エピソード85の感想一覧

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[一言]
Kobitoさんから頂いた感想をふと思い出して、(若干?ズレてますけど)考えてみました。
日本人が容姿が優れたものを好むのは「美しいもの=丁寧に扱われてきたもの=良いもの」と考えるからなのかな、と思いました。

お値段以上な家具屋さんで、こたつを買ったことがあるのですが
梱包されてたダンボールに、濡れて乾いたあとがあって「これ大丈夫?」と思ったんです。
おそらく屋外に保管されてたもので、ブルーシートをかぶせていたけど雨にあたっちゃったか、製造国から移動する際に、船の中で湿度によってヘタったかだと思います。

外国の方なら、ダンボールが汚れていても中身が平気だったら問題ナシ、なのでしょう。
でも私達はどうでしょうか。
ダンボールが汚れてる=扱いが悪い=中身が大丈夫でも、扱いが悪いのはいかがなものかと思う、のでは。
気にしない方は平気でしょうが、そうじゃない方が多いんではないかと。
モノに対してすら「気遣いの心」が欲しいと。そんな気がするのです。
読めば捨ててしまうであろう雑誌の週刊誌でも、美しい・衛生的なもの(一番上ではなく、ひとつ下)を取る方が多いです。

「美しさ至上主義」のような心が、何世代も伝えられてきてるから、日本人は美しいものに敏感で、美しい所作、美しい言葉選び、美しい生き方を称える。
だとすれば、ですが、国民性と言っていいかもしれません。(酔っぱらいの意見ですが(*´艸`*))
それがアニメなど創作の世界でも求められて、美しくあってほしいと思うのかなと。
排他的側面(自分の価値観にとって美しくないものは排除する)が強くなると問題ですけど、野菜や果物が少々不揃いでも、ちょこっと虫食いでも、モノがきちんとして美味しければいいよと思う方も多いでしょう。だから今のままでも大丈夫なんじゃないかなと思いました。
(でもラノベ美形キャラの銀髪率は高すぎだと思います!w)

>それを、仕方ないと思う人もいていいけど、私は、抵抗してみたいです。
そうした意志が新しい流派を生むのだと思います(*´ω`*) Kobitoさんの書く異世界恋愛、いつか読んでみたいです♡
日本人は、潔癖な人や、完璧主義的な人が多い傾向がありますね。

商品の梱包が汚れているのは、私も何となく嫌ですよ~。
運送屋さんが雑に扱った可能性もあるし。

電化製品なんかは、見た目は大丈夫でも、落下させた衝撃で不具合が出る事もありますからね。

海外の人が、どのくらい梱包の汚れを気にするかは分からないけど、家具の梱包に雨に濡れた跡があったりしたら、やっぱり嫌な気持ちはすると思いますよ。

以前、YouTubeで見たんですが、海外の女性で、生まれた時からの障碍で、顔が奇形の方がいて、率直に言うと、ぎょっとするような容姿なんですが、その人は、結婚をして、お子さんもいるとの事でした。

その幸せそうな様子を見ると、私たちは、「顔が醜い人は不幸な人生だろう」という先入観を持っていた事に、気づかされます。

この先入観から脱するのは、容易な事ではありません。

それと、先日は、自分たちが太っていて容姿も平凡な事を自虐する芸風の日本のお笑いトリオが、「容姿をネタにするのはもう止める」と宣言していました。

たぶん、社会的な悪影響を加味しての事だろうと思います。

美しいものを讃えるのは素敵な事だけど、日本ではどうも、その対比として、容姿に関する自虐をしつこく示し続ける傾向があって、それが、容姿に自信のない人たちに脅迫的な固定観念を植え付ける原因にもなっているように感じます。


男女問わず、日本のお笑い芸人の中には、あえて容姿がいまいちに見えるような服装や髪型やメイクをして、笑いを取る手法が、一般的ですよね。

でも、欧米ではその手法は、「ピエロ」が用いるくらいで、大抵のコメディアンは用いません。

この差は、個人の尊厳を尊重するという倫理観の、成熟度の差でもあると思います。

その文化の内側にいると、当たり前に思える事でも、外からの視点で見ると、改めた方がいいと分かる事が、よくあります。

日本も、少しずつ変わって来ているので、良い方向に向かってほしいです。


銀髪のキャラ、よく見かけますね。
初音ミクが人気になって以降は、キャラクターの髪色が一層カラフルになった気がします。

でも、髪色が複数色のグラデーションになっているキャラクターは、まだ少ないようですね。
オッドアイみたいに、いずれ流行るかも。

異世界もので、容姿にこだわる人と、こだわらない人のやり取りをメインテーマにした恋愛話を創れたら、面白くなりそうです。
  • Kobito
  • 2021年 04月13日 21時09分
[良い点]
Kobitoさんが草を生やしていて(Wを使っていて)、猫子さんとの会話中のゆるさが伝わってきて良かったです&新鮮でした(*´ω`*)
猫子さん海外いってるのですね。いいな~!

『千と千尋の神隠し』の美少女顔でないエピソードは存じませんでした。
ベテランになると、主人公や周辺キャラの容姿をわざと個性的にする傾向にあるのかな、とも思います。漫画でも青年誌はそんな感じだなぁと。(私が読んでたのはかなり昔ですが)
ただこれはベテランだから出来ることかなとも^^;
新人のうちから華やかさにかけるキャラを描いたら、編集さんにダメ出しされそうです。

ラノベでは、細かく設定するのが面倒だけど、キャラに良い印象を持って欲しいから「美少女」としてしまうのかもしれませんね。
あとはセリフ回しと行動で想像してね、という感じで。
それによって表現の幅が狭くなるかどうかは…どうなんでしょ(*´ω`*)?
顔の良さは、足が速いとか、勉強ができるとかの、長所の一つだと思います。目立ってしまうならデメリットにもなりますよね。(スパイを演じる卓上ゲームでは、キャラクター設定が容姿端麗すぎると人混みに紛れ込めないペナルティがつきます)
[一言]
前回の感想、かおりさんも読んで下さったのですね(*´ω`*)うへへ♡

ちょっと前にある方と感想をやりとりして知ったのですが、古い童話って、版を重ねるごとに少しずつ内容を追加されてたりするのですね。
このへんは全く知らなかったので驚きました。
「www」は、普段は全然使わないんですが、今回はくだけた感じを出そうと思って使ってみました。^^

海外旅行、良いですよね~。
しかも、昔の街並みを残した街。私もそういうところに、一度は行ってみたいです。

『千と千尋の神隠し』の主人公のキャラクターデザインは、宮崎さんがベテランだからできた事なのは、間違いないでしょうね。
海外のアニメでは、かなり昔から「普通の容姿」の登場人物が活躍するというのが、珍しくない状況になっています。現実に照らして、かけ離れていないものの良さを追求する、倫理的なスタンスでそういう方向性に取り組んでいるんだろうと思います。
日本では、すべての作品が容姿重視というわけではないけど、容姿重視の傾向がかなりの割合を占めているので、その状況を客観的な視点で考えてみる事も、必要だと感じます。

新人作家やラノベのイラストレーターが「容姿」要素を抜きにすると、編集からダメ出しされるでしょうね。
市場の傾向が、容姿重視でないと売れにくいというのもあるんでしょう。
だから、ますますみんながみんな、容姿容姿になって行くんだと思います。

それを、仕方ないと思う人もいていいけど、私は、抵抗してみたいです。
「テンプレ」という考え方があって、定番の人気要素を、ストーリーだけではなく、登場人物の設定でも、お手軽に使用して作っている作品をよく見かけますよね。

それはそれで、楽だし人気も得やすいんでしょうけど、何か、物足りなさもあるんです。
別の作品の似た設定のキャラクターと入れ替えても、大して違いがないというキャラクターも、多いですからね。

これは、自分の作品にとっても、反省点なので、それを乗り越えて、どう作品を深めて行くか、という事を、ずっと課題にしています。

本文にも書いたように、私の考えは、容姿端麗が悪い、というわけではなくて、容姿端麗に依存して内面の描写がおろそかになっていないか、という問題提起がしたかった、という事です。

そこがしっかりクリアできていれば、容姿端麗要素があったって、深みのある良い作品にできると思います。


スパイの卓上ゲームとかあるんですね。
映画だと、女スパイは大抵美人だけど、現実では、普通の容姿の方が目立たないで潜入できるでしょうね。

かおりさんとのやり取りも見てもらえて良かった。^^
本文では書ききれなかった補足的論考を、感想欄でやってます。

古い童話は、口承が始まりのものがほとんどなので、それを書籍化する時点で、原型から変化しているだろうし、本の筆者も、より読みやすく、面白く、興味を引く内容になるように改変するので、それがオリジナルではない事が多いんですよ。

そして、改変された定番の版の方が、原型よりも良くなっている話がほとんどです。
  • Kobito
  • 2021年 04月12日 00時03分
[良い点]
こんばんは~。
猫子さんも初めまして。
納得の回でした。容姿の美はとても魅力的だけれど、やはりそれだけではお話は面白くなりません。けれど、性格の悪い美形のちょっとした優しさに弱いお話とか読むと、やっぱり美形は得だな~と思います。
そんな中で「千と千尋の神隠し」のお話は、初めて聞きました。確かに千尋は美少女ではなかったですね。それでもあれだけ人気って、美少女以外の魅力ですごいです。
容姿の美に頼らず、魅力的な女性を書けたら書いてみたいという目標ができました。
読ませていただき、ありがとうございました!
こんばんは~。
Kobitoです。猫子さんへのご挨拶も、ありがとうございます。^^

美貌は強い魅力があるから、ついその設定に頼ってしまうんですが、内面の充実がないと、上辺だけのお話になってしまう事が多いですよね。

ただ、実際現実でも、人は美貌に価値を置いて、賛美したり優遇したりしますから、美形が得をするお話だってちゃんと現実的ではあるんですよね。

あ、この部分は、さらに考えを深めたい人に読んでほしいな~。

「千と千尋の神隠し」で、千尋を美少女にしなかったのは、宮崎さんの大胆な挑戦精神の表れだと思います。
美形の魅力ではなくお話の魅力で多くの人を惹き付ける、「こういう方向性もあるんだよ」という、先輩から後輩への教えでもあるように感じます。


これは、けっこう難しい課題ですが、取り組み甲斐のあるテーマでもあります。
かおりさんの目標にしてもらえて、嬉しいです。
私も、内面の充実を心掛けながら、創作に取り組んでいこうと思っています。

でも、美形に頼った作品を書くのも楽しいので、無理に避ける事はないですよ~。
  • Kobito
  • 2021年 04月08日 20時12分
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