感想一覧
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[良い点]
クローズド・サークルものとして珍しい舞台設定良かったです。古風な漁村と、民俗学研究の変わった探偵・倫瑠の濃いキャラクターが素敵ですね。
四つの殺人事件、四人とも犯人が異なっている工夫。栄が八津葉を殺害する動機が一番強そうなのに、既に栄が、八津葉より先に死んでいたことで混乱しました。動機は充分、特に八津葉の乙女心と執念に物凄く共感しました……❗
八津葉ちゃんがどれくらい不細工なのか、気になります……‼
[気になる点]
八津葉ちゃん(¬_¬;)
宍戸絃次郎め(¬_¬)
クローズド・サークルものとして珍しい舞台設定良かったです。古風な漁村と、民俗学研究の変わった探偵・倫瑠の濃いキャラクターが素敵ですね。
四つの殺人事件、四人とも犯人が異なっている工夫。栄が八津葉を殺害する動機が一番強そうなのに、既に栄が、八津葉より先に死んでいたことで混乱しました。動機は充分、特に八津葉の乙女心と執念に物凄く共感しました……❗
八津葉ちゃんがどれくらい不細工なのか、気になります……‼
[気になる点]
八津葉ちゃん(¬_¬;)
宍戸絃次郎め(¬_¬)
[良い点]
舞台設定は私の好きなタイプでした。
[気になる点]
温かい目では見ずにということでしたので率直に申し上げますと、探偵の推理が推測や憶測の範囲を出ないもので、証拠に基づいた推理ではなかったことが残念でした。
舞台設定は私の好きなタイプでした。
[気になる点]
温かい目では見ずにということでしたので率直に申し上げますと、探偵の推理が推測や憶測の範囲を出ないもので、証拠に基づいた推理ではなかったことが残念でした。
浦澄様
作品をご覧いただき、また、ご感想までいただきありがとうございます。
全くもってぐうの音も出ないです(苦笑)
思い返してみると、安楽椅子探偵(しかも、本人が推理する気一切なし)×助手(こちらも別に証拠収集する気なし)の組み合わせだと、誰も証拠を集めてくれないんですよね(苦笑)
解決方法としては安楽椅子探偵を諦めるということですかね……
よく館モノとかでは推理小説サークルの人々が主人公に抜擢されますが、そのことの意味が分かる気がしました。本格ミステリを書くなら、真面目に探偵をしてくれる人物が必要なんですよね……
作品をご覧いただき、また、ご感想までいただきありがとうございます。
全くもってぐうの音も出ないです(苦笑)
思い返してみると、安楽椅子探偵(しかも、本人が推理する気一切なし)×助手(こちらも別に証拠収集する気なし)の組み合わせだと、誰も証拠を集めてくれないんですよね(苦笑)
解決方法としては安楽椅子探偵を諦めるということですかね……
よく館モノとかでは推理小説サークルの人々が主人公に抜擢されますが、そのことの意味が分かる気がしました。本格ミステリを書くなら、真面目に探偵をしてくれる人物が必要なんですよね……
- 菱川あいず
- 2018年 01月05日 21時58分
[一言]
〜以下ネタバレありなので未読の方はご注意を〜
以前からブックマークはしていたのですがようやく読み終えました。面白かったです。語り部にしてはハイレベルな変態過ぎる絃次郎君と、本当に最後の最後まで家から一歩もでなかった引きこもり民族学者の倫瑠さん。他にはないなんとも奇抜なコンビが年寄りばかりの村で民俗学の調査をしたりしてなかったりしてなかったりするユニークさが良かったです。
ただ、推理ものとして見るとややありきたりな様に感じました。外界とあまり関わらない村にて生け贄の風習があるのは(私的には)定番ですし、その風習を守るために人を殺したり自殺するのも(私的には)定番です。八津葉さんの死んだ理由などはこの村独自で成る程と感心させられましたが、それ以外の殺人はうーんと首を捻らざるを得ませんでした。特に栄さんの死に方はいくらなんでも……。彼の気持ちを思えば現実に起こりうるのかもしれませんが、ミステリとしてそれはちょっと……。
それから倫瑠さんの推理に関してですが、筋は通っていて読んでいる際は非常に面白かったのですが、よく考えると一切証拠が無いんですよね。だから、犯人があっさりと自白してしまったのが不思議ですし、人を殺してまでこの村の風習を守ろうとした彼らが倫瑠さんを殺そうとしなかったのは変に思いました。結果的に彼女が犯人を罰するつもりも村の風習をばらすつもりもなかったとはいえ、それを村の人たちがよく信じたなと。後、村の方針として生け贄を許容していたにも関わらず、死体を運んでいるのがばれそうになって慌てて逃げたとか、そもそも今回の件を村人のごく一部しか理解できていなかったのはどういうことかと思ってしまいました。
あー、なんというか文句が多くなってしまい申し訳ないです。面白かったのは確かですが、本格ミステリとしてはどうしても足りていないなと感じてしまい。
それから次回作の構想にミステリがなかったのはどういうことでしょうか!なろうにおいてはミステリ以外の作品を求めている方の方が多いのは理解していますが、ミステリ好きとしては是非菱川さんの推理ものをまた読みたいです!すぐにとは申しませぬが菱川さんの新作ミステリ、勝手に期待して待ってます( ロ_ロ)ゞ
〜以下ネタバレありなので未読の方はご注意を〜
以前からブックマークはしていたのですがようやく読み終えました。面白かったです。語り部にしてはハイレベルな変態過ぎる絃次郎君と、本当に最後の最後まで家から一歩もでなかった引きこもり民族学者の倫瑠さん。他にはないなんとも奇抜なコンビが年寄りばかりの村で民俗学の調査をしたりしてなかったりしてなかったりするユニークさが良かったです。
ただ、推理ものとして見るとややありきたりな様に感じました。外界とあまり関わらない村にて生け贄の風習があるのは(私的には)定番ですし、その風習を守るために人を殺したり自殺するのも(私的には)定番です。八津葉さんの死んだ理由などはこの村独自で成る程と感心させられましたが、それ以外の殺人はうーんと首を捻らざるを得ませんでした。特に栄さんの死に方はいくらなんでも……。彼の気持ちを思えば現実に起こりうるのかもしれませんが、ミステリとしてそれはちょっと……。
それから倫瑠さんの推理に関してですが、筋は通っていて読んでいる際は非常に面白かったのですが、よく考えると一切証拠が無いんですよね。だから、犯人があっさりと自白してしまったのが不思議ですし、人を殺してまでこの村の風習を守ろうとした彼らが倫瑠さんを殺そうとしなかったのは変に思いました。結果的に彼女が犯人を罰するつもりも村の風習をばらすつもりもなかったとはいえ、それを村の人たちがよく信じたなと。後、村の方針として生け贄を許容していたにも関わらず、死体を運んでいるのがばれそうになって慌てて逃げたとか、そもそも今回の件を村人のごく一部しか理解できていなかったのはどういうことかと思ってしまいました。
あー、なんというか文句が多くなってしまい申し訳ないです。面白かったのは確かですが、本格ミステリとしてはどうしても足りていないなと感じてしまい。
それから次回作の構想にミステリがなかったのはどういうことでしょうか!なろうにおいてはミステリ以外の作品を求めている方の方が多いのは理解していますが、ミステリ好きとしては是非菱川さんの推理ものをまた読みたいです!すぐにとは申しませぬが菱川さんの新作ミステリ、勝手に期待して待ってます( ロ_ロ)ゞ
「死体を運んでいるところを見られると色々と厄介ですからね。せっかく捧げた生贄を引き揚げるという神への背徳を正当化するためには,矢板の死がミズムシイタルコの手によるものではないことを説明しなければならない。そうすれば,ハイラル・エナジーの計画を止めるために興治さんが偽造したダイイングメッセージが台無しになっていまいます。ご協力ありがとうございました。阿久津さん,席に戻っていいですよ」
「無論,村人は日菜姫さんの死体がイタルコ岩の付近ではなく浜辺で発見されたことから,日菜姫さんが生贄に捧げられたとは思っていません。別に興治さんが死ななくたって,自然と八津葉さんを生贄とする流れとなったでしょう。しかし,熊蔵さんは違う。自らが日菜姫さんを沈めたのですから,日菜姫さんが生贄にされた事実を知っている。八津葉さんを生贄に捧げようという流れができても,熊蔵さんが,すでに日菜姫さんが生贄に捧げられているという事実を暴露すれば,八津葉さんを生贄に捧げることが阻止されています。そのため,栄さんの自殺は,熊蔵さんを対象としたメッセージといえます」
これこそが,巳織村の人間が隠したがっていた,村の秘密の核心だったのである。倫瑠がこの話をステージではせず,帰りの新幹線まで持ち帰ったのは,倫瑠自身の身の安全を考えてのことだろう。ここまで知っていることがバレれば,マニフェストにおいて犯人の告発をしないことを約束していたとはいえ,口止めのために暗殺けされる可能性は十分にある。
天草様のご指摘を受けまして,上記の3つの文章を適宜加筆追加しました。
拙作が少しだけ論理武装できました。ありがとうございました。
あ,推理に証拠がない点についてはぐうの音も出ないです。やっぱり本格ミステリ書くのは苦手ですね…
「無論,村人は日菜姫さんの死体がイタルコ岩の付近ではなく浜辺で発見されたことから,日菜姫さんが生贄に捧げられたとは思っていません。別に興治さんが死ななくたって,自然と八津葉さんを生贄とする流れとなったでしょう。しかし,熊蔵さんは違う。自らが日菜姫さんを沈めたのですから,日菜姫さんが生贄にされた事実を知っている。八津葉さんを生贄に捧げようという流れができても,熊蔵さんが,すでに日菜姫さんが生贄に捧げられているという事実を暴露すれば,八津葉さんを生贄に捧げることが阻止されています。そのため,栄さんの自殺は,熊蔵さんを対象としたメッセージといえます」
これこそが,巳織村の人間が隠したがっていた,村の秘密の核心だったのである。倫瑠がこの話をステージではせず,帰りの新幹線まで持ち帰ったのは,倫瑠自身の身の安全を考えてのことだろう。ここまで知っていることがバレれば,マニフェストにおいて犯人の告発をしないことを約束していたとはいえ,口止めのために暗殺けされる可能性は十分にある。
天草様のご指摘を受けまして,上記の3つの文章を適宜加筆追加しました。
拙作が少しだけ論理武装できました。ありがとうございました。
あ,推理に証拠がない点についてはぐうの音も出ないです。やっぱり本格ミステリ書くのは苦手ですね…
- 菱川あいず
- 2017年 12月22日 23時58分
あ、一つ忘れてました。
後付けっぽくて恐縮ですが、倫瑠が、他の村の子を生贄にしていることをステージではなく、帰りの新幹線の中ではじめて言ったのは、このことこそがこの村の秘密の核心であり、このことをステージで言ったら、それこそ村人に殺されると判断したからです。
このあたりはもう少し説明が必要だったかもしれません。機を見て修正いたします。
後付けっぽくて恐縮ですが、倫瑠が、他の村の子を生贄にしていることをステージではなく、帰りの新幹線の中ではじめて言ったのは、このことこそがこの村の秘密の核心であり、このことをステージで言ったら、それこそ村人に殺されると判断したからです。
このあたりはもう少し説明が必要だったかもしれません。機を見て修正いたします。
- 菱川あいず
- 2017年 12月22日 23時08分
天草様
またもや拙作をお読みくださりありがとうございました!
ミステリとしての詰めが甘いのは歴然たる事実で、普段からミステリを読み慣れてる人には物足りなく感じるのも頷けます。
この作品はとりわけミステリファンウケを狙ってないんです。
というのも、この作品を構想したときは、菱川の不遇の時代であり、なろうではミステリ小説はウケない、というネガティブな確信のもと、どのようにしてミステリ小説を読ませるか、ミステリ以外の手法でミステリを読ませるしかないのではないか、という心境だったからです。
概ね指摘は当たってるのですが、3点だけ反論させてください(主に僕の言葉不足に起因していますが)。
>人を殺してまでこの村の風習を守ろうとした
この点はミスリーディングな気がします。
興治が矢板を殺したのは、漁業を守るためであり、風習を守ろうとしたわけではありません。
熊蔵が日菜姫を殺したのは、ミズムシイタルコの怒りをおさめるために必要だと信じていたからです。言い換えれば、さらなる水死者を出さないためです。
阿久津の行動は風習を守るためといえるかもしれませんが(僕は違うとは思っています。過去の人攫いと殺人行為を隠蔽するためです)、死体を運んだだけで、誰も殺していません。
拙作で風習を守るために人を殺したり、自殺をしたりした人間は誰もいないというのが作者の見解ですが、作者が書いたつもりのものと実際に書いた作品が違ってくることはままあるので、作者の見解がすべてとは思っていません。
>村の方針として生贄を許容していたにもかかわらず、死体を運んでいるのがバレそうになって慌てて逃げた
阿久津が慌てて逃げたのには、2つの説明が可能です。
1 海に沈める以外の方法で殺した、と誤認されると考えたから
2 阿久津の行為は、せっかく生贄に捧げた女性を連れ戻すという神への背任行為だから
論理的に考えたら2ですが、とっさの行動であることを踏まえれば、1の方が人間的であり自然な気もしています。
>そもそも今回の件を村人のごく一部しか理解できていなかったのはどういうことか
今回の件のミソは、生贄に捧げられた死体が、阿久津の行為によって、生贄に捧げられたように見えなかった、ということにあると思います。
村人は、日菜姫が行方不明になっていれば、ああ、生贄か、と理解できるのですが、日菜姫の死体が浜辺で見つかったため、日菜姫が生贄によって死んだと気付けない。八津葉の場合も然りです。
ただ、日菜姫を実際に生贄に捧げた熊蔵だけは日菜姫が生贄によって死んだと知っている。栄が自殺をしたのは、熊蔵のみに対しての「生贄がまだ足りない」というメッセージなのです。
この辺りの説明は論理的な帰結だとは考えてますが、早く完結させたいがために僕が説明を省いている部分ですね。。。
生贄が定番という指摘は全くごもっともです。民俗学=生贄だね!という安直な発想に立っています。
栄さんの死に方についても、ミステリではアンフェアであることは間違いないです。もっとちゃんとした凶器のある方法でミステリとして自然な死に方にさせようとも考えたのですが、ミステリとして自然にすればするほど栄の気持ちが伝わりにくくなるというトレードオフがあると感じていたので、ミステリとして無理かもしれないけど感情は伝わりやすい方法を選びました。
僕は京極夏彦の姑獲鳥の夏がめちゃくちゃ好きなのですが、ああいう、ミステリとしてはアンフェアだけど読者を納得させてしまうというのを栄の死の場面では狙ったのですが、10人いたら3〜4人にしか伝わらないかな、ということは覚悟の上です。
僕自身、几帳面とは程遠い人物なので、気の行かない部分は多いと思います。もちろん矛盾のない作品は書きますが、フェアさ以上に派手さを好むところがあるので、なろうの中では超ミステリの人ですが、正真正銘のミステリの人から見たら亜流なのかなという気もしてます。
色々と勉強させていただきありがとうございました。
義務的にR18等を書かなければならないのですが、今構想を練ってるのはもっぱらミステリです。
今後とも厳しく見守っていただければ幸いです。
またもや拙作をお読みくださりありがとうございました!
ミステリとしての詰めが甘いのは歴然たる事実で、普段からミステリを読み慣れてる人には物足りなく感じるのも頷けます。
この作品はとりわけミステリファンウケを狙ってないんです。
というのも、この作品を構想したときは、菱川の不遇の時代であり、なろうではミステリ小説はウケない、というネガティブな確信のもと、どのようにしてミステリ小説を読ませるか、ミステリ以外の手法でミステリを読ませるしかないのではないか、という心境だったからです。
概ね指摘は当たってるのですが、3点だけ反論させてください(主に僕の言葉不足に起因していますが)。
>人を殺してまでこの村の風習を守ろうとした
この点はミスリーディングな気がします。
興治が矢板を殺したのは、漁業を守るためであり、風習を守ろうとしたわけではありません。
熊蔵が日菜姫を殺したのは、ミズムシイタルコの怒りをおさめるために必要だと信じていたからです。言い換えれば、さらなる水死者を出さないためです。
阿久津の行動は風習を守るためといえるかもしれませんが(僕は違うとは思っています。過去の人攫いと殺人行為を隠蔽するためです)、死体を運んだだけで、誰も殺していません。
拙作で風習を守るために人を殺したり、自殺をしたりした人間は誰もいないというのが作者の見解ですが、作者が書いたつもりのものと実際に書いた作品が違ってくることはままあるので、作者の見解がすべてとは思っていません。
>村の方針として生贄を許容していたにもかかわらず、死体を運んでいるのがバレそうになって慌てて逃げた
阿久津が慌てて逃げたのには、2つの説明が可能です。
1 海に沈める以外の方法で殺した、と誤認されると考えたから
2 阿久津の行為は、せっかく生贄に捧げた女性を連れ戻すという神への背任行為だから
論理的に考えたら2ですが、とっさの行動であることを踏まえれば、1の方が人間的であり自然な気もしています。
>そもそも今回の件を村人のごく一部しか理解できていなかったのはどういうことか
今回の件のミソは、生贄に捧げられた死体が、阿久津の行為によって、生贄に捧げられたように見えなかった、ということにあると思います。
村人は、日菜姫が行方不明になっていれば、ああ、生贄か、と理解できるのですが、日菜姫の死体が浜辺で見つかったため、日菜姫が生贄によって死んだと気付けない。八津葉の場合も然りです。
ただ、日菜姫を実際に生贄に捧げた熊蔵だけは日菜姫が生贄によって死んだと知っている。栄が自殺をしたのは、熊蔵のみに対しての「生贄がまだ足りない」というメッセージなのです。
この辺りの説明は論理的な帰結だとは考えてますが、早く完結させたいがために僕が説明を省いている部分ですね。。。
生贄が定番という指摘は全くごもっともです。民俗学=生贄だね!という安直な発想に立っています。
栄さんの死に方についても、ミステリではアンフェアであることは間違いないです。もっとちゃんとした凶器のある方法でミステリとして自然な死に方にさせようとも考えたのですが、ミステリとして自然にすればするほど栄の気持ちが伝わりにくくなるというトレードオフがあると感じていたので、ミステリとして無理かもしれないけど感情は伝わりやすい方法を選びました。
僕は京極夏彦の姑獲鳥の夏がめちゃくちゃ好きなのですが、ああいう、ミステリとしてはアンフェアだけど読者を納得させてしまうというのを栄の死の場面では狙ったのですが、10人いたら3〜4人にしか伝わらないかな、ということは覚悟の上です。
僕自身、几帳面とは程遠い人物なので、気の行かない部分は多いと思います。もちろん矛盾のない作品は書きますが、フェアさ以上に派手さを好むところがあるので、なろうの中では超ミステリの人ですが、正真正銘のミステリの人から見たら亜流なのかなという気もしてます。
色々と勉強させていただきありがとうございました。
義務的にR18等を書かなければならないのですが、今構想を練ってるのはもっぱらミステリです。
今後とも厳しく見守っていただければ幸いです。
- 菱川あいず
- 2017年 12月22日 23時03分
[良い点]
ほぼ一気読みでした。倫瑠と絃次郎の漫才のようなやりとりが面白かったです。てっきり安楽椅子探偵かと思っていた倫瑠が最後、思わぬ舞台(笑)で華麗な推理を披露する場面は圧巻でした。色ボケジジィの集まりかと思った村人たちの設定もちゃんと理由があったんですね。倫瑠が本来の職業(?)の民俗学の観点から謎を紐解いていくので、ラスト近くで突然倫瑠への株が上がりました。
[気になる点]
個人的な趣味ですが…絃次郎のキャラはちょいと引きました(笑。あと…これは言うべきことではないのかもしれませんが(野暮なことなのかもですが…)連続殺人事件が起こったというのに警察が登場しないのは? せめて村の駐在さんとか。金田一耕助シリーズ同様、役には立たないかもしれませんが。
[一言]
犯人と犯行動機については本当に驚きました。動機の面も含めて、因習に満ちた村をうまく書き表せていて、コミカルな反面、ちょっと怖いなと感じました。
この二人のキャラは濃いので、シリーズで書けそうなかんじがしますが、いかがお考えですか?
ほぼ一気読みでした。倫瑠と絃次郎の漫才のようなやりとりが面白かったです。てっきり安楽椅子探偵かと思っていた倫瑠が最後、思わぬ舞台(笑)で華麗な推理を披露する場面は圧巻でした。色ボケジジィの集まりかと思った村人たちの設定もちゃんと理由があったんですね。倫瑠が本来の職業(?)の民俗学の観点から謎を紐解いていくので、ラスト近くで突然倫瑠への株が上がりました。
[気になる点]
個人的な趣味ですが…絃次郎のキャラはちょいと引きました(笑。あと…これは言うべきことではないのかもしれませんが(野暮なことなのかもですが…)連続殺人事件が起こったというのに警察が登場しないのは? せめて村の駐在さんとか。金田一耕助シリーズ同様、役には立たないかもしれませんが。
[一言]
犯人と犯行動機については本当に驚きました。動機の面も含めて、因習に満ちた村をうまく書き表せていて、コミカルな反面、ちょっと怖いなと感じました。
この二人のキャラは濃いので、シリーズで書けそうなかんじがしますが、いかがお考えですか?
- 投稿者: 退会済み
- 女性
- 2017年 12月08日 14時10分
管理
野間口様
拙作をお読みいただきありがとうございます!しかもほぼ一気読みだなんて,とてもありがたいです!
元々安楽椅子探偵にする予定だったのですが,それだとつまらなくて嫌だな,と思い,約2年間作品を寝かせた末,美少女総選挙のくだりが思いついたので,よし,連載しよう! と思い立った次第です。
実は村長が超まともな人だった,というオチが本作の最大の見せ場かもしれません(笑)
元々倫瑠の株は低かったんですねww 筆者の中では,ドSの性悪美女,というだけで株が高いのですが… そうした筆者の変態さ度合いがそのまま絃次郎の変態さへとつながっているんでしょうね。。。絃次郎の性格を矯正するためには,まず筆者の性格を矯正しなければならないという(苦笑)
警察の件はやはり気になりますか(笑) 僕の中のイメージだと,この村には警察はおらず,かつ,村人が警察に通報することはありえないので(ミズムシイタルコが絡んでいるので),警察は登場しない,と考えていましたが,村の駐在(一人くらい)はさすがにいそうですね(その発想はありませんでした)。どっかに記述を足しておきます。
いやあ,シリーズ化は可能なのですが,筆者の能力と民俗学の知識が追いつかないんですね(苦笑)
民俗学の本を読んでいて何かひらめくことがあれば次のシリーズを書きます!
ご指摘も含め,色々とありがとうございました!
拙作をお読みいただきありがとうございます!しかもほぼ一気読みだなんて,とてもありがたいです!
元々安楽椅子探偵にする予定だったのですが,それだとつまらなくて嫌だな,と思い,約2年間作品を寝かせた末,美少女総選挙のくだりが思いついたので,よし,連載しよう! と思い立った次第です。
実は村長が超まともな人だった,というオチが本作の最大の見せ場かもしれません(笑)
元々倫瑠の株は低かったんですねww 筆者の中では,ドSの性悪美女,というだけで株が高いのですが… そうした筆者の変態さ度合いがそのまま絃次郎の変態さへとつながっているんでしょうね。。。絃次郎の性格を矯正するためには,まず筆者の性格を矯正しなければならないという(苦笑)
警察の件はやはり気になりますか(笑) 僕の中のイメージだと,この村には警察はおらず,かつ,村人が警察に通報することはありえないので(ミズムシイタルコが絡んでいるので),警察は登場しない,と考えていましたが,村の駐在(一人くらい)はさすがにいそうですね(その発想はありませんでした)。どっかに記述を足しておきます。
いやあ,シリーズ化は可能なのですが,筆者の能力と民俗学の知識が追いつかないんですね(苦笑)
民俗学の本を読んでいて何かひらめくことがあれば次のシリーズを書きます!
ご指摘も含め,色々とありがとうございました!
- 菱川あいず
- 2017年 12月10日 14時00分
[一言]
完結おめでとうございます。
割烹での完結報告を見て一気に読ませてもらいました。
で、思ったのは。
やっぱり菱川さんのは面白いなぁ、と。たまんねぇなぁ、と。
事件起こる前から笑わせてもらって、事件起きてからも引き込まれ、推理編で「そういう事か」と膝を打ち、エピローグで倫瑠と絃次郎のやり取りにニヤニヤとさせられて、更には毎度の後書きでまた笑わせて、「もうこの人には何から何まで敵わないなぁ」と頭のオカシイ連続殺人犯を描いた(宣伝)私はもう脱帽です。嫉妬すら起きません。あ、別に初めから敵うとも思ってませんでしたが。
事件の犯人も「なるほど、やられた!」と感心するばかりですし、各々のキャラの強さも、単なるコミカル描写と思いきや真相と絡めてくる構成も上手いなぁと感心するばかりでした。
楽しい時間を提供して下さった菱川さんに感謝を。
そして童話というジャンルに真正面から喧嘩を売っているようなタイトルの新作も楽しみにしています。
完結おめでとうございます。
割烹での完結報告を見て一気に読ませてもらいました。
で、思ったのは。
やっぱり菱川さんのは面白いなぁ、と。たまんねぇなぁ、と。
事件起こる前から笑わせてもらって、事件起きてからも引き込まれ、推理編で「そういう事か」と膝を打ち、エピローグで倫瑠と絃次郎のやり取りにニヤニヤとさせられて、更には毎度の後書きでまた笑わせて、「もうこの人には何から何まで敵わないなぁ」と頭のオカシイ連続殺人犯を描いた(宣伝)私はもう脱帽です。嫉妬すら起きません。あ、別に初めから敵うとも思ってませんでしたが。
事件の犯人も「なるほど、やられた!」と感心するばかりですし、各々のキャラの強さも、単なるコミカル描写と思いきや真相と絡めてくる構成も上手いなぁと感心するばかりでした。
楽しい時間を提供して下さった菱川さんに感謝を。
そして童話というジャンルに真正面から喧嘩を売っているようなタイトルの新作も楽しみにしています。
新藤様
殺人遺伝子に引き続き,大変恐縮なご感想をいただきありがとうございます。人気作家様からご感想をいただくと恐縮してしまうのです。。
たまんねえと言っていただけるととても嬉しいです。長編を書くのが苦手なので,途中何度も心が折れそうになったのですが,最後まで駆け抜けて良かったと心から思います。
後書きは頑張りましたね。わざわざ山奥でムカデを探して,ムカデのいるところに指を突っ込むのには一苦労でした(やらせ)。
おお,エピローグ良かったですか! それは嬉しいご感想です。
小松和彦氏の「異人論」という民俗学のとても面白い本があり,その本の考えを基調として組み立てたのが今回のエピローグです。そして,出張帰りの新幹線のビールがたまんないなと日頃思っているので,場面は迷わず新幹線の車内にしました。あと,菱川は大学生・院生の頃に日常的にロリコンいじりを受けていたので,ロリコンいじりのシーンには自信があります←
敵う敵わないとか,比べる比べない以前に,菱川は変質者なので,相手にしないことをオススメします← 人を笑わせなきゃ!とか辻褄合わせなきゃ!っていうことに子供の頃から強迫観念を持っているんですよね。心理検査とかIQ検査受けたときも異常な結果が出ましたし。なので,相手にしない方がいいと思います。。。
おお,そうでしたね! 新藤様もついにミステリーに参戦されているんですよね! 申し訳ないことに前作のときに読む読む言っていたのに,思った以上に仕事に時間を持って行かれてしまい読めなかったのですが(たしか2,3話程度は読んだ気が),今度こそ時間を作って読ませていただきたいと思います。
新藤さんとは創作論とかも語れそうな気がするので,なおさら読んでみたいと思います。こちらこそ多大に感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。
殺人遺伝子に引き続き,大変恐縮なご感想をいただきありがとうございます。人気作家様からご感想をいただくと恐縮してしまうのです。。
たまんねえと言っていただけるととても嬉しいです。長編を書くのが苦手なので,途中何度も心が折れそうになったのですが,最後まで駆け抜けて良かったと心から思います。
後書きは頑張りましたね。わざわざ山奥でムカデを探して,ムカデのいるところに指を突っ込むのには一苦労でした(やらせ)。
おお,エピローグ良かったですか! それは嬉しいご感想です。
小松和彦氏の「異人論」という民俗学のとても面白い本があり,その本の考えを基調として組み立てたのが今回のエピローグです。そして,出張帰りの新幹線のビールがたまんないなと日頃思っているので,場面は迷わず新幹線の車内にしました。あと,菱川は大学生・院生の頃に日常的にロリコンいじりを受けていたので,ロリコンいじりのシーンには自信があります←
敵う敵わないとか,比べる比べない以前に,菱川は変質者なので,相手にしないことをオススメします← 人を笑わせなきゃ!とか辻褄合わせなきゃ!っていうことに子供の頃から強迫観念を持っているんですよね。心理検査とかIQ検査受けたときも異常な結果が出ましたし。なので,相手にしない方がいいと思います。。。
おお,そうでしたね! 新藤様もついにミステリーに参戦されているんですよね! 申し訳ないことに前作のときに読む読む言っていたのに,思った以上に仕事に時間を持って行かれてしまい読めなかったのですが(たしか2,3話程度は読んだ気が),今度こそ時間を作って読ませていただきたいと思います。
新藤さんとは創作論とかも語れそうな気がするので,なおさら読んでみたいと思います。こちらこそ多大に感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。
- 菱川あいず
- 2017年 12月06日 00時53分
[良い点]
四件の殺人事件がどうして起こったのか、その理由が面白かったです。
その理由の背景も丁寧に説明されていて、「なるほどー」っと感心しました。
この面白いストーリーを魅せるのにぴったりな、読みやすい文体もとてもいいと思います。
[一言]
こんにちは。月宮明理です。
今回も完結の報せを聞いて一気読みしました!
あいずさんの作品は相変わらず面白くて最高です!!
事件が起こるまでのおかしなやり取りが愉快で、サクサク読み進められました。
もちろん、推理しながら読みました。
最初は倫瑠も怪しくて、「いや、でも、本格派ミステリーであの位置の人が犯人はないでしょ!」とかメタ的な推理をしてました(笑)
四件の殺人の犯人が一人ではなく……というのだけは当たっていましたが、それ以外は全然分からなかったです。
三件目の事件の動機がすごく好きでした。
そして三件目の動機を成就させる四件目事件もすごく好きなんです!!
もしも四件目の事件の犯人がもっと四件目の被害者の命を大切にしていればこういう結果にはならなかったわけで……!(ネタバレにならないようにボカしておきます!)
読んでいて、『GS美神』という漫画を思い出しました。頭が切れて人使いの荒い年上美人と、能力平凡な美人に弱い男のコンビだからでしょうねー!
絃次郎と倫瑠が別の調査に行く話も読みたいなー、と思います。
すごく個人的願望で申し訳ないですが、シリーズ化して欲しいです!!!
今回もとても面白かったです。
ありがとうございました。
四件の殺人事件がどうして起こったのか、その理由が面白かったです。
その理由の背景も丁寧に説明されていて、「なるほどー」っと感心しました。
この面白いストーリーを魅せるのにぴったりな、読みやすい文体もとてもいいと思います。
[一言]
こんにちは。月宮明理です。
今回も完結の報せを聞いて一気読みしました!
あいずさんの作品は相変わらず面白くて最高です!!
事件が起こるまでのおかしなやり取りが愉快で、サクサク読み進められました。
もちろん、推理しながら読みました。
最初は倫瑠も怪しくて、「いや、でも、本格派ミステリーであの位置の人が犯人はないでしょ!」とかメタ的な推理をしてました(笑)
四件の殺人の犯人が一人ではなく……というのだけは当たっていましたが、それ以外は全然分からなかったです。
三件目の事件の動機がすごく好きでした。
そして三件目の動機を成就させる四件目事件もすごく好きなんです!!
もしも四件目の事件の犯人がもっと四件目の被害者の命を大切にしていればこういう結果にはならなかったわけで……!(ネタバレにならないようにボカしておきます!)
読んでいて、『GS美神』という漫画を思い出しました。頭が切れて人使いの荒い年上美人と、能力平凡な美人に弱い男のコンビだからでしょうねー!
絃次郎と倫瑠が別の調査に行く話も読みたいなー、と思います。
すごく個人的願望で申し訳ないですが、シリーズ化して欲しいです!!!
今回もとても面白かったです。
ありがとうございました。
- 投稿者: 月宮明理/月宮あかり
- 2017年 12月03日 11時58分
月宮明理様
毎度お世話になっております。またまた拙作をお読みいただきありがとうございます。
謎解きを評価していただけてとても嬉しいです。菱川は一応ミステリー作家なので,謎解きが命で,それ以外のコメディータッチとかはおまけなのですが,本作はおまけの部分に力を入れすぎたので,メインが薄れていないかと心配でした(苦笑)今回のご感想のように,謎解き部分について詳細にコメントをいただけると,今後に生かすこともできます。とてもありがたいです。
倫瑠犯人パターンですか(笑) 正直,全く考えませんでした。本作を書いた動機として,直球のミステリーを書きたいというのがあったので,そういう変化球の可能性は排除していたんでしょうね。あと,本作の登場キャラクターは倫瑠以外そんなに賢くないので,倫瑠が犯人だと解決する人が誰もいない(苦笑)
おお,4件の殺人が同一犯によるものでないことは気付かれましたか! さすがですね!
「連続殺人」というタイトルと,4件も殺人起きたら当然同一犯でしょ!という先入観を使ってミスリードを誘ったつもりでしたが,引っかかりませんでしたか! さすがです!
僕も本作のキーは3件目と4件目だと考えています(特に4件目)。しかし,キーであると同時に賛否両論分かれるな,と覚悟していたのも3件目と4件目でした。
とりわけ3件目は菱川的にはかなり攻めましたね。正直,もっと自然な殺し方もできたと思うんです。流しの前で殺したり,それこそ死体のそばにコップを置いたり。ただ,あえて,ああいう無茶な殺し方を選択しました。それは,そんな無茶が可能なくらいの極限状態であることを伝えるためであり,動機を強調するためですね。
4件目も似たようなところがあって,足に縄の跡があってもいいと思うんです。たとえ4件目の犯人が4件目の犯人だとしても,そっちの方が死に方としては自然だと思います。しかし,あえて足に縄の跡をつけませんでした。これもそっちの方が動機が強調されると思ったからです。
そして,4件目については,本当に感情面がキーなんですよ。うわあ巫女モノ小説で同じネタ使っちゃったよ,と思いつつ,主人公との出会いのシーンを書いたのは,やはりあのシーンが被害者の心情みたいなものをもっとも印象的に表現できるからと思ったからなんです。自分から胸を見せたがるって,自分を大事にしてない証拠じゃないですか(多分)
いやあ,まさに菱川がもっとも語りたい部分に感想でスポットを当ててくださるなんて! 勝手に僕は月宮様に同質性を感じています。僕が知っているなろう作家さんの中では月宮様が一番感性が近いかな,と。
GS美神ですかあ。赤い髪のやつですよね。倫瑠のルックスについてはあえて(手抜きで)詳述していないので,ご自由に当てはめてください。
シリーズ化が可能なような設定にはしてあるのですが,本作で菱川の民俗学的知識の全てを出し切った感があるので,もっと民俗学について勉強しないと難しそうですね…
いえいえ。そろそろネタ切れしてきたので,月宮様の作品も含む様々な作品を読み漁るモードに入りたいと思っています。
毎度お世話になっております。またまた拙作をお読みいただきありがとうございます。
謎解きを評価していただけてとても嬉しいです。菱川は一応ミステリー作家なので,謎解きが命で,それ以外のコメディータッチとかはおまけなのですが,本作はおまけの部分に力を入れすぎたので,メインが薄れていないかと心配でした(苦笑)今回のご感想のように,謎解き部分について詳細にコメントをいただけると,今後に生かすこともできます。とてもありがたいです。
倫瑠犯人パターンですか(笑) 正直,全く考えませんでした。本作を書いた動機として,直球のミステリーを書きたいというのがあったので,そういう変化球の可能性は排除していたんでしょうね。あと,本作の登場キャラクターは倫瑠以外そんなに賢くないので,倫瑠が犯人だと解決する人が誰もいない(苦笑)
おお,4件の殺人が同一犯によるものでないことは気付かれましたか! さすがですね!
「連続殺人」というタイトルと,4件も殺人起きたら当然同一犯でしょ!という先入観を使ってミスリードを誘ったつもりでしたが,引っかかりませんでしたか! さすがです!
僕も本作のキーは3件目と4件目だと考えています(特に4件目)。しかし,キーであると同時に賛否両論分かれるな,と覚悟していたのも3件目と4件目でした。
とりわけ3件目は菱川的にはかなり攻めましたね。正直,もっと自然な殺し方もできたと思うんです。流しの前で殺したり,それこそ死体のそばにコップを置いたり。ただ,あえて,ああいう無茶な殺し方を選択しました。それは,そんな無茶が可能なくらいの極限状態であることを伝えるためであり,動機を強調するためですね。
4件目も似たようなところがあって,足に縄の跡があってもいいと思うんです。たとえ4件目の犯人が4件目の犯人だとしても,そっちの方が死に方としては自然だと思います。しかし,あえて足に縄の跡をつけませんでした。これもそっちの方が動機が強調されると思ったからです。
そして,4件目については,本当に感情面がキーなんですよ。うわあ巫女モノ小説で同じネタ使っちゃったよ,と思いつつ,主人公との出会いのシーンを書いたのは,やはりあのシーンが被害者の心情みたいなものをもっとも印象的に表現できるからと思ったからなんです。自分から胸を見せたがるって,自分を大事にしてない証拠じゃないですか(多分)
いやあ,まさに菱川がもっとも語りたい部分に感想でスポットを当ててくださるなんて! 勝手に僕は月宮様に同質性を感じています。僕が知っているなろう作家さんの中では月宮様が一番感性が近いかな,と。
GS美神ですかあ。赤い髪のやつですよね。倫瑠のルックスについてはあえて(手抜きで)詳述していないので,ご自由に当てはめてください。
シリーズ化が可能なような設定にはしてあるのですが,本作で菱川の民俗学的知識の全てを出し切った感があるので,もっと民俗学について勉強しないと難しそうですね…
いえいえ。そろそろネタ切れしてきたので,月宮様の作品も含む様々な作品を読み漁るモードに入りたいと思っています。
- 菱川あいず
- 2017年 12月06日 00時33分
[良い点]
明るく最後まで駆け抜け抜ける中に、盛り込まれた布石を見抜けませんでした。やられたぁ、といった感想を述べます。
会話の中に巧妙に仕掛けられるヒントは、最後に明かされてスッキリする。うん、おいしかったですよ。
違和感を感じさせるように、敷かれたレールを走り抜けました。
次回作でも、スッキリさせて欲しいと願っております。
[一言]
お疲れ様でした。
ライトであいずさまらしい調子で最後まで駆け抜けたのではないでしょうか?
もちろん嫌いではありませんよ。大好きです。
推理かよ? とまあ、暴言をぶちまけた件は、深く謝罪をさせていただきます。
はい、推理小説です。とびきりライトです。いひひ。
次作の構想も、練られているようで安心しました。
ポンコツも頑張ってくださいね。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。
明るく最後まで駆け抜け抜ける中に、盛り込まれた布石を見抜けませんでした。やられたぁ、といった感想を述べます。
会話の中に巧妙に仕掛けられるヒントは、最後に明かされてスッキリする。うん、おいしかったですよ。
違和感を感じさせるように、敷かれたレールを走り抜けました。
次回作でも、スッキリさせて欲しいと願っております。
[一言]
お疲れ様でした。
ライトであいずさまらしい調子で最後まで駆け抜けたのではないでしょうか?
もちろん嫌いではありませんよ。大好きです。
推理かよ? とまあ、暴言をぶちまけた件は、深く謝罪をさせていただきます。
はい、推理小説です。とびきりライトです。いひひ。
次作の構想も、練られているようで安心しました。
ポンコツも頑張ってくださいね。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。
菅康様
ご感想いただき誠にありがとうございます!
序盤は明るく、終盤はシリアスに、を心掛けたつもりでしたが、結局最後まで明るくなってしまいましたね(苦笑)
岩の話とか調査船の話とか、不自然なまでにわざと会話に組み込むことによって伏線としました。今回の作品で伏線をまあまあ張れたのは、「ネーム方式」で、最初に3万字程度でスタートからゴールまでのあらすじを書いていたからだと思います。遠回りのようで案外効率の良い方法なので皆様にオススメしたいところ。
スッキリしてくださったという感想がとても嬉しいです!ありがとうございます!
なかなか自分らしさのレールからは逃れることはできないと感じる今日この頃ですので、自分らしさを追及していきましょう!
評価点も非常に助かりました!ありがとうございました!
ご感想いただき誠にありがとうございます!
序盤は明るく、終盤はシリアスに、を心掛けたつもりでしたが、結局最後まで明るくなってしまいましたね(苦笑)
岩の話とか調査船の話とか、不自然なまでにわざと会話に組み込むことによって伏線としました。今回の作品で伏線をまあまあ張れたのは、「ネーム方式」で、最初に3万字程度でスタートからゴールまでのあらすじを書いていたからだと思います。遠回りのようで案外効率の良い方法なので皆様にオススメしたいところ。
スッキリしてくださったという感想がとても嬉しいです!ありがとうございます!
なかなか自分らしさのレールからは逃れることはできないと感じる今日この頃ですので、自分らしさを追及していきましょう!
評価点も非常に助かりました!ありがとうございました!
- 菱川あいず
- 2017年 12月03日 10時58分
[一言]
うーん やっぱりくまぞうは一人は殺ってると思う
主人公をかかえて楽々運んだ描写が死体(あるいは舟?)を一人でも簡単に移動させられるという伏線っぽい
先の展開を楽しみにしてます
うーん やっぱりくまぞうは一人は殺ってると思う
主人公をかかえて楽々運んだ描写が死体(あるいは舟?)を一人でも簡単に移動させられるという伏線っぽい
先の展開を楽しみにしてます
kai101様
いやぁ、大正解過ぎてグゥの根も出ませんでした(笑)
死体を沈めてから運ぶ、というのがこの作品のミソだと思うのですが、その点にも気付かれているようでおそろしいです……
言われてみると、熊蔵を熊みたいな怪力にする必要っていうのが、この作品にはないんですよね。うーん、無駄な伏線を張ってしまいましたね(苦笑)
本作にお付き合いいただきありがとうございます!
読者様の推理を拝読するのはとても楽しいです!
いやぁ、大正解過ぎてグゥの根も出ませんでした(笑)
死体を沈めてから運ぶ、というのがこの作品のミソだと思うのですが、その点にも気付かれているようでおそろしいです……
言われてみると、熊蔵を熊みたいな怪力にする必要っていうのが、この作品にはないんですよね。うーん、無駄な伏線を張ってしまいましたね(苦笑)
本作にお付き合いいただきありがとうございます!
読者様の推理を拝読するのはとても楽しいです!
- 菱川あいず
- 2017年 12月01日 00時04分
[一言]
途中まで書いたところで面倒になって不法投棄した感想に、早速の返信ありがとうございます。
大筋間違っていることが指摘されましたが、気にせず辿り着けなかった結論だけ書かせていただきます。
犯人は金沢のおばさん。理由は作中に出てくる村の女性がこの人しかいない。ですね。
とりあえず犯人だけ当てておけば、経過が間違っていても、大体どや顔できるのでダメもとで書いておきます。
どんな結末を迎えるのか楽しみにしております。
途中まで書いたところで面倒になって不法投棄した感想に、早速の返信ありがとうございます。
大筋間違っていることが指摘されましたが、気にせず辿り着けなかった結論だけ書かせていただきます。
犯人は金沢のおばさん。理由は作中に出てくる村の女性がこの人しかいない。ですね。
とりあえず犯人だけ当てておけば、経過が間違っていても、大体どや顔できるのでダメもとで書いておきます。
どんな結末を迎えるのか楽しみにしております。
空見様
仮に僕が空見様の言う通りのストーリー展開を選択し、村の住人が全員薬物に侵され、神と崇められる女帝によって操られているのだとすれば、その女帝は間違いなく莉李ちゃんにします(ドヤ)
仮に僕が空見様の言う通りのストーリー展開を選択し、村の住人が全員薬物に侵され、神と崇められる女帝によって操られているのだとすれば、その女帝は間違いなく莉李ちゃんにします(ドヤ)
- 菱川あいず
- 2017年 12月01日 00時01分
[一言]
犯人はミズムシイタルコじゃないでしょうか。
最初から提示されていたのです。
ミズムシイタルコが水蛭子でありこの村の海神と推論しているのはミチルだけ。
ミズムシイタルコは神様の名前ではありません。
教祖なのです。ミズムシイタルコはカルト宗教の教祖でこの村を牛耳っている女帝ですね。
そもそもこの小説には異常な描写が目立ちます。
他の感想欄を拝読させてもらうと、
菱川先生のギャグて面白。本当にお茶目なんだから★
って感じですが、それがそもそもミスリードなのです。
例えば村長が魔法を使えることにビビるシーン。あれはギャグではないのです。
マジな伏線です。村長は魔法が存在すると信じているのです。
神様はいるかいないかの話と一緒です。
では何故信じているのか?それこそカルト宗教がこの村を支配している証拠です。
恐らくは大麻由来の幻覚剤を用いられ、ミズムシイタルコという教祖は、
魔法が使える偉大な存在であると村人全員が洗脳されています。
そしてこの村全体で大麻を栽培しており、それがこの宗教の資金源となっています。
恐らくはヘロインまで精製し、海の上でいけない取引を行っているはずです。
最初の殺人はこの取引相手でしょう。
何かミズムシイタルコの怒りをかい、殺されたのです。
人は十センチも深さがあれば死にます。溺死の理由は恐らくはリンチなのです。
こう確信したのは、警察が一切出てこないことです。
死体はいつの間にか片づけられ、立ち入り禁止のテープもない。
これは菱川先生が描写を面倒がって書いていないのではなく、恐らくはよんでないのです。
村人全員がぐるであった。だからミズムシイタルコのことに口をつぐむのです。
主人公が日菜姫に対してみせる異常な行動は薬が関係しているに違いあありません。
日菜姫は事故死でしょう。足の跡あれは巫女舞ですね。
水蛭子
犯人はミズムシイタルコじゃないでしょうか。
最初から提示されていたのです。
ミズムシイタルコが水蛭子でありこの村の海神と推論しているのはミチルだけ。
ミズムシイタルコは神様の名前ではありません。
教祖なのです。ミズムシイタルコはカルト宗教の教祖でこの村を牛耳っている女帝ですね。
そもそもこの小説には異常な描写が目立ちます。
他の感想欄を拝読させてもらうと、
菱川先生のギャグて面白。本当にお茶目なんだから★
って感じですが、それがそもそもミスリードなのです。
例えば村長が魔法を使えることにビビるシーン。あれはギャグではないのです。
マジな伏線です。村長は魔法が存在すると信じているのです。
神様はいるかいないかの話と一緒です。
では何故信じているのか?それこそカルト宗教がこの村を支配している証拠です。
恐らくは大麻由来の幻覚剤を用いられ、ミズムシイタルコという教祖は、
魔法が使える偉大な存在であると村人全員が洗脳されています。
そしてこの村全体で大麻を栽培しており、それがこの宗教の資金源となっています。
恐らくはヘロインまで精製し、海の上でいけない取引を行っているはずです。
最初の殺人はこの取引相手でしょう。
何かミズムシイタルコの怒りをかい、殺されたのです。
人は十センチも深さがあれば死にます。溺死の理由は恐らくはリンチなのです。
こう確信したのは、警察が一切出てこないことです。
死体はいつの間にか片づけられ、立ち入り禁止のテープもない。
これは菱川先生が描写を面倒がって書いていないのではなく、恐らくはよんでないのです。
村人全員がぐるであった。だからミズムシイタルコのことに口をつぐむのです。
主人公が日菜姫に対してみせる異常な行動は薬が関係しているに違いあありません。
日菜姫は事故死でしょう。足の跡あれは巫女舞ですね。
水蛭子
空見様
ご感想ありがとうございます。
さすが空見様。素晴らしい想像力です。僕の創造力が及ばす、この作品がそこまで壮大なストーリーとはなっていないことを恥ずかしく思います。
この小説に異常な描写が目立つのは、僕の頭が狂ってるからです。推理小説としては完全に欠陥ですね。4人のうち一人くらいは「魔法で殺されました。以上」の可能性すらありますね。。
ミズムシイタルコのタブー化と村に警察が来ていないことについては、ちゃんとした説明が必要ということですね。。
実は、その古民家に村長が押しかけて来たシーンには、ある大きな伏線があります。魔法のところではないんですけど(苦笑)
登場人物のほとんどがヤクヅケの小説ってめちゃくちゃヤバいですねwwただ、老人をヤクヅケにしても面白くないので、若い女の子をヤクヅケにするハーレム小説にしましょう(危険思想)
本作はスケールの小さいストーリーですが、最後までお目通ししてくださると幸いです。ありがとうございました。
ご感想ありがとうございます。
さすが空見様。素晴らしい想像力です。僕の創造力が及ばす、この作品がそこまで壮大なストーリーとはなっていないことを恥ずかしく思います。
この小説に異常な描写が目立つのは、僕の頭が狂ってるからです。推理小説としては完全に欠陥ですね。4人のうち一人くらいは「魔法で殺されました。以上」の可能性すらありますね。。
ミズムシイタルコのタブー化と村に警察が来ていないことについては、ちゃんとした説明が必要ということですね。。
実は、その古民家に村長が押しかけて来たシーンには、ある大きな伏線があります。魔法のところではないんですけど(苦笑)
登場人物のほとんどがヤクヅケの小説ってめちゃくちゃヤバいですねwwただ、老人をヤクヅケにしても面白くないので、若い女の子をヤクヅケにするハーレム小説にしましょう(危険思想)
本作はスケールの小さいストーリーですが、最後までお目通ししてくださると幸いです。ありがとうございました。
- 菱川あいず
- 2017年 11月26日 11時11分
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