感想一覧

▽感想を書く
[良い点]
語り手が抱く「これは夢ではないか」という疑念と、しかしそれに溺れてしまいたいという身勝手な欲望とが巧みに入り乱れることで、すっかり世界に引き込まれました。お見事でした!
[一言]
起きて理性を保ったまま夢を見たい。
そんな欲望が「物語」というものの起源なのではないか、と考えたことがあります。都合よく現実的で、都合よく幻想的で。
しかし、それもいつか終わるとわかっているからこそ、安心してそこに溺れることができるのかもしれません。
夢の世界と現実の世界の境目が曖昧になってしまう怖さと同時に、抗いがたい魅惑を感じました。
面白かったです!
  • 投稿者: 退会済み
  • 男性
  • 2017年 12月22日 16時52分
管理
 不波 流さん、ご感想をありがとうございます。
 とある方の素敵なお誘いによって企画・参加し、書かせて頂いた短編に、こうしてご感想を頂けること、幸甚の至りでございます。
 蝶という幻想的な材料を与えられて、想像してみたのは、夢とうつつと間、麗しい幻想の甘い薄皮と、その向こうにある危険な耽美を表現できないか、ということでした。
 そして現実になりうる甘い幻想とは、シンプルに、醜さも美しさも区別しない原石のままの「欲」であろうと思います。
 その欲望、その幻想、その現実、綱渡りの幸福の下に待ち受ける恐怖のスリルを楽しんで頂けたようで、口元が緩みます。
 ……素敵なご感想に、私もなるべくよいお返事を、と思ったのですが、あまり面白いお返事ができず、申し訳ない気持ちです。ですが、楽しんで頂けたこと、本当に、本当に嬉しいです。
 改めて、お読みくださり本当にありがとうございました!
↑ページトップへ