感想一覧

[一言]
弱肉強食、ということなのかもしれないです。
僕も通い慣れた喫茶店があったのですが、近くに有名な某喫茶店が進出してきたおかげで、一年後には綺麗さっぱり立ち退いてしまいました。あの喫茶店の雰囲気、空気、紅茶の独特な味。今でも忘れることができません。
普段皆が知っている喫茶店は大抵スタンダートな企業のもの。店舗数はそりゃあるかもしれないけれど、個人経営などの喫茶店はすっかり姿を消してしまった。
悲しいことですが、不況の今、生き残っていけるのは人気のある店なのでしょう。
僕は苺大福さんに共感しますよ。
個人の喫茶店には頑張ってほしいです。
どうもありがとうございました。

[良い点]
　苺大福さんの「原点」みたいなものを垣間見ることができた作品でした。喫茶店の経営戦略うんぬんよりも「人の優しさ」について深く考えるヒントを貰えた気がします。目に見えないもの（≒サービス、優しさなど）は、元々プライスレスであり、マニュアル化・合理化できないために大切なのだ、と。
[気になる点]
　まずは誤字・脱字を指摘させて頂きます。
・アンバラス⇒アンバランス
・懸けごと⇒賭事

　喫茶店の「おじさん」と苺大福さんの、より深い「絡み」といいますか「つながり」についての描写があるとさらに良くなるかなと思いました。そこを補強すれば、最後の「人生を教えてくれる」の言葉がチカラを持つことでしょう。
[一言]
　一回目から少し時間を置き、何度か読ませて頂きました。なるほど……大きなジェネレーションギャップを感じます。私はフランチャイズ店を好む派です。個人経営の喫茶店はたまに見かけますが、スッと入店できる勇気はないですね。それぞれのお店の経営に対しては何も言えませんが「人と人とのつながり」は、確実に弱まっていますよね。私は、どんなお店の形態であれ「接客も完全にマニュアル化」“できない”ところが、人のつながりや温かい好意を感じられるポイントだと思います。マニュアルで対応できないところに、人の優しさが如実に表れるのかなぁ……と。
　（長文になってしまい、申し訳ございません。）

[一言]
学生の頃、京都の喫茶店でバイトしてました。
近くには立命館、大谷大、ちょっと離れて産大、仏大とあったので、いつも学生でいっぱいでした。ましてコーヒーが１２０円と破格だったので。他がこの倍以上でしたから。
京都という土地柄か、映画監督や教授などいろいろ来て面白かったです。あの頃は馬券をまとめて買ってくるおじさんもいて面白い時代でした。何回か買ったけど、いつも外れでした。
禁煙のきの字もない時代で、紫煙けむる喫茶店でしたね。みんながひたすら夢を追いかけていたようなことを話してました。
いい時代だったなあ。あの頃は高知にも素敵な喫茶店がいくつもあったのに。今は減りましたねえ。
そんな喫茶店思い出しました。ありがとうございました。