感想一覧
▽感想を書く[良い点]
積極的に戦いに参加している人数で考えるという視点が斬新で面白かったです。
[一言]
信長の農兵分離は常備兵を雇うのではなく戦争になったら大規模な傭兵(ゴロツキや農家の次男三男など)を雇っていたとどこかで見た気がします。
徴兵された農民と違い自分の土地を守るとか国のために戦うなどの意識が低いためすぐに逃亡するので信長は必ず自分側の兵数が多くなるようにして士気をあげていたらしいです。
農繁期の相手が農民兵を集めにくい時期でも人を集めれる利点があり、織田家は他大名に比べて非常に裕福だったために出来た行動らしいです。
相手は農民が減って国力が下がる、信長は金で他国からあぶれものを雇って使いつぶして金で補充する、金は減るけど国力は極端に下がらない。
職業軍人で強いというより平気で使い潰せたのである意味強かったのだと思います。
城下に侍とその家族を住まわせていたらしいのでそれが常備軍と言えなくもないでしょうがせいぜい数百人だと思います。
うろおぼえで情報ソースも提示できないのでそういう説もあった程度の話ですが。
作品の主題とはぜんぜん関係ないのですが信長が大好きで信長の農兵分離=常備軍に違和感を覚えた物で。
そこにひっかかるのかよ! とお思いでしょう。
申し訳ありません。
積極的に戦いに参加している人数で考えるという視点が斬新で面白かったです。
[一言]
信長の農兵分離は常備兵を雇うのではなく戦争になったら大規模な傭兵(ゴロツキや農家の次男三男など)を雇っていたとどこかで見た気がします。
徴兵された農民と違い自分の土地を守るとか国のために戦うなどの意識が低いためすぐに逃亡するので信長は必ず自分側の兵数が多くなるようにして士気をあげていたらしいです。
農繁期の相手が農民兵を集めにくい時期でも人を集めれる利点があり、織田家は他大名に比べて非常に裕福だったために出来た行動らしいです。
相手は農民が減って国力が下がる、信長は金で他国からあぶれものを雇って使いつぶして金で補充する、金は減るけど国力は極端に下がらない。
職業軍人で強いというより平気で使い潰せたのである意味強かったのだと思います。
城下に侍とその家族を住まわせていたらしいのでそれが常備軍と言えなくもないでしょうがせいぜい数百人だと思います。
うろおぼえで情報ソースも提示できないのでそういう説もあった程度の話ですが。
作品の主題とはぜんぜん関係ないのですが信長が大好きで信長の農兵分離=常備軍に違和感を覚えた物で。
そこにひっかかるのかよ! とお思いでしょう。
申し訳ありません。
ご感想ありがとうございます!
まさにご指摘の辺りなんですが、ややグレーゾーンな部分は小説家や歴史の先生ごとに解釈が違うんですよね。
おそらく傭兵、それも二男、三男が多かったのは間違いなさそうですが……まったく未来のない現実に、信長は立身出世の夢をもたらしたヒーローという説すらあったり?
逆に古典的な教科書では、まんま『兵農分離』だったりもしますし。
個人的にはどれでも正しいと思ってますが、作品内での説明は必要かなと思ってます。
まさにご指摘の辺りなんですが、ややグレーゾーンな部分は小説家や歴史の先生ごとに解釈が違うんですよね。
おそらく傭兵、それも二男、三男が多かったのは間違いなさそうですが……まったく未来のない現実に、信長は立身出世の夢をもたらしたヒーローという説すらあったり?
逆に古典的な教科書では、まんま『兵農分離』だったりもしますし。
個人的にはどれでも正しいと思ってますが、作品内での説明は必要かなと思ってます。
- curuss
- 2017年 08月08日 01時07分
[良い点]
興味深く読ませていただきました。
戦争における「人殺し」の心理学、という本があって、それを思い出しました。
その本によるとアメリカ南北戦争でも発砲した人間の割合は三割ぐらいで、残りは戦うふりをしていたのではないかと、そういう推測だったと思います。
第二次大戦で五割。
ベトナムではそうした教訓から訓練で徹底的に撃ち殺す訓練をしたようです。
キューブリックのフルメタルジャケットの世界ですね。
もっとも、その場では反射的に殺せても、あとから心的外傷ストレスを発症する場合がほとんどだそうです。
百人中ほんの数名、殺人禁忌を感じない例外がいて、ただその人も凶悪なサイコパスと決めつけられない……ということです。
長距離攻撃というのは有利です。
その究極発展形が大陸間弾道弾なわけで。
あるいは無人攻撃機も似た発想かも。
一生懸命作っている人が北の方にもいて……。
家康の大阪城攻めも、芝辻砲による首脳部への狙撃という言い方もできますね。
あとは、秀吉が雑賀攻めをしたとき、いきなり犠牲者が大量に出てしまったので水攻めに切り替えたという説があったはず。
一万人のうち、本気で戦うのは二千人位というのは現実的な値だと思います。
モンゴル軍団などは例外だったような気もしますが。
信頼のおける詳しい資料はないようにも思います。
信長の伊勢長嶋攻めのときは追い詰めた一向宗を皆殺しにしようとしたら決死の反撃を食らって、信長の兄弟親戚が大勢死んでいます。
この辺には、まさに全滅戦、徹底的な殺し合いの気配を感じます。
孫子が敵を追い詰めるとヤバいから一点、逃げられるところを作っておけという策を残していますが、きっと正解なのでしょうね。
古代中国では十万人の軍勢が雲散霧消してしまうことがよくありますけれど、とりあえず飯を食うために参加しただけの人がたくさんいたのでしょう。
ある意味、大らかと思います。
楽しく読ませてもらいました。
ありがとうございます。
興味深く読ませていただきました。
戦争における「人殺し」の心理学、という本があって、それを思い出しました。
その本によるとアメリカ南北戦争でも発砲した人間の割合は三割ぐらいで、残りは戦うふりをしていたのではないかと、そういう推測だったと思います。
第二次大戦で五割。
ベトナムではそうした教訓から訓練で徹底的に撃ち殺す訓練をしたようです。
キューブリックのフルメタルジャケットの世界ですね。
もっとも、その場では反射的に殺せても、あとから心的外傷ストレスを発症する場合がほとんどだそうです。
百人中ほんの数名、殺人禁忌を感じない例外がいて、ただその人も凶悪なサイコパスと決めつけられない……ということです。
長距離攻撃というのは有利です。
その究極発展形が大陸間弾道弾なわけで。
あるいは無人攻撃機も似た発想かも。
一生懸命作っている人が北の方にもいて……。
家康の大阪城攻めも、芝辻砲による首脳部への狙撃という言い方もできますね。
あとは、秀吉が雑賀攻めをしたとき、いきなり犠牲者が大量に出てしまったので水攻めに切り替えたという説があったはず。
一万人のうち、本気で戦うのは二千人位というのは現実的な値だと思います。
モンゴル軍団などは例外だったような気もしますが。
信頼のおける詳しい資料はないようにも思います。
信長の伊勢長嶋攻めのときは追い詰めた一向宗を皆殺しにしようとしたら決死の反撃を食らって、信長の兄弟親戚が大勢死んでいます。
この辺には、まさに全滅戦、徹底的な殺し合いの気配を感じます。
孫子が敵を追い詰めるとヤバいから一点、逃げられるところを作っておけという策を残していますが、きっと正解なのでしょうね。
古代中国では十万人の軍勢が雲散霧消してしまうことがよくありますけれど、とりあえず飯を食うために参加しただけの人がたくさんいたのでしょう。
ある意味、大らかと思います。
楽しく読ませてもらいました。
ありがとうございます。
- 投稿者: 真樹 真也 (MAKI)
- 2017年 08月06日 12時50分
ご感想ありがとうございます!
古代中国が、また……。
兵糧を用意さえすれば、軍隊を起こせそうな勢いな上――
「今日勝たないと明日の飯がない」
なんてこともあったとか!?
これって士気が高いのか低いのか悩んでしまいます(苦笑)
古代中国が、また……。
兵糧を用意さえすれば、軍隊を起こせそうな勢いな上――
「今日勝たないと明日の飯がない」
なんてこともあったとか!?
これって士気が高いのか低いのか悩んでしまいます(苦笑)
- curuss
- 2017年 08月08日 01時01分
[良い点]
数字からちゃんと計算しているのがとても良いです。
[一言]
ローマに関しては徴兵制時代も志願制時代も、訓練が実戦より厳しいと言われていました。実際他の国の兵と比べて、キルレシオが違いすぎます。16人の損害で倍の数の敵を敗走させたとかね……。
まあそこでハンニバルの異常さが逆にさらに明らかになるのですが。
数字からちゃんと計算しているのがとても良いです。
[一言]
ローマに関しては徴兵制時代も志願制時代も、訓練が実戦より厳しいと言われていました。実際他の国の兵と比べて、キルレシオが違いすぎます。16人の損害で倍の数の敵を敗走させたとかね……。
まあそこでハンニバルの異常さが逆にさらに明らかになるのですが。
意外とハンニバルは、ローマを真似て熟練兵わ集めたのかも?
……とすると『アルプス越え』は実戦レベルの雪中行軍訓練だったり?
ご感想、ありがとうございました!
……とすると『アルプス越え』は実戦レベルの雪中行軍訓練だったり?
ご感想、ありがとうございました!
- curuss
- 2017年 08月08日 00時57分
[良い点]
なるほど!と思わされた。
シンプルな説明なのでわかりやすく説得力がある
[気になる点]
史実考察ものの小説(現実に忠実な歴史小説など)ならともかく、大多数の創作にとっては憤慨ものですね。だってファンタジー(絵空事)なんだから
[一言]
白書とかで出てる戦争の戦死者数などを使うともっと具体的な数字になるかも?
なるほど!と思わされた。
シンプルな説明なのでわかりやすく説得力がある
[気になる点]
史実考察ものの小説(現実に忠実な歴史小説など)ならともかく、大多数の創作にとっては憤慨ものですね。だってファンタジー(絵空事)なんだから
[一言]
白書とかで出てる戦争の戦死者数などを使うともっと具体的な数字になるかも?
ご感想、ありがとうございます!
一応、念の為にお断りさせていただくと、作者も――
「慶次かっけーっ! ち〇でっけーっ!」
「ホウ煖つええーっ! こえーっ!」
と作品に入り込んではいるんです。
漫画特有の誇大表現が過ぎるといっても、作品内でのリアリティラインは保たれていますし。
ただ、明らかなインフレ要因ではあると考えています。
このままだと史実ものでも――
「目からビームを放って一万の敵軍を薙ぎ払う」
なんてなりそうな?(苦笑)
また、書き手の立場としては、常に読者さんが納得できるラインの模索は必要だと思っています。
それの叩き台としては、やはり史実や現実の研究が手っ取り早いような?
あと、ソースデーターは提示するべきでした。申し訳ありません。
やや不案内なジャンルだったので、調べるので手一杯になっていました。
一応、念の為にお断りさせていただくと、作者も――
「慶次かっけーっ! ち〇でっけーっ!」
「ホウ煖つええーっ! こえーっ!」
と作品に入り込んではいるんです。
漫画特有の誇大表現が過ぎるといっても、作品内でのリアリティラインは保たれていますし。
ただ、明らかなインフレ要因ではあると考えています。
このままだと史実ものでも――
「目からビームを放って一万の敵軍を薙ぎ払う」
なんてなりそうな?(苦笑)
また、書き手の立場としては、常に読者さんが納得できるラインの模索は必要だと思っています。
それの叩き台としては、やはり史実や現実の研究が手っ取り早いような?
あと、ソースデーターは提示するべきでした。申し訳ありません。
やや不案内なジャンルだったので、調べるので手一杯になっていました。
- curuss
- 2017年 08月06日 01時22分
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