感想一覧

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[良い点]
いいお話でした。
心の中の滓(おり)が形になったら……、自然に設定らしきものがすうっと入ってきました。
お母さんは、世話焼きで口うるさいけれど、子どもたちを大切にしているんだ、勝手に一方通行にしちゃいけないんだ、と、さざ波のような心の揺れが感じられるようでした。
  • 投稿者: 惠美子
  • 40歳~49歳 女性
  • 2017年 07月03日 19時22分
恵美子さん、なんと、お読み頂いた上にあたたかきご感想ありがとうございます!

たまたま、近所の友人宅のわんこが高齢で亡くなった時、出張火葬サービスを使った、というお話から急に妄想した内容でした。

恵美子さん、三十と一夜という企画に参加していらっしゃるのですね。先日ほかの方の短編をたまたま読ませていただき、とても感銘を受けました。
恵美子さんの作品もまた読ませていただきたいです。いつになるやら…ですが気長にお待ちいただければ。

ではでは!
[良い点]
塊様というアイデアが良かったです。
[気になる点]
恐らく塊様というのは、魂についた灰汁(アク)のようなものかなと思いました。不平とか不満とか言いたいけど言えなかった事とかそういう塊かなと?

炊き上げより、母親が塊様を作る過程の方が気になりました。塊を作って外に出して炊き上げてもらってすっきり!といった感覚があれば、もっと爽快感があったかなと思います。
[一言]
これからも、どんどん書いて下さいね!(^^)
応援してます!^^
青樹加奈さん、こちらにも!!ほんとありがとうございます……

そうなんですよ、確かに灰汁みたいなものなのかなー、自分でも色々考えてみたのですが、書きながら当初の内容と少し変わっていった部分が多く(主人公を最初母にしようと思っていたり、塊が暴れ回るものだったのを大人しく?したり)、まだ文中に自らの迷いが残っている気もします。

しばらく熟成させてから(?)青城さんから頂いたコメントも参考にさせていただきながら、またいじってみたいと思います。
また全然違うものになるという可能性も……??

本当に感謝です!
[気になる点]
最初、環の性別が分からずに、世界に入り込めなかったのが残念でした。
環の、という名前が出た後の「小柄な少年」というのが別人であると誤読してしまいました。
[一言]
するすると読めました。
『塊さま』の正体が、何か不気味なものかと身構えていたのですが、油井さんの穏やかな語り口に安心できました。
でも『塊さま』って何なのか、感じられるけど説明はできない…そんな読後感でした。
希望の持てるラストが良かったです。
  • 投稿者: 鈴鯉
  • 2017年 06月22日 23時54分
鈴鯉さん、このたびはお読み頂いた上に、ご感想まで、ありがとうございました!
塊さま、私も何となくもやっとしたまま書いていました。人にとってどんなものなのか、どう「始末」すればよいのか、放っておけばよいのか……色々考えていただき、ほのかに希望も見出していただき、ほんと、うれしいです。

そして環の性別について、うっ!と思わずたじろぎました。というのも、実は最初、名前はそのままで女という設定だったのです。しかも塊を溜めていた母が元々、主人公の予定でした。

自分で書いて読んでいると、あんがい気づかない点でして、鈴鯉さんからご感想を頂いてからまた読み直してみたのですが、やっぱりいったん自分で変えてからは、のっけから男の子という固定観念でみているので、ううーどうやって読み手の方にすっ、と入り込んでもらえるか、よいアイディアが思いつきませんでした……ひきつづき、課題として考えてみますね。

本当にありがとうございました!
[良い点]
すごく面白かったです。なろうの純文学なんて純文学モドキばかりだと思っていましたが、ちゃんとした文芸でした。塊さまという存在のぼやかし方が巧妙ですね。
[気になる点]
油井さんを初めお爺さんとして想像してしまいました。人物の説明は登場と同時か、直前から描いた方がいいかと思います。
山猪野 流さん、早速のあたたかきご感想本当にありがとうございます。
ちゃんとした文芸というには、まだまだかな……と恥ずかしいものがありますが、そうおっしゃって頂け、励みになります。

また、油井さんについては読み返してみて、おお……確かに、と感じまして、文章をわずかに入れ替えてみました。
つい悪い癖で、いったんいじり出すとどんどんと替えてみたくなる性分なので、しばらく置いてから、また所どころいじるかも知れませんが、よろしくご了承くださいませ。

山猪野さんの作品もまた読ませていただきますね。細々おつき合いくだされば幸いです。
本当にありがとうございました!
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