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浅学ながら失礼します。

自分も冒険者ギルドなどに疑問を持ったことがありますが、かの組織の実態は職業斡旋所。現代で言うタ○ミーなどと似た役割であり、guildとは同名なだけで実際には組合ではなく事業であるように思われます。

また自分が最も気になる点として、ギルドに加盟する冒険者の存在です。中世レベルの文明、封建制ということで文化・政治的には中世に近いのですが、冒険者とは即ち労働者、つまり経済的には近世の市民革命以降の資本主義がベースになっています。この矛盾が貴族や組織をあやふやにしていると考えています。
[一言]
小説家になろうが冒険者ギルドのような存在ではないか
本来小説家であることは必ずしも小説家になろうに所属する必要もない
昔と異なり自由に小説は発表できる
でも小説家になろうで活動すると言うことは何らかの魅力があるのだろう
でもその魅力に惹かれるためになろうで公開する
それ自体ある意味思考停止状態と言えるだろう
[良い点]
疑問を持つこと自体は良いね
似たような設定ばっかで飽きてきてるのはある
[気になる点]
まあでも冒険者ギルド自体は海外のゲームや小説ですら出てくるし
必要か必要じゃ無いかなんてその作品の世界観次第じゃねって感じ
冒険者ギルドなんてゲームでも小説でも作品の1部分でしかないし
それにモンハンとか冒険者ギルドいらねえかっていうと誰かが生態系の調査や狩猟はやらんといかんから結局何らかの形でそういうのはできるのよね
それは現実でもファンタジーでも同じ
[一言]
まあ他の方への返信を読んでるだけでも想像力が欠如してるし論理の飛躍がすげえなあって思う、この人の小説がつまらないし売れない理由がこれ読むだけで分かる
  • 投稿者: X4foundations
  • 18歳~22歳 男性
  • 2024年 07月15日 00時21分
[良い点]
これまで冒険者ギルドの出てくる作品今まで全く違和感はありませんでした.

このお話を読んでなるほどです.
[一言]
思わずユーザ登録してしまいこの感想を書いています.

では最初に冒険者ギルドなるものを発明し,使いだしたの誰でしょうか?とても気になりました.
書きながら他の方の感想も見てみると,ゲームとの関連の話題が出ています.

名前は思い出せませんが,私は“コンピュータ”のRPGの影響が大きいのではと思いました.それがTRPGの設定やシナリオにもフィードバックされたのか,

それとも元々TRPGの何かの方が先なのか,それより先の小説などがあるのか気になりました.

ご存じの方はおられるのでしょうか…

異世界モノは冒険者ギルド花盛りですね.
  • 投稿者: 吾亦紅
  • 2023年 01月07日 21時06分
感想ありがとうございます。

冒険者ギルドの歴史は結構な人がまとめているので、そちらを参考にされたほうがいいかと思いますが。

冒険者ギルドの役割は、西部劇やファンタジーの酒場が元と思えるので、これそれが起源とは言い切れないみたいですが……
現状とそん色ない冒険者ギルドが小説で使われたのは、深沢美潮作『フォーチュン・クエスト』シリーズが最初、みたいな話はよく聞きますね。
だけどあれもゲームの世界観を小説に落とし込んだ先品なので、ゲームのほうに元となる『冒険者ギルド』が存在するかもしれませんが。
[一言]
ギルドの問題と言うか、危険を冒すとかいう人種に仕事任せたくないなあ……
モンスターに雑に突っ込ませるとかならまだしも、荷運びとか依頼するの有りえないよね。危険を承知で持ち逃げするのが正しい冒険者だよきっと。
  • 投稿者: SUNder
  • 2022年 10月17日 18時23分
感想ありがとうございます。

正にそれですね。
身元不明、名前を書くだけでなれる仕事で、信頼性なんて皆無なのに、なんで人の命や財産を守る信頼第一な依頼がありえると思ってるのか。
ギルドが全責任を負うのならまだしも、自己責任論で絶対に逃れそうだし。
いくらフィクションだって言っても、ここまでリアリティがない設定を使われると、登場人物が人間だと思えない。
[良い点]
楽しませてもらいました。
同じ方向の事を考える人が居て嬉しいです。
私も多少の作品は上げましたが、そもそもギルドと冒険者が嫌いでしょうがないです。
ですからギルドは暴力団。
冒険者は組員としか書けません。
  • 投稿者: 閑話集
  • 2021年 11月13日 10時32分
感想ありがとうございます。

冒険者ギルドが公的な失業者対策とか、昔のヤクザみたいな、ある種のセーフティネットとして機能してることも考えますが……

為政者にとっては日雇い派遣でしかも住民税払ってないような危険な連中、被差別民としておいたほうが便利いいんだよなぁ……
[良い点]
冒険者ギルドがトンデモ組織であることは同意。
[気になる点]
戸籍があるのは日本、韓国、中国、台湾ぐらい。
そもそもヨーロッパには戸籍はなかったかと思います。
[一言]
変な組織にならないような冒険者ギルドなら良いかと。
感想ありがとうございます。

>戸籍

あー、うん、おっしゃるとおり、21世紀現在でも厳密な意味での『戸籍』(家族単位の国民登録公文書)は、世界的にも珍しいですけど……

ここで言いたいのは、国がそこに住む民の実態を把握してる公文書、って意味です。誰がいつ生まれていつまで生きて、ある地域に何人住んでるかの記録。
この意味なら個人単位でですが、ほとんどの国で管理されて、届け出も義務づけられてます。

近代以前のヨーロッパキリスト教圏だと、これが事件(出生・結婚・死亡)別に、教区簿冊というもので教会が管理してるのが一般的。現代基準に比べればアバウトですが、国民の実態把握公文書には間違いないわけで。

でも、これに対応する言葉が日本語にないですし、違いを説明するにもエッセイ議題には全く関係ないので、『戸籍』という言葉を使ってます。
[良い点]
ギルドの設定が雑だという点は同意。
[一言]
深い考察ある訳じゃないですけど、異世界の歴史考えると冒険者ギルドの方が商人ギルドとか他のギルドより古いんじゃないですかね。きっと元は自警団の様なものだと思いますし。なので近代化(分業化?)への過渡期だとするとまぁ多少は違和感が消えます。

冒険者ギルドって国が無視できない戦力持ってたり国を跨いで勢力持っていたりで、中世の宗教に似ているなと感じるところがあります。エッセイにもある通りいずれ国と対決することになるんじゃないかな~と思います。
  • 投稿者: 一条
  • ~14歳
  • 2021年 04月04日 11時42分
感想ありがとうございます。

この辺り、新たに思考実験と考察作るかなと考え中ですが。
中世ヨーロッパ風異世界を古代時代から考えると、冒険者ギルドの前身が登場するというのはおっしゃる通りで自分もそう考えるのですが。
もしかしたら金融まで牛耳って、商業ギルドなんて登場しなくなるんじゃないか……? というのが、最近の見解です。
[良い点]
概ね賛成。
[気になる点]
【05】で冒険者ギルドが無くなっても特に問題は無い的なことが書いてありましたが、そもそも冒険者ギルドが無くなったら大抵の冒険者は違う国やら領地やらに行ってしまうんじゃないかな、と思います。
[一言]
一言コメントで一言の人が殆どいない。
感想ありがとうございます。

フィクション内での、仮定に仮定を重ねた推測なので、当然確定的なことは言えないですが、自分の推測では『そう考えるのは無理あるだろう』というのが結論です。

理由はふたつ。
まず、為政者が冒険者を廃業させるに当たり、与えると仮定している市民権。
戸籍の重要性はデカいだろう、という推測です。
現代の先進国内では無戸籍だと、行政サービスを受けることができず、かなり生活に不便がつきまといます。
エッセイ内で軽く触れていますが、現実でも無戸籍者は被差別民として扱われていた歴史もあります。

ただまぁ……現実でも実感する機会なんて早々ないですし、中世ヨーロッパ風テンプレ作品の九割以上で触れられないので、なんとも言いがたいところですけど。

テンプレ作品では、身分証明が街の出入りでしか活用されていない場合が多すぎなんですよ。
高額の契約――冒険者が土地建物を賃貸・購入する場合でも、誰でも作れる信憑性の怪しい『冒険者カード』なる身分証明ですら、提示を求められないことがほとんどです。

だけど、いくらフィクションの世界とはいえ、嘘とか詐欺とかの概念のない世界でも作らない限りは、人間心理としてちょっと無理ありすぎです。
描写されていないだけで、契約の際にはなんらかの形で『保障』を求められているため、ちゃんとした社会として成り立っている。
そう考えると、戸籍がない者は社会的信用を得られず、市民権の重要性は高いと判断するしかありません。


次に為政者がそういう政策を取った場合、領地や国を変えてまで冒険者を続けようって人間がどの程度いるかを考えると、そんな多くはないだろう、と推測します。

冒険者という職業が、市民生活の中で一定の地位を築いているとしても、『きつい』『汚い』『危険』の3K仕事どころではない、というのはきっと万人が納得できるでしょう。
テンプレ作品でも多くは、冒険者は『なりたくて就く職業』よりも、『それ以外に選択肢がない者が就く職業』といった書き方がされているように思います。
ならば別の、危険の少ない仕事に就けるチャンスがあるなら乗る。チャンスをふいにしてまで冒険者を続ける者はそう多くないだろう、と考えます。
[良い点]
身分証が簡単に作られてしまう危険性や国の支配にない武力が存在する危険性、村で暮らす人々の不自然なまでの弱さ等々矛盾点にきっちりと視点が当てられていることにスッキリした気分になりました。
一部考えさせられる部分もあったので今後の参考にさせて貰います。
[気になる点]
少し意見の異なるところがあったので以下に記載します。

1.他の職業になれば良いと言うが、基本コネがないと人は雇わない世界観だと思う。理由は信頼がないから。だからこいつは信頼できるとなっても、それは外部組織の人間として契約関係上信頼できるという意味で、身内に引き入れて良いと言う意味にはならないと思う。
2.そもそもこの世界観だと十分な教育を受けていないはずだから、一般人がスパイとか商売とか出来ないと思う。勿論、簡単に身分証を発行しているからスパイも紛れ込めるだろうけど、一般人にその教養はない。反対に言うと商人として育った人が武器の扱いを簡単に学べる環境があるとも思えない。歴史ある商家なら護衛専門の家を抱えているかもしれないが、ただの商人が武器の扱いを学んだり、武力を持つ人(護衛できる人)とコネクションがあったりするか疑問に思う。
3.このくらいの時代だと子沢山なはず。家を継げない兄弟姉妹は多く、その全てに職を紹介できるなんて村レベルの領主が出来るとは思えない。そんな幅広いコネクションを持っていたら、とっくに成り上がってると思う。そもそも子供達も継げないことが分かっている家にいつまでいるか不明。子供を売らないといけないような貧乏な家は普通にあるはずで、そういうところの子供は自ら出ていくことは十分考えられる。
4.教養がない、コネがない、ついでに成人していない子供の受け入れ先としての組織が何もなかった場合、奴隷層が非常に充実しているというか溢れているのではないだろうか。その場合、奴隷は一般的で、それはブラックな環境の冒険者と変わらない扱いのはず。そしてどちらの場合も治安の悪化は免れない。
5.貴族等の支配者層からすると一般人はぼこぼこ湧いてくる程度の認識のはず。つまり、支配者層の大半にとって、一般人を脅威に思うなんて恥くらいの認識のはず。きちんと一般人も脅威になり得ると認識出来る優秀な支配者層はどれ程居るのか疑問に思う。伊達に愚民政策をしているわけではないのだから。

以上のことから、私は冒険者ギルドの需要は支配者層側にも民側にもあると思いました。
但し、良い点にも書いた通り、おかしい部分は十分あります。
つまり、私はそういう組織自体は否定できず、矛盾部分だけ修正すれば組織として十分考えられる存在だと思います。

そもそも矛盾している組織や、存在しなくても良い組織なんて沢山ありますからね。現在でも「他で担えるかもしれないけど、あっても致死量の毒にならない限りは存在しててもいいんじゃない? 無くすと後始末しないといけないし、そんなことするくらいなら矛盾していようと現状維持で」と思われている組織が大半だと思います。
[一言]
何も考えずに異世界ファンタジーには、中世ヨーロッパが舞台で魔物や魔法、冒険者ギルドが付き物だよね! というテンプレの小説に面白くないものが多いのは確かです。
ですが、だからと言って否定をするのは小説家になろうというサイトを否定されているようで少しだけそれは違うのではと思いました。だって、ここは素人が欲望のままに投稿出来るというのが良い点なのですから。
その中から如何に面白い小説を探すかが利用者として望ましい姿勢だと思っています。
勿論反論はあると思いますが、返信は要りません。ただこのエッセイを読んで、私ももし書くとしたらこういう部分に気を付けないといけないなと自省する為に書いたので。

色々書きましたが、面白いエッセイをありがとうございました。
感想ありがとうございます。
不要とありますが、一応返信を。

ご納得いただけない部分……というか、自分は自説を語ってるだけで100%正しいなんて思っていませんし、現実に確かめようがないことですし、齟齬あるのが当然だと思っていますが。
異なるご意見については、自分の想定と視点が、朝樹四季様のものと違う、としか言いようがありません。

おおよそ自分はかなりマクロ寄り、大雑把で包括的な想定で自説を作っていますが、朝樹様はもう少しミクロ寄り、特定の作品設定であったり状況を想定されているとお見受けします。

『群盲象を評す』と言われるような視点の違いです。
どちらが正しいとかではなく、あえて言うなら自分も朝樹様も正しいし、同時に間違っています。

>1.
一般論としては身内は信頼できる、部外者は信頼できない、となるでしょう。
でも信用・信頼なんてのは結局個人間の問題です。ある人物から見れば、信頼できない身内もいれば、信頼できる部外者もいます。
信頼するのも、契約上だからという理由もあれば、身内に引き入れてもいいと思える人間性だと判断した場合と、色々でしょう。

こうした文章を作るとすれば、一般論で語るというのもひとつの方法ですが、自分にはそれが偏りだと感じたため、考えうる想定でふわっとした書き方をしています。


>2.
これは朝樹様の想定が限定的だからです。

『ある場所に来る人間の数を数えろ』『武装した男たちがいたら知らせろ』
こんな状況や指示があったとしたら、立派にスパイ活動ですし、教育を受けていない子供でも務まります。
『○○家の秘密を探れ』『不正の証拠を暴け』みたいな知識や技術が必要な状況は、スパイを使う側がそれが可能な人材を適材適所すればいいだけの話です。

商売だって計算できれば子供でも店番が務まる場合も多いでしょうし、それが無理でも計算できる人間の側で、人足や用心棒的な力仕事という選択肢もありえます。

で。職種によればコネや繋がりがない、学ぶ機会がない可能性もありえますけど。
例えばわかりやすく、武器屋が武器の扱いを知る機会や、武器を扱う職業人とのコネがないのは、むしろ異常では?
それに『機会がない』『コネがいない』⇒『必要なら新たに作ろう』となりません?


>3.
>子供を売らないといけないような貧乏な家は普通にあるはずで、そういうところの子供は自ら出ていくことは十分考えられる。

見返してみると、確かにこの想定には触れていませんね……
でも書き加えるか考えてみても、自分は『別にいいか』という判断をしますが。

冒険者ギルドと関係ある話にならないんですよ。
ひとつの物語でそのパターンを作るのは全然問題ないですけど、このエッセイでは取り上げる価値がありません。

家庭環境や経済上の問題で、その子供は村を飛び出すのなら、冒険者ギルドがあろうがなかろうが村を出る選択を取るわけです。
『冒険者ギルドに登録すれば金を稼げる』みたいな理由が出奔の一因になる可能性は否定しませんが、その子にとっては生きるために糧を得るのが目的であって、冒険者にこだわる理由が一切ありません。
魔物の危険性を考慮すれば、戦わなくていい仕事を求めるのが人情でしょうし。


>4
これに言及すると、冒険者と奴隷が両方存在する作品世界おかしくない? という話になるわけですが、それはさておき。

冒険者ギルドが存在せず、奴隷が一般的な世界は、一考どころではない余地があります。
現実の歴史がそうなのですから。治安がどんなものかは浅学で知りませんが、古代ローマなんて何百年も奴隷制度で社会構造を保ってたんですから、これ以上ない説得力の世界観設定です。

更に、テンプレ世界観でテンプレ冒険者ギルドを雇用先やセーフティネットとして考えるのは、色々な面から不可能です。
冒険者がギルドから受け取る金は、税金が差っぴかれてるなんて設定があるなら別ですけど、そうじゃないなら税金払わない連中の雇用を、為政者が保証するのは無理ありすぎる設定です。
それに命が安いのが一般的っぽい中世ヨーロッパ風異世界で、セーフティネットって概念がそもそも無理ありません?


>5
この話と冒険者ギルドとがどう結びつくのか、理解できません。

一般人ポコポコ生まれる⇒何割か金ヅル(税金)にならないし、そういう連中は治安を悪くする⇒そうだ! 魔物を戦う職業『冒険者』を作ろうぜ! 戸籍あやふやで税金払わないヤツらを減らせる上に登録料もガメられるぜ!⇒冒険者は素晴らしい職業だって宣伝しよう! 愚民政策だ!

みたいな経緯で為政者が冒険者ギルド設立とかなら理解できるのですが。


あと、そう思われるのも当然ですけど、自分は別に冒険者ギルドを全面否定はしていません。
作者がなにも考えず、『ある』という前提だけで設定ぶち込んだテンプレ冒険者ギルドは否定しますし、なくていいと思ってますけど。
自分はむしろ『こういう設定ならあっても不思議ない!』って思える冒険者ギルドを期待しています。
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