エピソード108の感想一覧

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[良い点]
何かを守りたいならば、反省し後悔してでも〝変わりたくないのならば変わる必要がある〟
言い換えれば、何か変えたくないものを守るために、何かを変えるには、〝何かを変えられるとすればそれは、大事なものを捨てられる人の事だ〟という事だな


「人間にはなぜ正義と悪とがあると思う?」
「それはな、変わることが恐ろしくて何も変えられないし変われないからだよ」
「人間というのは同じ人間である以上は理解できない心情などというものは存在しない、理解しようと思えば理解できるようになれる、変われるというのが人間なのだ」
「トイザらスのCMソングが言う様に大人になんか成りたくなくても、今の大人は昔そう思っていた唯のガキ達だ。だからあのCMソングを大人は描いたのさ。何故そんな歌を描いたと思う?それは変わっていても変わらないものがあるからだ。変わりたくない、変わりたくなかった、だが変わらなければならなかった。それが大人になったということなのだ。〝変わりたくないのならば、変わらなければならない〟と言う様に、何かを守りたければ絶えず変わり続けて改めることも必要だ、という事だな。例えばそう、結婚して女房の尻に敷かれたくなくとも結婚して尻に敷かれるというのが結婚生活であるかのように、結婚して幸せになりたいという芯を守りたければ、家族を得たければ、家族はいい事ばかりなだけではないということを受け入れられるように変わらなければならない。又は、家族を作り愛されたいというのに家族を苦しいと思うような人間なのならば、家族がいい事ばかりなだけではないという最初から知っていて忌避していても、それでも家族を愛していられるように変わらなければならない。〝何かを変えられるとすればそれは、大事なものを捨てられる人の事だ〟という事だな。それが望んだ選択をしたということなのだ。反省はしても後悔はしない、と言うやつだな。もっといい選択肢があったのかも知れないし、けれどもそれでも今の全てを否定はしない。それがポジティブというものだ、何もかもを上手く行かせて何にも微塵の反省も後悔も無い、なんて言うのはポジティブシンキングでは無い。唯単に、苦労も愛着も知らない狭量で我儘な餓鬼だ、と言うだけの話になる。」

「長ったらしく言えるが、要するには 不自由や差別、憎しみを知り、世界を恨んだ。それでも、知ったことや教えられたことに微塵の後悔もない。1度知ってしまえば目を逸らす事など出来はしないのだ。何故ならば? お前がそう望んでいるからだ。どれだけ嫌になっても、生き方だけはお前は決めている。理想や目標などなくても、お前は答えを出すまで同じ数式や同じ文法に頼るのさ。なぜならそれは当たり前なんだ。それが己であるという証なのだから。」


人間にはなぜ正義と悪とがあると思う?それは変われないからだよ。大事なものがあってそれを簡単には切り捨てられないからこそ新しいことを受け入れられない。大人になればなるほどに子供よりも遥かに不自由になる。何故ならばそれは大事なものは大きすぎで新しい大事なものを抱え込むためにそれを捨てられないからだ。新しいものは古いものよりも大事かね?そう思えるのならば人間に愛情や愛着と言ったものは無いよ。変わってでも愛したい何かがあるからこそ人は変われるし、変わってしまっては愛してあげられなくなるのならば人間は頑なになり絶対に変わろうなんて思わないししないしさせない。
人間にはなぜ正義と悪とがあると思う?それはな、絶対に変えられない大事な何かがあるからなんだよ。それでもどうしても悪に成り下がったり、正義に曇らせたりするのは?それはな、そんなことをして嫌な奴になってまで守りたいものは必ず誰にでもあるからなんだぜ。〝ゴミにもプライドはあるんだぜ?〟別に嫌いだからじゃない、唯々恐ろしいんだ、それが多分間違っていないことなんて分かりきっているのに敵対してしまう。それを自覚しているにせよしないにせよ。それが人間なのだからね。それが人間なのだからね。
[一言]
かくいう私も、家族があんまり好きじゃなくてね、それでも家族は好きなんだ
どうかしているだろうと、つくづくそう思う、嫌いか好きか何方かを捨てなければならないとね、何方も抱えていける程に私は器用な人間でも、心の強い人間でもないのだから
人嫌いか人好きか、選ばなければならない。女嫌いなのに女好きな人間くらいに私は人間関係に対して凄く拗れた人間性みたいだからね、直さなきゃならないよね

果たして私が変えたくないのはどっちなんだろうね(´・ω・`)

自分自身の事ほどわからないものはない。私そう思いますね。

感想ありがとうございます。
  • シロ
  • 2024年 06月03日 01時33分
[一言]
正しさとは正解を追い求めていることにあって、この世にあるものの全てが不幸と幸福に大別できる以上はどんな人物にも追い求めるべき理想や形は説明可能で、正義とは誰もが持ち合わせているものだ
正義とは曇り出すもので、曇った正義のことを悪といって、煮詰まった正義とは狭量なもので思い直すことをしないものだ
子供ながらに学べていたように新たに自分の一部分を産み直せれば良いものの、そうはできない、だからこその大人だ
大事なものが大きすぎで、小さな新しいものと引き換えにはできないのである
斯く言う様に、何かを変えられるとすれば、それは大事なものを捨てされる人の事でもある

そして皮肉なことに、本当に大事だと思えるものは大人にならないと分からないし、子供のように新しいことを受け入れるには引き換えにできない大きなものが大人には多すぎる
だから、大人は自分の正しいと思えることも、間違っていると思えることも、全てを教えなければならない
少なくとも、大人になってから欲しがったものは自分が一番によく分かっている筈なのだから

自問自答の連続が人生、生きるという事なのかもしれませんね。

感想ありがとうございます。
  • シロ
  • 2024年 06月03日 01時32分
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