感想一覧
▽感想を書く[一言]
ドビュッシーのベルガマスク組曲「月の光」が確かに聴こえてくるようでした。
幻想的で、叙情的で……。
この作品は、私にとっては、恋愛もの・ヒューマンドラマというより純文学に値する作品だと感じました。
ドビュッシーのベルガマスク組曲「月の光」が確かに聴こえてくるようでした。
幻想的で、叙情的で……。
この作品は、私にとっては、恋愛もの・ヒューマンドラマというより純文学に値する作品だと感じました。
感想ありがとうございます(^_^)
なぜかこちらだけ見逃してました(^^;
『チロルの秋』がそもそも幻想的・叙情的ですから。
ジャンル分けって難しいですね。たしかに純文学っぽいところもあるし、恋愛だし、人間ドラマでもある……
こういうので長編を書けたらなー……(^_^)
なぜかこちらだけ見逃してました(^^;
『チロルの秋』がそもそも幻想的・叙情的ですから。
ジャンル分けって難しいですね。たしかに純文学っぽいところもあるし、恋愛だし、人間ドラマでもある……
こういうので長編を書けたらなー……(^_^)
- 檸檬 絵郎
- 2017年 12月23日 11時05分
[良い点]
劇中劇、を演じている敏夫と明子。の、回想。
『チロルの秋』という演目を演じた二人と、亡き恋人を孫に重ね合わせる祖父の姿。朱美の恋人が浮気を嗅ぎ取るくらいには、二人は確かに強く恋人同士を演じたのでしょう。
全編を貫く月の光。
様々な入れ子構造に、言葉のセンスを感じました。
『チロルの秋』は存じませんでしたが、古典文学の香りも漂う、とても味わい深い作品でした。
劇中劇、を演じている敏夫と明子。の、回想。
『チロルの秋』という演目を演じた二人と、亡き恋人を孫に重ね合わせる祖父の姿。朱美の恋人が浮気を嗅ぎ取るくらいには、二人は確かに強く恋人同士を演じたのでしょう。
全編を貫く月の光。
様々な入れ子構造に、言葉のセンスを感じました。
『チロルの秋』は存じませんでしたが、古典文学の香りも漂う、とても味わい深い作品でした。
感想ありがとうございます^^
梨野さまの参加作品、実はまだ読みに行けていないのですが、いずれお邪魔しますね^^;
お芝居という遊びの中にもどこか本気の部分があって、お互い心通じるものがあって……というものでした。
夢と現実、現在と過去など、その境界線が曖昧になっている作品が好きで、そういうのを書いてみたくなり、いくつか書いています。
その中でも、『チロルの秋』という戯曲を使った今回の小説は、
現実、過去の現実、芝居、過去の芝居、そして、翌日の朱美の恋人との会話……という複雑な構造にしてみました。
楽しんでいただけて嬉しいです^_^
梨野さまの参加作品、実はまだ読みに行けていないのですが、いずれお邪魔しますね^^;
お芝居という遊びの中にもどこか本気の部分があって、お互い心通じるものがあって……というものでした。
夢と現実、現在と過去など、その境界線が曖昧になっている作品が好きで、そういうのを書いてみたくなり、いくつか書いています。
その中でも、『チロルの秋』という戯曲を使った今回の小説は、
現実、過去の現実、芝居、過去の芝居、そして、翌日の朱美の恋人との会話……という複雑な構造にしてみました。
楽しんでいただけて嬉しいです^_^
- 檸檬 絵郎
- 2017年 11月18日 14時00分
[一言]
幻想的な雰囲気ですね。確かに「月の光」が頭の中に流れてきました。
「月の光」はドビュッシーの中でも特に好きな一曲です。ベルガマスク組曲を通して聴くとなおのこと引き立ちます。
もし文学に印象主義というものがあるとすれば、檸檬さんの文体はまさにそれだと感じました。叙景が浮かんでくるのに、つかみ取ろうとするとあいまいに散逸してきえてしまいそうな、そんなはかない美しさがあります。初めて見る不思議な文体です。
幻想的な雰囲気ですね。確かに「月の光」が頭の中に流れてきました。
「月の光」はドビュッシーの中でも特に好きな一曲です。ベルガマスク組曲を通して聴くとなおのこと引き立ちます。
もし文学に印象主義というものがあるとすれば、檸檬さんの文体はまさにそれだと感じました。叙景が浮かんでくるのに、つかみ取ろうとするとあいまいに散逸してきえてしまいそうな、そんなはかない美しさがあります。初めて見る不思議な文体です。
感想ありがとうございます(^_^)
印象派の絵が好きなのと、梶井基次郎の『檸檬』が好きなので、こんな感じになりました。
輪郭の曖昧さという意味で、印象派と象徴主義って似てるなとも思います。ドビュッシーの曲は象徴詩がもとになってたりしますからね。
印象派の絵が好きなのと、梶井基次郎の『檸檬』が好きなので、こんな感じになりました。
輪郭の曖昧さという意味で、印象派と象徴主義って似てるなとも思います。ドビュッシーの曲は象徴詩がもとになってたりしますからね。
- 檸檬 絵郎
- 2017年 11月12日 15時23分
[良い点]
詩的で情緒的で素晴らしいお話でした。
戯曲はまったくわからないのですが、そのシーンだけでも映像が浮かぶくらい入り込んでしまいました。
中秋の名月。
月の光が過去の思い出をよみがえらせてくれたんですね。
明子を想う俊夫の気持ち、とても素敵でした。
詩的で情緒的で素晴らしいお話でした。
戯曲はまったくわからないのですが、そのシーンだけでも映像が浮かぶくらい入り込んでしまいました。
中秋の名月。
月の光が過去の思い出をよみがえらせてくれたんですね。
明子を想う俊夫の気持ち、とても素敵でした。
感想ありがとうございます(^^)
月の光、うまく使えてたようでよかったーと思っております。
映像が浮かびましたか。ほんの少しの引用で、わかりにくいかなとも思っていたのですが、よかった(^_^)
月の光、うまく使えてたようでよかったーと思っております。
映像が浮かびましたか。ほんの少しの引用で、わかりにくいかなとも思っていたのですが、よかった(^_^)
- 檸檬 絵郎
- 2017年 11月12日 11時18分
[一言]
常に同じ曲が流れていく中、場面だけが次々に変わっていくような、そんなイメージを受けました。月の光の曲を聴きながら…いいですね。
チロルの秋という作品は知りませんが、存分に楽しませていただきました^ ^
常に同じ曲が流れていく中、場面だけが次々に変わっていくような、そんなイメージを受けました。月の光の曲を聴きながら…いいですね。
チロルの秋という作品は知りませんが、存分に楽しませていただきました^ ^
感想ありがとうございます^^
シーンのつながりを感じていただけてよかったです。
『月の光』って、情景が思い浮かぶというか、私には何かストーリーがあるように聴こえるのです。
もともと象徴詩をイメージして作られた曲だからでしょうか……
『チロルの秋』は、好きな戯曲です。芝居と現実が……というところが素敵。
シーンのつながりを感じていただけてよかったです。
『月の光』って、情景が思い浮かぶというか、私には何かストーリーがあるように聴こえるのです。
もともと象徴詩をイメージして作られた曲だからでしょうか……
『チロルの秋』は、好きな戯曲です。芝居と現実が……というところが素敵。
- 檸檬 絵郎
- 2017年 11月11日 12時24分
[一言]
綺麗な物語ですね。
『若い頃は頑固じゃったが、今はもう、真ん丸になってしもうた……」彼はそう言うと空を見上げ、また目を細めた。「お月さんは変わらず、すべすべしとる」』
ここの文章、読んでいて好きになりました!
綺麗な物語ですね。
『若い頃は頑固じゃったが、今はもう、真ん丸になってしもうた……」彼はそう言うと空を見上げ、また目を細めた。「お月さんは変わらず、すべすべしとる」』
ここの文章、読んでいて好きになりました!
感想ありがとうございます^^
そこに食いついてくださいましたか。
月の光というのをはじめに入れたので、月のイメージを使いたくて……
本当はね、ドビュッシーの曲名も本文に入れたかったのですが、うまく入れられず、消してしまいました(笑)
もう少しけだるい感じのストーリーになれば入れられたのですが……
そこに食いついてくださいましたか。
月の光というのをはじめに入れたので、月のイメージを使いたくて……
本当はね、ドビュッシーの曲名も本文に入れたかったのですが、うまく入れられず、消してしまいました(笑)
もう少しけだるい感じのストーリーになれば入れられたのですが……
- 檸檬 絵郎
- 2017年 11月11日 12時19分
[良い点]
『チロルの秋』を知らないのですが、作中の引用と、俊夫と明子のやり取りが重なって、二人の心情も重なったのだろうなと思います。
現在の浮気疑惑と祖、父と孫のやり取りも重なりあう。時間、人間、やり取りがそれぞれ独立しながら重なるのが、不思議と温かく美しく感じました。
俊夫の愛はどこまでも純粋で情熱的だったんでしょうね。
『チロルの秋』を知らないのですが、作中の引用と、俊夫と明子のやり取りが重なって、二人の心情も重なったのだろうなと思います。
現在の浮気疑惑と祖、父と孫のやり取りも重なりあう。時間、人間、やり取りがそれぞれ独立しながら重なるのが、不思議と温かく美しく感じました。
俊夫の愛はどこまでも純粋で情熱的だったんでしょうね。
感想ありがとうございます^^
戯曲って、あまり読まれないですからね。
今のところ、キーワード検索で「岸田國士」と入れて出てくるのは私の作品だけです(笑)
重なり合って、溶け合って……みたいなのが好きなのです。
夢と現実の境界が曖昧なものとか。
俊夫さんの愛を感じていただけて嬉しいです^^
戯曲って、あまり読まれないですからね。
今のところ、キーワード検索で「岸田國士」と入れて出てくるのは私の作品だけです(笑)
重なり合って、溶け合って……みたいなのが好きなのです。
夢と現実の境界が曖昧なものとか。
俊夫さんの愛を感じていただけて嬉しいです^^
- 檸檬 絵郎
- 2017年 11月10日 21時45分
[良い点]
小過去、大過去そして現在と、場面を切り取り最後に繋ぐのが、演出としてとても面白かったです。
気になるのは祖父が呆けているのか正気なのかですね。
明美が主観で答えてますが、ボヤけたままなぞを残すのも、個人的には好きです。
[気になる点]
一人称と三人称視点が混ざってます。
そういう演出なら申し訳ないですが、三人称も神様視点ではなく一人称よりの三人称(地の文に感情がある。背後霊視点?)なので、統一してもいいかなと思いました。
[一言]
彼氏のぶつける宛のない嫉妬心に同情します。
でも、満ちるのは今日。
存分に取り返してほしいです。
小過去、大過去そして現在と、場面を切り取り最後に繋ぐのが、演出としてとても面白かったです。
気になるのは祖父が呆けているのか正気なのかですね。
明美が主観で答えてますが、ボヤけたままなぞを残すのも、個人的には好きです。
[気になる点]
一人称と三人称視点が混ざってます。
そういう演出なら申し訳ないですが、三人称も神様視点ではなく一人称よりの三人称(地の文に感情がある。背後霊視点?)なので、統一してもいいかなと思いました。
[一言]
彼氏のぶつける宛のない嫉妬心に同情します。
でも、満ちるのは今日。
存分に取り返してほしいです。
- 投稿者: 退会済み
- 2017年 11月10日 11時53分
管理
感想ありがとうございます。
いくつかの世界(場面)を同時進行? で書いていくというのをやってみたかったのです^^
それから、芝居なのか本心なのか……というのも。
岸田國士の戯曲は、作中の人物がさらに芝居をしているという構造がおもしろくて好きなんです。実は、私の作品で『チロルの秋』を使っているのはこれで二作目(笑)
俊夫と明子の場面、地の文をどうするか悩みました。まさか朱美に語らせるわけにもなあ……と^^;
そこだけ不自然なんですよね……
いくつかの世界(場面)を同時進行? で書いていくというのをやってみたかったのです^^
それから、芝居なのか本心なのか……というのも。
岸田國士の戯曲は、作中の人物がさらに芝居をしているという構造がおもしろくて好きなんです。実は、私の作品で『チロルの秋』を使っているのはこれで二作目(笑)
俊夫と明子の場面、地の文をどうするか悩みました。まさか朱美に語らせるわけにもなあ……と^^;
そこだけ不自然なんですよね……
- 檸檬 絵郎
- 2017年 11月10日 12時26分
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