感想一覧

[一言]
読ませて頂きました。佐乃海さんが中学生だという事を踏まえて感想を。
表現なさりたい事はすごく解ります。ですが、それが解るのに何度も読み返さねばなりませんでした。三人称なのに主観的な要素が多かったからかもしれません。頭で解るというよりは感覚で伝わってきました。
この作品で表現されてた事は、思春期特有の悩みであり焦りであり、「言葉にならない感覚」だと思うんです。自分の悩みがよく解らないまま悩んでいるからこそ、ふとした事で気持ちが晴れる。
誰しもそんな経験はあるにしても、すっかり大人になった者は結構忘れていたりしますので、そこをいかにリアルに思い出させるかが大人をも対象にした場合の課題かと思われます。
「何を書きたかったか…」という後書き通り、文章に迷いが見えます。それが味かもしれませんし、今しか書けないものかもしれませんが、佐乃海さんがご自身の中にあるモヤモヤを解決し、この内容を客観視できるようになってから加筆すれば、もっといい作品になるはずだと感じました。
そうすれば、最後の場面に重みと感慨が増す事と思います。(^^
偉そうでごめんなさい。これからも頑張ってください！

[一言]
私も紙飛行機がテーマになってますが、こういうのもあるんだなと思って読んでました。
最初、緒方を女だと思って読んでしまい、驚いてしまいたけど（笑）
最後は、もう少しスローテンポにしてもよかったのかなと思いますが、いいお話でした。

[一言]
お疲れさまでした。緒方が飛行機乗りになって亡くなるとは，意外でした。ただ，テーマとしては「紙」よりも「ヒコーキ」に比重が傾いている気がして，もったいない気がしました。全体的な展開ですが，文字数に余裕があるので，もう少し叙述を加えてた方が順を追って話を味わえるかと思います。
本文ですが，何ヶ所か文法的に気になる点（「」内が句読点で終わっている，「」が文節に含まれているのに続いていない）がありました。文体がとても自然なだけに目立ってしまったのかも知れません。
人物は，緒方と秋場のやり取りがテンポよくできていると思いますが，会話がカタく感じました。日常で「グラウンド」と発音する人がどれだけいるか，頭に血が上っている時に「悲しまれている」と丁寧な言葉遣いになるか…このあたりは書いていると意外に気付きにくいと思いますが，リアルに近い表現が一番かと思います。
まぁあくまでも個人的な意見ですから，お気を害さずに。
乱文失礼しました。

[一言]
　こんばんは、読ませて頂きました。作品中に沢山独創的な表現（「夏と秋を彷徨っているようなグラデーション」など）が織り込まれていて、素敵だと思います。
ただ、終わりの方が少し展開が早すぎた気がします。読者としてはもう少し二人の喧嘩に至るまでの過程が長く書き込まれていれば共感できたと感じました。
　最後の康平の台詞が心に残りました。

[一言]
どうも。小説読ませていただきました。
なんか読んでて青春時代を思い起こしたくなる気がしてきました。
文章構成はまだまだ伸びる気がします。頑張ってください。
偉そうな事言ってスイマセン。