感想一覧

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[良い点]
うむ。ついに一番深いところまでたどり着いたのです。
連載ものはさすがにまだ手が回りませんが。

なろう的には、ここで隠されていたお父さんの社会的&物理的&経済的なチートが発動して、いじめっ子は親まで含めて全員破滅、先生土下座、主人公はいい学校に進学、みたいな流れが正解なのかもしれませんが、私はこっちのほうが好きですね。現実は劇的には変わらないけれど、何かが変わったことは間違いない。そこに希望を感じます。
作中に溢れる女子の反抗期特有の「親父しね」が、いい味出していました……達者な書きぶりで、うごご(何かダメージを受けた様子)
この物語、体育の先生まで含めて登場人物がみんな女性なんですよね。お父さん以外。それがまた、女性だけの人間関係の閉塞感みたいなのを、強めてたなぁ……なんて。
[一言]
そんなことを、絶賛読みあい企画参加中の、女性疑惑のある私が言ってみたりして。
やまださま

ご感想、ありがとうございます。

ついに私の深淵にまでたどり着かれてしまいましたか……。当時は書きたい物、描きたいストーリーが明確で、そういうのがたくさんあって、精一杯書いたつもりでいました。このほど、やまださまからご感想をいただいたので再読したのですが、あまりに拙い……。いまさら、たったお一人が相手でも、読んでいただいたことについては――やはり恥ずかしさでいっぱいです。ほんとうに、悲しいほどに、恥ずかしい。でも、尊敬する、とある作家さんから、「終わりがはっきりしていなくていい」となんだか褒められてしまったことはよく覚えていて、だから嬉しかったことを覚えています。

>女性疑惑のある私が言ってみたりして。

私の眼力は大したことがありません。「男性」だと思っていた方が「女性」だったりしましたから(笑)
  • XI
  • 2022年 05月23日 00時45分
[良い点]
会話のテンポがよく真由美さんの意地っ張りな性格が伝わって来る。
お父さんの描写が本当にこういうおじさんいそうでいきいきと物語がしていました。
[気になる点]
いじめの理由がわかると真由美さんの学校での姿が想像しやすかったかな?
でも主軸が父と娘の物語だから省いた方が理解はしやすかったと思いました。
[一言]
私は父と本当に上手くいっていないので、こういうお父さんが羨ましかったです。
かなりハードな展開でしたが、最後にあじさいに笑われるというユーモアでしっかりお話が着地していて良かったです。
赤瀬さん、人物の描写が具体的でいきいきとしている作品ばかりで勉強になるし、羨ましいです。
  • 投稿者: 綿花音和
  • 30歳~39歳 女性
  • 2017年 10月09日 05時54分
[一言]
ご挨拶遅れました。
夕凪と申します。
真夏のリハビリ企画から参りました。

とてもよい作品でした。
言葉にしない機微に情緒を感じました。
少しお酒を飲んでるので、短い感想でお許しください。

面白かったです。
こちらこそ、ご挨拶が遅くなり、申し訳ありません。

赤瀬、と申します。

ご感想、ありがとうございます。

お褒めいただいたことに、ほっと胸を撫で下ろしております。

『もっと、ああできたんじゃないか』、『もっと、こうできたんじゃないか』と、少々悔いは残っているのですが、現時点における自身の一つの到達点なのだと考えています。今はこれが精一杯という感じです(苦笑)

焼酎がお好きなのですか?
しかも、いも焼酎。

関係ありませんね。
失礼しました(笑)



★赤瀬
  • XI
  • 2017年 08月21日 06時37分
[良い点]
初めまして、こんにちは。企画からお邪魔しました。

ラストの会話の直前「あじさいは〜」の一節が素敵です。
これはたぶん、真由美さんの深層心理のようなものなんだろうな、と思いました。
だからこそ、父親に相談することを思いとどまった。照れ隠しの裏には、そういった無意識的な彼女の美学という面もあったのではないかと。
テーマとしては、おそらく父親への感情のほうがメインなのだろうと思いますが、こういった真由美さんの性格的なことがしっかりと読み取れるので、奥行きが感じられます。
檸檬絵郎さま

 赤瀬です、ご感想ありがとうございます。

 『夏』をテーマにした作品募集ということで、アジサイを持ち出してみました。アジサイが不可欠要素だったということはないのですが…、それでも、

>ラストの会話の直前「あじさいは〜」の一節が素敵です。

 と言っていただけると、アジサイ君にご登場いただいて良かったなって思います。

 『彼女』は強いニンゲンで、『父』は優しいニンゲンだということを伝えたかった作品です。

 とはいえ、そういった作者の『想い』が伝わらないこともままあるようで。そこは自身の力不足ですね(苦笑)

 ほんとうにご感想、ありがとうございました。
 宝物として、心にしまっておきます。
  • XI
  • 2017年 08月14日 05時54分
[良い点]
リハビリリンクからお邪魔しました。
ひとつのシナリオに向かって書き進めているスタイルが良いですね。
起承転結が明瞭で素晴らしい。
[気になる点]
やや古典的表現が多いかもしれません。
  • 投稿者: 84g
  • 男性
  • 2017年 08月12日 18時49分

 84gさま

 当作にもご感想をいただき、ありがとうございます。
 本人、たいへん喜んでおります。


>起承転結が明瞭で素晴らしい。

 素晴らしいなどと身に余るお言葉。私自身、『起承転結』をイマイチ理解しかねているというのが本音ですが…。


>やや古典的表現が多いかもしれません。

 この点を上手い方向に持っていくのは、正直、難しいです。
 でも、様々なかたの様々なご感想をたまわりながら、成長していけたらなって考えています。

 ご感想、本当にありがとうございました。
  • XI
  • 2017年 08月12日 20時45分
[良い点]
読みやすい、まずこれが一番に来ました、3000文字の中で場面を分けながら進行されてますね、家と学校とそして家、場面が変わってもイメージが湧きやすくて、素晴らしかったです

私は男ですので、女の子の気持ちは解りませんが
私も真由美さんみたいな時期がありました
イジメは良くないのは当たり前ですがあるのが現状です

そして被害を受けている人は耐えるのです、それは我慢と意地なんですよね

お父さんは本当に良いお父さんです、娘さんを愛しているのが良く解ります
  • 投稿者: たむ
  • 男性
  • 2017年 07月31日 23時10分
たむさん

 かわいらしいペンネームですね。
 上から目線でなんなのですが、センスが伺えます。
 これからも『たむさん』ってことで。
 お願いします_(._.)_


 さて、拙作についてですが、たむさんの作風とはまるで違っていますので、ご感想をいただけたことについて、正直、驚いています、ありがとうございます。


 『イメージしやすかった』とか、『素晴らしかった』というご意見は、僭越ながら、端折らせていただきます。

 私が気になった点は、『たむさんにも真由美と同じような時期があった』というところです。

 ぶっちゃけてしまうと、私はイジメに遭ったことはありません。ただ、間接的にではあれど、イジメる側に立っていたことは否定できません。

 ヘヴィな話になってしまいますが、イジメは当然、あってはいけないことです。

 そういったことを啓蒙したくて、教師を志したこともありましたが、結局、サラリーマンに落ち着いてしまいました(苦笑)

 俺ってば決定的に努力が足りないんですよ。
 作品にもそういった『色』は出ちゃっているんじゃないかなあ。

 ともあれ。

 たむさまに何か響くものがあったのであれば幸いです。
 正しいことは貫き通していかないとっ。

 つーか書いていて、真由美が裸足で跳び箱を飛んだというところが、俺の中でも切なかったなあ…。
  • XI
  • 2017年 08月02日 03時39分
[良い点]
ささいなことでも父親を嫌うが、本当は自分のしていることを心のどこかで正しくはないと思っている、けれども素直になれなくて意地を張る、
そんな精神的・肉体的に不安定な中学生の女性の心情を丁寧に描写されています。
まるでドラマのワンシーンを彷彿させるいい作品です。
[一言]
あえて物語を進行させずにアジサイで締めくくったのは、シンプルさと想像の余地があり、こんな見せ方もあるんだなと驚きました。
 アトリエスタさま

 当作についてもご反応をいただけたので、リプライをば。


 まず、アトリエスタさまはきちんと拙作をお読みいただいた上で感想を述べてくださっているのですね。そういうひとって、案外、少ないのではないのかなあ、と考える今日この頃ですなんです。


 さて。

 ぶっちゃけると、俺には子がいません。妹がいるだけです。
 だけど、思春期の妹は父を毛嫌いしていたなあと思い、その旨を抱きながら、なーくではありますけれど、それで本作を書くに至りました。アクセス数はまるで伸びないのですけれどね。それでも、少数であったとしても、読んでくださるかたはいらっしゃるわけで。


>まるでドラマのワンシーンを彷彿させるいい作品です。

 俺にとって、それは最大級の褒め言葉です。
 そんな作品をこれからも残していければなあと考えています。
 そして、俺の作品を読んでくださるアトリエスタさまのようなかたがいれば、いるからこそ、次の執筆意欲が増すのだと思います。

 ご感想、本当にありがとうございました。
 ホンマ、気がねせず、割烹には顔を出してくださいね?(*^▽^*)
  • XI
  • 2017年 07月31日 04時21分
[一言]
真由美さんって本当にいるのではないか、と思うくらい彼女の心情が練られていて、
また丁寧に書き表されてもいました。

思わず質問したくなるくらい良いと思ったので失礼させて頂くと、
紅司さんは3000字に見合った話の構想、どういった風に考えられていますか?
他の方の感想でボリュームの話が出たこともあり、気になったのです。私全然うまくいかなくて。
3000字作品とてもお上手なので、もし差し支えなければご教授頂けると幸いです。

本当に失礼してしまいましたが、差し支えなければで大丈夫です。
参考にさせて頂きたい作品でした。
佐井さま

 失礼ながら、…コホン。

 書いてくれたのは褒め言葉ちゃうぞーっ。
 ほとんど質問やぞーっ。
 つーか、拙作は感想を述べるのにも値せーへんのかーっ。

 とまあ、冗談はさておき、コホンコホン。

 俺の『3000文字理論』、ちょっと長くなりそうやから、エッセイにしてみた。

 だーれも読まへんやろうけど、貴女の参考になればこれ幸いやよっていうことで(^^v)
  • XI
  • 2017年 07月20日 07時53分
[一言]
拝読しました。

綺麗なあじさいの描写で、季節を感じられました。
思春期の女の子って、色んな理由で父親を嫌ったりしますよね。
その描写が等身大の女の子っぽさを出していて、とても良かったです。

いじめに遭ってる主人公だけど、読後感はそこまで後味も悪くなく、不思議な感覚です。
最後に父親の言葉に素っ気なく、でもちゃんと答えるところ、いいなあと思いました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 07月16日 17時12分
管理
あまのさま

 ご拝読いただき、恐縮の限りです。

 あじさいがいい味を出していたとおっしゃっていただけると何よりです。あじさい、好きなんですよ、俺。

 俺には子はいないのですけれど、妹がいまして、その妹が昔、父親を毛嫌いしていた時期を思い出して書きました。親父が入ったあとの湯船に浸かることを本気で嫌がっていましたからね。つーか、一番風呂くらい親父に譲ってやれっての(笑)

 正直に申し上げますと、読後感を重視した作品です。
 そう仕上げるためにも、あまり感心できないイジメというファクタが必要だったのも事実です。

 あまのさまのご感想を拝読していると、細かいところまで読んでくださっているんだなあと思って嬉しく思います。それに俺が訴えたいことも汲んでくださっているので、感謝の念にたえません。

 本題とはズレてしまいますが、
 これからも仲良くしてやってください。
 というか、仲良くやっていきましょーっ。
  • XI
  • 2017年 07月17日 07時16分
[良い点]
本人は否定していましたが、明らかに反抗期特有の父親嫌いがあじさいを中心に解消されて、主人公の真由美も一歩大人になったようで、清々しいまとめ方だったと思いました。
[気になる点]
野暮なことかもしれませんが、イジメがどうなったか少しでもあれば良かったかと思いました。
[一言]
とは言え、「一年と少ししたら」高校に進学するということなので、真由美なら何とかなりそうな気にさせられました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 07月16日 16時14分
管理
飯塚さま

 ご感想ありがとうございます。

 本作は『最後の文章』が最初から決まっていて、その上で組み立てました。清々しいまとめ方だと言っていただけると嬉しいです。

 そのへんを踏まえ、『一言』についてなのですが、確かにラストまでしっかり書くのもアリだと思います。だけど、あえてラストを書かないものも、またアリだと思うんですよ。

 これは佐倉さまのご感想からの引用になりますけれど、「ラストまで書かれていなかったから良かった」という解釈の仕方もあるわけで、それは裏を返せば「これ以上書いていたら冗長になってしまう」ということなのだと思います。

 それこそ自作に対する感想返信を長々と書くのは野暮でしかないのですけれど、飯塚さまにだからこそ申し上げます。

 では果たして、強い真由美がイジメについて父親に訴えるような真似をするでしょうか?
 強い真由美はイジメについて我慢するのをやめるでしょうか?

 訴えないし、我慢することもやめないと思います。

 ですから、ラストまでをつぶさに書く必要性をまるで感じませんでした。

 一般的に言うと、ハッピーエンドではないのかもしれません。
 ただ、親と子の心の交流が描けた時点で、俺としてはオッケーなんです。

 こと短編に関して言うと、そういった形でのまとめ方もアリなんだと、俺は考えています。

 偉そうなことを言いました。
 だけど、何らかの格好で俺の意見が参考になれば幸いです。
  • XI
  • 2017年 07月17日 07時03分
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