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[良い点]
 面白いと思います。
 天使ちゃん可愛い。(ネタ)

 序盤、勿論、読者を感情的に、寄せ付けないところはあります。
 それでも私は全部読めました。
 まぁー本質的には、面白いので当然ですね。

 コンテストに出したとの事と、前書きと後書きから、
感想よりも、ガッツリ分析した方が嬉しいんだろうなぁーと判断しました。

 コンテストは、応募が多いため、最初からある程度の質が求められます。
 光るものがあっても見向きもされません。

 ですが大丈夫です。何故ならこの、小説には、
 僕みたいな素人目からみても、直せる点がいっぱいあり、それでも面白いからです。

 御作はなおせば、絶対に普通に面白くなる小説です。

 設定、キャラ、舞台、すみれのストーリー
 きちんと考えられており、文章も読みやすい。

 もっと自信もって良いと思いました。

 と言うわけで良い点と悪い点を書き纏めようと思います。


良い点

 主人公が最初に作ったシナリオが単純すぎて、マジツボでした。

 素敵なキャラですね!特にこの二人!!

 生徒会長
 すみれ
 
 すみれは、良いですねー。こういうタイプのキャラ結構好みです。
 のりツッコミ、見てて飽きない上に面白くその後に来るサルのツッコミと一緒に楽しませて貰いました。


 生徒会長のツンデレ。良いっすねー
 ツッコミ体質なのも面白くて良いですねー
 しかも出来る子なので、良い感じに物語が進むのがわかって良いです。
 主人公との掛け合いもすみれ程ではないですが、良いですわー。

 他の子達も良いキャラしてますが、この二人はいるだけで笑いを作ってくれる良いキャラだと思いました。

 声をかけて絵を書いてもらう話めっちゃいい!感動!
 なんだよこの小説めっちゃ良いじゃんと思った瞬間です。

 パソコン部の部長を落とし、ほくそ笑みながら先輩も落とすのは、笑いが止まんなかったです。
[気になる点]
 ①1話が長すぎること→現在1話が30000字強位ですね。

 なろうの小説では、大体1話が2000-6000字くらいでしょうか。

 ですので、1話を一章にして、5-10話位に分けると良いでしょう。

 つまり、3章各6話15話編成ですね。

 笑えるポイントがだらけて見えてしまう所があります。

 話毎にプロットをたてて、落ちをつけていけば、
 それだけでこの小説は結構面白くなると思います。


 ②特に序盤、主人公とサラに感情移入がしにくい→

 ここで注意して欲しいのはキャラを否定しているわけではないことです。
 勿論、扱うのは、難しいキャラですが、逆に言えば、扱いきれれば濃いキャラが武器となります。
 自信を持ってください。

 男性視点→「俺様ってなんだよ」「しかもなんか、サラがベタボレじゃん。そんなに上手くいく分けねーだろ」「何か偉そう」

 中盤まで読めば
 偉そうな奴が落ち込んだりするところで笑いを作ったり、
 パソコン部長や先輩をゲスい感じで落としこんで、ちょっ!おまーwってしたり、

 面白いのですが、
 

 序盤でそれを判断させるのが見せ所です。

 女性視点→「何か俺様系な奴の事かーくんって呼んでるわ、うわー兎に角無いわ、媚びる系女子、マジでイライラする」

 元々男性視点で生まれたキャラでしょうから仕方無いです。
 ですが、読んでいけば、ちゃんとした裏付けがあり、奥深いところがある、それを見せれていない、それが勿体無いです。

 ③多くの人はあらすじで読むのをやめます。これはどの小説でもそうです。
 ですが、特に御作では、主人公達の漢字を見ただけで読むのにストレスが掛かると感じて読むのをやめます。自信があります。
 もっと分かりやすくて、読みやすい字にするべきでしょう。
 特に、コメディー内では、渾名でやってるので、そんなに気にする必要もないと思います。
[一言]
 と言うわけで案です。

●俺様系男の子は、最初受け入れられにくいかもしれないですが、欠点を浮き彫りにする。周りをもっと濃くして振り回す。
 などして、読者に立場を共感してもらう方法等々、幾らでもできます。

 思ったのは、一番最初に、パソコンの中をサラに見られて、「はっ、バカな、俺様のパソコンには誰にも読まれないように、やってるはず、何故掻い潜られたんだ!」みたいなのを上手く笑いにして入れるだけで、読者の主人公への印象は大部変わると思います。

●サラの長所をもう少し出した方が良いと思いました。
 一人称視点なので、主人公のキャラ的にも、サラを落とすのは、当然ではありますが、
 逆にサラの良いところを思いっきり書いて、ディスらせてみて、読者に総ツッコミさせるのも面白いと思いました(あまりこの案に自信は無いですが)

 今のままでは、
 よく思ってくれてるサラを見て、軽んじてるだけの、主人公を悪く見せるだけのキャラになってしまってる為、
 もう少し工夫があれば良いと思います。

●サラの序盤について
 理由もなく読者からは好かれない、主人公を好いてるだけのキャラに見えます。

 右に力が入らないエピソードの伏線として、サラ登場時位の時に匂わせる事で、
 一気に作品に深みを与えつつ、サラを読者に受け入れて貰いやすくすると良いと思います。

 ちなみに、右に力が入らないエピソードは先輩を泣き落とす段階である程度きちんと語られていると思うので、

 最初の伏線として、

 サラは「かーくん」と言って抱きついてきた。
 そして、俺様の右手が目に入ったのか、申し訳なさそうな目をしたあと、少し照れくさそうに、俺様の目を見て笑った。

 みたいな文にするだけでも、かなり読み手の印象は変わると思いました。



 いやー楽しませて貰いました。
 これだけ人を笑わせることができるのですから、羨ましい限りです。自信もってください。

 いつか最強の小説を書いて多くの人を楽しませてくださればと思いました。

 本当にありがとうございました。
岬林 守 様

まず、読了および感想ありがとうございました。
お返事が遅れて申し訳ございません。
まさか読んでいただけるとは思ってもおらず
感想まで頂けることを想定しておりませんでした。
言い訳がましいですがご容赦ください。

最近はモチベーションを失って長らく書いて
おりませんでしたが、これを機に創作活動を
再開してみようと思います。

丁寧な感想と親切なご指摘をいただき光栄です。
今後の励みとして活かしたいと思います。
(本作は個人的にもつっこみどころが多くて
 人に読んでもらうのが恥ずかしい出来なのですが
 読んでもらえるというのは嬉しいことだと
 改めて思いました)
本当にありがとうございました。
  • 雪村平八
  • 2018年 05月04日 18時17分
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