感想一覧

▽感想を書く
<< Back 1 2
[良い点]
 お話全体を読んで、リボンで作ったひまわりで飾られた麦わら帽子を連想しました。からりと乾いた夏空の下で麦わら帽子を被る奏さん。

 指の感覚の繊細な描写と、奏さんの断片的な独白で綴られる二人の微妙な関係。
 彼の幼い思いつきに振り回されつつ、味覚や嗅覚も通して少しずつ知らない世界が広がって、二人で共有するひとつの花弁が幾つも集まって、最後に花の形を成すような構成がお見事。
 長いお話かと思ったら、三千文字足らず。最小限の言葉で、幾つも比喩や象徴を重ねてあったからか、文字数以上にボリュームのある読み応えでした。

 面白かったです。爽やかで、やさしいお話をありがとうございました。
[一言]
 I love you.を訳してみるなら、触れた手を通して見える色鮮やかであたたかな光……?
ありがとうございます!

いやなんてもうしますか、感想における文章一つとっても凄いと思わされる方に、こうして面白いといってもらえると感無量です。
おまけに、いかに短く厚くするかを念頭に書いたのですが、そこにまで触れてもらえるなんて浮かれすぎてお空を飛べそうです。
本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
  • 2017年 06月21日 22時32分
[良い点]
着想はなんでしょうか。
いい歳した彼。

あ、どーも。夕凪です。
さて困りましたね。最後までふざけず、かと言って暗くなく向日葵みたいに明るい小説。
短いほんのワンシーンと短い回想のみで綴られる物語は、読みやすいだけでなく洗練されていて、一人称ということもあり、どこか乙一とかあっち系のひとの綺麗な短編作品を連想させました。

ひまわり自体がアイテムであり、連想であり、比喩であるような、こだわった関連付けお見事でした。


「背が低くとも、このパチノゴールドも立派な向日葵です……」からはもう目が離せませんでした。
また短いなかに、嫌味のない上手い描写が所狭しと詰め込まれていて、たぶんぼくがパラっと三度ほど読み返した感想以上に、高度な小説なのだと感じました。



[気になる点]
わざとですかね。
手のひらと掌。
どちらにしても話の良し悪しには関係ないです。

この項目が書きにくいので、次からは、二、三、解りやすいところに誤字とか配置しておいてください。
[一言]
なんだろ。贅肉の少ないとてもヘルシーな作品でしたが、旨味がある部分はしっかり詰め込まれていて、誠一さんから見た奏さんと、奏さんから見た誠一さんとを、うまく両方が入ってました。
読んだあともすっきりと爽快な気分です。

また、この長さもストーリーにとてもよく合っていたと思います。
とても面白かったです。

以下雑談
ちょっと意外な作風でした。
上手さをひけらかすことなく、淡々と静かな話で良かったです。
一人称ということもあり、こう感情移入しやすかった。
ごちそうさまでした。




ハーイ!もぐもぐさん!ありがとうございます!
掌と手のひらに関してはガチなミスです!!ガチなミスです!!
ひっそりと、直しておきます、たなごころ(五七五)。
ひまわりを漢字にするか平仮名にするかばかりを考えてたら、そちらを見逃しました。

いっぱい褒めてくれてイイコイイコしてくれてありがとうございます! これからもがんがります!

  • 2017年 06月21日 01時45分
[一言]
久しぶりに、このようなお話を読みました。
大人の雰囲気が凄く良い(^^♪
やはり地の文の見事さ、いつもながらに感服します。
これぞ短編と言う感じですね。
入魂のワンシーン堪能させて頂きました。
いつもいつもありがとうございます!
日頃長ったらしい話を書いているので、たまには無駄を削ぎ落とし最適化したものでも書こうと、小説を書く休憩がてらに書きました。

ご読了ありがとうございました。
  • 2017年 06月20日 21時19分
<< Back 1 2
↑ページトップへ