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[一言]
お久しぶりです、太ましき猫です。
罪悪感と共に手にした傘から始まる怪しさ、晴れない霧の様に後ひく感じが好みで美味しく拝読しておりました。

魂となった存在にとって成仏に至ることが何を意味するのか、生者とは異なる見解があるかもしれないなぁと、ぼんやり考えておりました。明確な隔たりがあるようで、とても身近にも思える存在、日本独特の考え方もあるかもしれませんが惹かれる部分があります。

暑すぎる夏にゾワッと背筋をつたう涼を楽しませて頂きました。
  • 投稿者: 退会済み
  • 2018年 08月15日 22時26分
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[良い点]
楽しませていただきました!
たまに雨の日に傘立てにおいてあるもののなかに、傘の持ち手が白く骨のような不気味な模様のものがあったりして、そういう傘を見ると勝手に「なんだか呪われていそう」なんて持ち主に失礼なことを考えてしまいます苦笑

そんな、日常のなかでゾワリと侵食してくる恐怖が伝わってきてとても良かったです。
ご高覧ありがとうございます。

他人の影、痕跡を感じさせる物品って、時々妙に不安で落ち着かない気持ちにさせられますよね。

道に時々落ちてるヘアピンやイヤリングといった装飾品、手袋や靴……

もしかするとどこかに、落ちているのかもしれません。この世のどこにも対のもう一方が存在しない、片方だけの靴、なんてものが。またぞろ気味が悪い妄想が広がっていく……w

また何かホラーを書く機会があることでしょう。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
[良い点]
冴吹さんって伝奇系ホラーやサスペンス系ホラーに実は向いてるでは?
[気になる点]
もう一本、コスミックじゃないけどクトゥルーっぽいホラーなかったっけ?
補陀落渡海ネタの。
別の人の作品だったかな?
御高覧ありがとうございます。もともと諸星大二郎先生とか好きなので、その辺の好みがいつの間にか資質に近いものになってしまっているかもしれません。

日々勉強です。

仰ってる作品は多分「孤島の影」のことですね。秋口に不定期連載してましたが、どうも本来狙っていたような話運びと雰囲気が出せず、いったん取り下げたうえでなにがまずかったのか検討中です。

そう遠くないうちにお目に掛けられると思いますので、お待ちください。
[一言]
2話まで読了。

その傘を差すと、美しい女と目を合わすことできるという。

不気味だけども、その奇妙な傘を粗末にはできなかった彼の未来に幸はあるのか。

まだまだ始まったばかりという印象。
さてどのくらい続くのか。

次回をゆっくり期待。
ご高覧ありがとうございました。この度ようやく完結です。

同じ道具立てでハートフルなオカルトチックコメディを書くことも可能なのだろうと思いますが、今回は思いっきり救いのない、薄気味悪く読者をもからめとって被害者に仕立ててしまう感じのホラーにしてみたかったのですが、ある程度の及第点をたたきだせたかなと。

お楽しみいただけていれば何よりです。
[良い点]
傘をパクるために散々迷うさまが滑稽でもあり、僕の小市民的な良心が描かれていると思いました。
そしていざ傘を開いてみたら……。
暗鬱な空気が僕の不運な体験を強調させてよい展開ではないかと。
[一言]
流れがどう転ぶかわからない滑りだしですので、これからに期待しております!
ご高覧ありがとうございました。この度ようやく完結いたしました。

何が起きているのかを知るためにネット検索、宗教的な観念と絡めて語られてきた成仏や救済といった仕組みにはまらず、そこからこぼれ落ち続ける死者。
私が考えるモダンホラーのピースを可能な限り組み込んでみました。お楽しみいただければ幸いです。
[良い点]
一話 なんだが 凄く恐怖が伝わってきた
[一言]
雨のなか傘さして出かけるのが 今まさに嫌だ こわいぃぃ
  • 投稿者: Zafi
  • 男性
  • 2017年 10月28日 18時31分
ご高覧ありがとうございます。ようやくこの度完結いたしました。

傘の中、雨から守られた極めてパーソナルな空間に出現する彼女、実在したらものすごく嫌なタイプの怪異だなあと思います。

傘立てに残った誰のものとも知れない傘の薄気味悪さとともに、お楽しみいただければ何よりでした。
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