感想一覧
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とても心にぐっとくる短編でした。
余裕のない生活で、突き放したような、あるいは悟りきったような視線の主人公のユキ。母親が再婚するまでの彼女の不遇さは読んでいても辛い気持ちになりましたが、ラスト近くで彼女自身が表現しているように、決して涙は見せません。
距離を置いて他人を眺め、自分自身のことも客観的に見ているように思えます。
それが少しずつ変わっていくのはハルとの出会いで、頑なだった部分が徐々に融けていく様子が見事に表現されているように感じました。
3章を読み終えた時点で、ユキとハルの再会をどれほど願ったことかしれません。
素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。
余裕のない生活で、突き放したような、あるいは悟りきったような視線の主人公のユキ。母親が再婚するまでの彼女の不遇さは読んでいても辛い気持ちになりましたが、ラスト近くで彼女自身が表現しているように、決して涙は見せません。
距離を置いて他人を眺め、自分自身のことも客観的に見ているように思えます。
それが少しずつ変わっていくのはハルとの出会いで、頑なだった部分が徐々に融けていく様子が見事に表現されているように感じました。
3章を読み終えた時点で、ユキとハルの再会をどれほど願ったことかしれません。
素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。
- 投稿者: ネット小説大賞運営チーム
- 2025年 01月31日 11時03分
ネット小説大賞運営チーム様
感想ありがとうございました。心にぐっとくると言っていただけて、作者冥利に尽きます。
ユキは年齢の割にしっかりしていて、全てを自分でなんとかしようとしていましたが、その努力が皮肉にも問題の根本解決を遠ざけていると想定していました。多少能力が高くても、彼女はまだ経験の浅いこどもで、見えていない部分がたくさんある。ユキがかたくなに拒んでいる「適切に人に頼ること」「内面を吐露すること」はやはり大切だと思います。そんなユキの痛々しさを、優しい目線で捉えてくださってありがとうございます。
ハルは設定的にはスーパーパーフェクトガールなんですが、作者の私はそこにはあまり重きをおいていなくて、「嫌いな人がむしろ自分に理解を示して認めてくれていることはあるよなあ」と思いながら書いていました。苦手な人との関わりが世界を広げてくれることはままありますよね。いろんな人がいる方がいいです。
今回初めてネット小説大賞に応募したのですが、丁寧な感想をいただけてとても励みになりました。ありがとうございました。またぜひ応募したいと思っておりますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします!
感想ありがとうございました。心にぐっとくると言っていただけて、作者冥利に尽きます。
ユキは年齢の割にしっかりしていて、全てを自分でなんとかしようとしていましたが、その努力が皮肉にも問題の根本解決を遠ざけていると想定していました。多少能力が高くても、彼女はまだ経験の浅いこどもで、見えていない部分がたくさんある。ユキがかたくなに拒んでいる「適切に人に頼ること」「内面を吐露すること」はやはり大切だと思います。そんなユキの痛々しさを、優しい目線で捉えてくださってありがとうございます。
ハルは設定的にはスーパーパーフェクトガールなんですが、作者の私はそこにはあまり重きをおいていなくて、「嫌いな人がむしろ自分に理解を示して認めてくれていることはあるよなあ」と思いながら書いていました。苦手な人との関わりが世界を広げてくれることはままありますよね。いろんな人がいる方がいいです。
今回初めてネット小説大賞に応募したのですが、丁寧な感想をいただけてとても励みになりました。ありがとうございました。またぜひ応募したいと思っておりますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします!
- テキイチ
- 2025年 02月01日 13時42分
[良い点]
人は、良い感情と嫌感情だけでないところ
[気になる点]
「ゆき」という名前の娘がいます。
[一言]
ちょっと足跡つけたくなりました。
別作品の返信が嬉しかったので
人は、良い感情と嫌感情だけでないところ
[気になる点]
「ゆき」という名前の娘がいます。
[一言]
ちょっと足跡つけたくなりました。
別作品の返信が嬉しかったので
- 投稿者: あさきゆめみし
- 2023年 03月26日 20時10分
あさきゆめみし様
こちらにも感想ありがとうございます!全年齢もお読みいただけてうれしいです!「ディスコミュニケーション」も教育格差と文化資本についてふれた作品なので、喜びもひとしおです!
人はいろんな感情がありますよね。綺麗な感情だけではないけれど、汚い感情だけでもなくて、そんないろんな感情が書きたいなと思った記憶がよみがえりました。
娘さんの未来が素敵なものでありますように!
全年齢もまた投稿しようと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
こちらにも感想ありがとうございます!全年齢もお読みいただけてうれしいです!「ディスコミュニケーション」も教育格差と文化資本についてふれた作品なので、喜びもひとしおです!
人はいろんな感情がありますよね。綺麗な感情だけではないけれど、汚い感情だけでもなくて、そんないろんな感情が書きたいなと思った記憶がよみがえりました。
娘さんの未来が素敵なものでありますように!
全年齢もまた投稿しようと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
- テキイチ
- 2023年 03月26日 21時30分
[一言]
テキイチさんの作り出す世界に、またやられてしまいました。泣きました。ハルさんの笑うタイミングで。それ以外も勿論、じわじわしみじみ好きなお話です。
ムーンさんの方ばかり読んでいて、こちらの存在を今年に入ってあ!と発見しました。
ユキさんの不器用さがとても好きです。
少しずつ解れて変わっていく姿も。
娘を見守る、父と母の優しさも。
ハルさんも嬉しかったでしょうね。
それぞれ事情を抱えながら、ほんわか生きていて魅力的です。
大切な人とでさえ、見えない、誤解やすれ違いの多い世の中が、こんな風だったら良いなと思いました。
いつもながら、丁寧で優しい世界だなと思ってしまいます。素敵なお話をありがとうございました。
テキイチさんの作り出す世界に、またやられてしまいました。泣きました。ハルさんの笑うタイミングで。それ以外も勿論、じわじわしみじみ好きなお話です。
ムーンさんの方ばかり読んでいて、こちらの存在を今年に入ってあ!と発見しました。
ユキさんの不器用さがとても好きです。
少しずつ解れて変わっていく姿も。
娘を見守る、父と母の優しさも。
ハルさんも嬉しかったでしょうね。
それぞれ事情を抱えながら、ほんわか生きていて魅力的です。
大切な人とでさえ、見えない、誤解やすれ違いの多い世の中が、こんな風だったら良いなと思いました。
いつもながら、丁寧で優しい世界だなと思ってしまいます。素敵なお話をありがとうございました。
エピソード4
ととこ様
感想ありがとうございます。主人公が追い詰められ視野狭窄に陥っているところが痛々しく、読んでいてきっとつらいよなあと思いながら書いていたので、不器用さがとても好きと言っていただけて本当にありがたいです。ハルが笑うタイミングで泣いていただけたことも作者冥利に尽きます。
全てが理想通りにはいかなくて、与えられた環境で最善を尽くしているつもりでも間違えてしまうことはあります(ユキの母が再婚していない状況でももっといい手段は実はあるのですが、この話ではあえて外しています)。一人だとどうしてもその間違いに気づきにくいです。おそらく自分で解決することに慣れていて、真剣にもがいているほど。もっと人に頼っていい、誰かと関わることを諦めないでほしい、そう思いながらユキを書いたことを思い出しました。ユキだけでなく全登場人物を温かく見守ってくださり、とても嬉しいです。
全年齢のお話をもっと投稿したいとずっと思っています。書いてはいるのですが、なかなか仕上がりません。投稿した折にはお読みいただけるととても嬉しいです。お読みいただきありがとうございました!
感想ありがとうございます。主人公が追い詰められ視野狭窄に陥っているところが痛々しく、読んでいてきっとつらいよなあと思いながら書いていたので、不器用さがとても好きと言っていただけて本当にありがたいです。ハルが笑うタイミングで泣いていただけたことも作者冥利に尽きます。
全てが理想通りにはいかなくて、与えられた環境で最善を尽くしているつもりでも間違えてしまうことはあります(ユキの母が再婚していない状況でももっといい手段は実はあるのですが、この話ではあえて外しています)。一人だとどうしてもその間違いに気づきにくいです。おそらく自分で解決することに慣れていて、真剣にもがいているほど。もっと人に頼っていい、誰かと関わることを諦めないでほしい、そう思いながらユキを書いたことを思い出しました。ユキだけでなく全登場人物を温かく見守ってくださり、とても嬉しいです。
全年齢のお話をもっと投稿したいとずっと思っています。書いてはいるのですが、なかなか仕上がりません。投稿した折にはお読みいただけるととても嬉しいです。お読みいただきありがとうございました!
- テキイチ
- 2021年 01月09日 20時32分
[良い点]
主人公の劣等感とプライドの表裏一体になったような複雑さにぐっと引き込まれました。
学生だと、経済的な困窮に対してできることは限られているのですが、彼女は自分なりに(即効性はないしにしろ)対策を考えているあたりがしっかりしているなあと思います。
そして母娘ふたりでやってきたという、自負もやっぱり大きくて、継父をなかなか受け入れられない。母に対しても少女特有の潔癖さでなかなか複雑で。
いろいろ傷つく事が多くて、心がちょっと硬化していた主人公が、鼻持ちならない(と思っている)同級生と関わって、視野が広がることで乗り越えるところで、ほっとしました。
まさにジャンル「ヒューマンドラマ」の醍醐味である心理描写に、何度も「ああー!」と納得・共感しながら読みました。
もうとっくに思春期なんか終わってて、図々しく人生歩んでいる状態なんですが、胸に迫る追体験をさせてもらいました。素敵なお話、ありがとうございました!
[一言]
読み終えたのは数日前だったのですが、あまりに刺さることが多すぎてなにをお伝えすればいいのか、PCの前で硬直していました。
支離滅裂な感想になってしまいましたが、「書いてくださってありがとうございました」とお伝えしたかったのです、お許しください。
主人公の劣等感とプライドの表裏一体になったような複雑さにぐっと引き込まれました。
学生だと、経済的な困窮に対してできることは限られているのですが、彼女は自分なりに(即効性はないしにしろ)対策を考えているあたりがしっかりしているなあと思います。
そして母娘ふたりでやってきたという、自負もやっぱり大きくて、継父をなかなか受け入れられない。母に対しても少女特有の潔癖さでなかなか複雑で。
いろいろ傷つく事が多くて、心がちょっと硬化していた主人公が、鼻持ちならない(と思っている)同級生と関わって、視野が広がることで乗り越えるところで、ほっとしました。
まさにジャンル「ヒューマンドラマ」の醍醐味である心理描写に、何度も「ああー!」と納得・共感しながら読みました。
もうとっくに思春期なんか終わってて、図々しく人生歩んでいる状態なんですが、胸に迫る追体験をさせてもらいました。素敵なお話、ありがとうございました!
[一言]
読み終えたのは数日前だったのですが、あまりに刺さることが多すぎてなにをお伝えすればいいのか、PCの前で硬直していました。
支離滅裂な感想になってしまいましたが、「書いてくださってありがとうございました」とお伝えしたかったのです、お許しください。
あざみの様
感想ありがとうございました。何度も繰り返し拝見しました。以前書いた作品を読んでいただけるのは大変嬉しく、本当にありがたいです。
この話は、もちろん当時書ける限りのことを書いたつもりではあるのですが、書きたいことを詰め過ぎて却って散漫になってしまったのではないか、主人公に苦しい思いをさせた割に終盤の展開が安易すぎるように見えたのではないか、という思いがずっとありました。
でも今書いたとしても、この展開しか私にはないんですよね。私はユキとハルが友達になることだけを描きたかったのではなかった。そして、一つの問題が解消する時って意外とあっけなくて、拍子抜けするくらいの方が却ってリアルかなと思っているんです。これが到達点ではなく、人生はまだまだ続く。
心理描写はむしろ自信がない部分なので(この話だけではなく、書いたもの全般に)、あざみのさんに納得と共感を得ていただけたことがとても嬉しくてたまりません。感情移入させる文章にずっと憧れています。
書いた私ももちろん思春期はとうに過ぎているのですが、遠くなった時期に思いを馳せつつ、今だからこそ書けるものを書きたいと思った記憶があります。作中の父母の目線に近い感じというか。そして、人物造形が単純になりがちなので、冒頭の「主人公の劣等感とプライドの表裏一体になったような複雑さにぐっと引き込まれました」というお言葉ににやにやしっぱなしです!作者が単純!!
書きたいから書いているし、投稿も自己満足に過ぎないのですが、読んでいただけて、感想をいただけることはとてもとても励みになります。嬉しすぎて長くなってしまって申し訳ありません!こちらこそ、お読みくださりありがとうございました!
感想ありがとうございました。何度も繰り返し拝見しました。以前書いた作品を読んでいただけるのは大変嬉しく、本当にありがたいです。
この話は、もちろん当時書ける限りのことを書いたつもりではあるのですが、書きたいことを詰め過ぎて却って散漫になってしまったのではないか、主人公に苦しい思いをさせた割に終盤の展開が安易すぎるように見えたのではないか、という思いがずっとありました。
でも今書いたとしても、この展開しか私にはないんですよね。私はユキとハルが友達になることだけを描きたかったのではなかった。そして、一つの問題が解消する時って意外とあっけなくて、拍子抜けするくらいの方が却ってリアルかなと思っているんです。これが到達点ではなく、人生はまだまだ続く。
心理描写はむしろ自信がない部分なので(この話だけではなく、書いたもの全般に)、あざみのさんに納得と共感を得ていただけたことがとても嬉しくてたまりません。感情移入させる文章にずっと憧れています。
書いた私ももちろん思春期はとうに過ぎているのですが、遠くなった時期に思いを馳せつつ、今だからこそ書けるものを書きたいと思った記憶があります。作中の父母の目線に近い感じというか。そして、人物造形が単純になりがちなので、冒頭の「主人公の劣等感とプライドの表裏一体になったような複雑さにぐっと引き込まれました」というお言葉ににやにやしっぱなしです!作者が単純!!
書きたいから書いているし、投稿も自己満足に過ぎないのですが、読んでいただけて、感想をいただけることはとてもとても励みになります。嬉しすぎて長くなってしまって申し訳ありません!こちらこそ、お読みくださりありがとうございました!
- テキイチ
- 2018年 07月03日 05時09分
[一言]
本当はどれだけ唇をかみしめてるのかわからないのに、それを見せたくはない気持ちの強さと弱さ。意地でも前を向く。どうしたって少しは歪んでしまうのも本音。その代わり、優しい心も本物で。とてもいとおしい……いつもお話の中からたくさんのものを伝えてもらえております。
本日、他作品へもちらちらお邪魔するかもしれませんが、ご容赦くださいませ。
本当はどれだけ唇をかみしめてるのかわからないのに、それを見せたくはない気持ちの強さと弱さ。意地でも前を向く。どうしたって少しは歪んでしまうのも本音。その代わり、優しい心も本物で。とてもいとおしい……いつもお話の中からたくさんのものを伝えてもらえております。
本日、他作品へもちらちらお邪魔するかもしれませんが、ご容赦くださいませ。
波 様
感想ありがとうございました。
追い詰められた主人公の思考回路が痛々しくて、読んでいてつらくなってしまうのが想像できるので、最後までお読みいただけたことがとても嬉しいです。
みんなが好きと言っていても自分は嫌いであることはありうるし、完璧に幸せに見える人にもつらいことはあるし、嫌っていた人が自分をとてもよくわかってくれていたということもありえます。なんだかそういうことがどうしても書きたくなって書いた話でした。私の表現力がまだまだなので余計いびつになってしまった感があるのですが、優しく温かく見守るように愛おしんでくださり、幸甚の至りです。
他作品もお読みいただけるととても嬉しいです!よろしくお願いいたします。
感想ありがとうございました。
追い詰められた主人公の思考回路が痛々しくて、読んでいてつらくなってしまうのが想像できるので、最後までお読みいただけたことがとても嬉しいです。
みんなが好きと言っていても自分は嫌いであることはありうるし、完璧に幸せに見える人にもつらいことはあるし、嫌っていた人が自分をとてもよくわかってくれていたということもありえます。なんだかそういうことがどうしても書きたくなって書いた話でした。私の表現力がまだまだなので余計いびつになってしまった感があるのですが、優しく温かく見守るように愛おしんでくださり、幸甚の至りです。
他作品もお読みいただけるととても嬉しいです!よろしくお願いいたします。
- テキイチ
- 2018年 05月06日 23時16分
[一言]
一瞬タイトル見て植芝理一のマンガのノベライズかと思った・・・
一瞬タイトル見て植芝理一のマンガのノベライズかと思った・・・
- 投稿者: 退会済み
- 2017年 08月02日 12時31分
管理
忠犬ハム公 様
感想ありがとうございます!
タイトルは、Wikipedia「ディスコミュニケーション (曖昧さ回避)」の意味(相互不理解、対人コミュニケーション不全)からとっています。なろうにも同タイトルの作品がいくつか投稿されているようですね。
投稿前にグーグル先生にも訊ねていて、植芝理一さんのマンガのWikipediaがトップに出るので、タイトルは存じ上げております。未読で申し訳ないです。
感想ありがとうございます!
タイトルは、Wikipedia「ディスコミュニケーション (曖昧さ回避)」の意味(相互不理解、対人コミュニケーション不全)からとっています。なろうにも同タイトルの作品がいくつか投稿されているようですね。
投稿前にグーグル先生にも訊ねていて、植芝理一さんのマンガのWikipediaがトップに出るので、タイトルは存じ上げております。未読で申し訳ないです。
- テキイチ
- 2017年 08月02日 21時43分
[一言]
最初は痛々しくて苦しくて、でもいいお友達に出会えてよかったです。
誰しもすべてをさらけだしているわけではなくて、見えているものだけがすべてではないんだなあと思いました。余裕がなく卑屈になっているときはやっぱり思考もネガティブな方に向いてしまうし、彼女の置かれた環境が彼女をさらに追いつめてしまうのがつらくて、うまく言えないんですけどもどかしいというか苦しいというか、そんな思いでいっぱいになったので、周りの人たちとわかりあえて本当に良かったなと思いました。
読めてよかったです。ありがとうございます!
最初は痛々しくて苦しくて、でもいいお友達に出会えてよかったです。
誰しもすべてをさらけだしているわけではなくて、見えているものだけがすべてではないんだなあと思いました。余裕がなく卑屈になっているときはやっぱり思考もネガティブな方に向いてしまうし、彼女の置かれた環境が彼女をさらに追いつめてしまうのがつらくて、うまく言えないんですけどもどかしいというか苦しいというか、そんな思いでいっぱいになったので、周りの人たちとわかりあえて本当に良かったなと思いました。
読めてよかったです。ありがとうございます!
しき 様
感想ありがとうございます!
主人公は、同年代の子供の中ではしっかりしている方だけど、やっぱりまだ幼くて、いくつも判断ミスをしています。本来母親が適切に判断すべきところなのですが、日々の生活を成立させるのに精一杯で余力がなく、活用できる手段があってもそこまで辿り着けていないんですよね。お話なのでわかりやすく母親の再婚で風向きが変わるようにしましたが、本当は母子だけの生活でももっと不自由のない(適切な情報に辿りつきやすい)社会であってほしいと思っています。
主人公が視野狭窄に陥っている描写は痛々しくしすぎたかもしれないと思っていたので、温かく見守ってくださって本当にありがたいです。善意を素直に受け取れるようになったからこそ、ユキはハルと友達になれたのですが、その心の変化は環境改善による部分がやっぱりかなり大きいです。卑屈になってしまうことを本人の資質や努力不足だと不必要に自分を責めないでほしいし、そんな風に自分を追いつめてしまう人がいた時に、(おこがましくはあるのですが)手を差しのべることができたらと思ったことも、この話を書いた理由の一つです。
こちらこそ、読んでいただけて、そして優しい感想をお寄せいただけて、本当に嬉しかったです。ありがとうございました!
感想ありがとうございます!
主人公は、同年代の子供の中ではしっかりしている方だけど、やっぱりまだ幼くて、いくつも判断ミスをしています。本来母親が適切に判断すべきところなのですが、日々の生活を成立させるのに精一杯で余力がなく、活用できる手段があってもそこまで辿り着けていないんですよね。お話なのでわかりやすく母親の再婚で風向きが変わるようにしましたが、本当は母子だけの生活でももっと不自由のない(適切な情報に辿りつきやすい)社会であってほしいと思っています。
主人公が視野狭窄に陥っている描写は痛々しくしすぎたかもしれないと思っていたので、温かく見守ってくださって本当にありがたいです。善意を素直に受け取れるようになったからこそ、ユキはハルと友達になれたのですが、その心の変化は環境改善による部分がやっぱりかなり大きいです。卑屈になってしまうことを本人の資質や努力不足だと不必要に自分を責めないでほしいし、そんな風に自分を追いつめてしまう人がいた時に、(おこがましくはあるのですが)手を差しのべることができたらと思ったことも、この話を書いた理由の一つです。
こちらこそ、読んでいただけて、そして優しい感想をお寄せいただけて、本当に嬉しかったです。ありがとうございました!
- テキイチ
- 2017年 08月02日 07時56分
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