感想一覧

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[良い点]
こんにちは、赤瀬さんに詩を薦めておきながらそういや赤瀬さんは書いていらっしゃるのかしらん? とふらふらと来てみたら素敵な題名に捕獲され読みました。

重いテーマに向き合うって大事なことだなぁと最近思います。自分の心が少しだけ軽くなるというか、向き合うことで整うというか。
また読むことでも感情をもらって同じように悲しむことができるので、ああ、誰かを残すということは出来るかぎり避けようと思ったりもできます。

写真立てを割ってしまうシーンがとても印象にのこりました。
私はどうしても妻側で読んでしまうので、ああ部屋に一人で残された夫はこうなるかもしれないな。見舞いに来たときには手に傷がないかチェックしよう。なんて思ったり。

やだな、と思ってもさけられない事なので、いずれ来るその時まで精いっぱい生きようだなぁ、と作品を読んで思いました。

そんなことを考えさせてくれる、とても素敵な作品でした。
書いてくださってありがとうございます。
なん様

ホント、恥ずかしい。
ホント、この作品は黒歴史なんですよぅ……。
そしてホント、それなりに重いテーマです。
だけど、人生を歩んでいくと、苦しいことのほうが多いわけで……。

私も年をとりました。親類はもちろん、先輩方や同僚が、どんどん亡くなっていく年齢になりました。愛しのネコちゃん達も、去年で全滅してしまいました(苦笑)

年を重ねると、死というものが身近に感じられるようになります。
実はなん様もそうなんじゃないかな?

暗い話になりました。
そして、せっかくの”赤文字”が私からでごめんなさい。

元気なうちは、がんばっていきますよーっ!!


追伸。
”書いてくださってありがとうございます。”
物事をそんなふうに捉えることができるなん様は、本当に素敵なヒトだと思います。
  • XI
  • 2021年 01月24日 10時02分
[一言]
私は初期ですけど癌です。だから、癌になったほうの気持ちは痛いほどわかりますが、傍にいてくれる人の気持ちをこの作品で気づかせていただきました。
癌だけど強くありたい。自身がそう思っても、周囲はそうは思わないかもしれませんね。純くんのように弱気になるかもしれない。でも、後追いなんてしないで、生きていて欲しいです。
とても感情表現が鮮やかな作品を読ませていただき、ありがとうございました。
  • 投稿者: チャーコ
  • 女性
  • 2017年 10月06日 12時52分
チャーコさま

まず、俺はおためごかしは言わへんし言えない人間だと断りつつ。

この世に生まれ落ちてから、俺も結構、年を食いました。周りには癌で亡くなるかたもいらっしゃれば、それ以外の病気を発症し、あっという間に亡くなられてしまったかたもいらっしゃいます。

生きているうちはあまり意識しなくとも、『死』という概念はすぐそこにあるのだと考えます。そう考えざるを得ないくらい、俺も年を取りました。


拙作について好意的なご感想をいただいたことについては感謝しております。

だけど、何よりチャーコさまのご体調を心配しております。

こうやって互いが知り合いになれたのは、何かの縁なのだろうと思います。

ご感想をたまわり、それを拙作の宣伝材料に使うべきなのかもしれませんが、とてもそんな気にはなれませんね(苦笑)。

御身を大切にされ、チャーコさまが今後も執筆活動をお続けになられることを、僭越ながら、心より祈っております。


★赤瀬
  • XI
  • 2017年 10月07日 05時08分
[良い点]
リハビリリンクからお邪魔しました。
シナリオに対して真っ直ぐに取り組んで、使える技を使っていく堅実な書き方が印象的。
[気になる点]
読みやすく堅実な書き方なんですが、一言ごとに「〜〜した」など、切る癖が有るかも知れません。
句読点の「。」は効果的に用いられていると思うのですが、「、」も使いこなして複数の文を繋げるとリズムを切らずに長文を作れると思います。
  • 投稿者: 84g
  • 男性
  • 2017年 08月13日 09時30分
84gさま

 『堅実』だという(俺からすれば褒め言葉)をたまわれたことを、たいへん、嬉しく思っております。


>一言ごとに「〜〜した」など、切る癖が有るかも知れません。

 そうですかあ。
 そう感じられるようであれば、善処しなければいけませんね。
 句読点の使い方も、作品を書くにあたっては重要なファクターですから。

 とにもかくにもご感想、ありがとうございました。
  • XI
  • 2017年 08月14日 04時24分
[一言]
純愛ですね、と書く前にネット辞書で純愛の意味を調べてきました。書かれた意味を読んで、少し考えました。
赤瀬さんが書く物語は自分の中には感情としてほぼ存在しないもので、読むとこういう生き方もあるんだな、と羨ましくなります。ただそれは映像化されたドラマを見ているのと一緒で、画面に阻まれて触ることのできないものなんですよね。
どっかで間違ったかなーと自分のこれまでを振り返ってみたところで、軌道修正はできないのです。
大事なものをきちんと大事だと言える赤瀬さんのお話の対極が自分の書くものだったらそれもいいかなーなんて思ったり。どういう強さを求めるにしても、苦しい部分はありますね。
そんなことを考える、ラストのひまわり畑でした。
佐倉殿

 きたな。
 ついにきたな。
 リアクションを寄越してくださったな。
 せやったら、二割増しで真剣にリプライせーへんとな。

 まず最初に申し上げておきます。リリース前に『とある男』に見せたところ、本作には『駄作』的な印を押されました。『とある男』自身は優しい野郎なのでそうは言いませんでしたけれどね。とにもかくにも『イマイチ』だと言われたんですよ。そのへんは自負しているつもりです。何せはなっから『泣かせ』の要素にまみれているわけですから。

 せやけど、どうしても残したかったわけですよ。年食うと、なんらかの病気で亡くなるひとって周りで増えてきますからね。そのへんのリアリティさを書きたかった。

 重い話で恐縮ですが、癌って、身近なテーマなんです。あるいは佐倉殿にとっても、そうであったりしませんか?


 さて、話を戻そう。
 より素を晒そう。

 
>>どっかで間違ったかなーと自分のこれまでを振り返ってみたところで、軌道修正はできないのです。


 貴女の考えを俺が正しく理解できているなんて言わへんけど、そう、そこ。いっぺん決めたことについては、なかなか軌道修正ができへん。修正しようとなると、それなりに痛みを伴うことやろうし。

 で。

 俺には貴女ほどの力量はないよ。
 本気でそないおもてる。
 どれだけ文章を勉強しても越えられへん壁。
 俺の中ではそれが佐倉さんなんやよ。

 それでも、『赤瀬の話の対局を書くのもアリかなー』って言うてもらえると、なんや嬉しい。『お前はお前の道を進むのだーっ』って言ってもらえてる気がして、なんや嬉しい。

 ホンマ俺、結構喜んでるよ?(笑)


 つーか、はよ新作書かんと。『1997』以来、俺は首をながーくして待ってるんやさかい。



 以上っ。
 感想、おおきにね(*^▽^*)
  • XI
  • 2017年 08月02日 05時05分
[良い点]
彼女すらいないのでなんですが、もし、彼女や妻がどうしようもないことになったら…と考えさせられました。

本当にえい奥さん。
ラストの過去の幻影は切なく、胸と涙腺を直撃します。

[一言]
夫も、がん関係以外でも、子のことでつらい奥さんをよく支えたと思います。だからこそ、奥さんの最後のありがとうがあったのでしょうね。


こどもがいなかった、いや、互いを大事にするゆえに持とうとしなかったからこそ、夫婦間の愛情が固く結び付き合い、
涙色が深まった印象があります。

  • 投稿者: 月識 隣愛
  • 23歳~29歳 男性
  • 2017年 07月30日 14時21分
>アトリエスタさん

 名前の由来は『音楽』かな?


 あらためまして、初めまして。
 赤瀬紅司と申します。

 まずはご感想、ありがとうございます
 本人たいへん喜んでますよーっ。



>>彼女がいない。

 それは俺も一緒です。
 大好きな女のコはいたんやけどなあ。
 フラれてしもたもんなあ。



>>彼女や妻がどうしようもないことになったら…と考えさせられました


 悲しいかな、俺にとって、それって本当に身近にテーマなんですよ。
 夫を置いて死んだかたもいらっしゃいます。
 逆に妻を残して死んだかたもいらっしゃいます。

 そんなことがあるたびに、重い話であることを承知で申し上げますけれど、つらい思いにさらされるんです。

 癌って無遠慮だし、無慈悲なものだと考えています。

 ホンマ年食ってくると、ひとの死について敏感になるんよなあ。


 あっ。そうだ、ここで場違いな宣伝。
 我が割烹に、ぜひ足跡を残してやってくださいな。
 さすれば本人、とても喜びますよーっ(*^▽^*)
  • XI
  • 2017年 07月31日 04時04分
[一言]
一回目はそのまま物語を楽しみ、二回目は御作『3000文字縛りの短編をどう描くか。』を再読しつつお邪魔しました。

先に二回目の方から。
エッセイに書かれていた通り『具体的なテーマ』がはっきり描かれているので、誰が読んでも一番伝えたいことが伝わる内容になっていると感じました。これは簡単なようで難しく、3000字の中ですと想い半ばで終わることもあるでしょう(実際私がそうでした)。紅司さんはテーマの決め方がお上手なのだと思います。
『テンポ』の良さ、改行も効果的でした。

そして物語に関してですが、私は妻の目線で拝読しました。夫婦の会話に温度があり、行間の中に感情がこもっていたと思います。
私が特に好きだと思った部分は、夫婦間に子どもがいなかったところです。こちらの作品において割と重要な意味合いを持っているのではないでしょうか。私が妻ならば、残される側に子どもさえ遺せたら、と考えたかもしれません。でもそれは出来ないことでしたし、夫の再婚を考えたらやはりこれで良かったと思うかもしれませんし(夫にその考えはないとはいえ)、何が正しいということでもないのでしょう。
答えはないけれど、どうしたって別れはやってくるもので。二人の離別は二人だけで過ごした時間があってこそ、ああなったものなのですよね。
妻は強かった。夫も強かったと思います。哀しいけれど、情愛の色が濃く描かれているためか寒色ではなく温かい色で再生されました。その色がそのままタイトルになっているようにも思えました。

作者様の作風、色が惜しみなく出ている物語でした。
ありがとうございました。

 佐井さま


 佐井さまは書くことは勿論のこと、読み手としても達者であるかただと存じ上げているつもりなので、ご拝読いただいただけでも、感謝の念にたえません。

 手の内を明かすのは、なんとなーく間抜けに映ったりもするかもしれませんけれど、はい。今回は『癌』と『夫婦愛』がテーマでした。



>誰が読んでも一番伝えたいことが伝わる内容になっていると感じました。

 そうおっしゃっていただけるのは、とてもうれしいことです。伝えたいことが相手に伝わることほど喜ばしいことはありません。

『3000文字~』は、個人的にはあまり上手く書けていないと考えています。何せ表現が抽象的ですから。ただ、その中でもユーさまのの一助になればなあと思ってしたためました。俺みたいのが申し上げるのもなんですがね。さらっと目を通した上で、「そんなんわかってるわーっ!」って、読むのを投げ出すひともいるでしょう(笑)


>私は妻の目線

 俺はやっぱり、夫目線を重視して書きました。
 このへんは男女の違いなんやと思う。
 その中でも同じように言えるのは、『残すほうも苦しい』、『残されるほうもくるしい』ってことなんよ。


>夫婦間に子どもがいなかったとこ。

 このあたりに着目するのはさっすが。子供がおったら間違いなく違ったエンディングになるわけやからね。ええとこに目を付けてもらえたことに、あらためて感謝感謝。


 最後に。


>どうしたって別れは突然、もくはゆっくりとやってくるものでさ、事実を言うと、そうい運命みたいなものから、つまるところ、ニンゲンって逃げられへんねよね。

少なくとも、年を重ねるにつれて、ひとの死については敏感になっった


>私は妻の目線で拝読しました。

 俺は夫目線を主軸に書いた。
 このへんは男女の違いなんやと思う。
 その中でも同じように言えるのは、『残すほうも苦しい』、『残されるほうも苦しい』ってことなんよね。


>夫婦間に子どもがいなかったところです。

 このあたりに着目するあたりはさっすが。子供がおったら間違いなく違ったエンディングになるわけやからね。ええとこに目を付けてもらえたことに、あらためて感謝感謝。


結局のころ、ニンゲンなんてころっと死んでしまうってこと。

少なくとも、年を重ねるにつれて、ひとの死については敏感になるようや。

ま、そういうこと。
感想、おおきにメッチャありがとう(^^)
  • XI
  • 2017年 07月29日 04時02分
[良い点]
妻のガンと死という重い話でしたが、主人公の純が香織のことを愛していることが分かり、ひまわりと絡めながら話が進み、それがこの話の良さだと思いました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 07月25日 10時26分
管理
飯塚さま

 赤瀬です。

 癌が身近にある俺の年齢からするとそれほどすっとんきょうなテーマでもないのですが、やっぱりフツウに考えたらネタはヘヴィで、だからこそ、『なろう』に適した作品ではないのだと考えます。

 俺のことを某ユーザさまは『ピュア』だとおっしゃるのですけれど、何も最初から『ピュア』やったってわけやなくて、それなりに世の中の酸いも甘いも知った上で、結局のところ『ピュア』という領域に留まることになったというだけです。

 他者の胸に響くような優しい話を書いていければなあって考えています。

 飯塚さま相手だからこそ申し上げます。
 貴方は俺の作品を的確に把握してくださっている『理解者』です。

 せやからこそ、これからも仲良くしてやってくださいな。

 本当に本当に、ご感想、ありがとうございました。
  • XI
  • 2017年 07月25日 11時14分
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