してしまっています。自分の存在意義さえも分からない、どうすればいいのかもわからない。
そんな主人公がどんな行動をとり、何を選択するのでしょうか。
[一言]
「零の映写機希構」を読了しましたので、感想を少々残したいと思います。

何よりもまず。完結お疲れ様です。壮大な物語を、形だけでも完結させられたことは、とても凄いことだと思います。

さて、感想ですが。
哲学論とも宗教論とも違う、独特な世界観でした。そもそもレー・NULLさんの短編は幾つか読ませて頂いて、惹かれる世界観を生み出されると思っていました。それらには理解できる世界とできない世界がたくさんありましたが、どちらにせよ、独特な発想ができる方だと認識しております。

この零の映写機希構ですが、私なりに、とても好みでした。序盤から曖昧な世界観でしたが、何となくながら、世界観が読み解けて、理解していけたつもりです。
この作品、理解しようとしても、一筋縄には理解できませんでした。そもそもキャラクターが個性的、直線的で、言動共々激しいので、正否を確認すらしにくいかったからです。
しかしその点は、主人公自体も何も知らない為、その主人公が世界を読み解く様を、一読者として見届けたような、そんな作品でした。

様々な世界、キャラクターが入り乱れる作品でしたが、一番印象に残ったのは、四つの種別?でした。
それぞれがお互いを牽制するように、または証明するような関係が、読み応えがありました。またキャラが直球で発言する為、一つの思想を、私とは違う切り口で見ることができて、思わず頷くことも多かったです。その上、キャラが変われば同じ存在でも、違う切り口の意見が見られたので、よくよく考え込まれた物語だな、と感じました。

ただ、序盤に大量の情報があるのは、辛かったです。キャラの個性付けができた中盤からはある程度すらすらと読めるのですが、そこにたどり着くまで、または後半で再登場するキャラについては、読み返さなければ思い出せない場面もありました。
また話によって視点変更されていますが、キャラ数が多く、登場人物も二人以上が多かったので、新しい話に飛ぶ度に、視点を見失うことがありました。口調、能力で判断するには情報が少ない場合もありますし、種族の違いがあっても敵味方とは限らない、およそどのキャラも様々な世界に飛べるとあって、読むリズムが乱れる、と言う点はあったと思います。
特に、終盤で主人公がメビウスの所へと進むシーンでは、味方に何人ものキャラがいる上で、それらに次々と視点が変わり、戸惑いました。敵の名前は前話からの流れでわかるので、味方の誰かということまではわかるのですが、そこからの絞り込みが難しかったです。

ただ、前述した点については初見で読みにくいと言う点だけであって、読み進める内に解消できる疑問でした。そしてそれを上回る、キャラクターの強情なまでの思いが、伝わってくる作品でした。

全体を通して、作品の軸となっているのがこの「思考」だったと思います。己の正しいと思う思考こそが原動力となり、またそれを実現できる能力がぶつかり、または協力する。現実にも、こんな衝突が多そうだなぁ、とも。極端に言えば、人間が本能にどこまでも忠実だと、こういう世界も存在しそうですね。


ただ、最終部分でも触れてありましたが、本当にキャラクターそれぞれが、幸せだったのかは、今ですらわかりません。
確かに、それぞれが望む世界に向けて、それぞれが努力している。現実では、その努力と報酬が喜びに変わりますが、これに「永遠」が入るだけで、希望が絶望に変わる。それを念頭に振り返ると、どの場面を切り取っても、楽しそうなキャラはいなかったかもしれません。
逡巡すると、強い思想があるようで、全てが義務という言葉で説明できるからかもしれません。
どんな思想でも、行動でも、そうしなければならない義務と、それが実現できない達観。それでも、やらずにはいられない。

どこかで、拷問の方法として、穴を掘らせては、その出た土を穴に戻すことを繰り返させるということを、聞いたことがあります。
希望という世界で、作られた世界で、けして上には抗えない状況で役割を全うすること。それはリセットされること。そして、休むことは許されないこと。
絶望という言葉では収まりきらないような、深い絶望が、永遠の闇として広がっているような風景が、浮かびました。

そして、この度の世界すら、破壊したはずなのに記憶の断片として再生される始末。一つの思う希望が、全ての望む希望ではない事、その強制は絶望でしかないこと。それを再認識できました。ありがとうございます。

さて、長くなりましたが、この辺りで終わりたいと思います。完結、お疲れ様でした。




追伸
個人的な話なんですけど、物語全体を通じて、グリアに魔力供給されながら戦うフロウが、一番かっこよかったです。それでは。
感想ありがとうございます。
この話はレキシ世界シリーズの集大成みたいなもので、力を入れて完結させたつもりです。

キャラの歴史を集約して一つの物語になる。それに視点を置いているために、キャラそれぞれは濃くなり、オリジナル要素が多く、情報量が多いために、かなり読みにくくはある話だとは思います。読破お疲れ様です。

4つの勢力はお互いに敵対しあうが、お互いを証明しあうような存在です。だからこそ、どれかが欠けるわけにもいかないのですがね。勢力が同じだからといってもキャラごとに思想は違うので、一筋縄ではいかないと思います。

そして、すべてのキャラが己の思う正しさを突き進んでいます。悪意なんてない希望の世界。全ての存在が良いほうに向かおうとしているのです、それはとても希望に満ちた物語だと思いませんか?

希望で形作られ、希望に満ちた、希望によって動き続ける世界。まさに、希望の世界です。


そうそう、フロウはね、頑張り屋なんです。ものすごく堅苦しいけどね。
[良い点]
取り敢えず、まだ最新話まで読んでいませんが、8話あたりで連載から脱落して「まとめ読みしよう……」になった理由から挙げていきます。

まず、これは後回しにしよう……と覚悟した理由として、覚えないといけないもの(名前等)が多い所でした。1話1話はさほど長くはなかったのですが、8話で5人程出て来ました。

なろう小説を50種類位読んでいればキャラクターを1,000人程は覚えなくてはなりません。なので、この小説だけ読んでいる人を除けば、覚える事が多い作品に苦痛を感じる方も少なくないと思います。よって、キャラクターを覚える苦痛を和らげる工夫はある程度必要かなぁと感じました。無論、キャラクターが多くて名作というのも星の数有るかと思いますが、あくまでも意見として載せます。


まず、私の思う苦痛の少ないやり方として、出たキャラクター1人をその場で深く掘って紹介する方法と、複数のキャラクターを出してそのキャラクター同士の絡みで個性を紹介していく方法があるかと思います。

私の工夫としては、味方になる登場人物を字数が階段上になるように工夫しました。
○○・○○○・○○○○・○○○○○・○○○○○○・○○○○○○○みたいな。

あと、後半に行くにつれてインパクトに残りそうな名前を選んで配布しています。
パンツカブリエルさん
シコティッシュホールドさん
「忌部乃武」(いんべのむインヴェノム)毒使い
「丸腹雷頭」(まるはららいずパラライズ)麻痺使い
みたいな。


サザエさんやドラゴンボールみたいに名前を統一するのも分かりやすくする工夫としてあると思います。


アンパンマンのように名は体を表しすぎるパターンも有効だと思います。

区切り毎にキャラクター紹介をされている方もおりまして、その小説は登場人数の割に読みやすく感じました。

また、ロードムービーのように旅で立ち寄った先でしか出てこない人はモブだってわかる名前にしたり、そもそも人数をギリギリに絞ったりする工夫も必要かもしれません。

また、久し振りに出てくるキャラクターは、

「ああ、パン屋の角の二階に住んでるウサギのウサ吉じゃねえか、大工は儲かってるか?」

のように属性を付与して伝えるなどをするとより分かりやすくなるかと思います。


私としては5万字以内で9人以上のメインキャラが出てくると書籍化されていようが名作であろうが、一旦読むのを諦めます。(宿屋の主人や商人、モブ等を除く)

読むのをやめて時間を置いて再び読み直す等しつつ、キャラクターを頭に入れていきます。


あくまでキャラクターを覚えられないおバカさんな私の戯れ言ですが、そう感じたので、勝手なアドバイスとともに感想として書きます。









[気になる点]
とても世界観が素敵でした。第1話の時点で何もない世界、……世界がない。一人の世界で何を作っていくか?そのワクワク感から即ブクマ入れました。

スタートが絶望的であるほど、先が楽しみになるからです。

始めに手にした一振りの剣が、更にワクワク感を増大させています。

にたようなゲームにレジェンドオブマナ等があると思います。世界の断片を自分で並べて世界を創って行く感じです。少し古くするなればミスティックアーク何かもあります。ひとつの島からシンボルを通して色々な世界に旅立てる様な仕組みです。


他にこんなのもありました。他の小説ではありますが、マイナスからのスタートの例として紹介するなれば……内政や戦争物で、領地は荒れ果てペンペン草も生えない、外国企業が蔓延り搾取し、役所の人は皆殺し、麻薬が蔓延し、そのすべてが主人公である領主がやった事で、主人公を堕落させようとする悪魔が常に妨害し、農場を作れば襲撃され、役場を作れば襲撃され、クーデターに襲われ……。の状態からスタートした転生物があります。

0からのスタート、マイナスからのスタートは先の展望が気になるのでとても良いと思います。



問題は、そこで得たワクワクが薄れていく運びだと感じています。転移→転移→転移と、転移の先に長く留まらず、キャラクターがウロウロしているテンポがあまり宜しくないように感じました。


あくまで私ならば……ですが、

「この世界はなんだー!」
「私は混沌の管理者で云々。追われてるからにげるぞ」
「ちょ、おま」
「ふははー!見付けたー!」
「何くそボコー!」

位で一旦落ち着かせるかなーと思いました。

背景に膨大な量の設定や前後作品がある故の展開かと思うのですが、暫く先にも延々新キャラクターが出てきそうなので、一旦止めました。

文章ルールを無視しているとご自分でいっていても、何となくまとまっている文章の書き方や、数多くの素敵な詩のあの世界観があるのに、勿体無い!と思いました。

公開しております素敵なイラストも、きっと素敵なキャラクターだからこそあのように素敵に描かれているのだと思います。

まだ最新話に追い付いておりませんが、失礼致します!

これから内容を読んでまたコメントするかと思いますが、宜しくお願いします。


[一言]
上から目線ですいません。思ったことを素直に書きました。もし、不都合がありましたら消去お願いします。失礼致しました!
  • 投稿者: 林集一
  • 30歳~39歳 男性
  • 2017年 06月05日 03時09分
感想ありがとうございます。

そうですね、この話はどちらかというと群像劇に近いと思います。それぞれ、キャラ毎に思惑がある。そんな話にしていきたいのです。基本的に主人公に仲間になるのは善意ではありません。主人公に何らかの利益があるからこそ協力するというレベルなのです。なので、逆に利用してやろうという、悪意でもって仲間になっているかもしれません。名前に関しては、極端な名は体を表すというやり方がどうしても好きでは無いので、申し訳ない。この話は時間軸が違うだけで、僕の以前書いている話と同じ世界の話なのです。なので登場キャラも共有しています。あとは、モブキャラというものを考えていません。確かにこの話では少ししか登場していないキャラは居ますが、それでもそれなりに明確な設定があり、もしかしたら、別の話ではメインになるという可能性もあるのです。キャラを掘り下げるという事については、これは単純に僕の力不足です。どうしてもキャラを詳細に説明するのが苦手で、見返すとかなり雑な説明だなというのが毎度の話です。少しずつ改善はしていきたいです。テンポについても、どうしても情報量を処理しようとした弊害というか、まぁ、力不足なんですけどね。

殆ど言い訳じみてしまいましたが、また気が向いた時にでも読んでもらえると嬉しいです。
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