エピソード610の感想一覧
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[良い点]
610話まで読ませてもらいました
[気になる点]
1.クリスが魔剣を修理すると言う会話
魔剣はセイヴァー公爵家に誓って修理すると宣言したのにドワガンフルの存在を知らせたのがオスタナシーだった件
つまり公爵家はドワーフの情報すら得れない無能集団かそもそも直す気がなかったしか考えられない件
2.貴族に雇われたら自由がなくなると言ってた主人公
カノンと付き合うのも身分が違う、自由が無くなるから貴族には仕えないなどと色々な場所で言っていたのにキスされただけで付き合うとか意味不明、カノンには卒業の時に手紙のやりとりを約束してたので
手紙には[公爵令嬢と結婚しましたー]とでも書いたんだろうか
3.オスタナシーに主人公の為なら貴族を捨てる、政治利用するつもりは無いと宣言したのに第一王女と第二王女の一騎討ちになるとすぐ話す時点で利用する気しかなくてヤバイ
4.父親は自分は駆け落ちして周りに迷惑かけたくせに息子には放浪息子扱いはヤバイ、娘の件でもし怒っていたのであれば村での発言件は1番あるのだから村人に言えばいいし
5.クリスはキスで惚れたとしてオスタナシー好きになる描写ありました?急に愛囁き始めて違和感が凄いんですが
毎回戦力だから付いてきて欲しい、飽き性なの分かってない子うるさいとしか言ってなかった気が
610話まで読ませてもらいました
[気になる点]
1.クリスが魔剣を修理すると言う会話
魔剣はセイヴァー公爵家に誓って修理すると宣言したのにドワガンフルの存在を知らせたのがオスタナシーだった件
つまり公爵家はドワーフの情報すら得れない無能集団かそもそも直す気がなかったしか考えられない件
2.貴族に雇われたら自由がなくなると言ってた主人公
カノンと付き合うのも身分が違う、自由が無くなるから貴族には仕えないなどと色々な場所で言っていたのにキスされただけで付き合うとか意味不明、カノンには卒業の時に手紙のやりとりを約束してたので
手紙には[公爵令嬢と結婚しましたー]とでも書いたんだろうか
3.オスタナシーに主人公の為なら貴族を捨てる、政治利用するつもりは無いと宣言したのに第一王女と第二王女の一騎討ちになるとすぐ話す時点で利用する気しかなくてヤバイ
4.父親は自分は駆け落ちして周りに迷惑かけたくせに息子には放浪息子扱いはヤバイ、娘の件でもし怒っていたのであれば村での発言件は1番あるのだから村人に言えばいいし
5.クリスはキスで惚れたとしてオスタナシー好きになる描写ありました?急に愛囁き始めて違和感が凄いんですが
毎回戦力だから付いてきて欲しい、飽き性なの分かってない子うるさいとしか言ってなかった気が
エピソード610
最新話近くまで読んで頂き、感想まで頂けて嬉しいです。
ありがとうございます!!!!
違和感については順に説明させて頂きます。
ただ、作者本人の能力の低さ故矛盾が解決するとは限らず、尚且つ新たな矛盾が生まれる可能性がある事は予め御了承下さいませ。
1、クリスは当初、身の回りから魔剣修理が出来る人材を探していました。
ですが、ゴールドの魔剣は想像以上に質の良い物でしたので難航……魔導都市での修理を予定していましたが、ゴールドの起こしたトラブル(スクロール問題)で一触即発の雰囲気であった為に断念せざるを得ない状況に追い込まれました。
なら何故ドワガンフルに頼らなかったのか?それは……二つ理由があります。
一つはゴールドがクリスが全ての手段を模索する前にオスタナシーの案に乗ったからですね。
待っていたら職人問題は解決したやもしれません、ゴールドもそこまで急いでいなかったので。
二つ目は公爵家があまり魔族との伝手持っていなかったからですね。
帝国は魔族排他主義や迎合主義、静観主義等様々ですが公爵家的にどうしても魔族に一々頼む程の用も無いし派閥的に揚げ足を取られない様に自分の伝手にあまり魔族を置きたくないのはありました。
勿論クリスは派閥間の者達に頼めば解決したでしょうが、それは最終手段でそれを行う前にゴールドがオスタナシーの案を飲んだ形になります。
んまぁ、結構時間はありましたがゴールドがそんなに急いでいないのと元々深窓の令嬢であったクリスには不向きだったのもあります。
あまり母にも頼りたくなかったみたいです。
最終的には全ての手段をこうじるので、ゴールドが「クリスもああ言ってるんだし任せよう」と言っていたら時間が解決していた可能性は大いにあります。
2、矛盾してない……そう!その通りです。
詳しく解説すると、作中ゴールドが何度?も言っている通り流されるタイプでありなあなあで決断力が無く、幸せなら現状を維持する傾向が非常に強いです。
公爵家に雇われていた時は所詮は御嬢様の機嫌取りに過ぎなかったのですが、本採用ですと大きく変わってきます。(公爵や護衛からは反対されていたが)
御機嫌取りは何かあればすぐに辞められるのですが、本格的に仕えるとなれば大きく自由が制限される為にゴールドはなあなあで誤魔化していました。
ですが、自由と言うのは理由の一つではありますが、所詮は建前で大きな変化を嫌っていたのが本音です。
手紙にはまぁ……良い感じに事を荒立てない様に書いてます。
クリスに関しては非常に簡単です。
ゴールドは激しい変化を嫌いますが、押しには非常に弱いです。
クリスとは友人で済ますつもりが予想外に迫られました。
お付き合いに関しては、折角帝都に居を構えるのに事を荒立てたくないと言う思いもありましたがクリスに勢いが強すぎる上に相手が公爵家且つ剣神だったので一度お付き合いして現実を知って貰おう……そして友達としてやり直そう……なんて考えていました。
ですが、ゴールドに複雑な乙女心は分かる筈も無くゴールドはお付き合いクリスは結婚を前提としたお付き合いと考え方が大きく剥離していました。
恋なんて一時の気の迷いにするつもりがそのままベッドに押し倒されてしまいました。
ゴールド的には公爵家の令嬢の剣神のヤンデレに迫られていて、あそこで断ったら普通にバッドエンドコース直行でしたしそうせざるを得ない状況でした。
まぁ、クリスは美少女ですからまぁいいやとゴールドは言い訳して納得してます。
いやまぁ死にたくないですからね。
3、オスタナシーを政治利用しない……それは思いっきり建前です。
いやまぁ建前でもそう言わないと好感度どころか敵認定されてもおかしくないですから。
とは言えクリスも公爵家も現状剣神を派閥に置いている有利な状況である為にそんなに積極的に使うとかは考えておらず、どうせ言う事も聞かない(最悪ゴールドを国外に連れ去られる可能性もある)ので現状では暗殺者に妙に縁のあるゴールドの護衛程度に考えています。
ですが、万一があれば派閥闘争に負ければ相当な痛手でゴールドとの夢の新婚生活が破壊されるので躊躇無く使います。
まぁ、剣神が居て一番人気に第一皇女が負けるって相当な事ですが……。
普通に考えれば剣神がいるのでクーデターとか起こせないですし、第二皇女派閥が勝てなくても最大派閥の次に位置する訳ですしそれなりに配慮されます。
戦いが起き辛いので敵対派閥でも罰しづらいですし。
4、父の葛藤に関してですが、これは複雑怪奇です。
まず、駆け落ちに関してですがゴールドと妹のサリアには特に話してません。
結構重い話なので普通は成人してから話すのですが、ゴールドはその前に出ていってしまいましたからね……。
ゴールドはクリスに真相の一部を教えられましたが、特に駆け落ちの件で被害を受けた訳では無いので気にしてないですし、父も話してませんし怒りで我を忘れていたので話題には出してません。
全く申し訳無いと思ってない訳ではないのですが……。
本来は親子で仲睦まじく暮らし、出ていくとしても成人してからでそれまでは幸せに暮らしゴールドには剣術を教えたりしたかったのです。
ですがゴールドはすぐに村を出ていってしまいそれは叶いません。
当初は村人はゴールドの強さを知っておりそこまで心配はしておらず(才能はありつつもかなり臆病な性格の持ち主であった為)そもそもあんな子供なので夕飯時には……町で遊んで来たら……戻って来る物と思われていました。
父も勿論そう考えていましたが、届いたのは手紙。
そこには胡散臭い武勇伝と楽しそうな様子が書かれており、親子で暮らしたかった父の神経を逆撫でします。
しかもやっと帰ってきたと思ったら胡散臭い内容に記されていた女達を連れ帰ってくるし(父は嘘だと願っていた)挙げ句可愛い娘のサリアを連れ去ろうとします。(誤解ではありますが、父は頭に血がのぼっていてそう思い込みます)
だから愛する息子でも自らの幸せを壊すと思ってあんな態度を取ってしまっています。
サリアに関してはそう難しくは無いです。
問題が起きれば勿論誰かに相談する訳ですが、最初は姉の様に慕っていたミルへと相談します。
ですが残念ながらミルもあまり対人関係に優れている訳では無いので、サリアと直接仲良くする事で済ませてしました。
ミルが居なくなってからは、母に相談するでも無く兄や姉の様に慕っていたミルの様に自分も外に出れば……と考える様になり誰にも相談せず両親には相談しません。
父はゴールドの手紙を見ると怒るしゴールドに怒鳴っている所も見てしまいましたので。
そうして妹のサリアはゴールドを恨むよりも利用する事を考えてずっと堪え忍んだのです。
まぁ、大体ゴールドが悪いです。
5、クリスはゴールドを運命の王子様と勘違いしてしまった感じです。
深窓の令嬢だったクリスを突如剣神の義務が襲い、婚約者候補と反りが合わず精神的に限界だったのも相まって自ら求める条件を殆ど満たしたゴールドが欲しくて堪らなくなってしまいました。
オスタナシーに関しては最初は愛どころかそう言った目線では見られていませんでした。
ですが、ゴールドを技神として育成しようとした所から徐々に愛着が湧きます。
結局ゴールドは嫌がってしまった訳なのですが、ならば子供に継がせようと言う事でゴールドに迫った訳ですね。
その結果オスタナシーはゴールドと接していく内に好きになった感じですかねー。
ゴールドは意外と物静かなオスタナシーとも上手くやっていけるので、オスタナシー的にも妻になってやっても良いかな?と思うに至ったと言う訳です。
ですが、そこにクリスと言う邪魔者が入った事で事態は急変します。
クリスは恋する乙女状態でゴールドにお熱なのでアプローチも派手です。
折角子供に後を継がせようとしたのに、歳的にもそろそろ結婚も良いかな?と言う相手が見つかったのに横取りされそうになっている形になりました。
奪われる前に押し倒してしまえ、オスタナシーは必死に愛を囁きゴールドを手に入れました。
オスタナシーの違和感ありありの急変はクリスと言うライバルが原因なんですね。
- PKタコ
- 2020年 09月12日 03時34分
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