感想一覧

[気になる点]
ここでまた１週間焦らされる点
[一言]
更新再開を待っていたので、事態が動き初めて読んでいて面白いです。

作者さんの考える落着点がどこに落ち着くのかとかも、
楽しみにしております

[良い点]
テンポよく進んでいて読んでいて気持ちよかったです。
[気になる点]
特になし。
[一言]
謝罪の行では「同感だ！」と同意してしまいました。
本当に現実世界でもトップに立っているはずの地位にいる人の矛盾した…というか間違えている態度の示し方には現在進行形で甚だ呆れています。

[良い点]
依子嬢(個人的に語呂が良い気がするのでこれで固定)がしっかり言うべき事を言っている所。

正直、魔石一個渡して以降の外交をバッサリ断絶宣言するか、感情抜きで等価交換を理解させて相応のものを提供させる(竜族が一族存亡に関わるものを出せるとは思えない上に、適当かどうか決めるのは魔族側なので、幾らでも難癖付けれる筈)とか考えてたりしていたのですが。

大公を始めとした魔族側の主張を汲み取り、竜族にまだチャンスを与えるあたり、依子嬢は色んな意味で優しいと思う今日この頃。
[一言]
久しぶりに感想を書かせて頂きます。

何のかんので依子嬢は優しいので、流産に関してのみ譲歩する可能性を思い浮かべていたのですが、拒絶の言葉を見た瞬間、思わず感嘆の声を上げつつ拍手してしまいました(笑)。


自分の竜王殿に対する印象は、先代が偉大だった、もしくは先代の時代まで景気が良くて現在不景気でもこれまでのやり方を通している今代のボンボン社長。

個人として見ればむしろ良い人なのだが、上に立つ者として見れば愚鈍。竜族でなければ、逆に庇護欲を掻き立てて、思わず手を差し伸べてしまうそんな人。

更に長男である為か弟達が個性的故に、調停・承認役になってしまう損な役回りの本来おっとりとした憎めない善人。


もし種族と立場が違えば、仕方ないなぁって依子嬢が手を引っ張るような見ていてホンワカするような関係を築いていたかもしれない……かも。



こんな風に竜王殿を擁護してしまったのは、自分が上でした評価が殆ど当てはまってしまう同種の人間だから(笑)。

リアルで似た方々を知る上に、自分も頑張らないと同じ評価が返ってくるという罠(笑……えない)。

[一言]
「国」と「王」というより「ごろつき」と「頭」だよね。
外交能力のあるやつが皆無で、せいぜい身内との腹芸しかできないってんじゃ。

そのへん理解できるとこまでまとめるのを竜王に期待するのも無理っぽいね。
魔族への逆恨みと王の弱腰への不満でクーデター起こして、大軍で結界前に押しかけてきそう。

[良い点]
依「子供が大事なんはエエ。なんとしても助けたいのも分かる。じゃけんどのゥ、キサンらにはそれよりも先に、着けなァあかんオトシマエがやるんやないかコラァ？　ケジメの意味もよう知らんガキがナマ言うて通るほど、この業界は甘うないでェ？」

竜王の胸倉を掴んでメンチ切りながら巻き舌で追い込む魔王様を幻視しました。
――魔王様は甘くなかったよ！！
[一言]
ひとりの女性として、とにもかくにも妊婦さんと赤ちゃんを助けてあげたい気持ちがあるでしょうに、為政者としての考えを優先出来る魔王様は立派な御方ですね。
しかし魔王様、竜界関連の問題を単なるやっかい事として臭い物にフタしてしまわず、魔族の国民感情を汲んだ上で堂々と相手にケジメを要求するあたり、実直なお人柄がうかがえます。「あいつらケダモンやし話にならんしめんどい。魔石(エサ)やっときゃ大人しいだろうし、適当に取引して後は関わらんとこう」かと思っていたので、今回のお話には少なからず驚きました。魔王様にとって、竜族はまだ「相互理解不能の異種生物」ではなく「ヒト」なんですねぇ。喧嘩も戦争も同じステージに立たなければ出来ないという意味で、魔王様はまだ竜族を見捨ててはいないのですね。

しかしそうすると、ますます落とし所が難しくなってしまいますね。一国の元首が、“公式な訪問で訪れていた”他国の王族に拉致監禁された上、暴行障害に強姦未遂、おまけに隷属宣言までされている訳ですから。魔石の必要性から竜族の立場が弱いという前提のある所でこの所業、まともに考えると竜王と弟王子二人の生首が並んでも、確かにおかしくない状況なんですよね。
ただ同時に、騒動の原因があくまでも一個人の、しかも正気を失っていた状態での犯行なので、竜族に対して何処まで踏み込んで良いかが本当に難しいという。(下手をすると竜族内部で王弟二人を処刑して、「“両国に”仇を為した張本人二人はちゃんと抹殺しましたよー。いやぁ、今回は“お互いに”災難でしたねぇ」と言い抜ける事が可能なんですよね。具体的に通用するかはともかくとして。まぁ、竜界の在りようから、絶対に無いでしょうけど)
その意味でも、迂闊にあーしろこーしろそれを寄越せあれを罰しろと要求するのではなく、竜族側に自主的な謝意の程を表明させるという手段は妥当なんだと思います。激昂していても魔王様の政治センスはハンパない、そう思いました。

ただ同時に、不安材料が無きにしもあらずで。
それは、「結界は本当に破れないのか？」という物。
竜界に奥の手があったら？　数を頼んできたら？　大公達の見立てが間違っていたら？　魔王様に変調があったら？
そもそも魔王様が無意識に張った物ですし、ある日いきなり消えたとしても不思議ではないわけで。
そういった不確定性からも、魔王様としては竜界とのつきあい方を真剣に考えざるを得ない状況なのかも知れませんね。
こぉんなバカ一人の暴走の為に総民殲滅戦争なんて、馬鹿らしいにも程がありますし；

[一言]
うん、為政者としてご立派です。
人としてはどうかって？
「（竜族にとって）なんて残酷な真似しやがる！　テメエら人間じゃねえ！」って言われても
「はい、魔族ですからその通りです。人間じゃねえです♪」ってもんだしｗ

この際、竜族には「恭謙」つ～言葉の意味をきっちりと骨の髄まで教え込んでやったがよろしかろうかと思います。

続きを楽しみにしてます。

[良い点]
NO!と言える魔王さま、イイよー（￣ー￣）ｂ

[一言]
更新お疲れさまです

魔王さま大激怒！
予想とは違った反応ですね、だけど魔界の立場から考えれば当然の結果なのですね

竜族側からどんな誠意を見せるのか気になります
竜王はともかくその側近どもの反応からして
魔王ぐらい倒せるとか思っているのかもしれませんね
だけど魔王様だったら簡単にひねり潰せそうな気がします


次回も頑張ってください

[一言]
いつも更新楽しみに拝読しております。
最新話でいち読者は「やったぁざまあみろ！」と竜族の皆様に大人げなく舌を出しました（心の中で・笑）……竜族の事情も事情なので完全拒絶は後味が悪いですが、元から彼らに魔石をあげたって魔族には何ひとつメリットなかったですもんね～～。後で分かったことですが、相手は魔族狩りする輩なので、むしろ渡さないほうがいいくらい。
最初の交渉時、依子さんには魔王として必要な情報が足らず、認識も甘々で下手を踏んでいたのだなぁと、彼女の側に立って反省しております。ナイリアスの豹変にもまんまと驚愕しましたし、完全に作者様の手のひらの上におりますｗ
竜王の言い分（「は？それって何か魔族にとって美味しいの？」）に対する依子さんの突っ込みもまさにその通り、魔族に対する責任感もしっかり見えて、今回は本当に爽快でした。依子さんが無意識に張った結界がより事態を明確にしてくれているので、結界が出来た瞬間、恐らく大公達はニヤリとしただろうなと私もニヤリです。
竜族の女性達も、今は「何故魔族は魔石を渡さない」という逆恨み状態かもしれませんが、これからの交渉→百年くらい経ち認識が改まって、「ナイリアスさんってがちA級戦犯よねーヒソヒソ」みたいなノリになるといいなと思う、ヒロイン贔屓でございます。これからの交渉の続きも楽しみにお待ちしております。

[一言]
断ったのは良いと思います。ただ、一般市民な女性としては一時的な協力でもいいから絆されてほしかった。
魔王の出自である元現代人の一般市民っていうのが薄れてきているような気がして仕方がありません。
なんというか……人間味が薄れてきているというか…女性としての感覚が消えてしまっている気もします。
まあ、たぶんそんなこと言うの私だけなんでしょうけど。