感想一覧
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なんつーか、本当に過去あった、と言われても納得しそうな話で、大変楽しめました。
婚約破棄一つ取っても色々ありますね。
なんつーか、本当に過去あった、と言われても納得しそうな話で、大変楽しめました。
婚約破棄一つ取っても色々ありますね。
[一言]
赤毛の子供達に不幸の呪いがいくのはひどくないっすか!
未来に解決策があることを願ってやみませんヽ(;▽;)ノ
赤毛の子供達に不幸の呪いがいくのはひどくないっすか!
未来に解決策があることを願ってやみませんヽ(;▽;)ノ
お返事遅くなって申し訳ありません、吹野様。
人外とわかる容姿(赤毛)や能力を持って生まれて来てしまうので、時には化け物だと蔑まれ、時には人並みの幸せを得、時には人間同士のように心変わりをされ、時にはお伽話の主人公になる。そんな波乱万丈が人よりも多くあり、
人よりも苦難の多い分、発火能力を持つ者を愛する人の愛は揺るぎないものになります。
雨の後に虹がかかるように、報われない想いをした後にはいい出会いもあるのです。
ご感想ありがとうございました。
人外とわかる容姿(赤毛)や能力を持って生まれて来てしまうので、時には化け物だと蔑まれ、時には人並みの幸せを得、時には人間同士のように心変わりをされ、時にはお伽話の主人公になる。そんな波乱万丈が人よりも多くあり、
人よりも苦難の多い分、発火能力を持つ者を愛する人の愛は揺るぎないものになります。
雨の後に虹がかかるように、報われない想いをした後にはいい出会いもあるのです。
ご感想ありがとうございました。
- Ash
- 2017年 11月30日 08時49分
[良い点]
中世ヨーロッパを思わせる様な物語の始まりに、限られた文字数で壮大なスケールが待っている――そんな期待感が持てて良かったです。
途中、色々な結末を予想させるあるいは気持ちのどこかで分岐して楽しませる雰囲気が出ていたと思います。
[気になる点]
恐らく、作者のAsh様個人が好きな舞台を持ち込んだのだろうとは思いますが、読み手にとってどの登場人物がどんな役割を演じているのかが何度も読み返さないと分からない点が気になりました。
端的に言えば、主役や脇役の名前の長さが物語の中盤までに行くと誰がどの役割を演じているのか、分からなくなってしまう等です。
まあ、舞台が舞台なだけに仕方がないと言えばそれまでですが……。
[一言]
タイトル通りの婚約破棄の現場を洋風に仕立て上げた技力、短い文章の中で読み手を意識させる様な高揚感にはハラハラドキドキさせられました。
ただ、ミステリ的要素を酌むならばの話ですがラストに一捻り欲しかったです!
それと、終盤の火の妖精が出てくる場面は個人的には好きですよ。
中世ヨーロッパを思わせる様な物語の始まりに、限られた文字数で壮大なスケールが待っている――そんな期待感が持てて良かったです。
途中、色々な結末を予想させるあるいは気持ちのどこかで分岐して楽しませる雰囲気が出ていたと思います。
[気になる点]
恐らく、作者のAsh様個人が好きな舞台を持ち込んだのだろうとは思いますが、読み手にとってどの登場人物がどんな役割を演じているのかが何度も読み返さないと分からない点が気になりました。
端的に言えば、主役や脇役の名前の長さが物語の中盤までに行くと誰がどの役割を演じているのか、分からなくなってしまう等です。
まあ、舞台が舞台なだけに仕方がないと言えばそれまでですが……。
[一言]
タイトル通りの婚約破棄の現場を洋風に仕立て上げた技力、短い文章の中で読み手を意識させる様な高揚感にはハラハラドキドキさせられました。
ただ、ミステリ的要素を酌むならばの話ですがラストに一捻り欲しかったです!
それと、終盤の火の妖精が出てくる場面は個人的には好きですよ。
お返事遅くなって申し訳ありません、くをん様。
気になる点は何年も改善できていない欠点です。二人以上が会話をしている場合に区別できる書き方ができるようにもう少し工夫します。
ギリシャ風の世界ですが、妖精は『ルンペルシュティルツヒェン』や『トム・ティット・トット』などのシーリーコート(アンシーリーコート)を意識して書いています。人の心変わりなどをよく知る狡猾な火の妖精と政治的な意味の重要性を知っていたアポロニアの賭け。火の妖精の登場がタイミングが良すぎたのも、賭けの途中棄権を申し出させようと王子の動向をずっと二人で見ていたからです。
これがあの唐突で呆気にとられている間に終わってしまう妖精のシーンの裏側になります。
ご感想ありがとうございました。
気になる点は何年も改善できていない欠点です。二人以上が会話をしている場合に区別できる書き方ができるようにもう少し工夫します。
ギリシャ風の世界ですが、妖精は『ルンペルシュティルツヒェン』や『トム・ティット・トット』などのシーリーコート(アンシーリーコート)を意識して書いています。人の心変わりなどをよく知る狡猾な火の妖精と政治的な意味の重要性を知っていたアポロニアの賭け。火の妖精の登場がタイミングが良すぎたのも、賭けの途中棄権を申し出させようと王子の動向をずっと二人で見ていたからです。
これがあの唐突で呆気にとられている間に終わってしまう妖精のシーンの裏側になります。
ご感想ありがとうございました。
- Ash
- 2017年 11月30日 08時26分
[一言]
神隠しにあったとは言えその事実を当事者に内緒で、しかも戻ってくるかもしれない何てふわっとした理由で許可する王とかなんぞ
そもそも好きあった訳でもなし全く会えもしていないのに何故待たねばならないのかな?
そういうのは好きあった者同士ならまだ分からないでもない、ただ好きあったもの同士だとしても勝手なマイルールで3年と知らされもしない事を破った所で責められるいわれもない
で、おうじわるーいに持っていくのが最も意味が分からない
周りの貴族も何もかも全てがボンクラ設定なのか
神隠しにあったとは言えその事実を当事者に内緒で、しかも戻ってくるかもしれない何てふわっとした理由で許可する王とかなんぞ
そもそも好きあった訳でもなし全く会えもしていないのに何故待たねばならないのかな?
そういうのは好きあった者同士ならまだ分からないでもない、ただ好きあったもの同士だとしても勝手なマイルールで3年と知らされもしない事を破った所で責められるいわれもない
で、おうじわるーいに持っていくのが最も意味が分からない
周りの貴族も何もかも全てがボンクラ設定なのか
ご感想ありがとうございます、桂様。
相手が病弱で何年も会えないからと言って、会いに行こうとせずにこんな場所で婚約破棄しようとしたのが王子の問題なのです。
人外に攫われたのを病弱を理由にして王は裏で暗躍しています。貴族たちの意見もアポロニアとの婚約を破棄する呼び水です。王はポイディクス夫妻の希望の為と綺麗なことを言っていますが、アポロニアの家に泥をかぶせて王子の評判に傷一つ付けないようにしています。
王子に与えられている情報とポイディクスとの会話で得た情報の相違をうまく伝えられなかったのは作者の力不足でした。申し訳ありません。
アポロニアとの賭けが三年となっているのは、火の妖精に諦めて欲しくて言っただけです。人前に一年出られない時点で健康に問題があると見なされますし、攫われているので婚約解消されることもアポロニアは理解していました。暗にお断りされていたことに気付かず、火の妖精は賭けを守って律義に待っていました。誓いや約束に縛られるのが妖精の性質なので。
相手が病弱で何年も会えないからと言って、会いに行こうとせずにこんな場所で婚約破棄しようとしたのが王子の問題なのです。
人外に攫われたのを病弱を理由にして王は裏で暗躍しています。貴族たちの意見もアポロニアとの婚約を破棄する呼び水です。王はポイディクス夫妻の希望の為と綺麗なことを言っていますが、アポロニアの家に泥をかぶせて王子の評判に傷一つ付けないようにしています。
王子に与えられている情報とポイディクスとの会話で得た情報の相違をうまく伝えられなかったのは作者の力不足でした。申し訳ありません。
アポロニアとの賭けが三年となっているのは、火の妖精に諦めて欲しくて言っただけです。人前に一年出られない時点で健康に問題があると見なされますし、攫われているので婚約解消されることもアポロニアは理解していました。暗にお断りされていたことに気付かず、火の妖精は賭けを守って律義に待っていました。誓いや約束に縛られるのが妖精の性質なので。
- Ash
- 2017年 11月23日 13時28分
[気になる点]
なぜこの展開で王子が悪い事に??
戻って来るかわからない、戻って来たとしてもどんな状態になっているかもわからない、そんな人の為に「王太子の婚約者枠」を二年も空けておくには余りに理由が弱すぎると感じました。
継承順位が低く影響の少ない王子で、期間も一年程であれば、まぁギリ……少しは王子のせいにしてもいいかな、と思います。
それでも、公衆の面前で事情が明かされてるのに妖精の言い分だけがまかり通った理由はよくわかりませんが。妖精マジックで記憶操作されたとかでしょうか。
なぜこの展開で王子が悪い事に??
戻って来るかわからない、戻って来たとしてもどんな状態になっているかもわからない、そんな人の為に「王太子の婚約者枠」を二年も空けておくには余りに理由が弱すぎると感じました。
継承順位が低く影響の少ない王子で、期間も一年程であれば、まぁギリ……少しは王子のせいにしてもいいかな、と思います。
それでも、公衆の面前で事情が明かされてるのに妖精の言い分だけがまかり通った理由はよくわかりませんが。妖精マジックで記憶操作されたとかでしょうか。
ご感想ありがとうございます、千代華様。
王子はタイミングが悪い。それ以外に彼に悪気も何もありません。
王子も一年は待ちましたし、王は王子を止めながらも水面下では次の婚約者の選定をしています。
王が婚約破棄させるのも時間の問題という時に先走った王子が自爆したという話です。
妖精の言い分が通るのはアポロニアに対してだけです。他の人々はポカーンです。
ですからあの後、アポロニアは病に倒れたのではなく妖精に攫われていたこと。王子の不用意な一言で彼女が妖精のものになってしまったことしかわかりません。
王子はタイミングが悪い。それ以外に彼に悪気も何もありません。
王子も一年は待ちましたし、王は王子を止めながらも水面下では次の婚約者の選定をしています。
王が婚約破棄させるのも時間の問題という時に先走った王子が自爆したという話です。
妖精の言い分が通るのはアポロニアに対してだけです。他の人々はポカーンです。
ですからあの後、アポロニアは病に倒れたのではなく妖精に攫われていたこと。王子の不用意な一言で彼女が妖精のものになってしまったことしかわかりません。
- Ash
- 2017年 11月23日 13時07分
[一言]
赤毛の一族は子孫も苦しむ。
王族は詩人に歌わせて美談で上書き。
アポロニアは火の妖精に囚われた一生。
王子は針のムシロながらも望んだ相手と結婚。
しかも美談に上書きさせるような指示を出す始末。
どう見てもバッドエンド、わぁーお
赤毛の一族は子孫も苦しむ。
王族は詩人に歌わせて美談で上書き。
アポロニアは火の妖精に囚われた一生。
王子は針のムシロながらも望んだ相手と結婚。
しかも美談に上書きさせるような指示を出す始末。
どう見てもバッドエンド、わぁーお
ご感想ありがとうございます、にゅうさん様。
その通りですね。
アポロニアの子どもたちの時代は王の後ろめたい気持ちのおかげで好意的ですが、それも時代が過ぎるにつれて薄れ、赤毛(先祖返り)の子孫は化け物と陰口を叩かれて苦しみます。
王家も彼らに好意的な風潮をずっと作ってくれたらよかったのに・・・。
その通りですね。
アポロニアの子どもたちの時代は王の後ろめたい気持ちのおかげで好意的ですが、それも時代が過ぎるにつれて薄れ、赤毛(先祖返り)の子孫は化け物と陰口を叩かれて苦しみます。
王家も彼らに好意的な風潮をずっと作ってくれたらよかったのに・・・。
- Ash
- 2017年 11月23日 12時27分
[一言]
アポロニアには気の毒だけど死んでも心を許さなかったらかんぜんに勝利者は居なくなるので救いは無いけど理不尽なゲームを強いた妖精に一矢報いたとも言えるのかなぁ。
アポロニアには気の毒だけど死んでも心を許さなかったらかんぜんに勝利者は居なくなるので救いは無いけど理不尽なゲームを強いた妖精に一矢報いたとも言えるのかなぁ。
ご感想ありがとうございます、TOMOKICHI様。
そうですね。火の妖精は王子と恋人がイチャついている場面を見せたりしてアポロニアの心を折ろうとしていたので、そうされても仕方ないと思います。
色々間違えた火の妖精。心を手に入れられなくても平気なクズでないことだけが唯一好意を抱けるポイントですね。
そうですね。火の妖精は王子と恋人がイチャついている場面を見せたりしてアポロニアの心を折ろうとしていたので、そうされても仕方ないと思います。
色々間違えた火の妖精。心を手に入れられなくても平気なクズでないことだけが唯一好意を抱けるポイントですね。
- Ash
- 2017年 11月23日 12時14分
[一言]
>美談なお伽話にすり替えられるのは王子夫妻の死後で、何十年もかかったと思います。
・・・権力怖い><
>赤毛で報われない恋をする者たち
一族にはちゃんと伝承されているのだろうか?
>美談なお伽話にすり替えられるのは王子夫妻の死後で、何十年もかかったと思います。
・・・権力怖い><
>赤毛で報われない恋をする者たち
一族にはちゃんと伝承されているのだろうか?
ご感想ありがとうございます、黄金拍車様。
歴史は勝者が作るものですから、王子の婚約者が火の妖精の試練を受けて王子と彼女は祝福がもらえたとか、その時に一緒にいたポイディクス家の娘が火の妖精と恋に落ちたとか好き勝手捻じ曲げられていったと思います。その一つがお伽話だったわけでして。
一族には真実は伝わっていません。
アポロニアの子どもたちは人々に好意的に受け入れられているので真実を知らなくてもいいのではないかと祖父母は考え、真実を知った本人たちも自分の人生が幸福だったので火の妖精の血を引く心構え的な記録しか残していません。
同じ人間同士でも報われない想いを抱くのに、人々が妖精の血を引く者に好意的でなくなった時代に赤毛(先祖返り)になってしまった子孫は更に幸薄くなります。
歴史は勝者が作るものですから、王子の婚約者が火の妖精の試練を受けて王子と彼女は祝福がもらえたとか、その時に一緒にいたポイディクス家の娘が火の妖精と恋に落ちたとか好き勝手捻じ曲げられていったと思います。その一つがお伽話だったわけでして。
一族には真実は伝わっていません。
アポロニアの子どもたちは人々に好意的に受け入れられているので真実を知らなくてもいいのではないかと祖父母は考え、真実を知った本人たちも自分の人生が幸福だったので火の妖精の血を引く心構え的な記録しか残していません。
同じ人間同士でも報われない想いを抱くのに、人々が妖精の血を引く者に好意的でなくなった時代に赤毛(先祖返り)になってしまった子孫は更に幸薄くなります。
- Ash
- 2017年 11月23日 12時01分
[一言]
火の妖精以外は、誰一人幸せにならない話ですね。
アポロニアも寿命で死ぬ寸前には、『幸せだった』と思えたらいいのですが、例えそれがストックホルムであっても。
ただ王子夫妻は苦悩したと言われても、結局は好きな相手と結ばれたんだから最終的には幸せなんじゃない?と思ってしまいます。
社交界で『火の妖精に婚約者を売り渡して自分たちだけ幸せになった王子夫妻』と常に呼ばれて責められたとかならまだいいのですが。
面白かったです。
火の妖精以外は、誰一人幸せにならない話ですね。
アポロニアも寿命で死ぬ寸前には、『幸せだった』と思えたらいいのですが、例えそれがストックホルムであっても。
ただ王子夫妻は苦悩したと言われても、結局は好きな相手と結ばれたんだから最終的には幸せなんじゃない?と思ってしまいます。
社交界で『火の妖精に婚約者を売り渡して自分たちだけ幸せになった王子夫妻』と常に呼ばれて責められたとかならまだいいのですが。
面白かったです。
ご感想ありがとうございます、いずはら深海様。
ええ。火の妖精一人勝ちの話です。
なので、アポロニアには諦めるか絆されて幸せになって欲しいと思います。
誤字のついでに王子たちのその後をちょっと修正しました。
婚約破棄のおかげで王子は婚約者を自分の私益の為に妖精に差し出し、王子の妻は恋敵を人外に生贄に出すような人物だと民衆に思われています。
それに王子自身も自分の我儘でアポロニアが妖精に囚われた生活が続くと知っていますから、良心の呵責もあります。アポロニアの家族を見る度に自責の念にかられ、多くの陰口を叩かれながら王子夫妻は生きていくのです・・・。
美談なお伽話にすり替えられるのは王子夫妻の死後で、何十年もかかったと思います。
ええ。火の妖精一人勝ちの話です。
なので、アポロニアには諦めるか絆されて幸せになって欲しいと思います。
誤字のついでに王子たちのその後をちょっと修正しました。
婚約破棄のおかげで王子は婚約者を自分の私益の為に妖精に差し出し、王子の妻は恋敵を人外に生贄に出すような人物だと民衆に思われています。
それに王子自身も自分の我儘でアポロニアが妖精に囚われた生活が続くと知っていますから、良心の呵責もあります。アポロニアの家族を見る度に自責の念にかられ、多くの陰口を叩かれながら王子夫妻は生きていくのです・・・。
美談なお伽話にすり替えられるのは王子夫妻の死後で、何十年もかかったと思います。
- Ash
- 2017年 11月19日 21時46分
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