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[一言]

私は捨てられない派ですね。

それなのに若い頃は2~3年に1度の割合で引っ越しを繰り返しておりまして。

最初は四畳半→六畳間→四畳半と六畳間の二間→六畳間の二間と、物を捨てられない人間の宿命で、独り者なのに段々と広い部屋じゃないと物が置ききれなくなりました(笑)。



(笑)←失礼(^^ゞ


つい「クスッ」と笑ってしまった(笑)


ママとふたりで暮らしたアパートは6畳一間の部屋で 小さなキッチンはついていたけど、トイレは和式の共同で お風呂は銭湯でしたね…


長患いの父を抱えて、私を親戚の家に預けて独りで働くために東京へ出て、もうクタクタだったのでしょうね。(今、思うと)


しいちゃんが来る日は 母も叱らなくて楽しかった…

大山の商店街で 昼間はたこ焼きを焼いて夜は飲み屋になる店をしていたから お料理が上手で器用で粋な女でしたね


学校の修学旅行で京都に行ったときも、しいちゃんには、紅い珊瑚色の簪を 母には、緑の翡翠色の簪を
母より 歳上のしいちゃんの方が 紅い色が似合うと思ったのだから色気もあったのでしょうね


真っ白な肌に さらっと長襦袢を着て 小指の先に口紅をちょんちょんてつけて唇にひく様は 子ども心にも溜め息がでました。


私の母も お店を手伝いに行っていましたが、背が小さい河馬がドタドタ着物を着る様は (笑) でした。

懐かしい匂いがする話を読んでくれて ありがとう存じます。


わたしも捨てられない派です。生活に必要がないものが好きです。
  • 詩織
  • 2018年 11月26日 23時39分
[良い点]
 私は捨てられない方の人間です。
 妻の両親の家を片付けた時、小物なんか、なかなか捨てられなくてこまってしまいました。
 もったいないんじゃない。
 ものには、それぞれ両親の思いが詰まっていますので……。
 捨ててしまってなくなると、その思いまでがなくなるような気がしてですね。
 で、ずいぶん我が家に持ち帰ったのですが、いまだにそれらが山積みとなっています。
 私らが死んだら、そんな思いを知らない子供たちが処分してくれるでしょう。
  • 投稿者: keikato
  • 2018年 11月09日 09時31分

想い。

そうですね

物には想いが詰まりますから。

一緒に過ごした記憶とでもいいましょうか…


しいちゃんの捨てっぷりは見事でしたが、わたしも捨てられない方で 父には二階の床が抜けないうちに本を どうにかしてくれと言われています。


便利屋の仕事 遺品整理 多くなってます。

お嫁さんは 義母の物は高い物でも何も要らないとポイポイ捨て、旦那さまは 「この コケシ 佐渡へ行ったときのだ」と 捨てるそばから拾う。想いの違いを感じる仕事です。


  • 詩織
  • 2018年 11月09日 15時44分
[良い点]
他の人から見たら何でもない物でも、本人にとっては大切な物ってあるよね。
しいちゃんの石は、しいちゃんが漬物を漬ける時の相棒。

しいちゃんの漬物にとって、欠かせない存在。
しいちゃんにとっての、大事な仲間。

石は、しいちゃんがいなくなった後、どうなっただろう。しいちゃんとの思い出を、どこかで懐かしんでいるかな。
  • 投稿者: Kobito
  • 男性
  • 2018年 07月02日 20時18分

形見に貰おうかとも思ったけど


しいちゃんの石は しいちゃんの物だから 止したの。


しいちゃんの石は しいちゃんのお墓で息子さんに作って貰った立派な御影石のお座布団に鎮座してるよ♪お墓参りの度に みんなに磨かれてピカピカだよ。(笑)


磨かれ過ぎて しいちゃんの名前が消えそうなのが残念だけど…


しいちゃんのスイカの皮の糠漬け おいしかったな…
まだ 少し赤いとこが残ってて 子どもの頃は しいちゃんはケチだと思っていたけど 始末がいい人だったよ


大好きだった


しいちゃんの話でも 書こうかな


今日も暑くなりそうだから熱中症に気をつけてね♪

  • 詩織
  • 2018年 07月03日 06時44分
[一言]
物としてこれはという物は有るけど無いような。単に思い出すきっかけの物ばかりですが、きっかけが大事だったり、その人を支えていたりしますよね。私の場合は言葉だったりもします。つまりは記憶ですね。

息子さんを若くして亡くした友が言いました。


何を食べても、

何を聴いても

何を見ても

何を嗅いでも、

何を触っても、

何を感じても


みんな、みんな、亡くした息子に繋がるって


その思い出が宝物になるには 沢山、沢山の時間が必要で


もしかしたら、息子のところへ逝く日まで そんな状態が続くのかもしれないけど


時折 ふっ、と


遠くを見つめる彼女に


かける言葉が見つかりません、


ただ、傍にいるだけ…


記憶の鍵をなくした
ばあちゃん


微かな記憶の断片を
描くようになって
少しずつ 少しずつ 雪解けを迎えつつある

わたし


記憶の扉の中には

明日は、どんなものが入れられるのだろう…



お読みいただきまして


ありがとうございました♪

  • 詩織
  • 2017年 07月01日 05時32分
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