エピソード1353の感想一覧

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[一言]
クローズド・サークルと言った方が分かりやすいと思いますが、テーマを日本語で統一したい等の理由でしたら申し訳ありません。

涼宮ハルヒシリーズで、古泉くんはクローズド・サークルをアマチュア探偵が警察に邪魔をされずに事件を解決する為の舞台装置だと定義していました。

そもそも殺人事件が起きたら警察が捜査すればいいので、それができない状況でないと主人公が推理しようがない、という意味です。

そういう意味では二作目以降の金田一やコナンもクローズド・サークルにする意味は薄いです。

金田一は剣持のオッサンや明智警視といった強いコネクションを手に入れているので事件に首を突っ込みやすいです。

コナンの場合、工藤新一は有名な高校生探偵であり父は世界的なミステリー作家です。

毛利小五郎も元警察官の探偵で、目暮警部には「そろそろ何か閃かないか?」と当てにされてるぐらいです。

変わったクローズド・サークルでは「屍人荘の殺人」が有名です。

かなり強引な手段でクローズド・サークルを作り出すのですが、その後は論理的な推理物になっています。

他にも「11人いる」や「彼方のアストラ」は宇宙を舞台にしたクローズド・サークルです。

ただ、これらはミステリー要素よりも「疑心暗鬼に陥りながも協力しあわなければ無事に帰れない状況下で友情を育んでいく」というテーマの方が強いと思います。




  • 投稿者: 別府
  • 30歳~39歳 男性
  • 2020年 10月27日 22時35分
 別府様、ご感想ありがとうございます。

 基本的には「日本語」の単語で説明するように心がけております。
 どうしても「英語」にしないと説明しづらいようなときに意図して「英語」を使っているので、ちょっと婉曲すぎるときがありますね。
『屍人荘の殺人』はミステリー大賞も獲った名作ですね。こういう作品が書ければ江戸川乱歩賞とか横溝正史ミステリ大賞なんかも狙えるんですよね。分析しがいのある作品だと思います。

『金田一少年の事件簿』『名探偵コナン』のみならず、『サイコメトラーEIJI』なんかでも、警察とコネを作って推理を成立させるんですよね。まぁ金田一耕助だって明智小五郎だって警察とはコネがありましたし、公的に私立探偵が存在し得ない日本では王道なのでしょう。

 ご指摘を受けまして、以降の連載では横文字での併記も考慮して執筆していきたいと存じます。
 また気になるところがございましたらご指摘いただければ幸いです。
 毎回ネタを生み出すのに苦労して、それをできるだけ日本語でわかるように書く、を心がけていました。
 いちおう物語の100本ノックが無事終わりそうので、次の篇の構想を練っております。
 次の篇がお役に立てるよう、熟考致します。
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