エピソード363の感想一覧

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エミカの気持ちはよく分かる。
誰だって争うことがない平和が良い。
違いを受け入れてお互い譲歩するのが理想。

でも今の世界情勢を見ても分かるように、思想が違う人達が平和に纏まるのは、かなり難しい。
可能だとしても莫大なエネルギーが必要で、それを維持するのも、いつ崩れるか知れないリスクが常にある。

それに比べて相手が少数かつ自分より弱いなら、抹殺してしまった方が早く確実に平和を維持できる。
どちらにしても何らかのエネルギー・犠牲が伴うなら、ヘッド1人で済ませようとするのは、ヘッドや女王からしても合理的な判断だと思う。

でも殺戮マシーンへと埋没したはずのヘッドだって、邪魔者のエミカを見逃す温情はまだある。
理想論のエミカと現実主義のヘッド。
双方がどのような結論に至るのか、楽しみに読みたいと思います。
 結局エミカ自身が能力をフル活用して王国王族含めて全人類を強制的に従わせるくらいの気概で望めば、願ってる世界に変えられる可能性はあるとは思うんですけど、それを実行するならまずエミカがエミカであることを諦めなきゃいないという。
 ティシャはティシャのほうで非情になり切れない自分を自覚しつつ行動を起こしているわけで、どっちも互いの理想を叶えるのに適性が足りないというのが現状でしょうか。
 二人の今度の選択は展開によって左右されるところも大きいので周囲の仲間たちの行動によっても未来はガラリと変わってきそうです。

 毎度、感想いただき感謝!
王家からの命令を遂行するか、当主として妹達に命令するかで、ティシャさんには対等な相手との話し合いによる妥協点を探ったり折り合いを付けるといった経験が足りないような印象ですね。
  • 投稿者: 暇藤
  • 2025年 01月18日 15時09分
 彼女の出生と過去については必ず今後作中で語ることになりますが、決して集団のトップとしての素質を買われて今の地位になったわけではないので問題が起きたときの処理能力は……、といったところですね。
 過去ダリアが叛逆した際の対応の甘さも今になって重く圧し掛かってきている点も評価すれば適性は低いと言わざるを得ないかもしれません。

 毎度、感想いただき感謝です!
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