感想一覧

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[良い点]
こどもの頃の。誰もが持っていたデリケートな部分を、大人になってから文章として掬いとれる感受性が素晴らしいなと思いました。
おんなの子の「ーーあ、殺した」この台詞がリアル。こどもってこういう棘で、いきなりずぶりと突き刺しますよね。
[一言]
はじめまして。
良いお話しでした。じんじんと胸に残るひっかき傷のようなもどかしさを感じました。
カラスウリ様、拙作を読んで頂きありがとうございました!
5日あけて申し訳ないです。
感受性についてのお言葉ですが、感無量というか、背がこそばゆいです、照れます(///∇//)
ひっかき傷のようなもどかしさ…綺麗にこのお話しを表しています。聞いていてすうっと胸の中に入ってきました。自分で気づかなかったお話しの捉え方を知ることができたので、感謝を。
ご丁寧に、こちらこそはじめましてアトリエスタです。お気に入り登録なさって下さってたみたいでありがとうございます。
突然ですが、ぼくは夏純の鳩笛夢行がすんごく好きですきに。鬼、捨てすぎてしまった女、静かに流れて行く展開に通る鳩笛、そして目頭を抑えたくなるラスト、すごく好みですきに。
そんなカラスウリ様に感想いただけて光栄です。
ありがとうございました。
[良い点]
ボク自身の初投稿作品と比べながら読んでいきました。
初めてでなかなか高度な表現に挑戦されたなと、読み専出身のアトエリスタさんさすが、と好感を持ちました。
丁寧に綴っているのが印象されましたよ! アトエリスタさんの優しさがにじみ出てましたが、それは命に隣り合う心からだったのかと、なるほどと思いました。

一作目はアトエリスタさんの勝利です、無念。
[一言]
ボクは初投稿から四年数ヶ月経ちました。もちろん読書量や人生経験のバックボーンに差はあると思いますが、このまま努力を続ければ四年あれば大幅に成長できることを断言します。

熱意は大事ですね~、熱意だけは人一倍持ってるかなとボクは自負しています。
これからのアトエリスタさんが楽しみです、応援しています!

常に上からの感想ですみませんです、一作目ということで多めに見てください笑
ゆめぜっとさん拙作を読んで頂きありがとうございます!
年ををまたいでの返信本当にごめんなさい m(。≧ _ ≦。)m
遅れた理由は嬉しく恥ずかしくて、どう返したらいいか悩んでいるうちに時間がたってしまって余計に書きづらくなってしまったからです。本当に申し訳ありません。

書いていた時は高度とかの意識は全くなかったのですが、そういっていただけると絞り出して書いた自分が報われます。

ゆめさんにそう断言されると光栄です。文豪とかの本読んだりして精進しますよー。人生経験も積みます。自分の思い描くものを表現できるようがんばります。
上から目線とか気にしないでください、まだまだ駆け出しですし(笑)
ゆめさん、重ね重ねありがとうございました!
[良い点]
表現がとてもリアルで、それがより一層純粋な男のトラウマになったのだということが伝わりました。
途中、セミの化け物が復讐のために出てくるんじゃないかと、勝手に妄想していました。
そして子供の頃のトラウマって結構年を取っても残っているものですが、最後には開放されたようで良かったと安堵しました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2017年 08月18日 11時49分
管理
飯塚智之様、拙作を読んで頂きありがとうございました!

リアルとおしゃって頂き恐縮です!

セミの化け物が復讐のために出てくる
>その考えは無かったです!
出すとしたらどうでしょう?男が話かけていた相手が、突如スーツを着たセミに変身し、男を捕まえて長い針のような口でブスッ!とか(笑)。妄想していただいて嬉しいです。

男は自分なりにトラウマと向き合ったのだと思います。それに行きつくまで悩んで遠回りしてしまったけど、これでいいとようやく前向きに思えた。だからプラスの感情がどこかにあって、それが解放という形で飯塚様を安堵させたかもしれません。

ありがとうございました!
[良い点]
こんにちは。ポイントだけつけて、感想書いてなかったので。

日常的な、リアリティのあるエピソードで、感情も大きくはっきりとしたものを扱っているため、物語の世界にのめり込んでしまいました。
誰かに「殺した」と言われると、きついですよね。すごく共感できます。

絵を描いて、破ろうとして、結局やめる、というエピソードも素敵です。私も、勝手に想像して絵を描いてみようかな、なんて(笑)
[気になる点]
ところどころ、気になった表現がありました。

例えば、
「〜手から力が入らなくなった」

「〜手に力が入らなくなった」もしくは、「〜手から力が抜けた」ではないかな、と。

日本語って様々な表現があるので、これが正しいというのはないのかもしれないですが、少し違和感があるかな、と。
まあ、参考程度に考えていただければ幸いです。
[一言]
はじめの方、

もしやこれは、芥川龍之介の『羅生門』的な展開になるのか?

と思ったのですが、道徳的な結末でしたね(笑)


ちなみに私は、主人公のお兄さんの言葉に救われた気がします。いや、まさか、小学生の頃だって、まだ生きている蝉をプレゼントしたことなんてないですけど……、生きている蝉は……(汗)
檸檬絵郎様
拙作を読んでいただきありがとうございました!!

確かにそうですね、御指摘ありがとうこざいます。修正しておきます。

ご推察の通り、主人公は兄に救われています。
生きてる蝉は……(汗)

物語にのめり込んでいただけて作者冥利に尽きます。
「殺した」は実際に僕自身言われたので、そう仰られると報われます。
絵のところもいろいろと考えていただけて嬉しいです。
ありがとうこざいました!
[一言]
改めまして、企画へのご参加ありがとうございます。

よかれと思ってやったことがかえって望まない結果になることはあると思います。特に命に関わるものだともうなんと言ったらいいのか、しんどいです。
幼少期、命という概念を意識し始めた頃にこの経験は相当辛く、引きずってきた苦い思いは作品内にもあった通り何らかの形で残ることでしょう。

こういった出来事を理不尽に思いつつも、折り合いを付けて、ある意味世はそんなものだと一種の諦めを抱いてきた自分に気付かされました。私は主人公のように、ちゃんと向き合ったかな、なんて。

兄の一言も深かったですね。
佐井 千夜子様

『蝉と絵とおちょこ』の感想をいただきありがとうございました。

佐井様の催された『真夏のリハビリ』企画は、僕の中の思いを形にできた本当に得難い機会でした。参加させていただけき本当にありがとうございました!

よかれと思ったことが必ずしも良い結果をもたらすとは限らない…むしろ命を奪う最悪の結果を残すこともあります。佐井様のおっしゃる通りそれは辛く、命のことを考え始めたころには何らかの形で心に残ります。
けれども、人は、生きるというのはそういうものなんだと自分に言い聞かせて、悲しみと痛みに慣れてしまうんだと思います。そうやっているうちに記憶の奥にしまい込み、本当に苦しいときに悲しみがぶり返して痛むんだと思います。


私は主人公のように、ちゃんと向き合ったかな、なんて。
>>実はというと僕は最初、全然向き合っていませんでした。けど、梨鳥ふるり様の『ランプの灯が消えるとき』、『Lamplight』という作品を読み、「後悔って、本当に痛くて苦しくて嫌なだけなものなのか?」、「僕は、誰かの答えに乗っかっているだけじゃないのか?」という意識が芽生え、自分の後悔について改めて向き合ってみました。そうしてできたのがこの作品です。
自分の過去とちゃんと向き合ったかどうか…佐井様にそんな風に感じてもらえて、すっごく…すっごく嬉しいです。それが僕が読んでいる人に一番感じてほしかったところなのです。そう感じてもらえて本当にありがとうございます!

兄の一言も深かったですね。
>>あれは、僕が実際兄に言われた言葉で、今でもすごく思い入れがあります。ただお話の都合上何度も削ろうかと迷った部分でもあったので、ご指摘していただけて嬉しいです。

この作品をすごく感じていただきありがとうございました!
[一言]
幼年期における多感なところに経験した思い出が、夏の風物詩を聞くと思い出される。この男性が年月を経ても優しいままであることが、思い出話から想像できました。
そういう経験は誰しも持っているものだ、と流されそうだけど、その時に感じた理不尽さ、自分に対する憤りが時間をかけて納得できる形になっていって、居酒屋での独白として最後を迎えたのは良かったなと思います。
これからも折に触れて思い出すことになるのでしょうが、今までとは違った風になることでしょう。
佐倉 治加様
『蝉と絵とおちょこ』の感想をいただきありがとうございます!
まさか投稿してこんなにすぐ感想がくるなんて夢にも思いませんでした!
最初に、作品を凄く読み込んで頂きありがとうございます。

佐倉様の仰る通り、いろいろと感じる小さい頃の誰しもが通るような理不尽や自己の憤りは、一種の通過儀礼のように流されやすいと思います。

ですが、そこでちゃんと考えてなんらかの妥協点を…他人から与えられたものではなく、自己満足であっても自分なりの決着をつけない限り、死ぬ間際に深い悲しみとなってフラッシュバックするのではないかと僕は思うのです。

蝉の話は、僕の経験した似たようなことを組み合わせて作ったものです。そして、居酒屋の独白は、改めて後悔を考え直した僕なりに考えた自己満足の結果です。

それを良かったと言って頂き本当にありがとうございます。そう仰ってくれる佐倉様こそお優しい方です。


これからも折に触れて思い出すことになるのでしょうが、今までとは違った風になることでしょう。
>はい。決着をつけたことで、例え変わらなくてもその時に感じる気分は、嫌ものではなくなっていると思います。


感想、ありがとうございました!
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