エピソード66の感想一覧

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[良い点]
魔王が倒され魔族の脅威の少ない世界になって、聖女が自分の生活をできる様になった事。
神様(?ですよねー)が魔王に対して聖女を天敵として生み出す設定なのかもしれませんが、討伐後の生活は聖女の自由の様なので、イーディスとウォルターが互いを想いあって幸せに暮らせる様になったのが一番良い事です。
誤字等無く楽しく読みました。素敵な物語を読ませて頂きました。ありがとうございます。
[気になる点]
やはり魔族に関する諸々が語られ無かったのが残念です。猫魔族が褒め倒されて「照れるにゃー。少しだけにゃー」と語るのか見たかったです。
[一言]
『未来視の魔眼からは逃げられない!』ですかね?クリスティーヌは族滅の未来を回避する為に出来る事はなんでもやりましたが、手当たり次第で、“炊き出し”の様な短期で短絡的な事にまで手を出したのは残念でした。長期的な展望を待てなかったのには同情しますが。魔王討伐隊は尖った人の集まりで、要は『殺戮集団』で人間性は二の次の集まりですから、魔王討伐後(遠征後)に社会不適合者として破滅するのも納得出来ます。ただ、クリスティーヌは「王太子と聖女を見張りたい」ついでに魔王討伐しただけで、討伐後も「目先の善い事」を懸命にしていただけなので、不遇な扱いには「あんまりじゃね?」と思いましたよ。レオポルトが愚行の悔悟から自滅するのは「ザマァ!」ですし「もっと苦しむのだあー!」ですが、一応悔悟している訳で。アキレスは反省どころか「やってやったぜ!」と誇ってますよね。イーディスはアキレスのやらかしにどう向き合うのか心配です。全てを魔王のせいにするんですか?まぁ皆が納得しているので、一読者が「それで良いのか?」と疑念を持つのは余計な事なのかもしれません。一族家族を滅ぼされ薬漬けの娼婦にされたクリちゃんを思うと、アキレスには罪の意識を持って償いに生きて欲しい処です。クリちゃんにも幸あれ。
感想ありがとうございます。返信が遅くなってしまい大変申し訳ありません。

聖女の成長物語として書き始めたので、そこを評価していただけて嬉しいです!ありがとうございます。
魔族に対する掘り下げについても、私も課題だと思います。ご指摘、ありがとうございます。今後に生かしていきたいです。
また、今作の結末(クリスティーヌとアキレス)につきましては、私としても未熟な部分が多く、いま読み返してみると「もっと別の展開にした方が良かった」と思う個所が多く、当時を想うと恥ずかしく、また自分の力量不足に悔しいばかりです。
電子書籍版では、執筆当時の私が解決できなかったことを反省し、いまの自分の全力を注ぎこんだ作品となっています。
本作の後悔が多い分、のちの作品にいかされていると思いたいです。
[良い点]
完結お疲れさまでした。弟が助かって良かったです。
[気になる点]
弟君に救いを提示するなら他のキャラにも提示できたように思いました。うーん勿体ない…悪役を押し付けられた令嬢をこんな形で落とす必要はあったのでしょうか…旅が終わり形が変わり、それぞれ気付きがあって成長していく、そして反省する、という方が良かったなあ。
そして仲良くできる魔族がいるなら、そもそも彼らはどういう位置付けなのか、とか、人間と魔族の違いの根元に触れたりとか、しても良かったかと。
うーん、どうにも後味が悪いです。ざまあしてすっきり!ともならない不完全燃焼感が強いです。残念。

  • 投稿者: 陽菜
  • 2022年 04月11日 19時49分
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