エピソード1391の感想一覧
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[一言]
初めまして。いつもためになるコラムを読ませて頂いています。
今回は命題についてのお話ですが、例えば「推理」のような、ジャンルともいえる広いものでも良いのでしょうか。カイ.アルザードSSTM様の命題が「説論」「探求」と具体的でしたので、少し気になってしまいました。
これからもコラムを読ませて頂きます。
初めまして。いつもためになるコラムを読ませて頂いています。
今回は命題についてのお話ですが、例えば「推理」のような、ジャンルともいえる広いものでも良いのでしょうか。カイ.アルザードSSTM様の命題が「説論」「探求」と具体的でしたので、少し気になってしまいました。
これからもコラムを読ませて頂きます。
- 投稿者: 退会済み
- 2020年 12月05日 05時19分
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エピソード1391
黒犬様、初めまして。カイ.アルザードSSTMと申します。
「命題」は「推理」のような広いものでもかまいません。
ただし、それは今から設定するものではないのです。
黒犬様の書いてきた文章を解析して、「どうも物事の本質に迫りたくて仕方がない」「推理小説を読むのが大好物」な性分だとわかったら「命題」が「推理」だとわかります。
つまり今から「命題」を「推理」に設定するのではなく、今までの人生を通して「推理」の文章を多く読んできた、書いてきた、という事実こそが「命題」なのです。
私はときどき小説投稿サイトの依頼作の添削や講評をしています。
これも「説諭」したいという「命題」の為せる技です。
そして「小説」を究めようと思って本コラムを書き始めてしまうのは「探究」の表れと言えます。
自身の過去を振り返って「命題」を見つけ出すほうが、今から「命題」を設定するよりも早いし確実です。
しかしこれから「推理」もので身を立てたい。「推理」を「命題」にしたい。
黒犬様はそうお考えなのではないでしょうか。
少なくとも「今以上の小説が書きたい」という「探究」心があるから本コラムを探し当てたのです。
つまり黒犬様は「探究」の「命題」をすでに獲得していると思われます。
あとはその「探究」の目で大好きな「推理小説」を何本も読んで「どうしてこんなに惹き込まれるのだろう」と探ってみてください。
ただ「この推理小説、面白い!」だけでなく、「どうしてこんなに面白いんだろう?」と書き手の目線から読みましょう。
好きなものを百本読んでも身につかなかったものが、書き手目線で読めば三作で身につきます。
この「書き手目線」こそが「探究」です。
内田康夫氏でも西村京太郎氏でも赤川次郎氏でもかまいません。
大好きな書き手の作品をひたすら「書き手目線」で読み返してみましょう。
そこから本格的に「推理」が「命題」へと昇華していきます。
たとえば『金田一少年の事件簿』や『名探偵コナン』が好きだから「推理」を「命題」にしたい場合。マンガと小説は形がまるで異なるので、面白い「推理小説」にはたどり着けないでしょう。
ですが「推理」要素のある小説ならいくらでも書けます。
もし本格的に「推理」小説で勝負したいのなら、「推理小説」を参考にしましょう。
「推理」を「命題」に昇華させてくださいね。
そうすれば「書きたい推理小説」が書けますよ。
カイ.アルザードSSTMより
「命題」は「推理」のような広いものでもかまいません。
ただし、それは今から設定するものではないのです。
黒犬様の書いてきた文章を解析して、「どうも物事の本質に迫りたくて仕方がない」「推理小説を読むのが大好物」な性分だとわかったら「命題」が「推理」だとわかります。
つまり今から「命題」を「推理」に設定するのではなく、今までの人生を通して「推理」の文章を多く読んできた、書いてきた、という事実こそが「命題」なのです。
私はときどき小説投稿サイトの依頼作の添削や講評をしています。
これも「説諭」したいという「命題」の為せる技です。
そして「小説」を究めようと思って本コラムを書き始めてしまうのは「探究」の表れと言えます。
自身の過去を振り返って「命題」を見つけ出すほうが、今から「命題」を設定するよりも早いし確実です。
しかしこれから「推理」もので身を立てたい。「推理」を「命題」にしたい。
黒犬様はそうお考えなのではないでしょうか。
少なくとも「今以上の小説が書きたい」という「探究」心があるから本コラムを探し当てたのです。
つまり黒犬様は「探究」の「命題」をすでに獲得していると思われます。
あとはその「探究」の目で大好きな「推理小説」を何本も読んで「どうしてこんなに惹き込まれるのだろう」と探ってみてください。
ただ「この推理小説、面白い!」だけでなく、「どうしてこんなに面白いんだろう?」と書き手の目線から読みましょう。
好きなものを百本読んでも身につかなかったものが、書き手目線で読めば三作で身につきます。
この「書き手目線」こそが「探究」です。
内田康夫氏でも西村京太郎氏でも赤川次郎氏でもかまいません。
大好きな書き手の作品をひたすら「書き手目線」で読み返してみましょう。
そこから本格的に「推理」が「命題」へと昇華していきます。
たとえば『金田一少年の事件簿』や『名探偵コナン』が好きだから「推理」を「命題」にしたい場合。マンガと小説は形がまるで異なるので、面白い「推理小説」にはたどり着けないでしょう。
ですが「推理」要素のある小説ならいくらでも書けます。
もし本格的に「推理」小説で勝負したいのなら、「推理小説」を参考にしましょう。
「推理」を「命題」に昇華させてくださいね。
そうすれば「書きたい推理小説」が書けますよ。
カイ.アルザードSSTMより
- カイ.智水
- 2020年 12月05日 17時42分
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