感想一覧

感想ありがとうございます^^


本当は、「いい性格」「悪い性格」といったステレオタイプな価値観が横行している（と勝手に感じている）社会に対しての意見……みたいなものが根底にあったのですが、

現代の社会で「性格なんて」といっても、「理解できない」とおっしゃる読者が多いだろうな、と思ったので、あえて客観的に見て、「不思議な人たち」として演出してみました。

Kobitoさま


感想ありがとうございます。
そういったことを言ってもらえると、嬉しい限りです。

この小説は、「無理な行動」「ダメ男/女」「結婚できない男/女」のような異性の内面に対して人々が敏感になりすぎていること、また、そういう傾向をわざわざ煽り立てるような記事などへの反論を詰め込んだものでした（といっても、私はそういう記事を眉に唾をつけながら楽しんで読んでしまうのですが）。

要は、私の理想を詰め込んだ感じです(笑)
ただ、「顔より中身」という方が聴こえがいいというのは事実で、多くの人がそういう価値観（面食いの人でさえ、本当はそれが正しいと思っているのかも）を持っているということを意識して、
私の理想を代弁する二人をあえて「不思議な考えの持ち主」として描き、さらに会話を細かく分けることによって、読者が感情移入する隙を与えないようにしたつもりでした。
最後、「結局性格じゃないか」というオチにしたのも、二人の理屈を絶対的なものにしないための工夫でした。「こいつらの言ってることもなんとなくわかる。だけど……」程度の感想を抱いていただければ成功かな、と。

そういう特殊な構造も相まって、高評価を得づらい実験的な作品ではありますが、そういった感想、二人の関係を肯定的に見てくださるような感想をいただけると励みになります。


野暮な解説を入れてみたところ、返信の方が長くなってしまいました。私としてはいつものことなのですが(笑)

感想ありがとうございます。


確かに、必要ではないですね。そのため、二人の話したがりな性格と、聞き手（第三者）側の興味という要素を使ったのですが、少し弱かったかもしれません。

理屈っぽくなりすぎて、性格や雰囲気よりも、二人のロジックの方が目立ってしまって、押し付けがましさを感じさせてしまうものになってしまった嫌いはあります。