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[一言]
「依頼その16ー消耗品の二文字」まで読みました!

前隊長ギルバートの最期は、カーズたちの未来の姿かもしれないので、とても苦いものでしたが、それによって嫌なヤツらがギャフンとなる展開は、なかなか爽快でした!
多少なりとも第二部隊の待遇が改善された事は良かったと思います!

しかしそれでも誰かが憎まれ役にならなければいけないという社会構造は、かなり厳しいものがありますね……。
それら全てが解決される未来があるといいのですが…………。

ところで、そんな物語の本筋とは別に、この結末は、私にとって、かなり怖かったです!
なぜなら、報道で罪を暴かれた者が、宿主になって退治されるという仕組みは、報道が絶対に正しければ問題ないのですが、報道を意図的に操作すれば、どんな良い人でも殺せるという事になりますから!

ウェルド自身が「ブン屋は真実を曲げる糞野郎」と言っているので、ひょっとしたら今後、ウソの報道で無実の人を宿主にしてしまう悪い新聞記者が出てくるかもしれません!

まぁ、普通の人間は、そんな事をしたら自分の中の罪の意識で宿主になってしまいますが、世の中には悪い事をしても平気な人がいますからねえ……。
「奈良判定」を指示したと言われるアマチュアボクシングの会長みたいな人が新聞記者になったら、他人を陥れても自分は悪くないと思い込んで、みんなに知られるまで宿主にならずに、悪事を続けられるんでしょうね…………。
怖ろしい……。
そんなヤツが新聞記者にならないよう祈っています!
  • 投稿者: 柴田 洋
  • 2018年 08月26日 19時30分
柴田さま
物語に最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

そこで爽快だと思って下さってよかったです。なにせ全体的に辛くてしんどい状況ばかりでしたから。

憎まれ役を作らなくてはならない社会構造。
現実でもユダヤ人迫害、黒人差別などがありますが、改善の一歩というのはあって、その積み重ねで少しずつ変わっていっています。
社会を変えるというのは、その繰り返しですから、今回の小さな待遇改善も大事な一歩。

》報道で罪を暴かれた者が、宿主になって退治されるという仕組みは、報道が絶対に正しければ問題ないのですが、報道を意図的に操作すれば、どんな良い人でも殺せるという事になりますから!

その通りですね。
報道側も、バレて宿主になるリスクを負いますが。

》他人を陥れても自分は悪くないと思い込んで、みんなに知られるまで宿主にならずに、悪事を続けられるんでしょうね…………。

これもその通り。
そういうやつはいるでしょうね。ブン屋だけじゃなくても。

ご感想ありがとうございました!
[一言]
「取材その11ー曲者たちの悪巧み」まで読みました!

前隊長ギルバートが、ものすごく意外な形で登場して、めちゃくちゃビックリしました!
てっきりバトルが始まったらスカっとするかと思ってたのに、こっちまで重くてつらい展開とは!

そんなお話がずっと続いたので、ケイトが出てきて、思わずホっとしました!
しかしカーズが結婚していなかったら、どんだけ暗いお話になっていたやら!

でもハヤミもカーズを気に入っているみたいなので、意外と味方は多いのかも!

このままハードな結末で終わるのか、ちょっとは明るい未来が見えるのか、ラストがとても楽しみです!
  • 投稿者: 柴田 洋
  • 2018年 08月19日 20時00分
柴田さま
ギルバート、意外でしたか?
これでもかという、鬱展開ですからね。書くのも滅茶苦茶苦労しました。

ですね(笑)
ケイトの存在は大きいです。

ハヤミをはじめ、出してはいませんが、他の第二部隊隊員もカーズを慕っていますし、ちゃんと味方はいます。
そういうのも書けばよかったかも。

ラスト、どう感じて下さるか私も楽しみにしています。
[一言]
「取材その5ー第二部隊の現状」まで読みました!

以前の『引っくり返す』能力の高位妖魔が出た時に、千人近くも死んでいたのですね!
ものすごい被害でビックリしました!
もう災害レベルです!
こんなのと戦った第二部隊の人たちは本当にスゴいなあと思いました!

しかしそんな主人公とその仲間たちがひたすら批判される導入は、けっこうハードですね!
「治安維持警備隊第二部隊」では酒場でのシーンから始まって、過去を思い出す形だったので、もう少しソフトでしたが、これはなかなかキツいです!
この後で盛り返すとは思いますが!

あと『引っくり返す』能力の高位妖魔が出た時期が、「取材その3ー妖魔の被害者」では「五年前」で、「取材その5ー第二部隊の現状」では「四年前」となっているのが気になりました!
また私の勘違いかもしれませんけど!
  • 投稿者: 柴田 洋
  • 2018年 08月12日 21時15分
柴田さま
『引っくり返す』能力は建物倒壊を引き起こしますからね。建物の下敷きになった人が多く、死傷者が跳ね上がっています。
高位妖魔は災害レベルですよ。だから躍起になって高位妖魔を出さないようにするわけです。
第二部隊はかなり凄いことをしています。けれど、理解されない。そのどうしようもない現実を書きたくて、この作品があります。

お察しのように、この作品は前作の第二部隊より一般受け度外視のハード展開です。
前作は読みやすいよう、大分ソフトにしてました。
今作はとにかく、書きたいものを書きたいように書いた。

》この後で盛り返すと思いますが!

一応盛り返します。い、一応(汗)

》四年前と五年前
あああ!うっかり!
四年前の方が正解です。直しました。
ご指摘ありがとうございます!
[一言]
最終話まで拝読しました。
実にすばらしい物語りを堪能させていただきました。
実に心にきて、グッとのどが詰まるほどに魅せられました。
相も変わらずの素晴らしい描写力とストーリー展開をはじめとした構成力に感嘆の吐息しか出てきません。
実に面白かった、本当に。
本篇も最初の10話くらいしか読めていませんが、少しずつ読ませていただきますね。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 11月25日 13時29分
管理
中島さま
わあ、ありがとうございます!
描写力と構成力、褒めて下さり恐縮です。嬉しいのと、誉められる程なのかな? というのと両方ですが、やっぱり嬉しいです!
なにせ読者を置いてきぼり覚悟での物語でしたので、面白かったと言って下さりほっとしました。

本編は長いですから、無理なさいませんように。
[良い点]
途中まで読ませていただきましたが、描写がしっかりしていて凄いなと思います。私も描写力を鍛えなければ……と思わせて下さる作品でした。
今更なことですが、やはりファンタジー世界は良いですね。
[一言]
完結おめでとうございます!
「琥珀の夢は甘く香る ~アンバーの魔女と瞳に眠る妖魔の物語~」の方も追って読ませていただきますね。
これからも執筆活動頑張って下さい。応援しています。

  • 投稿者: 四季
  • 2017年 10月16日 21時15分
四季さま
描写を誉めてくださり、ありがとうございます。描写は表現の一つに過ぎません。本当に必要なのは読み手を引き込み、夢中になってもらうこと。

ファンタジーは大好きです。この作品はファンタジーよりもヒューマンドラマやハードボイルドが多めですけどね。

この作品を書くにあたり、自分の力量不足を突きつけられております。まだまだですが、感想を励みにさせて頂きます。ありがとうございました!
[良い点]
完読しました。

ギルバートさんは最後まで隊長さんでしたね
[気になる点]
この小説読むたびに思います。

家族のつながりてのは大事にしないとアカンなと

知らん間に妖魔に心を食われないようにね
[一言]
一番弱い立場の人が世の中の辛いことを引き受け
そして周りからなじられるってのは
見てて辛いもんがあります

たとえ消耗品と言われなくなったとしてもね……

と本気で思っちゃったくらい面白かったです
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 10月16日 12時56分
管理
森の本屋さま
お読み下さりありがとうございます。

そうですね。優しい森の本屋さんの心を痛めてしまうようで、申し訳ないです。

でもカーズたちは、少なくともカーズは満足していますし、周りから何を言われようとも関係ないのです。
勿論、憤りはあります。腹は立ちます。

「それがどうした。俺たちが求めるのは誰かの感謝か? 世間の評価か? 違うだろう。俺たちはただ、人として認められ生きていければそれでいい。他人がどう言おうとな」

完結までお付き合い、本当にありがとうございました。
[良い点]
これは中々ヘヴィな展開に

なってきましたね
みんなの態度はそうゆう事だったのか
[気になる点]
続きですね
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 09月29日 17時31分
管理
森の本屋さま
そうですね。まだしばらく嫌な展開が続きます。
[良い点]
なんかむなしいですね……
こんなに頑張っとるのに(´;ω;`)

てゆーかその、この国の風潮なんかおかしい。

妖魔が出たら第二部隊が戦って当たり前と考える事自体が
なんか変ですよね

勝てない相手かも知れないけど、まず自分たちが
何とかしようと言う気にならんのかいと

国民に何とかする気が無いから、金で釣らなきゃ人が来ない

ような気がするのは私だけかな、なんて。

とマジで本気で怒りたくなったくらい面白かったです

すみません、なんか変な感想書いてしまって
迷惑なら消してください
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 09月27日 15時55分
管理
森の本屋さま
ありがとうございます。
まあ、普通の武器では妖魔に通じず、妖魔に効く武器は治安維持警備隊にしか配布されていません。そんなに数はありませんから。

命を賭ける仕事には、給料がよくないと人が集まらないのは当たり前ですが、集めることしか考えていないのはおかしい。

これを変えるためにカーズは足掻きます。

迷惑な感想ではないですよ。
心よりのご感想、ありがとうございます。
[一言]
というわけで4話まで拝読。
カーズは人間味があって、いいなあ。
そりゃキレたくもなろう。致し方ないと思う。
同時に被害者家族、加害者家族の気持ちも痛い程わかる。
なんというか本当にままならん。
悲しいかな、この世界はやっぱり残酷だ。でも、そんな世界だからこそ魅力的なキャラクター達が光っていると思う。
次話も楽しみにしています。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 09月25日 11時29分
管理
岳飛さま
ありがとうございます。
基本的に物語の中でどの登場人物も生きています。

実は身勝手な言い分の印象が強すぎて、被害者、加害者家族の気持ちが描写不足ではないかと懸念しておりました。
痛いほど分かると言って下さって、かなりほっとしております。

私としては、この世界というファンタジーを書いているとうよりも、現実世界をファンタジーに落としこんで書いている感覚です。
現実でままならないことって、いっぱいありますから。

ご期待に添えますよう頑張ります!
[良い点]
これはヒドイ
いくらなんでも身勝手すぎますね

だから妖魔が心に育つんじゃまいか?

なーんて思ってしまう
[気になる点]
カーズさん可哀想すぎる(´;ω;`)
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 09月24日 22時21分
管理
森の本屋さま
本質を見ず、表層のみを見る人々は身勝手なものです。
私は、こういう部分を誰もが持っていると思っています。惑わされずに自分の身勝手さを知ること。これを心掛けたいものです。

今回は色んな角度からカーズをへし折りにいきますからね(汗)
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