エピソード213の感想一覧

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[一言]
「 最悪、足取りを追われて美咲に辿り着く者が出ないとも限らない。もちろん、美咲の”お買い物”という能力に気付く者が出るとは思えないが、もしも気付かれた場合、美咲の身柄は拘束され、王城に軟禁されるだろう。権力者から見れば、美咲の存在は、魔素が許す限り金塊や宝石を生み出せる鉱山のようなものだ。
 小川としては、美咲にそんな危険な橋を渡らせるつもりはなかった。」

割と小川や美咲達の考えすぎな気が……(汗)
もし、王族や貴族がそんなことしたら、人間の間だけでも王侯貴族vs教会&民衆と言うことになりそうだし(教会の一部は神託を受けている事を知っている上に聖女認定したくてウズウズしてるし)、最悪、女神様達が激怒しそうだし……。
ご感想ありがとうございます。
はい、実際は考えすぎです。

ただ、美咲がその気になれば、金でも宝石でも生み出せますし、国の経済を目茶苦茶にする程度は出来てしまうのです。
そういう存在がいた場合、人権という概念がある日本でもどうなるか分からないのに、人権意識がない(平民は王家の所有物で、土地と一緒に貴族にレンタルしている)社会では更にどうなってしまうか、という話(実際はどうあれ、小川がどう考えるか)ですね。
ちなみに美咲は単なる春告の巫女であるというのが神殿の公式見解で、王家は神託や降臨のことを知りません。

そうしたあたりから、小川は、多分大丈夫だろうけど色々やらかして取り返しの付かない失敗をするより、最悪を想定して備えておこうとしているだけなのです。
  • コウ
  • 2022年 01月06日 22時23分
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