感想一覧

[良い点]
面白すぎて最終話まで一気読みした。
結末は少し悲しいけど、多重人格モノとして心に残る終わり方だった……。

[良い点]
格差社会の深化が、その格差から逸脱する人間を犯罪者として罰するようになる、有り得る舞台設定にまずうなりました。まさに近未来ノワールと言った、作品で非常に興味深いお話です。
うつ病を患い、人との距離感を微妙に失った主人公も作品に象徴的ですし、息苦しさを増した社会の中でめくるめく人間たちの心理描写も巧みで、惹き込まれるようにして読ませて頂きました。まだ最新話に追い付いておりませんが、続きを楽しみに追いかけていこうと思います。これからも頑張ってください(..)

[良い点]
確かに未来はベーシックインカム導入ありそうですね。
そしてそれによって当然起こりえる問題。巻き込まれる人たち。フィクションの筈が全部リアルな未来を予想させられました。地の文章の作りというか考え方が自分と似てて個人的に凄く読みやすかったです。シリアスな内容にエヴァとか長門有希とかぶっ込んでくるあたり。
[気になる点]
自分もよくやるし好きですが、常用漢字ではない難しい表現が多い気はしました。多くの人に理解してもらえないという意味ではそこは惜しいなぁと思います。
[一言]
これは凄い。ちょっと覗くつもりが読みふけっていました。

イケメンの表現が「若き日のアル・パチーノ」は渋いよねぇ。

ジャンルと文章の内容からしてなろう小説では対象年齢が高めの内容だと感じましたが、哲学的思考の中にと「もし、こうだったら」的なありえる未来が見えました。知らない言葉が出ると己の知識不足を痛感してより自分を成長させる良い小説でした。関係ないけど自分も社用車でプリウス乗ってました！

Twitterから見に来て良かった。ありがとうございます。

[良い点]
まだ読み途中で申し訳ないです。プーチンの話から冒頭がはじまるのがユニークで面白いです。

非常に哲学的ですね。子供時代は絶対的な固有なもので、大人は交換可能な選択という部分。

なるほどと思いました。この文章を読んで、
ハイデガーの言う非本来的実存というのはまさに大人時代の交換可能な選択を指すのかなと連想しました。
子供時代の固有性はある意味、かけがえのない自分らしさ、本来的な実存に通じるのかなと思いました。
実存主義的で、とても参考になります。

ニーチェやカントが出てくるところなど、作者様の哲学的な知識が滲み出ています。

[気になる点]
少し難しい漢字などにルビを振ったり漢字を使わないのもいいかもしれません。
例えば５部の『犀』など、恥ずかしい話ですが、私は普通に読めませんでした。
調べれば簡単にわかります。ですが読者様は『他にも沢山の作品がある中そのようなことをするでしょうか？』という話を聞いたことがあります。
その辺は作者様のそれぞれの感じ方なので差し出がましいことを言って申しわけありませんでした。　
[一言]
高い文章力にキャラ設定、無論お話も面白く最後も素晴らしい締めだったと感じました。
次回作も是非見てみたいです、これからも執筆活動頑張ってください。