感想一覧

実際に奪われたかどうかはセインの反応をよく見るとわかるように思います
彼はルーネに胸を刺されて出血が酷くなってきた時点でもう自分は助からないと考えていて
ウォールに対するせめてもの抵抗として風前の灯火の命より初物が上回った形なんです

まあでも元エンペラーの一人に夜襲をかけるわけですから
【鈍化】の影響があるとしても命知らずというか結構僅差だったのかもしれないですよねｗ

>鬼畜はそれ以上の鬼畜に敗れるンだ！！

まさに毒を以って毒を制す的な展開となりましたね

>シュルヒさんと真の愛に目覚めて浄化しちゃいましょう（超展開）

彼女と一緒ならウォールも心配なさそうですし信じることですよね
必ず最後に愛が勝つでしょうし（おっと誰か来たようだ

この作品は元々エンペラーに入る前のところで打ち切りになっていて
今回はちゃんと区切りのいいところまで書こうと始めたものなんで打ち切りではないんです

>少し前に吹っ切れたとかあったのに暴走で本人の意志なしで復讐終わりとかモヤモヤする
>横から獲物とられた感じだわ

主人公はそのことを覚えていた上に心地よさすら覚えていたわけです
なので今回の場合勝手にやられたというよりは身を委ねた格好なのかなと思います

>あと作者の他の作品と比べて敵のヘイトが足りなく感じてやりすぎな感じがする
>他のみたいに救える余地なしのクズで良かったんじゃ

カクヨムさんのサイトではもっとやってくれないと不満という声があったんですよねｗ
そこら辺は非常に難しいところなので頭を痛めております
全ての読者さんを満足させることは難しいというか不可能に近いのかなと痛感しました

二人には相応の報いが来たって感じですよね
今まで散々楽をしておいて危険が及ぶ可能性があるからと寝込みを襲撃するというのはさすがにえげつないかと思います

ルーネの処遇に不満がある方もいるようですが許すと今度は別の方から不満が出てきそうなので難しいところです

>むしろ幼馴染ふたりではなく、ハーミットやシェルヒが死んで、
>エンペラーに報復して……くらいダークサイドに振り切って、
>尖がった感じでエンドになればいいな、と思っておりました。

けっこう思い切った展開ですねｗ
作者自身反動のリスクを恐れすぎて自分を抑えてしまったところはあるかもしれません
こうした終始暗い空気を漂わせる作品ならそうしたものを期待する読者の方々もかなりいるでしょうから
もしかしたらそれくらい滅茶苦茶やったほうがむしろいいほうに化けていた可能性はありそうですね

>ネガティブな能力が主人公に宿る善性と復讐心とかみ合うのか反発するのか。
>キャラクターが揺らいでいた印象をうけました。

ウォール自体はいいやつなので難しいところはありましたね
人生なんて奪うか奪われるかなんだから奪ってやるんだと覚悟を決めたあと
ハーミットが来て揺れてしまうところとか

>ともあれ、難しいお話をここまで持ってこられたのは凄いとおもいます。楽しいお話をありがとうございました。

色々ありましたがその一言で救われた気がしました
こちらこそそこまで読み込んでもらってありがとうと言いたいです

皮肉にも鈍化しなかったその感情こそが彼を破滅へと導いてしまったわけです
ウォールに対する感情も鈍らなかったことを考えると憎悪と愛は表裏一体なのかもしれません
しかしまさか本当にハンカチが必要になるとはｗ

>ハーミットのメンバーが生贄じゃなくて良かったですよホントに。
>この二人には感謝ですね！ ありがとう、セイン！

衝動が出たときにちょうどよく例の二人がやってきてくれましたからね
ハーミットの身代わりになってくれて感謝の気持ちで一杯です（やりきった笑顔

ダンジョンでの実績もほぼないのに《エンペラー》の一員になれるほどの能力ですからね

最新話でルーネの一番大事なものが明らかになります
ある意味冒険的（？）な展開かもしれません

最新話ではもっと深く抉るように攻めてるかもしれません（意味深