感想一覧
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[一言]
非常に印象に残る、何か苦い思いが伝わるようなタイトル。
どこか悲しい結末を思わせながら、だけどまだその感情が続くかのような。
その思いを抱えて生きる、主人公の気持ちを表したふさわしいタイトルだと思う。
この物語の主人公は、武器を持ち前線で戦うわけではない。
人種差別をめぐる戦争の中、新たな技術で戦線を後ろから担う。
その頭脳、能力を以てあるシステムの中枢を管理しており……このシステムを巡って、物語は動き出す。
情報部隊に属する主人公、もといシステム管理者のネオは、戦争中だという事を忘れさせるほど、優しい気質の持ち主だ。
彼目線から描かれる日常は時に優しく、暖かく見守りたくなるほど素直。
一番の魅力、それは物語の展開だ。
重要な言葉と人物が上手くかち合い、強烈な読後感を残していく。
是非一度読んでいただき、この余韻を味わってほしい。
LcRA担当:スズクレ
非常に印象に残る、何か苦い思いが伝わるようなタイトル。
どこか悲しい結末を思わせながら、だけどまだその感情が続くかのような。
その思いを抱えて生きる、主人公の気持ちを表したふさわしいタイトルだと思う。
この物語の主人公は、武器を持ち前線で戦うわけではない。
人種差別をめぐる戦争の中、新たな技術で戦線を後ろから担う。
その頭脳、能力を以てあるシステムの中枢を管理しており……このシステムを巡って、物語は動き出す。
情報部隊に属する主人公、もといシステム管理者のネオは、戦争中だという事を忘れさせるほど、優しい気質の持ち主だ。
彼目線から描かれる日常は時に優しく、暖かく見守りたくなるほど素直。
一番の魅力、それは物語の展開だ。
重要な言葉と人物が上手くかち合い、強烈な読後感を残していく。
是非一度読んでいただき、この余韻を味わってほしい。
LcRA担当:スズクレ
- 投稿者: 小説紹介アカウント LcRA運営
- 2018年 02月10日 21時30分
[良い点]
畑悠一です。なかなか時間が取れなくて遅くなりましたが、読んだので感想を置いていきます。
面白かったです。
どのくらい面白かったのかというと、普段悲恋物を読まない自分が、偶にはこういうのもいいかな、と思うくらいには面白かったです。
文章が上手いので、特に引っ掛かりもなくすらすら読めました。
それと、世界観をだいぶ作り込んでいるのが読んでいて伝わりました。僕はこういったミリタリ物は書けないので羨ましいです。人種というシビアな問題に切り込んでいたのも印象的でした。
ちなみに好きなキャラはサキちゃんです。表情豊かで可愛かったです。
[気になる点]
ストーリーそのものには文句はないです。ですが気になった細かい点を何点か。
序盤で随分壮大な世界観を持ち出してきた割に、話自体はずいぶんこじんまりしているな、と感じました。もうすこし新種差別あたりの設定を活かした展開が見たかったです。
オチが結構早い段階で予想できてしまったのがもったいなかったです。そもそも、あらすじの時点で「悲恋もの」という壮大なネタバレを食らっているので、どうせスパイなんでしょ、と思ってしまいました。予定調和を楽しむ、というふうに考えればそれはそれで良いのかもしれませんが。
好きなキャラはサキちゃんだと言いましたが、逆に言うともう少しシル関連のエピソードが欲しかったです。大人しいキャラなので、埋もれてしまっている気がしました。
[一言]
全体的な物語の完成度は高かったように思います。今後も執筆活動頑張ってください。
畑悠一です。なかなか時間が取れなくて遅くなりましたが、読んだので感想を置いていきます。
面白かったです。
どのくらい面白かったのかというと、普段悲恋物を読まない自分が、偶にはこういうのもいいかな、と思うくらいには面白かったです。
文章が上手いので、特に引っ掛かりもなくすらすら読めました。
それと、世界観をだいぶ作り込んでいるのが読んでいて伝わりました。僕はこういったミリタリ物は書けないので羨ましいです。人種というシビアな問題に切り込んでいたのも印象的でした。
ちなみに好きなキャラはサキちゃんです。表情豊かで可愛かったです。
[気になる点]
ストーリーそのものには文句はないです。ですが気になった細かい点を何点か。
序盤で随分壮大な世界観を持ち出してきた割に、話自体はずいぶんこじんまりしているな、と感じました。もうすこし新種差別あたりの設定を活かした展開が見たかったです。
オチが結構早い段階で予想できてしまったのがもったいなかったです。そもそも、あらすじの時点で「悲恋もの」という壮大なネタバレを食らっているので、どうせスパイなんでしょ、と思ってしまいました。予定調和を楽しむ、というふうに考えればそれはそれで良いのかもしれませんが。
好きなキャラはサキちゃんだと言いましたが、逆に言うともう少しシル関連のエピソードが欲しかったです。大人しいキャラなので、埋もれてしまっている気がしました。
[一言]
全体的な物語の完成度は高かったように思います。今後も執筆活動頑張ってください。
- 投稿者: 退会済み
- 2017年 10月15日 19時56分
管理
[一言]
ツイッターからです。急いで読むつもりが惹きこまれてしまって、夜の大学で一人情けない事に涙を浮かべました。言葉の言い回しや感情表現、全てが整った作品だと感じました。ありがとうございました。
ツイッターからです。急いで読むつもりが惹きこまれてしまって、夜の大学で一人情けない事に涙を浮かべました。言葉の言い回しや感情表現、全てが整った作品だと感じました。ありがとうございました。
[一言]
悲恋ものはあまり読んだことがなくて、この作品は、期待しました。
そして、期待通り、満足したし勉強にもなりました。
素敵な作品をありがとうございました。
悲恋ものはあまり読んだことがなくて、この作品は、期待しました。
そして、期待通り、満足したし勉強にもなりました。
素敵な作品をありがとうございました。
[一言]
Twitterでリプくれたので来たよー。
玲さんだぜ(`・ω・´)キリッ
面白かったですよ。非恋はあまり見ないのですがこれを機に読んでみようかなって思ってます。
Twitterでリプくれたので来たよー。
玲さんだぜ(`・ω・´)キリッ
面白かったですよ。非恋はあまり見ないのですがこれを機に読んでみようかなって思ってます。
[良い点]
緩いが読みやすくはあった。描写もあるにはあるし入り込めた。会話も面白くもありリアルな態度に頷いた。
[気になる点]
語彙が少ないのか使い古された表現や言い回しが多用されており時折現れる作者の顔が気になります。
こういったテーマで描かれるなら資料なりに当たった方が良いかも知れません。
[一言]
ツイッターから来ました。
緩いが読みやすくはあった。描写もあるにはあるし入り込めた。会話も面白くもありリアルな態度に頷いた。
[気になる点]
語彙が少ないのか使い古された表現や言い回しが多用されており時折現れる作者の顔が気になります。
こういったテーマで描かれるなら資料なりに当たった方が良いかも知れません。
[一言]
ツイッターから来ました。
[一言]
RTありがとうございました!!
世界観に入りやすく、話が個人的に好みでした。
また、「エキスパーツタウン」の方は前に読了し、今でも読んでる作品なのでこちらの方を選ばせていただきましたーー。
とても楽しめる作品なので、高評価しておきますね^^
RTありがとうございました!!
世界観に入りやすく、話が個人的に好みでした。
また、「エキスパーツタウン」の方は前に読了し、今でも読んでる作品なのでこちらの方を選ばせていただきましたーー。
とても楽しめる作品なので、高評価しておきますね^^
[良い点]
「エキスパーツタウン」は試験的な取り組みという話が理解できる内容でした。
結論から逆算されて組み立てられたプロットなんだろうと思える話の組み立て方は、丁寧に基本を押さえた構成だと感じられます。
作家養成の教本で用例として使えそうな気もします。
[気になる点]
「天才も所詮は人と言わせたいんだろうか」と思ってしまう、結論ありきの内容だと感じます。
当方、過去に自衛隊に所属していたことがありまして、自衛隊入隊以前から友人知人等にも少なからぬ自衛隊関係者がおります。
そうした経験を踏まえて本作に触れた時、「あーね、世間様では軍ってそういう認識なのね」という諦観が生じたものです。
外形的な情報はそれなりに調べてあるんだろうと思わせてはくれるんですが、軍隊組織運用の内実や歴史、組織運用の各理論には、触れてもいなければそこに生きる人々を具体的に想像したこともないんじゃないだろうかと、寂しくもなり、悲しくもなりました。
使い捨ての末端からトップまで、バカやクズは必ず混じってはいるんですが、そうでない隊員まで含めてこうも見縊られてるもんなんだなと。
まず、軍や作戦の運用上、徹頭徹尾展開されるのは情報戦です。
特にスパイは重点的に警戒されますし、古典的手法であるハニートラップなど警戒の対象にならなかったことがありません。
このことを踏まえると、本作ヒロインの存在は情報部にとって「完全にシロだと断定できるまでは絶対に監視、警戒が解かれないレベルのスパイ候補」にしかなれません。
するとストーリーが成り立ちませんよね。
感情の組み立ても、結論を導き出すため"だけ"に最適化を図って失敗したキャラクターフィーリングテンプレートの集合体に見えます。
こうすればこう思う"はずだ"の集積、結果の直近の分かりやすい原因までしか捉えず、複雑多岐に渡る無数の諸要因を無視してしまったことによって生じる、合成の誤謬とも言える不自然さの発生。
人が描かれているようでいて、人を模した何かが台本通りの演目のために動いているだけであるかのような違和感、不快感。
「こうすれば泣くんでしょ?」と稚拙な台本で煽られているような不快感を覚えたのです。
つまり、積み上げが足りない。
薄っぺらいのです。
[一言]
私個人の目には、本作は最初からご都合主義だらけで歪な娯楽用消費材に見えてしまいました。
悲恋モノは大好物です。
自分一人の人生では体験し得ない理不尽が描かれるので、夜空に星を見ず果てのない闇に目を凝らし続けるように、描き出される理不尽を見詰めては私自身の糧にし続けてきました。
これが学園ネタで、学生同士が織り成す悲恋ネタであったならば、こうも厳しいことは言わずに見届けられたと断言します。
が、用いられた設定は戦争。
戦争の闇を甘く見過ぎじゃないですかね?
良い点、気になる点、どちらも本心からのもので、虚飾はございません。
作者さんは技術こそあれ、中身が足りない。
端的に評価すると、そう言えるかと思います。
「中身さへ増えれば傑作を生み出し得る伸び代を持っている」とも言い換えられるでしょう。
今後の成長とご活躍を心より願い、楽しみにお待ちいたします。
「エキスパーツタウン」は試験的な取り組みという話が理解できる内容でした。
結論から逆算されて組み立てられたプロットなんだろうと思える話の組み立て方は、丁寧に基本を押さえた構成だと感じられます。
作家養成の教本で用例として使えそうな気もします。
[気になる点]
「天才も所詮は人と言わせたいんだろうか」と思ってしまう、結論ありきの内容だと感じます。
当方、過去に自衛隊に所属していたことがありまして、自衛隊入隊以前から友人知人等にも少なからぬ自衛隊関係者がおります。
そうした経験を踏まえて本作に触れた時、「あーね、世間様では軍ってそういう認識なのね」という諦観が生じたものです。
外形的な情報はそれなりに調べてあるんだろうと思わせてはくれるんですが、軍隊組織運用の内実や歴史、組織運用の各理論には、触れてもいなければそこに生きる人々を具体的に想像したこともないんじゃないだろうかと、寂しくもなり、悲しくもなりました。
使い捨ての末端からトップまで、バカやクズは必ず混じってはいるんですが、そうでない隊員まで含めてこうも見縊られてるもんなんだなと。
まず、軍や作戦の運用上、徹頭徹尾展開されるのは情報戦です。
特にスパイは重点的に警戒されますし、古典的手法であるハニートラップなど警戒の対象にならなかったことがありません。
このことを踏まえると、本作ヒロインの存在は情報部にとって「完全にシロだと断定できるまでは絶対に監視、警戒が解かれないレベルのスパイ候補」にしかなれません。
するとストーリーが成り立ちませんよね。
感情の組み立ても、結論を導き出すため"だけ"に最適化を図って失敗したキャラクターフィーリングテンプレートの集合体に見えます。
こうすればこう思う"はずだ"の集積、結果の直近の分かりやすい原因までしか捉えず、複雑多岐に渡る無数の諸要因を無視してしまったことによって生じる、合成の誤謬とも言える不自然さの発生。
人が描かれているようでいて、人を模した何かが台本通りの演目のために動いているだけであるかのような違和感、不快感。
「こうすれば泣くんでしょ?」と稚拙な台本で煽られているような不快感を覚えたのです。
つまり、積み上げが足りない。
薄っぺらいのです。
[一言]
私個人の目には、本作は最初からご都合主義だらけで歪な娯楽用消費材に見えてしまいました。
悲恋モノは大好物です。
自分一人の人生では体験し得ない理不尽が描かれるので、夜空に星を見ず果てのない闇に目を凝らし続けるように、描き出される理不尽を見詰めては私自身の糧にし続けてきました。
これが学園ネタで、学生同士が織り成す悲恋ネタであったならば、こうも厳しいことは言わずに見届けられたと断言します。
が、用いられた設定は戦争。
戦争の闇を甘く見過ぎじゃないですかね?
良い点、気になる点、どちらも本心からのもので、虚飾はございません。
作者さんは技術こそあれ、中身が足りない。
端的に評価すると、そう言えるかと思います。
「中身さへ増えれば傑作を生み出し得る伸び代を持っている」とも言い換えられるでしょう。
今後の成長とご活躍を心より願い、楽しみにお待ちいたします。
[良い点]
私の好みのお話だと言うこともあり、一気に読ませていただきました!
世界観、設定などほんとに好みでした!
悲恋というのも、あまり見ないような気がしますので新鮮でした。
[気になる点]
サブタイトルが「1 2 3」だけなのに、少し殺風景というか、なんだか寂しい気がしました。
私個人的にですが………。
それと、1話の「その戦場に〜」とかいう所ですが、もう少し情景描写をしっかりと書くとより想像しやすくなっていいかな?って思いました。
[一言]
先の展開が気になりましたので、ブックマークさせていただきました!
これからも、連載頑張って下さいね!
私の好みのお話だと言うこともあり、一気に読ませていただきました!
世界観、設定などほんとに好みでした!
悲恋というのも、あまり見ないような気がしますので新鮮でした。
[気になる点]
サブタイトルが「1 2 3」だけなのに、少し殺風景というか、なんだか寂しい気がしました。
私個人的にですが………。
それと、1話の「その戦場に〜」とかいう所ですが、もう少し情景描写をしっかりと書くとより想像しやすくなっていいかな?って思いました。
[一言]
先の展開が気になりましたので、ブックマークさせていただきました!
これからも、連載頑張って下さいね!
[一言]
読ませていただいた感想としては、描写はしっかりとしていて読みやすい文体でした。
対して物語の進行が淡々としていて、味気ないように感じました。
説明の文は非常に良かったのですが、時折の仕草などの文があっさりと単調だったからかもしれません。
タスクの流れやため息の表現を、世界観に合った何か別の物で例えの表現などで掻けば華やかになるんじゃないかと思いました。
RT企画ご参加ありがとうございました!
執筆の方応援しています!
読ませていただいた感想としては、描写はしっかりとしていて読みやすい文体でした。
対して物語の進行が淡々としていて、味気ないように感じました。
説明の文は非常に良かったのですが、時折の仕草などの文があっさりと単調だったからかもしれません。
タスクの流れやため息の表現を、世界観に合った何か別の物で例えの表現などで掻けば華やかになるんじゃないかと思いました。
RT企画ご参加ありがとうございました!
執筆の方応援しています!
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