エピソード88の感想一覧

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[良い点]
冷静な視点のコラムで、特に、イラストレーターさんの作品に好意を感じる立場から書かれた文章で、よかったです。
[一言]
>このイラストレーターさん、実は、ほど良い写実性と、色彩感覚の巧みさがあって、私の大好きな画風の作家さんです。

今回はじめて見ましたが、人気が出るのもわかる絵でした。
表情はややあざといものが多いけれど可愛いし、線がすっきりしているから女性ウケも良かったでしょうし、色の組み合わせや背景にもセンスの良さを感じますよね。

事が明るみに出るまでは、才能だと思われていた訳で、相当嫉妬されたでしょう。
もったいない。あれだけ作ったなら、自作だって出来たでしょうに。


それはそれとして、おかしいという声が上がったのは良かったです。
(このままトレースに対する調査・追求が広がっていくと、恐ろしいことになるので、全然他人事じゃないのですが)
そのイラストレーターさんの、絵自体は、とても好きなんです。
ただ、疑惑が発覚した後の、その人の責任逃れに近い対応を見る限り、心からの反省はしなさそうなので、人としては好感は持てないです。

でも、コラム中でここまで言うと、角が立つので、やんわりとした言及にとどめました。

センスがあって、とても良い絵でしょう?
逆に言うと、あそこまで描けても、模倣癖から脱却するのは難しい、という事なのではないかな、と思います。


絵を商用で描いていたという事と、元画像にあまりにも近すぎたという事で、批判も大きくなりましたね。

こたかんさんも、商用で描く時は、たとえトレースを使うにしても、しっかりアレンジを加えるようにした方が良いでしょうね。
  • Kobito
  • 2022年 02月20日 21時34分
[一言]
トレパクはネット・新聞等の範囲でしか知りませんが、有名な人が無名の人のものを無許可で使った……ということですね。
イラストは個性の塊なので「なんで?」と正直思います。

トレースや模倣は文章でも絵でも練習の「れ」みたいなもので誰でも通る道です(と私は考えています)
やっぱりお金を取るプロがやっちゃったのが問題なのでしょうね……

そのことに気づいた人、声を上げた人がいて、まだ捨てたものではないなと思いました。
同時にそれが簡単に出来る状況なのをこのコラムを読み知りました。
怖いですね。
個性をもっと尊んで自分自信を好きになるためにも1から勝負していただきたいです。

とは言うものの、無個性だから安心して読む(見る)風潮があることも否定できません。
最近の「なろう」はちょっと私にとって辛いです。

読ませていただきありがとうございました。

  • 投稿者: 古都ノ葉
  • 女性
  • 2022年 02月20日 11時34分
今回のイラストレーターに関しては、無名、有名にかかわらず、ネット上で見つけたお気に入りの画像を安易に使用しているようです。

アート系の天才には二種類あります。
驚異的な模倣の能力を持っている人と、オリジナリティーを生み出す事に長けた人です。

写真そのもののような絵を描く人を、ニュースなどで時々見かけますよね。
見たものをそのままに表現するのが得意な人って、意外と多いんです。

模倣が得意な人は、アニメーターなどの職業で活躍できる道があります。

おそらく今回の騒動の渦中にあるイラストレーターさんも、その系統の才能が強い人なんだろうと思います。

でも、アニメーターが、自分が関わったアニメのキャラクターにそっくりなキャラクターの絵を、自作だと称して販売したりするのは、あまり見かけませんよね。
それは、やはり倫理観で抑制できているからだと思います。

問題のイラストレータさんに欠けていた部分ですね。

トレースが簡単になったのと同じように、画像の類似性の検証も、デジタルでは割合容易になって来ています。
ネットの画像検索で、類似の画像を簡単に検索できる時代ですからね。
だから、一度問題化すると、多くの人から過去の作品を調べられて、トレース疑惑が次々に明るみに出る、という事態になるんです。
これは、厳しいようだけど、文化の健全化にとってはとても大事な事です。

オリジナルの優れたイメージを生み出すって、なかなか大変な仕事ですが、やりがいのある事でもあるので、絵が上手なのを活かして、一から頑張ってほしいですよね。

作品の個性は、鑑賞者の側に受け止める器が求められるので、多くの人に受け入れられたいと思っても、個性が強いと難しいという面がありますよね。
ただ、個性があるからこそ好きといってくれる鑑賞者が一人でもいたら、喜びがもらえるので、それを楽しみにすると良いのではないかな、と思います。

私も、辛くなることはありますが、そういう考え方を繰り返す事で、大勢の評価だけが成功ではないと、気持ちを切り替えられるようになって来ました。
  • Kobito
  • 2022年 02月20日 16時35分
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